逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

フールプルーフ(fool proof 馬鹿避け)が駄目な欠陥オスプレイ

2012年10月03日 | 政治

『在庫一掃バーゲンセールの野田改造内閣』

『近いうち解散』の口約束で自公を騙したらしい野田佳彦は3回目の在庫一掃セール的な内閣改造を行う、
閉店期日が迫っているので、今までに何らかの理由で大臣になれなかった閣僚未経験議員10人を、まとめてバーゲンセール的に任命する『店じまい』内閣である。
今回の新任大臣であるが、自民党時代に科学技術庁長官や外務大臣を歴任した田中真紀子文部科学省大臣と同じで、『何かの具体的な理由』が原因で、今まで大臣になっていない欠陥品か前科持ち。
いわばアウトレッドの『大臣』による内閣ですね。元はブランド品だったのだが、年式遅れかキズモノの訳あり商品を安く調達して組閣した。
村山富市内閣時代の田中真紀子は、旧科学技術庁長官として官房長を更迭したり事務次官には異例の『退任要請』を行い官僚に対して、政治家(大臣)の人事権を行使して官僚組織を震えあがらせる。
その後小泉の総理大臣就任に尽力した褒賞として内閣の最重要閣僚の外務大臣になった田中真紀子は、前回と同じように人事権を行使しょうとして、エリート中の超エリート集団である外務省キャリア官僚と正面衝突したらしい。
『政治家主導』なら、田中真紀子大臣は賞賛される素晴らしい行動力なのだが、日本は常に官僚主導で大臣は単なる『お飾り』か『お客様』である。
名目的には大臣が組織のトップで人事権も握っているのだが、裏の明確な事実は官僚トップの事務次官が全てを牛耳っている。
『小泉改革』の偽装スローガンの下で実質『全て』を官僚に丸投げしていた小泉純一郎は、キャリア官僚と全面対立した田中眞紀子をすぐさま懲罰的に更迭した。
ところが、野田佳彦のような小物の三流政治家には、豪腕をふるった人気絶頂の小泉の真似は到底出来無い。
しかも、今度の民主党政権の一番の売り(カンバン)は、『政治主導』であった。
前回のように政治家VS官僚との争いになった時に、今までと同じように必ず官僚側が勝てるとは限らない。
真紀子大臣を聞いて、『悪夢の再来だ…』と当時を知る文部科学省幹部はそう言って頭を抱えたらしい。
10月1日田中眞紀子文科相は記者会見で、『日本の歴史教育には欠陥がある』(古代史に比べ近現代史が薄い)。『ファクト(fact 事実)はファクトとして出す』。『次の世代に全面的に歴史の事実を伝え、国民に思考・判断させるべきだ。さもないと明確な歴史観を形成できない』と語る。
今後田中真紀子の文部科学省が面白くなりそうである。
もっと愉快なのは一度死んでいた安倍晋三が自民党総裁としてゾンビの如く生き返ったことであろう。
死んだ者が復活するなど有り得ない。キリストの磔刑でもあるまいし、縁起が悪すぎる。
安倍で決まった総裁選直後、自民党本部8階のエレベーターホールで偶然鉢合わせした元総理の森喜朗と福田康夫はお互い顔を合わせ『まさか・・・』と大爆笑している。
自民党を知り尽くしている元総理としては予定が完全に狂った怒り、諦め、絶望、疑問など感情が限界点まで達して、ヤケクソでもう爆笑する以外に無かったのである。

『オスプレイの飛来』

野田佳彦の内閣改造(傷モノ一掃在庫セール)の茶番劇の真っ最中に、沖縄にオスプレイが飛来するが、ニュース枠には限りがあり、小さい扱いになるが、地元沖縄県普天間飛行場では市民が基地ゲートを実力で封鎖する前代未聞の騒ぎに発展している。
沖縄県民の怒りは最後の臨界点に達しつつあるのでしょう。
オスプレイは大型台風の通過を待っていたとの説もあるが、多分マスコミのニュース枠の隙間を狙って沖縄に飛来した可能性の方が高い。
就任前の森本防衛相は『オスプレイは米本国で未亡人製造器と呼ばれるほどよく落ちる』欠陥機であると語っているし、事実オスプレイの4分の1の3機は機体の故障で岩国基地から動かせない。
多発するオスプレイの事故はすべて人為ミスであり、『オスプレイは安全である』と自衛隊上がりの森本敏防衛大臣は強弁しているが、人為ミスの多発なら間違いなくフールプルーフ(fool proof)が駄目なオスプレイは、明らかに危険で『安全ではない』との結論になる。

『フールプルーフ』

フールプルーフとは工業製品や生産設備、ソフトウェアなどで、利用者が誤った操作をしても危険に晒されることがないよう、あらかじめ設計の段階で安全対策を施しておくこと。
機械は必ず故障が発生するということを念頭に置き、故障が発生した場合にも、常に安全側にその機能が作用するフェイルセーフ設計(Fail safe design)『信頼性設計』と同趣向の設計思想。
フールセーフティ (Foolish Safty)とか『馬鹿避け』とも言う。
フールプルーフな設計としては、正しい向きにしか入らない電池ボックスとかソケット類、フタを完全に閉めないと作動しない電子レンジや脱水機、パーキング位置でないとエンジンが始動しない自動車などの例がある。
『fool proof』(フールプルーフ)を直訳すれば『愚か者にも耐えられる』だが、その意味するところは『よくわかっていない人が扱っても安全』(アホでも安全)である。
フールプルーフの思想の根底には『人間はミスするもの』であり、『人間の注意力はあてにならない』という前提がある。
フールプルーフは安全設計の基本として重要な概念であるが、オスプレイには致命的に欠けている。
仲井真沖縄県知事の、『事故が人為的ミスならば(機体は)安全という意味が分からない。配備を中止してほしい』は余りにも当然な判断である。
人為ミスで簡単に事故を起こすオスプレイは明らかな欠陥品であり、一般市民の近くでは実験して欲しくない。

『器用貧乏の見本、垂直離着陸のオスプレイ』

半世紀前のベトナム戦争当時から運用しているCH46チヌークよりも格段に性能が良いとのオスプレイですが、積載能力はともかく実は吊り下げ能力が大型ヘリチヌークの半分程度しかないし、売り物の速度も回転翼モード時で比較すれば半分程度の能力しかない。
限定的な条件下で限定的な使用方法の時だけ、最新式のオスプレイは旧式のチヌークに勝てるのですが、総合的な能力では劣るのです。
オスプレイはチヌークの代替機としては能力不足。
その為にCH46チヌークを導入している国は世界中に沢山あるがオスプレイを導入している国は一つも無い。
ヘリと飛行機のキメラであるオスプレイですが、矢張り本物には性能でどうしても勝てないのです。
回転翼(ヘリ)モードの時はヘリに負けるし、固定翼モードの時は飛行機に負ける。
森本敏大臣がオスプレイに試乗して『快適だった』と語ったが、新車販売店での試乗会程度のお遊びで、急発進急制動など性能限界を調べるものではない。
ペリに比べて固定翼モードでの飛行が騒音や揺れが少ないと言っているが回転翼のヘリは必ず固定翼の飛行機よりも揺れるし喧しい程度は一般常識の範囲。
試乗するまでもなく誰もが分かっている。
オスプレイの固定翼モードでは本物の固定翼の飛行機と比べれば格段に性能が落ちてしまう。
なんでも器用に出来るとは、逆に見れば一流(トップ)になかなか成れないのは全ての物事に通用する大原則なのです。
このオスプレイの欠陥は面白いことにヘリと同じ垂直離着陸ができるハリヤー戦闘機でも同じ問題点を抱えている。
矢張りコストパフォーマンスで負け、性能的に他の戦闘機よりも劣る。
それで開発したイギリスは撤退したが、未だにアメリカ海兵隊だけは実戦配備して使い続けている。
このハリアーですがダントツで死亡事故が多発しているのですが、原因はハリアーの操縦には戦闘機とヘリの両方の操作が必要で、しかもフールプルーフに欠陥が有り、パイロットの能力の限界を簡単に超えてしまう。
この根本的な欠陥はオスプレイに、そのまま丸ごと当てはまる。
いくら性能が良くても扱う人間の能力を超えてしまっては一般運用は無理。
米軍ですがオスプレイの開発を優先したためにチヌークの後続機の開発を行っていません。
ほとんどスペースシャトルの大失敗と同じ構図です。
現在みなさんがよく知っているようにシャトルが退役したあとはロシアのソユーズが穴埋めに使われていて、NASAはロシア製のソユーズのロケットエンジンを大量購入して宇宙開発を行うまでに落ちぶれている。
航空機産業はアメリカの最も競争力のある分野なのですが、このままでは早晩スペースシャトルに固守して凋落した宇宙開発の二の舞になる危険性があるでしょう。
半世紀運用されたチヌークは現在は時代遅れになるつつある。
タンデムローターでは回転翼を同調させる必要から今のような3枚ブレードだが、今の最新式のヘリではブレードの数を増やして性能の向上や騒音の軽減を図っている。チヌークでは構造的に無理で改良できない。

『垂直離着陸にこだわるアメリカ海兵隊』

ヘリのように垂直離着陸が出来るハリヤー戦闘機の事故の多さは他の機種に比べて断トツで、飛び抜けている。操縦が極端に難しいのである。
しかも値段が高い。
しかも普通の戦闘機に性能面で劣る。
それで開発したイギリスがハリヤーから早期に撤退するが、唯一米海兵隊だけは頑固に今でも使い続けている、不思議。
垂直離着陸ハリヤー戦闘機の不思議は、同じ垂直離着陸のオスプレイの持つ数々の不思議と同一内容なのです。
問題のオスプレイは大部分はアメリカ海兵隊の所有ですが20機だけはアメリカ空軍も持っている。
ところが空軍所属のオスプレイは空飛ぶ棺桶状態で、ハリヤーや海兵隊のオスプレイ以上で一桁高く飛び抜けている。
とんでもない高い異常な事故率。
同一のオスプレイが空軍仕様と海兵隊仕様では事故率がまったく違っているのですから、不思議だと思いませんか。
普通に考えられる理由ですが、採点者や試験目的の違いで、結果が違うのは当然である。
同じ米軍でも海兵隊と空軍ではオスプレイの運用方法(利用目的)がまったく違っているためであろうと思われる。
第一番目としては、空軍は他に所有する機種と同じ扱いをしたら、オスプレイの事故が続発した。
(公平に見てもオスプレイは欠陥機)
二番目に考えられる理由ですが、空軍はオスプレイを潰すこと自体を目的として荒っぽく運用したら事故が続発した。
(荒っぽい運用が出来ないでは軍用として欠陥機)
何とか合格させようと優しく飛行試験した海兵隊と、正反対に不合格にしようとして厳しく試験した空軍の違いで、10倍もの事故率の差が出たのであろう。
海兵隊自身を潰すために、アメリカ空軍はわざとオスプレイを過酷に扱って事故が続発した可能性が高い。
米連邦政府の財政悪化から経費削減や組織縮小が迫られている陸海空三軍からしたら、規模が小さい海兵隊は解体して自分の傘下に組み入れたい絶好の獲物なのです。
海兵隊としては逆に、何とかして吸収合併を防ぎ独立を維持したい。
そのためには三軍との差別化が必須条件で、例え事故が多発しても陸海空軍が持たない垂直離着陸機(ハリヤーやオスプレイ)の維持開発が何としても大事なので危険は承知で絶対に譲れないのです。


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26 コメント

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オスプレイ (スケプティクス社会文化)
2012-10-02 13:05:04
オスプレイ、で私も記事を書きました。また、来ます。よろしくお願いします。
フールプルーフ (igo)
2012-10-02 22:21:58
オスプレイを操縦するのはプロ中のプロなので、フールなミスはしません。
”フールプルーフに欠陥が有り、パイロットの能力の限界を簡単に超えてしまう”
軍のパイロットの限界を超えてしまうのは、フールな操作の為ではなく、
機械の設計に問題があります。
しかし戦争という限界状態を想定して設計される機械に街中を走るバスのような
安全性を求めることは出来ません。
コメント内容自体がフール (宗純)
2012-10-03 16:32:01
igoさん、はじめまして。

前後が矛盾しているのでご自分で何が仰りたいかが全く不明です。
何度も読み返して見ましたが、内容的に意味不明です。
世の中にミスを犯さない人間は一人もいません。
また、故障しない機械も無いのですよ。
故障したりミスを犯したときに、致命的な方向に向かわない様に配慮するのが安全思想なのですね。
>『オスプレイを操縦するのはプロ中のプロなので、フールなミスはしません。』
とあるが、プロでも人間である限りは必ずミスをすると考えるのが『フールプルーフ』の発想です。
しかも、現実には事故は多発している。
>『軍のパイロットの限界を超えてしまうのは、・・・・・機械の設計に問題があります。』
なのですよ。
設計に問題があるオスプレイが明らかな欠陥機なのは、全員の意見が一致しているのですよ。
フールプルーフの意味を、『フールな操作』などと勝手に訳すから混乱するのです。
軍用機ですが、運用条件が限定されている民間機とは違い、普通なら荒っぽい運用でも可能な様に柔軟に設計されているのです。『アホでも安全』に出来ているのが軍用です。
オスプレイのようにあれをしては駄目これも駄目では、軍用では使い物にならないのですよ。
しては駄目なものは最初から『絶対に出来無い様にする』設計が、今回の記事の『フールプルーフ』です。
なんと、オスプレイでは厳しく禁止されている『やっては駄目』な危険な操作が自由に行えるのです。
だから墜落する。
普通なら考えられない異常な話ですよ。
しかも普天間ですが、アメリカの国防長官のラムズフェルドが世界一危険な空港と断定した欠陥空港ですよ。
街中を走るバスのような安全性を求めることは、空港の周辺住民としては当然な判断でしょう。
沖縄県知事の仲井真は元沖縄電力会長の財界出身で自民党推薦で、日米同盟に賛成の立場ですが、それでもオスプレイの普天間配備は反対している。
仲井真知事の反対する理由は簡単で、もしもオスプレイが沖縄で事故ると、否応なく全アメリカ軍基地の閉鎖に追い込まれるからですね。
他の真面目な読者の迷惑です。
今回は例外的に掲載しますが、次回のコメント投稿はご遠慮下さい。
意味が分かりませんね。 (90式)
2012-10-04 01:45:10
輸送機が戦時下想定だから事故が多いとか、よく分かりません。


在日米軍やオスプレイを擁護したいのか、
あるいは管理者にいちゃもん付けたいのか、
何か意図を感じますね。
igo さんの言いたいのは・・・ (JUNSKY)
2012-10-04 09:27:33
つまりオスプレイは軍用機すなわち人殺し機械なのだから安全性は必要ない、落ちても構わないし、「沖縄の人や日本人の命なんてどうでもよい」ということでしょうよ!

igo 氏のような『お馬鹿なコメント』に、いちいち反論する必要は無いのでは・・・???
ふと思っただけ (くまごろう)
2012-10-05 00:47:58
実際、街中を走るバス程度の安全性で兵器をつくったらどうなるんでしょう。零式戦闘機みたいな物になるんでしょうか。
 F1マシンをバスと同じ安全性で作ったら・・・・
 限界性能付近で争うが故に高い確率で破綻することと、道具の信頼性を混同したただのバカ理屈バカかもしれません。
自分で自分を否定する親切すぎるセルフサービス (宗純)
2012-10-05 10:40:42
90式さん、JUNSKYさん、コメント有り難う御座います。

兵器オタクのお馬鹿ネットウョ君の主張は前後で矛盾しているので、意味が不明。
しかも悲惨なことに、その重大な事実に本人が気がついていない。
プロのパイロットがフールプルーフなミスをしないと信じているらしいのですが、それなら米軍にはプロのパイロットが一人もいなかったとの阿呆臭い話になる。
一々こちらが対応する必要性は無いのですが、『お前達は間違っている』(今までが間違っていた)とのオルタナティブ的な発想から、今回の嫌がらせコメントが書かれているのですね。
オルタナティブ的な発想からなら、当ブログ記事の精神とか出発点、立ち位置が同じなのですよ。
この愚か者が、『少しは勉強しろ』とするのが正しい態度なのだろうが、未経験で無知な子供が失敗するのは当然であり何の不思議もない。『馬鹿者が』と突き放さず、もう少し暖かく見守りたいのです。
そもそもオスプレイですが原発問題と同じで、論理的には『安全で何の心配も無い』との話でないと、どれほど優れた可能性があっても推進できないのですよ。
能力の優秀性は、決して危険性とは相殺されないのですね。
推進派は嘘でも無理でも、必ず例外なく『絶対に安全である』と言い切る必要があるのですよ。
事実、日本政府とか米軍はそう主張しているのです。
ところがigo君が愉快なのはオスプレイの設計に危険が含まれていることを正しく理解しているのですから、日本政府とか米軍に比べたら、常識が無いだけで。
事実を見つめる目とか判断力は、1万倍は正直で賢いのですよ。
根本矛盾 (宗純)
2012-10-05 11:43:16
くまごろうさん、コメント有り難う御座います。

今回日本国内では、オスプレイは、原発の安全性と同じ視点で、墜落にたいする安全云々が問題とされているが、正しいのでしょうか。疑問です。
オスプレイに限らず、兵器が安全で優秀であるとは、別の方向から見れば沢山の人を確実に殺せるということですよ。
人殺しの道具の『性能が良い』とは、殺される側にとっては、これ以上に悪い話は無いのですよ。兵器の安全性とは言葉自体が矛盾しています。
F1マシンの安全性とか信頼性ですが、これは『一言』でいえば『限界に挑戦する』に尽きるでしょう。
10人乗りのエレベーターでは、テレビコマーシャルではないが100人乗っても大丈夫なのです。大幅に安全率が見積もられている。
F1はこの逆でレースが終わるまで確実に保つことは何より大事だが、ゴール直後にタイヤが4輪ともバラバラに分解しても問題ではない。
見かけは自動車に似ているが、限界に挑戦するF1カーは1回限り使い捨てに近くて、安全率が極限まで削られている。
操縦するF1レーサーの方も文字どうり命懸けであり、報酬も桁違いに高額です。
飛行機のパイロットですが一人前になる為には時間がかかる。
優秀なベテランパイロットを育てる為には知識も経験も経費も膨大に必要なので、米軍は安全性を重視して戦闘機を設計した。
対して日本軍は安全性を限界まで省略した、いわばF1仕様の零戦だったので、戦争初期の戦闘では有利に戦うことが出来たのですが、半年後のミッドウェー海戦以後の戦争では、ベテランパイロットは消耗していなくなり、予科練の少年兵の未熟な操縦士しかいない。
日本にまともなパイロットがいない状態では、無謀極まる特攻作戦は当然な成り行きだったのです。

特攻隊の現実 (酔狂人(凶人改め))
2012-10-05 17:26:41
日本記者クラブチャンネル
保阪正康 ノンフィクション作家 2012.8.31
http://www.youtube.com/watch?v=HW_TpfCj9r4&feature=plcp

特攻隊つながりということで。
49分40秒付近から聞いてみてください。
『今日もまた、「海軍の馬鹿野郎。」と言って突っ込む者あり。』

保阪さんは、戦争経験者の聞き取りを行ったノンフィクション作家。
お時間が取れる方は、全編お聞きになってみてください。特に右翼の人にほど聞いて頂きたい。
勝てない戦争で特攻するってのは、犬死なんですよね。誰がそんなことをさせたのか。誰のために死んだのか。日本のためなんてのは大嘘であり、単に犬死を強要させている体制のために死んだのが実際です。いい加減虚構から目を覚まさないとまたやられますよ。というか水俣病とか原発事故を見てれば分かりますよね。本当に国民のことを考えて連中が動いているとでも思いますか?いい体制なら支持したらいい。今の体制は本当にいい体制と言えますか?誰にとって、いい体制なのかを考察する時期に来ているのではないですか。媚びるのではなく、主体性を持ってください。
限界を攻める (くまごろう)
2012-10-06 01:42:59
テスト走行を繰り返して調整したコンピューターを使ったシミュレーションの結果の制度は凄まじいらしく、シミュレーションの結果にドライバーを矯正する感じになっているようですね。
 セッティングと共に、データが増える程、安全マージンを小さくできる。
 普段使う物であれば、新品の安全係数は5くらいはないと危なっかしい。
 今の日本車なら、エンジンオイルとバッテリーの交換くらいで、10年くらいは車検に通るでしょう。
  ドライバー保護にF1並のコストをかければ、ドライバーの死亡事故は殆どなくなるでしょうが、量産効果を見込んでも今の10倍くらいの値段になってしまいそうです。
 少し前に高級車の集団が景気よく高速で事故を起こしましたが、重傷者も出なかったようにおもいます。

  原発では試験片の脆性温度で安全係数の減少を見ていますが、あれが接し百度に程近いというのは、非常時の安全係数1に近い状態ではないのでしょうか?
 実際非常時というのは色々なケースがありすぎて、原子炉の安全係数を計算できない。ただ冷温停止状態を目指せば、殆ど必然的に、脆性温度の安全係数がなくなってしまう状態で、これを使い続けるのは限界性能を窮めるという方向性であり、正気と思えないです。
英霊に感謝 (くまごろう)
2012-10-06 03:01:52
 感謝は感謝でも、普通であれば、申し訳ない、です。
 怨嗟の声を残さなかった者にしても
「君たちの死は九分九厘犬死となるだろう。戦況を覆す可能性はゼロだ。然しその狂気は敗戦時にアメリカの要求に影響を与える程度の可能性はある」
 と送り出された訳ではないでしょう。
 特攻隊でなくとも
「勝つ為に」という名目で「死地に送り出された」。
 勝たなければ滅亡すると戦って、負けたのですから、結果的に繁栄を享受したとして、「ありがとう」と戦死者に投げかけるのは冒涜極まりない。
尊い人たちになってもらうために。 (酔狂人)
2012-10-06 04:26:10
>「君たちの死は九分九厘犬死となるだろう。戦況を覆す可能性はゼロだ。然しその狂気は敗戦時にアメリカの要求に影響を与える程度の可能性はある」

これも虚構でしょう。アメリカのあり方次第であり、逆に「こんな狂気で向かってくる奴らは潰さねばならん。」、という文脈も考えられます。

戦死者を犬死の人たちにするか、我々に何かを気付かせてくれた尊い人たちとするかは、我々に掛かっています。きちんと正確に歴史を伝えてくれる人に対して、ありがたく思います。
昔の特攻とは、今の自爆テロのこと (宗純)
2012-10-06 14:13:27
何でみなさんは日本軍の特攻の話をするのが好きなのでしょうか。何とも不思議な現象ですね。
私なんか、多少は愛国心が有るからかも知れないが、日本の恥を人前で大袈裟に吹聴するなど到底出来ませんよ。
今の日本に世界のニュースになっているのはタリバンなどのイスラム過激派による自爆テロですが、これは欧米メディアや現地の中東の報道ではカミカゼアタックであり太平洋戦争当時の日本軍の『特攻』とまったく同じ名称であり扱いなのですよ。
そもそも自爆テロの歴史的な由来はメードイン・ジャパンなのです。
今の世界最強のアメリカ軍とアフガニスタンの旧政権タリバンとでは軍事力や装備が違いすぎる非対称の戦争なのですが、同じように圧倒的な非対称の軍事力だったのが旧日本軍。
まともの軍事力ではアメリカに手も足も出ないのです。
そもそもイスラム武装勢力の神風アタックが始まったのは奇襲攻撃を受けたアラブ側が大敗北した第三次中東戦争後に、パレスチナの抵抗運動が米軍が支援するイスラエル軍の野蛮な攻撃で壊滅的打撃を受けたことに由来する。イスラム側は手も足も出ないのです。
直接的には日本人の赤軍派のイスラエルロッド空港での無差別銃撃事件後の自爆です。
普通の攻撃では手も足も出ないパレスチナ側は自爆に『そんなことが出来たのか』と衝撃を受けた。それまでのイスラム教には自爆との考え方が無かった。
当時太平洋戦争の記録映画が上映されて日本の特攻が広くイスラム世界に報道されるのです。
その後にパレスチナの武装勢力によるカミカゼアタックが頻発するが、日本では何故か特攻とか神風とは言わず自爆テロと蔑称で呼んでいる。
圧倒的な非対称の軍事力と、狂信的な宗教の力が特攻(自爆テロ)を生んだのですね。
今の日本のマスコミが自爆テロと特攻とを別々に表記するのは基本的にインチキですね。
日本が戦った連合国(UN)と国連(UN)とは同じ言葉であり、中身も同じなのですが、これと原理的には同じ仕組みです。
姑息な印象操作なのです。
以前の議論を蒸し返すようですが。 (酔狂人)
2012-10-06 19:17:48
日本の場合、戦後殆ど自爆テロは起こらず(多少は、あったようですが)、占領軍になびいて今日まで到ります。イラクは、戦後にもずっと起こっていますよね。
その差は、どこにあったと思われますか?
特攻と旅順陥落 (りくにす)
2012-10-06 20:06:09
日露戦争の勝利がその後の日本の針路を決めた、とよく言われますが、旅順陥落と特攻作戦とは関係があるのでしょうか?
「狂気」という言葉でふと連想しました。
苦戦するオバマ (宗純)
2012-10-07 11:34:13
酔狂人さん、コメント有り難う御座います。

日本の歴代政権で長期政権だったのは、例外なく株価が上昇(景気が拡大)しているのですね。
あの無制限の規制緩和で日本経済を根本的に破壊した小泉純一郎の時代でも僅かではあるが株価が上昇して、多少は儲けた人が出ているのです。
対照的なのは不人気で短期政権だった場合です。
小泉構造改革以降には日本の経済体制は根本的に劣化してしまい、消費不況から不景気が続いている。
結果、自民民主の違いがなく安倍福田麻生鳩山管と1年しか政権が持たないのですが、有権者の不支持の最大の理由は日本経済の低迷です。
人々は昔に比べて徐々にではあるが、今が段々と悪くなっていると実感しているのですよ。
『何か変えてくれそうだ』と橋下維新が支持されるのもこれが原因している。2年前に渡辺喜美のみんなの党を支持したのも理由は同じ。
人々は自分の政治信条などが原因ではなくて、日々の生活実感で判断しているのですよ。
矛盾だらけお粗末なロムニーに対して、オバマが苦戦しているのも4年間で生活が楽になるどころか逆に悪化しているからですね。
日本人がアメリカを今でも全面的に支持している(無条件で対米従属している)理由は余りにも簡単です。
鬼畜米英の昔に比べて、アメリカ軍に占領されたあとでは格段に日々の生活が改善したからなのですよ。
だから全員が親米になった。
これはイラクもアフガンも実は全く同じなのです。昔に比べて米軍占領後に日々の生活が確実に悪くなった。これでは必ず反米になる。
ネット世界だけのバカ話『日本の領土に日本を支配しようとどこかが攻めて来たら』ですが、これは実は67年前に現実に起こっているのです。
外国軍に占領された場合ですが、
文句があっても、じっと辛抱する以外には、我々一般市民にとって何も出来ないのですよ。
一般市民にとっては国家の支配者の人種とか国籍とかよりも、今後の自分たちの生活が一番の関心事なのです。
これは自分の勤める会社の社長の国籍云々よりも、会社の営業成績がより重要であり、もっと大事なのは給与の増額や将来性のあるなし。
給与が上がり将来も保証されるのであれば、誰であれ大歓迎するのです。
今まで長いあいだ自民党政権が続いたのも対米従属が続いたのもこれが原因であり、逆に今現在日本で揺らいでいるも、まったく同じ原因です。
ご解説有難うございます。 (酔狂人)
2012-10-07 12:35:22
非常に明快なご解説有難うございます。

自国の政権に散々苦しめられた後、占領軍に酷い思いをさせられるかと思いきやチョコレートをくれた記憶が残ってしまったのですよね。戦争時代を美化して語れる連中は、その当時の特権階級なんですよね。

問題は、方針転換した大将に従って沈むか、それ以外の道を選ぶか、でしょうね。
後者の選択肢は、今の日本の状況では無いかも知れませんね。
日本の針路を決めたのは日露より日清戦争 (宗純)
2012-10-08 16:20:33
りくにすさん、コメント有り難う御座います。

何事も二番目の経験より、最初の経験の方が決定的な大きな影響を与えます。
それなら最初の日清戦争の成功の方が、10年後の日露戦争の成功よりも決定的な影響を日本に与えたことになりますね。
1895年に終わった日清戦争後、
日本国はほとんど終わることの無い戦争を永遠と続けて、最後に1945年の帝国の崩壊に向かいます。
日清戦争とは、その後の日中両国による50年戦争の序幕だったのですから恐ろしいですね。
日本にとっての最初の帝国主義戦争だった日清戦争は予想外の大勝。上手くいきすぎた大勝利だったのです。
これは初心者が競馬や競輪で大穴を当てたようなビギナーズラックと同様に、
大穴を当てた後に博打にのめり込んで全財産を失う、堅気の真面目な人物の悲劇とそっくり同じ。
日清も日露も、その後に続く日中50年戦争でも同じで、装備の優劣が勝敗を決定付けているのです。
日本海海戦での日本軍勝利もイギリス製の日本海軍の最新式の装備がものを言った。
旅順要塞攻略でも最後は巨大な要塞砲の威力が決定した。
ところが不思議なことに装備の優劣による勝利ではなくて日本兵の白兵突撃による勝利であると大宣伝されるが、
これは乃木大将の愚劣な作戦を隠蔽する目的だったと言われているが、実は日露戦争での死亡原因はロシア軍の機関銃よりも脚気などの病死が大部分だったのですよ。
旅順要塞のロシア軍の機関銃の弾幕の中を夢遊病者のように足をふらつかせながら突撃してくる日本兵の集団を見たロシア兵は、日本軍は全員酔っ払っているか麻薬中毒だと思ったらしい。
食料や弾薬が十分残っていたのに降伏した原因は壊血病ではないかと言われているが、
ロシア軍でなくとも何をするかまったく予想がつかない麻薬中毒相手(日本兵)には誰でも戦いたくない。
早期に降伏した原因とは、その意味では『日本軍の白兵突撃』だったのですが、脚気の原因は兵站の失敗です。
太平洋戦争での戦死者もやっぱり同じで兵站の失敗による餓死や病死なのですから日本軍は同じ失敗を懲りずに繰り返していたのです。
失敗は成功の母という格言があるが、実は多くの場合には話は逆さまでで、『成功こそ大失敗の原因』なのですね。
日独の違い (宗純)
2012-10-08 17:02:21
酔狂人さん、コメント有り難う御座います。

ドイツは首都ベルリンの攻防戦を含めドイツ全土での本土決戦を行っているのですよ。
対して日本が戦ったのは本土から遥かに離れた沖縄県や硫黄島だけなのです。
日本人が未だに『日本が悪くなかった』などと寝ぼけたことを言っているのは本土決戦を回避した欲求不満の後遺症ですね。どんなに良いことでも一部には必ず良くない影響が出るのですが、日本国は半分しか戦争をしなかったのですよ、日本軍精鋭部隊が無傷で半分が本土に残ってしまったのですね。
地獄の地上戦を経験した沖縄県民とは事情が大違いなのですよ。
同じ沖縄県でも地上戦が無かった先島諸島では自衛隊の誘致など本土の人々と同じような戦争感なのですね。
本土の方は、君主論のマキャベリが言う通りで、
『人間というものは、危害を加えられると思い込んでいた相手から、親切にされたり恩恵を施されたりすると、そうでない人からの場合よりずっと恩に感ずるものである。』
の見本みたいな態度ですね。
多くの日本人ですが、大きな勘違いを全員がしているのですよ。
第2次大戦の結果を受け入れる以外の最善策はあるのか
2011年02月19日 | 政治・外交と天皇制
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/2bc94ff48bafc018a012846768d4e816
そういえば、日清・日露でも本土決戦していませんね。 (りくにす)
2012-10-09 06:42:05
分かりやすい説明ありがとうございます。
ところでオスプレイが沖縄に配備されたら早速尖閣に中国船が近づきましたね。
明日にでも戦争したいようにみえる人たちが日本にあふれている(っぽい)ので、様子見しているようですが。
オスプレイがあれば云々と言ってた人は責任とって欲しい・・・と言いたいです。
領土と領空と領海とは同じではない (宗純)
2012-10-09 15:15:40
りくにすさん、コメント有り難う御座います。

国家間の全面戦争と領土紛争の局地戦とはまったく性質や中身が違うのです、
>『そういえば、日清・日露でも本土決戦していませんね』とは実に良いところに目を付けましたね。
これこそ日本が行った戦争の不思議の中でも、一番不思議な核心部分なのです。
普通なら本土決戦こそが戦争を起こした『本命』(目的)なのですよ。
周辺部分の海洋でも戦うが、それはあくまで序盤戦。本当の目的ではない。
戦争とは将棋と同じで相手の王を取るまで終わらないのです。
国境線を突破して全土を攻略、相手の首都を占領して皇帝を殺すか捕虜にするか降伏させることで戦争は終わるのですが、日本の行った日清日露では行わない。
ナポレオンもナチスドイツも、例外なく真っ直ぐ首都モスクワに向かって進軍したのです。国家間の全面戦争とは常に同じなのです、
ところが不思議なことに、日本は最初から、そんなことは考えてもいなかったらしいのですよ。
逆に本物の帝国主義の欧米諸国では、それを目的に戦争を始めるのですよ。
日清戦争ではまだしも山東半島など中国本土に上陸して戦ったのですが、日露戦争では日本軍は満州とか日本海などに戦場を限定して、目の前にあるロシア国境を一歩も超えなかったのですね。
なんとなくプロレス(ゲームとか見世物)を連想する摩訶不思議な戦争なのですよ。
日本軍は、沿海州のウラジオストックやカムチャッカのペトロパブロフスクには指一本触れなかったのです。
これは対米戦争戦争でも同じで、ハワイやアリューシャン列島のアラスカは当時はアメリカの植民地で、今のような州ではない。真珠湾はアメリカの扱いとしてはフィリピンと同じなのです。
日本軍は近代要塞の旅順軍港を苦労して占領するのですが、数分の一の規模のウラジオストックは艦砲射撃すらしていない。
もっと小さく簡単に攻略できそうなペトロパブロフスクすら何もしないのですよ。
欧米の戦争は日本の戦争とは大違い。
ペリーの日本来航時に、ロシアのプチャーチンも外交交渉で長崎に来航する。
この時にクリミヤ戦争が勃発。プチャーチンは英仏軍に
包囲され陥落寸前のペトロパブロフスクに向かうのですが、これが普通の戦争です。
日本の奇襲攻撃で始まった日清日露の戦争では、国家間の戦争では必ずつきものである首都の攻略とか本土決戦の構想が最初から欠落していたのですよ。
もちろん日米戦でも、日本側は全く同じだった。
ところが、相手のアメリカは当たり前ですがグローバルスタンダードなので最後の首都攻略とか本土決戦を開戦の最初から考えていた。
日本ですが局地戦の超巨大なもの(病的に肥大化した)であり本物の全面戦争ではなかった、対して相手は本物の全面戦争だった。
これでは最初から勝負にはなりません。

『竹島尖閣「同時多発」紛争は中韓の挑発か、日本側の挑発か』にも書いたのですが、
そもそも領土と領海は全く違う扱いであり、たとえ外国船籍でも同じで、他国の領海内でも舟には自由航行権がある。
戦争中ではないのですから、たとえ武装した軍艦と言えど無害航行が許されているのです。
世界有数の海洋国家で多数の船舶を運用する日本国にとっては、尖閣のような小さな島の領有権よりも、自国船舶の自由航行権の確保による安全運行の方が、余程大きな利益があることに早く気がつかないと大変なことになるでしょう。
今のマスコミの論調ですが石原慎太郎と同じで完璧に狂っています。


局地戦なのに日露戦争。 (酔狂人)
2012-10-09 19:24:01
日露戦争というとまるで日本がロシアを全て獲得したような響きですが実際は狭い地域を得ただけなんですよね。
大体小国が大国を支配しようとする点で誇大妄想的であり、失敗するのは目に見えていたのですが、その評価が未だなされていない。あまりにお粗末で、まともに評価することさえ出来ていないのが実際なのでしょう。
失敗を認められない人たち。 (酔狂人)
2012-10-09 20:10:24
失敗を認めて、反省することが出来ないので、毎回繰り返すのですよね。日本軍でもそうでしたし、戦後の体制もそうで、今に到るも同じことを上層も庶民も繰り返している。勘弁してください、本当に。
例え、卑怯な手段で勝っても人々の心に怨念が残るようだと、いつかひっくり返されますし。まともなプロセスを考えないと話にならないですから。
日露戦争より、日露事変の方が正しい (宗純)
2012-10-10 11:37:46
酔狂人さん、コメント有り難う御座います。

日露戦争よりも期間も規模もけた違いに大きい日中15年戦争の方は満州事変だとか支那事変だとか呼んで、当時は『戦争』とは絶対に言わなかったのです。
日中両国の明らかな戦争だったのですが、日本政府は最後まで宣戦布告しなかった。
乱やら変やらと表現して限定的な軍事衝突(局地戦)であるとの体裁をとっていたのですよ。
中国政府も宣戦布告するのは真珠湾以後の話で、それまでは宣戦布告していないのですが、この理由は戦争だと当時の国際連盟の規約で交戦国は武器の貿易(輸入)を行へない。
イタリアのエチオピア侵攻では武器を自国で生産しているイタリアと輸入に頼るエチオピアの差が露骨に出てエチオピアが敗北する。
中国としては宣戦布告が出来なかったのですね。
日清日露では宣戦布告したので『戦争』の名前が付いているが、宣戦布告の有る無しで戦争かどうかが決まるなど、インチキですよね。
第二次世界大戦終結後の国連の時代に起きた全ての戦争ですが、宣戦布告など1回もないのですよ。
この原因ですが国連憲章には日本国憲法と同じ『戦争は違法』との条項があるからで宣戦布告自体が違法なのです。
それなら本格的な戦争は、第二次世界大戦後に一度も起きなかったとのバカバカしい話になる。
全面戦争かどうかの判断ですが、意識的に戦場が限定されていて本土決戦を絶対に回避している場合には、領土紛争の『局地戦』であると定義するべきでしょう。
それなら日本軍がロシア領土への攻撃を意識的に回避していたらしい日露戦争は宣戦布告はあったが、日本がモスクワ攻略の目標がまったく無かったのです。
ですから、日露戦争は戦場を限定した範囲に止める局地戦で、事変の名称の方が正しいでしょう。
本格的な戦争というより、日本軍による危険な遊戯、『戦争ゲーム』の巨大なものですね。
対米戦争でも日本軍の態度は日清日露戦争の時と同じだった。
戦争ゲームを地球規模で行なっていたのですから正気とは到底思えない愚行中の愚行。
ところが相手のアメリカは首都攻略や本土決戦を考えていた。
それで仕方なく日本も沖縄を捨石(時間稼ぎ)に使い本土決戦を嫌々準備したのですが、元々の日本軍の計画とは大きく違うのです。
そもそも最初から本物の戦争(本土決戦)をやる気がないので本土に敵兵が一兵も上陸していないにもかかわらず、ソ連軍参戦で即座に降伏を決意するのです。
日本ですが、これらの歴史を正しく総括出来ないので未だに『日本は悪くなかった』というお馬鹿な輩が、繰り返し繰り返し少しも懲りずに現れるのです。
本当のことが恥ずかしくて絶対に口に出せないのが原因しているのですね。
Unknown (Unknown)
2015-01-23 15:34:18
アクセル・ブレーキのフールプルーフのなってない自動車が蔓延してる事の方が身近な危険かと。
ここは科学ブログではない (宗純)
2015-01-23 15:55:13
ブログが扱っているのは、正誤が判りやすい高尚な科学の世界では無くて、善悪や正誤が不鮮明で、大悪党小悪党など魑魅魍魎が跳梁跋扈する汚い政治の世界を扱う禍々しい政治ブログなのです。

しかも、この『逝きし世の面影』ブログは、『お前達は間違っている』(今までが間違っていた)というオルタナティブな政治ブログとして、政府やマスコミだけではなくてネット空間での数々の擬装や悪質なプロパガンダを告発した関係で多くの読者を獲得した半面、自分たちの悪事を暴かれて恨みに思っている阪大の菊池誠を教祖とする不思議な偽科学教カルトとか解同の糾弾会モドキを繰り返すkojitakenグループなど、何とか足を引っ張りたいと思っている悪党連中も数多い。
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