逝きし世の面影

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ナショナリズムと東京五輪閉会式の昭和天皇とハカ・ダンス(War Cry、闘いの叫び)

2012年08月18日 | 政治・外交と天皇制

敗戦濃厚な1943年(昭和18年)10月21日の明治神宮外苑の国立競技場で行われた戦地に赴く学生の出陣壮行会(学徒動員)を連想させると不評をかこった、国立競技場での東京オリンピック開会式(1964年)の日本選手団437名の一糸乱れぬ分列行進の威容。

『ナショナリズムを目一杯煽る韓国大統領の思惑』

レームダック化した李明博大統領による唐突観が否めない竹島電撃上陸や天皇の謝罪要求は、政治外交を総合的に判断すれば韓国にとってプラス面よりもマイナス面の方が大きい。
一国のトップ(政治指導者)として、いたずらに自国のナショナリズムを煽る行為は何とも杜撰な判断であり、姑息な『人気回復策』としても疑問であると思われる。
長い目で見れば、日韓双方誰も得するものがない愚策中の愚策である。
2012年12月に韓国大統領選を控え、任期が残り少なく『死に体』の李明博大統領は実兄が逮捕された賄賂事件でも大統領本人の関与や辞任後の逮捕まで噂されている位に求心力を失っている。
弱り目に祟り目で、日韓で軍事情報を共有する条約(軍事情報包括保護協定)が6月末に結ばれる事が国会で発覚して無期撤回に追い込まれ、責任者が引責辞任する騒ぎに発展する。
韓国民の李明博政権に対する怒りは収まらないが、これは当たり前である。
日本人では誰一人いないので『そんな馬鹿馬鹿しい話はない』と信じられないかも知れないが、『日本の朝鮮再占領』(軍事侵略)を心配する市民が韓国国内では多数派なのです。
韓国軍創設の動機(表向きの名目)とは日本からの独立確保なのですから、日本の自衛隊と韓国軍の提携話は韓国民にとってはタブー中のタブー(最高位の禁忌)である。
両国の軍事提携を韓国側から提案することもないし、日本からの提案に応じることも絶対に有り得ない。
多分この話は、日韓の複雑な事情(歴史問題)に疎いアメリカ軍幹部が『便利だから』と日韓に対して締結を強要したのだろう。

『日韓軍事同盟(軍事情報包括保護協定)への韓国市民の反発』

軍事情報の日韓共有の話は日本側マスコミでは2008年のテポドンⅡの時に、『領空侵犯なら打ち落とす』と宣言していた日本側のイージス艦が、北朝鮮のロケット発射をテレビ放送で知った大失態から、打ち上げを瞬時に察知した韓国軍との連携を模索した結果、今回の協定が成立したとしているが真実とは程遠い。
マスコミや日本政府による真っ赤な嘘である。
韓国軍の指揮権は国連軍(実質的には在日米軍)に有り、韓国軍と米軍は情報を共有する関係にある。
同じく自衛隊も米軍と情報を共有しているので、韓国軍が察知した軍事情報は米軍を通じて自動的に日本の自衛隊も知っている筈である
自衛隊がテレビ報道で打ち上げを知った阿呆臭い話が(マスコミの報道のとおり)『真実である』とすれば、原因は米軍が北朝鮮のロケット発射を『極秘扱い』にして日本側(自衛隊)に連絡しなかったからであろう。
これも実は、アメリカ軍として当然の処置であり何の不思議も無い。(人工衛星ロケット打ち上げも、弾道ミサイルの試射も実質的な意味は同じ)
日本政府(麻生太郎首相)の『ミサイル撃墜命令』は口から出まかせで、『本気だった』可能性は限りなく低い。ほとんど『ゼロ』である。

『日本政府(麻生太郎)の五つ星のトンデモ度』

幾ら『ミサイル撃墜』が世界に前例がなく可能性がゼロに近いとしても、アメリカ政府や米軍としては絶対に日本や自衛隊に北朝鮮の発射情報を知らせるはずがないのである。
『撃墜命令』が麻生太郎や日本政府の北朝鮮バッシングの政治宣伝のハッタリや大法螺の類であり、日本の宗主国のアメリカとしては責任上恥ずかしい話で愉快でない。
ハッタリでなく、もしも『本気だった』としたらアメリカが余計に困るのです。
何故なら、人工衛星打ち上げはもちろん、たとえ弾道ミサイルの試射であっても平時に他国が撃ち落とした前例がない。
平時ばかりか、戦争中でも矢張り例がない。
それ以前に、2008年の漫画中毒の麻生太郎の日本のように、正当政府からミサイル撃墜命令が発令された例は世界中で1回もない。
撃墜命令を出した日本政府の『とんでも度』は桁違い。
現実の政治や軍事の話ではなくSF小説とか漫画などの架空世界の水準であり、普通の常識ある大人が語る話ではない。
日本政府の撃墜命令は、空前絶後で軍事冒険としても『狂気の沙汰』なのである。
何故なら、もしも自国の同盟国である日本がアメリカ製の防空ミサイルで他国の人工衛星を撃ち落としたら、アメリカが一番困る。
また日本が撃墜しようと対空ミサイルを発射して当たるどころかかすりもしなかったら(高い金で日本に売りつけた)アメリカがもっと困る。
何れにしろ、アメリカ軍がわざと日本の自衛隊に北朝鮮のロケット発射の情報を提供しなかったのは当然で、何の不思議もないのである。
アメリカが不真面目な麻生太郎や(何をするか分からない)日本の自衛隊に隠蔽して当然であった。
ところが日本として、『本当のこと』は対米従属の国是に都合が悪いし、自衛隊が米軍に1人前の大人扱いしてもらえない(半人前どころか、厄介者扱いされている)現実は、恥ずかしくて絶対に言えないので、麻生太郎や日本のマスコミとしては今の様な『真っ赤な嘘』を付くしかなくなる。

『風が吹くと桶屋が儲かる』

麻生太郎首相の4年前のテポドン騒ぎの阿呆臭いハッタリ(大嘘)が、4年後に韓国の李明博大統領を絶体絶命の窮地に追い詰める。
軍事情報共有を目的とした日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の署名が6月29日に予定されていたが、韓国側の要請で急遽無期限に延期された。
GSOMIAの締結目的は、表向きはテポドンⅡ発射を韓国軍が瞬時に把握していたが自衛隊がテレビで知ったからとの馬鹿馬鹿しくて話にもならない与太話が根拠となっているが、『軍事情報包括保護協定』(GSOMIA)は、日本と韓国の『物品役務相互提供協定』(ACSA)とセットになっている。
今度の日韓の軍事協定の本当の主役(黒幕)は米国で間違いないだろう。
もしも第二次朝鮮戦争が勃発すれば今のように日韓がACSAとGSOMIAに未締結であると、米軍の部隊の移動や交代が大きな制約を受ける可能性があるが、アメリカは朝鮮戦争を望んでいないし南北朝鮮や中国ロシアも望んでいない。
もちろん日本も望んでいないので半世紀前に実質的に終わっている朝鮮戦争が近く再開される可能性は無いが、予算削減で縮小される米軍の穴埋めに自衛隊や韓国軍を自由に使いたい。
この為、米軍トップのマレン米統合参謀本部議長2010年12月に韓国に対して『朝鮮半島の軍事面における日本の役割の必要性』について強調、両協定の締結を要求した。
いくら無茶苦茶でもアメリカには逆らえない。
対米従属が国是の日本や韓国の李明博政権としては、発覚すれば大問題になる(根本的な禁忌に触れる現実問題の複雑な事情)事が事前によく承知していたのである。
無茶苦茶なアメリカ軍の無理筋の要求である、今回の日韓軍事情報包括保護協定の締結は、発覚すれば『日韓軍事協定は、韓国史上初の売国協定だ』と李明博政権が必ず窮地に追い込まれることが分かっていた。
ところが困ったことにアメリカに対しては『いくら何でも無理筋で、それは絶対に出来ません』とは、どうしても正直に語れなかった。
海兵隊のオスプレイで良く分かるように、そもそも最初から日韓両国はアメリカ側の要求は何であれ、断れなかったのである。

『煮え湯(軍事情報包括保護協定)を飲まされた李明博』

日韓軍事情報包括保護協定の締結で、窮地に追い込まれた李明博大統領としては他に道がない。
今回の日本としては唐突な印象がする『竹島』上陸や『天皇謝罪』要求発言は、韓国側としては何とも致し方ない成り行きなのだろう。
韓国国内で韓国人相手の発言とはいえ『(天皇も)韓国を訪問したいならば・・心から謝罪すればいい。(盧泰愚大統領に対する1990年の明仁天皇の)「痛惜の念」などという言葉一つなら、来る必要はない』とは幾らなんでも態度が大きすぎるし非礼すぎるだろう。
財界人から大統領になって経済再建を期待されたが実績を全く残せない李明博は、政治家として『愛国心』があるところを強調したいのである。
サミュエル・ジョンソンの『愛国心は悪党の最後の拠り所だ』との18世紀の格言は21世紀の今でも少しも変化していない。
竹島領有宣言や天皇の謝罪要求発言よりも、今回は『日本の力は以前よりも落ちている』発言の方がこたえますね。
日本人の一人として『いや違う』と文句を言いたいのだが明確な事実なので悔しいが『一言』も反論できない。
此等はいずれも指導者とか知識層の主張であると見るから非礼で不愉快なだけで、『発言内容』自体は今の韓国民の知的でない庶民レベルの意見を代表しているのでしょう。
ところが、『知性の劣化』が究極的に進んでいるのは韓国だけでなく日本も一緒で、同病相哀れむ関係である。
8月14日にサッカーJリーグの清水がロンドン五輪で4得点を挙げた韓国代表FW金賢聖(KリーグのFCソウル)の獲得を発表したら抗議の電話が殺到しているらしい。
3位決定戦で別の韓国選手の竹島領有のパフォーマンスに『同じ韓国人のサッカー選手だから』と過激に反応して怒っているのですが、同じ日本人として嘆かわしい限りである。
なんとも恥ずかしく大人気ない態度である。
韓国代表を獲得した清水に抗議する市民の発想は幼稚で幼い子供以下の水準であり、これ以上に愚かな国辱行為があるだろうか。

『怒らないのが日本人としての伝統』

日本人として怒るなら、今回のロンドンオリンピック開会式で日本選手団だけが強制退場させられた前代未聞の珍事件の方が先でしょう。
また今上天皇に対する非礼なら、48年前の昭和39年(1964年)の東京五輪閉会式で、7万観衆と衛星中継での世界の視聴者の前でのニュージーランド選手は元大元帥の昭和天皇の前で『最敬礼』し、ご丁寧にもハカ・ダンス(手を叩き足を踏み鳴らして叫び、自らの力を誇示し、相手を威嚇する)ウォークライ(War Cry、闘いの叫び)まで披露している。
裕仁天皇の戦争責任を世界に向かってアピールしているのですよ。(ニュージーランドやオーストラリアは第二次世界大戦時の連合国の最前線だったので、日本の連合艦隊の脅威に晒されていた)
ところが当時の日本人では誰一人問題にしていない。
それどころか閉会式の翌日には、現在は東京都知事で極右レイシストの代表格の石原慎太郎(当時は作家で参議院議員になるのは4年後の1968年)は『冷たいほど整然としていた開会式に比べ、心躍る。』『聖火は消えず、ただ移りゆくのみである』と手放しで賞賛しているのです。
右傾化した今とは同じ日本国とは到底思えない『隔世の感』がある。
この閉会式でのウォークライ(War Cry)の映像は市川崑監督の記録映画『東京オリンピック』にも収録されているが、ロイヤル席の天皇皇后の姿とニュージーランド選手とを同時に写していないし時間的にもごく短く編集されているので、敬礼とハカの意味する『天皇ヒロヒトの戦争責任』には日本人では誰一人も気が付かないように工夫されているのです。
オリンピック東京大会の開会式では、几帳面な性格が特徴である日本人の悪さが露骨に出て、今の北朝鮮の軍事パレードを連想させる日本選手団の一糸乱れぬ分列行進には、『美しい』との賞賛は日本人関係者だけだった。
日本の組織委員会が管理する厳格すぎる入場行進には、海外からは『見苦しい』と批判されていたのである。

『空気が読めなかった日本のオリンピック東京大会役員』

外国人から批判の声が出ていた原因は、ヒットラーの演説やイタリアのムッソリーニのファシスト党を連想する右手を高々と挙げる日本人選手団の敬礼にあったのですが、東京大会は1964年開催であり第二次世界大戦が終結した1945年から、たった19年しか経っていなかったのである。
国内外で違いがあった。
米軍占領下で苦しんでいた沖縄県を唯一の例外に、短期間のうちにすっかり忘れた日本人とは大きく違い、世界の多くの人々には『戦争の記憶』は生々しく記憶されていた。
世界で日本人だけが、綺麗すっかり第二次世界大戦や軍隊の恐ろしさや戦争責任を忘れていたのである。
今回のロンドンオリンピックのように便乗商法の日本選手団をレッドカードで一発退場にしたように、どこの国でも五輪の開会式(聖火の点火式)は厳粛で形式張っているのだが、対照的にロンドン五輪でも全選手が入り乱れて競技場に入ってくる閉会式はざっくばらんで開放的。
スポーツが絆となり国籍や人種や宗教を超え世界が1つになる瞬間を演出して五輪の素晴らしさを体感出来る仕組みになっている。
世界の人々が見て感動で胸が熱くなる開放的な現在のような素晴らしい閉会式になったのは昔からではなく、実は48年前の日本の東京オリンピック大会からだったのですから何とも愉快である。

『瓢箪から駒「失敗は成功のもと」だった東京オリンピック閉会式の大成功』

1964年10月24日午後5時、国立競技場での東京オリンピック閉会式は、軍隊並みに整然とし過ぎて外国人には不評だった開会式の入場行進とは大きく違うものになったのです。
閉会式の入場は1956年メルボルン大会から国別ではなくなっていたが、東京大会の閉会式は、それ以前の形式とはまったく違っていた。
東京大会閉会式でも係員が何時も通りに選手たちを入場前に整列させようとしたのですが、開会式での厳しすぎる整然とした運営に対する外国人の不評が頭にあったのか、いつものような日本的形式主義や厳格さがまったく無い。
その為に競技終了後のお祭り気分で気持ちが高まった選手たちは係員の制止を無視して、一斉に競技場になだれ込むと日本の旗手やザンビアの旗手を次々と肩車する騒ぎに発展。至る所で選手の交歓会が始まる。
突然の出来事に閉会式典の担当者は大慌てするが、国立競技場の7万観衆や衛星中継を見ていた世界の視聴者は拍手大喝采で大喜び、予期せぬハプニングが人々の素朴な感動を呼んだ。
厳格すぎる日本的な東京五輪の開会式の『規制』から生まれた反動(ハプニング)が、現在のすべての人々の感動を呼ぶ開放的な素晴らしい開会式が始まったのですから、事前の根回し(準備)や規律大好きの日本人としては皮肉でもあり、不名誉のような名誉のような何とも不思議な逸話である。
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一糸乱れぬ (農婦)
2012-08-18 16:05:42
私は1950年生まれですが、18歳まで一糸乱れぬという行動をみてきました。美しいし,別になんのプレッシャーもなかったので、総体戰の応援活動は楽しかった思い出です。コメントにもならないのですが、私の高校は、東北のど田舎の一応進学校でしたが、運動部で活躍できた人ほど、国立大に進学できたのには、しかも、女子ですから。あっぱれです。しかし。運動部でも活躍し、あの当時国立大学にはいれるとゆことは、大変な事だったと、畏敬のおもいです。今高校時代の友に出会い少しずつ、自分の、誤ちを糾していければなー。と。原発いらない運動に参加しているこんにちです。
アウシュビッツの地獄 (宗純)
2012-08-18 17:02:04
農婦さん、コメント有り難う御座います。

アウシュビッツ強制収容所の生還者にとって、一番苦しかった思い出とは、耐え難い飢えでも強制労働でもなくて、毎日繰り返される朝の全員点呼だったのですよ。これが一番収容者にとっては辛かった。
アウシュビッツ程では無いだろうが、私の子供時代に一番苦しかった思い出といえば毎朝の学校の朝礼だったのですよ。
教師は子供たちを綺麗に整列させようと苦心しているのですが、こちらの方は人前で倒れ恥をかかない様に必死で耐えている。多分栄養失調だったのでしょう。
ですから今でも整列は大嫌いなのです。自分が嫌いなだけでなく人が並んでいるのも不愉快に思う。グルメブームですが、並んでまでものを食うなど浅ましい限りです。
高校野球の開会式など、醜く恐ろしい様はありません。
一糸乱れぬ分列行進ですが、人間は社会的な生き物なので、あれは一人でも例外が出ては絶対に成立しない不思議な性質があるのですね。
普通の人間は、無意識に他の人の行動に簡単に影響されるのですよ。
この性質を熟知していた私の父は兵隊時代、連隊の閲兵式で行われる分列行進で、一人わざと足をバタバタさせて調子を狂わせると数百人の中隊全員が引き込まれたバタバタと足なみが大混乱して行進どころでは無くなるのです。
人前で大恥をかき連隊長からも叱責された中隊長は自分の中隊全員を厳しく懲罰するが、面白いので何遍も繰り返したそうですが、不思議な話ですが最初に始める張本人が誰であるかは分からない。
何度もいたずらしても1回もバレなかったのですね。


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