逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

特ダネをセクハラ風エロ記事にした産経新聞ソウル支局長の大失敗

2016年11月08日 | 東アジア共同体
『政治(リアル世界)に優先するカルト宗教(バーチャルな脳内妄想)』

『「別の人が国を率いても韓米同盟は堅固」ホワイトハウスの発言が微妙な波紋『
2016.11.07 韓国ハンギョレ新聞社
ジョシュ・アーネスト報道官、記者懇談会で 「崔順實疑惑」関連質問に 「強力な同盟の特徴は、別の人が その国を率いても永続的」 

朴槿恵(パク・クネ)大統領の退任可能性を残しておくような米ホワイトハウスのアーネスト報道官の発言が、微妙な波紋を広げている。
アーネスト・ホワイトハウス報道官は4日(現地時間)、民主党の大統領選挙候補のヒラリー・クリントン支援遊説のために、バラク・オバマ大統領がノースカロライナ州パイェビルに向かう大統領専用機「エアフォースワン」の中で随行記者団と懇談会を開いた。
懇談会の途中、随行記者の一人が朴槿恵(パク・クネ)大統領が関与した「崔順實(チェ・スンシル)疑惑」と関連し、「オバマ大統領は、朴大統領と(スキャンダルと関連して)話したことがあるのか?過去には(二人が)かなり親しそうに見えた。朴大統領が大統領の職に残ることを望むのか、それとも今は朴大統領と距離を置きたいと思っているのか」と歯に衣着せぬ質問を投げかけた。

これに対し、アーネスト報道官は「米国と韓国の間の同盟は緊密で強力な同盟だ。これまでそうであったように、今も強力な同盟」としたうえで、「強力な同盟の特徴の一つは、別の人や別の人々がその国を率いても、永続的であるということ」だと明らかにした。アーネスト報道官は「(永続的である理由は)両国政府と国民がその同盟に献身する意志を持っているため」と付け加えた。
アーネスト報道官は「オバマ大統領は、同盟の強化のため、朴大統領の前任者(李明博<イ・ミョンバク>大統領)と効果的な業務協力関係にあったし、朴大統領が在任してきたここ3~4年間も効果的に力を合わせることができた」と説明した。

アーネスト報道官のこのような発言は、朴槿恵大統領と仲が良いのではないかという質問からオバマ大統領を守る側面で、韓国および国際的に評判が悪化して退任を迫られている朴大統領と意図的に距離を置こうとしたものと見られる。また、見方によっては、朴大統領に対する退任の可能性も念頭に置いたものと受け止められる余地もある。

アーネスト報道官はさらに、「確かに、彼女(朴大統領)は厳しい国内政治状況に直面している。それについてはコメントを差し控えたい。オバマ大統領がそれ(韓国の国内政治状況)について公開的であれ個人的であれ、考慮したかは分からない」と述べた。彼はまた、「アジアから帰ってきてから、オバマ大統領が朴大統領と話したことはないと聞いている」と付け加えた。これに先立ち、オバマ大統領は今年9月、主要20カ国・地域(G20)首脳会議に出席するため中国などを訪問した。このような発言からも、朴大統領と距離を置こうとするホワイトハウスの態度が窺える。
11.07 ハンギョレ新聞社


ベルギーのシュルレアリズムの画家、ルネ・マグリットの「ピレネーの城」

『選挙で選ばれた人(パク・クネ大統領)とは別の人(シャーマン)が動かしていた政治に怒る韓国人』

前ハンナラ党の李明博(イミョンバク)政権の失敗からの決別を宣言して党名を今のセヌリ党に変え党首をパク・クネに変えた韓国の保守与党ですが、当初期待されていた北朝鮮との融和策(対話路線)から180度逆の超強硬路線に転換して軍事対決の一触即発の危険地帯に踏み込んでいる。
ケソン工業団地の閉鎖とか対北朝鮮宣伝放送の再開など、歴代政権によって封じられていた『禁じ手』を連発するパク・クネ大統領ですが、これ等の『危険な決定』が何らかの政治的な判断とか諜報機関の機密情報によるものではなくて、なんと40年来のカルト宗教の女友達(シャーマン)による『2年以内に北朝鮮の金政権が崩壊する』(2年以内に南北朝鮮の統一)との天からのお告げだったのですから驚くやら、呆れるやら。
目も当てられない最低の大騒動に発展する。(政治的決定ならたとえ失敗でも選んだ有権者にも責任がある。ところが今回の例では選挙とは全く無関係なシャーマンが介入していたので有権者には何の関係もない)、
確かに『2年以内に北朝鮮が崩壊』することが事実なら、→今のパク・クネ政権の(政治的意味が分からない)強硬過ぎる危ない北朝鮮政策の辻褄がピッタリ合う。ところが、『お告げ』が実現するかどうかは何しろネタ元が神がかりのシャーマンの『予言』(お告げ)なので全く不明。これでは韓国人が怒るのも当然である。

『不正を内部告発して是正されるグローバルスタンダードのアメリカや韓国』

怪しいカルト宗教に嵌ったパク・クネ韓国大統領の場合は40年来の腐れ縁で、これをすっぱ抜いたのは中央日報という(日本に例えるなら産経新聞のような)一番右翼的なメディアなのですから、ある意味では内部告発ですね。パク・クネとカルト宗教の関連は薄々なら誰れも知っている事実であり、大統領周辺の人物なら熟知していた。
アメリカのヒラリー・クリントンのメールの常識外れの大量流出も、クリントンは『ロシア(プーチン)が犯人』だと主張しているが、たぶん、これも内部告発ですよ。ウィキリークス(WikiLeaks)に近いイギリスの元駐ウズベキスタン大使クレイグ・マレーは『メールの漏洩元はワシントンの公式筋だ』と暴露メールの内幕を語っている。
内部の機密情報が意識的に漏洩するのは韓国もアメリカも同じで、あまりにも腐敗が酷いので身内でも我慢できないのです。
あるいは身内だから余計に我慢できないのである。

『談合はあるが運命共同体(ムラ社会)なので内部告発が無い不思議の国「日本」の不幸』 

振り返って日本を見れば、元CIA職員のスノーデンのような内部告発など夢のまた夢。 不都合な秘密(実は全員が薄々知っているが黙っている種類のタブー)は福島第一原発の吉田所長のように自分が所属する組織の防衛のために秘密を守りきり、あの世まで持っていくが、これらの日本と世界の決定的な『大きな違い』ですが、宗教感(道徳や哲学)が密接に関連している。



『韓国の宗教団体が経営する「国民日報」と、その宗教系新聞社と提携する産経新聞社の闇』

『蛇の道は蛇』で今回の韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領を陰で操る女ラスプーチン(謎の女性・崔順実)に関しては一番詳しいのが国民日報という聞きなれない韓国の新聞社の記述であり、参考になる。(この新聞の場合、紙面の4ページ分が宗教欄)
ソウルに本社がある宗教団体が経営する新聞社『国民日報』と日本の産経新聞社は提携関係にあったのですが、大型旅客船セオゥル号沈没時のいわゆる『秘線』報道では、独身の韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領の男女の不倫関係を匂わせるセクハラ報道では産経新聞社のソウル支局長が名誉棄損で在宅起訴されて大騒ぎになる。
ところが、相手の男性とは韓国の女ラスプーチンの元夫なのですから、なんと、日本の産経新聞の加藤ソウル支局長の場合は今回発覚した『秘線実勢疑惑』をいち早く報じていたのである。(産経新聞は誰にも分からないように、密かに『内部告発』していた)

『カルト右翼の産経らしいと言えばそれまでだが、まさかのどんでん返し』

マスコミの誰もが怖がって報じないことを産経新聞は唯一書いていたのである。
ところが、折角のネタを『カルト宗教がらみ』との一番大事な裏事実をはっきりと書かずに、独身の女性大統領の男女関係であるかのごとく偽装して、曖昧に誤魔化して意味不明のセクハラ記事にして仕舞った。
(国民日報、10月30日)『母の突然の死でとてつもない心痛に悩まされていた朴槿恵氏の前で、崔氏が母の魂に憑依したと言って、彼女の表情や声を演じた。これを見て驚いた朴槿恵氏が気絶して入神した』
『入神』とは、幻を見たり、天国や地獄を見たり、熱いスピリチュアルな体験、神が宿ったりするなどの神秘体験。100年前のロシア帝国を陰で操った挙句に崩壊させた怪僧ラスプーチンと同じで、病気を治す、占うなど呪術的な内容でキリスト教神学から逸脱していた。
100年前の1916年12月17日、ラスプーチンはロマノフ朝の一派によって暗殺されたが、ロシア帝国自体も翌1917年の二月革命によって崩壊する。

1年前を振り返る『画期的な韓国の裁判、産経新聞ソウル支局長のセクハラ誤報が無罪に』2015年12月20日 |東アジア共同体

2015年12月18日付け朝日新聞は『産経新聞・前ソウル支局長の無罪判決 韓国外務省、異例の「配慮」 なぜ?』と題して、『加藤達也前ソウル支局長は記事で書いた「うわさ」が虚偽で、それを加藤氏も認識していた。』事実を報じている。
一発退場のレッドカードなのですから、誰が見ても産経新聞の記事はアウトである。
しかも『誤報である』と自分で認めたのに、何故か、当該記事の訂正も謝罪も拒否しているのですから不思議である。(『事実ではないが、大事な報道だった』と開き直っているが、報道人としてあまりにも不真面目な態度である)
これでは誰が考えても有罪は免れない厳しい展開であった。
ところが裁判長は判決の言い渡しを始める前に『韓国外交省から裁判所に異例の「配慮」(無罪放免)を求めた』文書を読み上げる。
行政府である外交当局が司法府である裁判所に要請をする極めて異例な成り行きである。
民主主義のイロハというか、韓国政府による三権分立の大きな逸脱ですが、この時、『傍聴席がざわついた。』『加藤氏は涙をこらえているようにも見えた。』と朝日新聞は書いている。
マスコミは、『停滞する日韓の外交交渉に弾みはつくのか。』的な解説を行っていたが、実はこの話には隠された裏事情があった。

 『国辱的な産経新聞の低俗なエロ記事もどき』

裁判になった産経新聞の記事とは、2014年4月のセウォル号沈没事故時、朴大統領が元側近男性と密会して『7時間消息不明になっていた』、『そのウワサは「良識のある人」は、「口に出すことすら自らの品格を下げることになってしまうと考える」というほど低俗なものだったという。ウワサとはなにか。』とエロ記事であるかの如く偽装していた。
当該の『産経ニュース』のWeb記事ですが、だらだらと『それらしい』意味不明な会話を羅列して水増しした4000字もの長文であるが、何回も繰り返し強調されている韓国大統領に対する誹謗中傷以外は中身が極めて希薄。同一の『文章』が記事内で繰り返し意味も無く重複している様は見苦しい。産経新聞は真面目に記事の校正を行ったのだろうかと疑問に思うほどの実に不思議な体裁になっていた。
今から思えば、産経新聞のソウル支局長だった加藤記者は、実は全く別の事(破壊的カルト宗教に嵌る大統領の問題点)を書いていたのである。

『自分で「口に出すことすら自らの品格を下げることになってしまう」と極限まで矮小化して真実を誤魔化す』

7年も前に駐韓アメリカ大使が破壊的カルト宗教に嵌る危ない韓国の朴槿恵(パク・クネ)を報告するぐらいに『公然の秘密』であったのですからセウォル号沈没事故時の『空白の7時間』(秘線)の意味がオウム真理教のイニシエーションのような禍々しいオカルトである事実は関係者全員が知っていた。
シャーマンに40年間もマインドコントロールされていた危ない韓国大統領の朴槿恵(パク・クネ)のことは、もちろん産経新聞の加藤ソウル支局長は熟知していたのである。しかし、タブーなので書けないのでセクハラのエロ話に偽装して報じたのであろう。
そもそも産経記事の内容が誤報である事実は加藤ソウル支局長自身が既に認めているのですよ。
ところが、謝罪も訂正も拒否したが、これもある意味では当然で、産経記事の内容は間違っていたが、『怪しい秘線』(空白の7時間)自体は正しかった。当該の『産経ニュース』のWeb記事よりも、もっと問題点は深刻で大きかったのである。

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