逝きし世の面影

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テレビ画面に「遮水壁」がはっきりと写っているのに???

2016年09月21日 | 政治
『地下水上昇、地表面に=台風16号の降雨で-福島第1』2016/09/21 時事通信

東京電力は21日未明、福島第1原発の護岸近くで、台風16号の降雨で地下水の水位が上昇し、地表面に達したと発表した。護岸近くの地下水は放射性物質に汚染されている可能性があるとして、ポンプなどでくみ上げ作業が行われていた。
 東電によると、護岸の東側は同原発の港湾となっている。20日午後10時前に護岸近くの観測用井戸で地下水が地表面に到達。地下水の噴き上げはないが、雨水が地下に浸透せず地表面を通って港湾に流れ込む可能性があるという。
 東電は地下水のくみ上げ作業を継続するとともに、今後港湾内の海水の放射性物質濃度分析などを行うと説明している。第1原発1~4号機の周辺では地下水が広範囲に汚染されており、東電は港湾への流出を抑制するための遮水壁を設置。さらに、その手前で地下水のくみ上げ作業を行っていた。
金子勝 ‏@masaru_kaneko · 5時間前
【失敗が失敗を呼ぶ】
台風による降雨で、福島第一原発の護岸近くで地下水が地表面に出て、海へ汚染水が流出しそうでポンプで汲み出している。凍土遮水壁は完成したはずなのに。アンダーコントロールの嘘がバレたまま、東京五輪がうまくいくのか。



『田中龍作ジャーナル【築地移転問題】「都から完全独立ならやる」 豊洲の盛り土、専門家会議』2016年9月18

2007年に「4.5メートルの盛り土が前提」と答申を出した専門家会議が、問題発覚を受けて再結集した。座長の平田健正・放送大学和歌山学習センター所長が17日、都庁で会見を開き、今後の対策を示した。
専門家会議の主な検討事項は、「なぜ4.5メートルの盛り土がされなかったのか?」の事実確認をすることにある。
「全域に4.5メートルの盛り土があることが大前提・・・今の建物の中に改めて盛り土をすることは技術的には難しい」
「豊洲は地下水の管理をすることが大前提・・・雨水が地下浸透する。地下水を管理しないと10年、20年で水浸しになる。必ず4.5メートル盛り土しないと」と、平田座長は盛り土の重要性を重ねて強調した。
田中は07年に専門家会議が豊洲を視察した際、同行したことがある。地面に大量の水たまりが出来ていた。雨が降ったのでなければ地下水が染み出てきたことを示す。
「平田先生が “東京ではここ2~3日雨が降りましたか?” と私に聞くので答えようとすると、都の職員があわてて私を羽交い絞めにして、先生と私を引き離したんですよ」。
情報隠しに なりふり 構わない都の姿勢を田中が話すと、小島PT座長は身をよじって苦笑した。(抜粋)

『メディアも有識者も、誰も取り上げない豊洲の「遮水壁」の謎』

福島第一原発で『台風による降雨で、福島第一原発の護岸近くで地下水が地表面に出た』のも、東京の豊洲市場の『地面に大量の水たまりが出来ていた。雨が降ったのでなければ地下水が染み出てきた』のも、その原因は同じで敷地を取り囲む遮水壁の弊害であることは一目瞭然。ところが、豊洲に限っては地下水と遮水壁を同時に語るものが一人もいない不思議。基本的に『有り得ない』摩訶不思議な事態である。

豊洲市場土壌汚染対策工事の概要 遮水壁の設置

『埋立地の豊洲市場の地下水面が海抜2m???』

この東京都の中央卸売市場が作成した『図』にあるAPは、Arakawa Peil=荒川工事基準面、の略。それなら、AP.+2mの意味は、豊洲市場の地下水面が海抜2mもの高さがあると言っているのだろうか。何とも不思議な『AP.+2m』の書き込みである。
造成した人工島に建設されていた東京ガスの豊洲6丁目の地盤高はAP 3m~4mに対してAP 6.5mの防潮堤を持っていた。ところが、豊洲市場は新たに盛り土されていて、現在の地盤高はAP 6.5mの防潮堤とほぼ同じ高さになっている。

『豊洲の土壌汚染(汚染水)対策としての遮水壁の建設に、何故か全員が沈黙「知らないふり」をするマスメディアの怪』

東京都の中央卸売市場である豊洲市場の敷地面積は40ヘクタール以上で、摩訶不思議な福島第一原発の『凍らない凍土遮水壁』内の総面積の20ヘクタールの倍以上ある。現在マスコミは建物地下にあった謎の4・5メートルの地下空間内に溜まった強いアルカリ性の水を問題としているが、豊洲市場内の地下水位が上昇していて敷地全体が汚染水で沼地状態に陥ってことは明らか。(新しく客土した4・5メートルの綺麗な盛土部分も、下から汚染水が上がってきて現在は汚れている)
この問題の一番の不思議は、謎の地下空間の床にたまった汚染した水の存在ではなくて、(時期は不明だが)10年近く前に建設されたらしい遮水壁の存在を誰も取り上げないことであろう。因果関係が明白なのですから不思議すぎのである。
この不思議の原因ですが、多分、豊洲市場の遮水壁をマスコミが問題にすると嫌でも福島第一原発の謎の凍らない『凍土遮水壁』や、完成から1ヶ月で20センチ(1日7ミリ)傾く泥沼状態で短期間に大きく傾いた海側遮水壁を誰もが連想する。(マスコミですが、フクシマ以外で他所では『遮水壁』の言葉を使っていないのです)
メディアが『遮水壁』の名前を出すと誰でもフクシマの大失敗を思い出すが、これを原子力規制委(日本政府)が嫌がったのでしょう。



道路や新交通ゆりかもめに面する側の遮水壁については、遮水性と共に剛性が高く自立性に富んだ構造の鋼管矢板遮水壁を設置します。
護岸側の遮水壁は、現場の土とセメントを混合させて作るソイルセメントと鋼製の遮水材を組み合せた国内最大規模(延長約1.6km)の三層構造遮水壁を設置します。



直径800mmの鋼管を地中に連続して打込みます。
土壌掘削時の仮設土留めとしても利用します。
鋼矢板遮水壁は剛性が高く自立するため、道路や新交通ゆりかもめに影響を及ぼしません。(東京都の中央卸市場のホームページから)



『東京電力の福島第一原発の海側遮水壁』

東京電力は1年前の2015年10月26日、福島第一原発の敷地で汚染された地下水が海へ流れ込まないようにする「海側遮水壁」の工事が完了したと発表。1~4号機の護岸付近に全長780メートルにわたって直径約1メートルの円筒状の鋼管矢板594本(長さ30m)を埋め込んだ。今回の東京の豊洲市場の敷地にある遮水壁とそっくりなのである。
完成した海側遮水壁とは、鋼鉄とセメントを使用した全長約780mにわたって地下水の流れを恒久的に遮断する『地下ダム』であるが、出来たばかりの遮水壁が1ヶ月で20センチも傾く。
1ヶ月で20センチなら、1日当たり7ミリも鋼鉄製の円筒状の鋼管が傾いているが、もう無茶苦茶。フクシマの地下全体がメルトダウンした泥濘状態なのである。

海側遮水壁の直径約1メートル(長さ30m)の円筒状の鋼管矢板の杭打ち作業

福島第一原発の海側遮水壁


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4 コメント

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Unknown (ましま)
2016-09-22 15:50:56
豊洲では海側の護岸の上部が3.11地震の影響か上部が海側に傾き、隣接道路に地割れができているといいます。そのため、市場予定部分の地盤沈下があり、建物の強度にも影響するかも、ということです。

地下水を一切解放しない遮水壁というのは、土木工学上限界があるのかとも思います。
永遠の謎? というか伏魔殿 (宗純)
2016-09-22 16:54:04
ましまさん、コメント有難う御座います。

21年前の阪神大震災では6000人が死んでいるのですが、大部分は関東大震災と同じで、地震による倒壊ではなくて、その後に起きた火災による死亡だと思われる。
大地震直後にはマスコミでは通電火災だったと言われているのですから、それなら、関西電力による人災そのものなのですよ。地震の揺れで自動的に通電と停止したが、
その後に通電したのは、明らかに人為的。もしも通電火災の事実が発覚すれば、関西電力には莫大な額の損害賠償責任が生まれるが、これを嫌って一切通電火災の話がマスコミでタブーになる。
阪神大震災ですが実は火災が起きなかったポートアイランドなど神戸rの人工島の死者はゼロなのです。
ところが液状化で造成地のインフラが止まって終い、なんと8カ月も丸々『海の孤島』になっている。
豊洲も同じで人口島なので、地盤が元々弱いのです。
地震の揺れで傾いて当然でもあるが、持ち主だった東京ガスは、中央市場の建設に当初反対していたのですよ。汚染で使えない事実を知っていたのです。
2009年の東京都議選では豊洲移転反対の公約で民主党が大躍進して、賛否が逆転したので票数の関係で豊洲移転は、この時点で頓挫したはずなのですが、民主党の何人かが寝返って豊洲移転が決まってしまう。
自民党以上に自民党的な民主j党議員がいる限り、この党の再生は絶望的です。早く解党して無くなった方だ日本にとっては良いかも知れません。
元々豊洲は人工島の埋め立て地なので地盤沈下とか地震での液晶化が心配されてるのですが、
何故遮水壁を造ったのかの謎ですが矢張りフクシマと同じで汚染が深刻過ぎるのでしょう。東京のゴミ捨て場なら良いかも知れないが、一番汚い場所に台所を造るなど論外なのです。
強アルカリ性では? (ひこぼし)
2016-09-25 14:49:21
本文中に強酸性とありましたが・・・

件の件についての経緯は、長年取材し続けている上杉隆氏も詳しいようですよ。

面白い記事、いつもありがとうございます
放射能に汚染したダムの上澄み水 (宗純)
2016-09-25 15:07:38
ひこぼしさん、コメント有難うございます。

上杉隆氏と言えば、フクシマの放射能の汚染を取り上げていていたのですが、今朝の新聞紙面では福島県内のダムのセシウム汚染問題が書かれている。
汚染したダムの上澄み水を飲料水として使用していると告発していたのが、その上杉隆。世の中が確実に変化しているのですから怖ろしい。
もう隠せない最終段階まで進んでいるのですよ。たぶん。

『強アルカリ性では?』
こういうのは案外、だれかに指摘されるまで気が付かない。正しく訂正しておきました。

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