逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

このクソ忙しい時に、北朝鮮の衛星打ち上げ

2012年12月12日 | 社会

『恥ずかしいダブルスタンダーの極み』

北朝鮮は日本にとっては韓国に次いで一番近い1000キロ以内の隣国である
弾道ミサイルとは名前の通り弾道(放物線)なので、最大射程と最大到達高度は比例する。
日本が1998年に大騒ぎした射程3000キロ以上と推定されるテポドンは遥か頭上の宇宙空間を飛び越えるので日本の脅威でも何でもない。
日本国にとって脅威なのが射程が1000キロで、既に100~200基以上が配備済みとされる中距離弾道弾のノドンミサイルである。
剣呑な破壊命令処置などと日本政府やマスコミが大騒ぎしている長距離弾道弾は、実は日本の脅威とは無関係。
飛行機が飛ぶ大気圏は領空侵犯を主張できるが、人工衛星や長距離弾道弾が飛ぶ宇宙空間は国家の主権が及ばないので日本の主張は無理筋だった。
14年前のテポドン騒動では米露中など日本以外の国は『人工衛星の失敗である』とした。
衛星打ち上げなら日本も行っているので、金もないのに『無駄遣いするな』程度の話で、北朝鮮を非難したくても出来無い。
また例えミサイルでも長距離弾道は自国の安全保障になんの関係も無いのに日本の世論が極度に硬直化、右傾化した。
日本だけが強硬にミサイル説を主張、他国を説き伏せて国連で北朝鮮非難決議を通して仕舞う。
滅多にない久々の日本外交の大勝利である。
当時の日本国の北朝鮮非難の言い分は『ミサイルと衛星の打ち上げロケットは違う』であった。
ところが今は『ミサイルと衛星打ち上げロケットは同じである』と正反対。三百代言の橋下徹のように何時の間にか一番大事な論点がすり替わっている。
ダブルスタンダードの極みというか、ご都合主義というか。
情けない。
日本の政府やマスコミは14年前に自分たちが主張していた一番大事な事柄を、現在は自分自身で否定しているのですから大笑いというか恥ずかしい限りである。
南朝鮮(韓国)はロシア製の1段目ロケットを使って今回の北朝鮮と同じ南方向に2回打ち上げたが、いずれも人工衛星打ち上げに失敗。技術的問題で3回目の打ち上げを先月29日に急遽中止している。
北朝鮮は過去に3回打ち上げに失敗していたが今回4回目に人工衛星の打ち上げに一応成功した模様です。
(2006年の場合は、あらかじめロシアの軍事海域に着弾地点を設定していたので北朝鮮ミサイルの試射実験)

『価値観(何が一番大事かの優先順位)が狂っている』

一度身についた知識や経験は自転車とか水泳と同じで忘れることは少ない。どれ程大掛かりなキャンペーンを繰り返しても人々を間違いに誘導することは難しい。
ところが『何が一番大事であるか』の価値観の優先順位は、実は簡単な方法で人々を間違に誘導することが可能なのです。
北朝鮮の話などはその典型例。
拉致事件が良いか悪いかを問えば誰でも悪いと考えるのは当然である。
ただ30年前に日本人十数人が関係した歴史上の話であり、今も続く日本人数万人の中国在留日本人孤児の悲劇や、朝鮮人を百万人以上拉致したり中国人を二千万人も殺したりした歴史上の話と、どちらが大きな問題であるか。あるいは1日に100人以上が自殺する日本国にとって、どれ程の優先順位かの考えがすっぽり抜け落ちているのです。
客観的に物事を考える習慣が無い悲劇ですね。

『相似形の原発安全神話、北朝鮮危険神話、日本不敗神話』

67年前の日本敗戦後に一億総懺悔論を日本のマスコミや知識層が主張した。
だまされた普通の一般人と、だました政府、マスコミや知識層とは、正反対と言ってもよいくらい『責任の大きさ』に差がある。
いくら『良かれ』との善意からであれ結果が悪ければ責任を追及される。
10年前『軍事独裁政権の崩壊が近い』『締め上げれば直ぐに崩壊する』との判断から日本は徹底的な経済制裁と全ての交流封鎖を進めた。
日本中で全てのマスコミを総動員して極度に緊張感を高める北朝鮮バッシングのプロパガンダを飽きることなく金太郎飴の如く行う。
日本国が自民党から共産党まで文字どうり挙国一致、全員一丸となって行った日頃やり慣れないアメリカ的な力ずくの超強硬策(北風方針)ですが、北朝鮮の崩壊や妥協を引き出すどころか結果は正反対。
政治とは結果責任の世界で、物事の結果に対して必ず責任を問われる。
動機はどうあれ結果が悪ければ自動的に『主張』自体も『悪い』と判断される。
日本の緊張政策は、北朝鮮を核実験など超強硬策に走らした。
豪腕の軍事超大国アメリカでも、近頃は『力』に頼るブッシュ大統領風の最強硬方針は滅多に成功しない。
それを身の程知らずにも戦争放棄の平和憲法のある不慣れな日本国が行って万に一つも成功するはずが無い。
今回の日本の北朝鮮政策の『悲惨な失敗』は当たり前で行うまでもなく最初から『失敗の結末』は明らかだった。
『必ず失敗する』強硬策の後に残ったものは現在の超強硬策に走る北朝鮮と、極度に右傾化硬直化した日本という悲惨な政治情勢である

『必ず失敗する軍事オプションの無い経済封鎖』

経済制裁とは『兵糧攻め』のことであり実は軍事制裁(全面戦争)の一歩手前の事実上の軍事作戦なのです。
軍事制裁を予定していない日本の場合、理論的に判断すれば対北朝鮮経済制裁は成功の確率が低すぎる。
効果がまったく無い『気休め』とか『自己満足』の類であろう。
アメリカの対日経済封鎖のハルノートは日本側としては最後通牒(日米開戦の一歩手前)米軍の侵攻目前と判断した日本側は、先手を打って1941年12月8日真珠湾の米艦隊を日本海軍が奇襲攻撃する。
しかしアメリカの目的は最初から第二次世界大戦への参戦の口実作り。ルーズベルト大統領は反戦世論で当選したが公約とは正反対に何としても戦争を欲していた。
対日全面禁輸のハルノートを日本側に突きつけ日本軍の奇襲攻撃を誘った。(挑発的な瀬戸際政策の見本で、日本は日清日露、対中15年戦争など全て宣戦布告前の奇襲攻撃で開戦している)
日本軍の奇襲攻撃とは想定外どころか待ちに待った絶好の開戦チャンスであり、カモがネギをしょって鍋に飛び込んだようなものだったのである。
ところが拉致問題の小泉純一郎政権にしても現野田民主党政権にしても、政権与党の所属に関係無く日本の歴代内閣は今まで例外なく北朝鮮との戦争を少しも考えていない。
日本国は最初から軍事オプションは考えていない。もしもの時の北朝鮮との偶発的な軍事衝突時は『米軍頼み』で済ましている。
我が日本国の北朝鮮問題のように『他人のふんどしで相撲をとる』態度は最初から無責任であり不真面目の極み。
本来経済制裁が持つ軍事や外交の基礎知識を政府は無視しているか、最初からまったく知らない。
これでは成功する確率は最初からゼロ。
日本の経済制裁で北朝鮮が崩壊するとマスコミが大宣伝したが事実とは無関係な単なる『願望』に過ぎない。
原発安全神話と同じ種類の自分勝手の非科学的で『夢』とか『願望』であり、基本的に非論理的なインチキな詐欺話である。

『北朝鮮問題の落としどころとは』

これからの北朝鮮の将来ですが、唯一の超大国アメリカが大失敗して収拾がつかないイラクやアフガニスタン型の武力による強制民主化ではなくて、大成功している今の中国の市場経済の導入方式しか解決方法は無いでしょう。
今の日本国の最大の貿易相手国はアメリカではなくて中国であり、日中双方の経済依存は最早引き返せない親密な関係にある。
今後日中両国間で小さな揉め事程度は起きるかもしれないが、全面戦争が起きる可能性はゼロですね。
まったく同じことが中国とアメリカの間にも言えて、冷戦時代の疎遠だった米ソ関係とは大違いで米中両国は、双方が今や相手を破壊しては自分自身が成り立たないまでに経済的に依存し合っているのですから、小さな揉め事は起きても全面戦争はもはや起きようが無い。
体制が違うが最早『共存する』選択肢しか無い日本と中国、中国と米国との関係と同じことを、日本と北朝鮮との間にも実現し『安全』を確保するのが最善策である。

『口先だけではないアメリカ』 

アメリカは10年以上の経済封鎖で疲弊していたイラクに大量破壊兵器疑惑を口実にして汎アラブ主義のバース党フセイン政権を倒したり、反イスラエルのリビアのカダフィはアルカイダ系武装勢力とNATOの軍事介入で殺しているが、今度はインチキ臭い核疑惑を口実にしてイランの経済封鎖を行っている。
核兵器はヒロシマのリトルボーイを例外として全てがプルトニウム型なのですからウラン濃縮でのイラン核疑惑はヤクザの因縁に近い言い掛かり。
イランの経済制裁に関しては、アメリカのパネッタ国防長官がイスラエル軍のイランの核施設に対する奇襲攻撃を示唆しているのですから、何とも硝煙臭い剣呑な話である。
この米国防長官発言に対してイスラエルは否定も肯定もせず『今はその次期では無い』と将来のイランへの先制奇襲攻撃の可能性を保留している。
この軍事行動と一体となった危ない米軍のイラン経済封鎖の瀬戸際政策を、我が日本国は何の疑いもなく全面協力をしている。
経済制裁とは、日本が現行憲法で厳重に禁止している軍事オプションと不可分である事実を忘れているのだろう。
常にアメリカは、自国の国益の為なら『軍事行動も辞さない』と言い続けている。

『一人だけ、異様に張り切る日本』

北朝鮮の人工衛星打上に対して今回も2009年や今年3月と同じで、日本の森本防衛相は破壊措置(迎撃)命令を出して北東アジアの緊張状態を極限まで高めている。
しかし今回のロケット(ミサイル)打ち上げ予告に対して過激に反応しているのは日本だけの特殊事情。
一番北朝鮮に近い韓国は、いたって冷静で一人で張り切る日本とは対照的。
イスラエル軍の核施設奇襲攻撃と、その後に予想されるイランのホルムズ海峡封鎖の懸念から石油が世界的に高騰しているが、日本の自衛隊が北朝鮮の衛星を本当に迎撃・破壊すれば日本だけではなく北東アジア全体が大騒ぎとなる。
飛行中の他国の人工衛星を『ミサイル』だとして当該国家の主権が及ばない大気圏外で迎撃する行為とは、公海上を航行する外国船舶を撃沈するのと同じで、その成功の如何に関わらず即戦争行為に繋がる。
穏便な太陽政策と違い、今まで日本政府が行っていた相手国に対する暴力的な経済封鎖は段々とエスカレートさせないと効き目が無い。
それで仕方なく3年前の2009年、世界で始めてのミサイル(飛翔体?)破壊命令が麻生政権によって出されたが、この時に日本の自衛隊が本当に撃墜していたら自動的に戦争に発展していたらしい。
北朝鮮は今でも朝鮮戦争の戦時体制のままであり単に休戦しているだけ。
2009年の日本政府の破壊命令が実行されていた場合、北朝鮮は『敵が迎撃してきたら本気で戦争するつもりだった』との驚愕の事実を、韓国のメディアが報道しています。
もしも自衛隊が北朝鮮の衛星(ミサイル)を撃墜すれば、『北』の地対艦ミサイルが当該のイージス艦を攻撃して、その後日本側の対応次第でノドン・ミサイルが発射されてと、今まで続いている寸止め構造の危険な政治ゲームが一気に、誰も望んでいない偶発的な全面戦争へと発展しかねなかった。

『口だけ番長の日本』

世界的に前例が無い日本政府の超強硬なミサイル破壊命令は、イージス艦艦長(佐官)クラスの自衛隊の中堅現場指揮官の運用次第では『北朝鮮軍』との偶発戦争を引き起こしかねない危険な盲点がある。
このことに誰も気付いていないとは恐ろしい話であるが、実は『日本の誰もが偶発戦争の危険性を考えない』事実は当然の判断であり『当たり前』なのです。
これは軍事行動を躊躇わないイスラエルや米国とは大きく違い、平和志向の我が日本国は基本的に『口だけ番長』であり、9条の平和憲法のお蔭で経済制裁の延長線上にある『いざとなれば戦争を行う』との軍事外交の基礎知識的な考えが最初から無い。
ありがたいことに戦争で一番大事な相手を殺す(自分が死ぬ)『覚悟』も無い。
これでは日本は今のような政治ゲームは出来ても、イスラエルやアメリカの様な本物の戦争は出来ない。
この事実を、日本以外の周りの全員が見抜いているのです。もちろん相手の北朝鮮も見抜いているので経済制裁の効き目も自動的に無い。
日本の破壊命令が『本気』なら世界中が影響する大問題であるが、イスラエルとは違い大騒ぎになりようが無い。

『愚行の連鎖』

失敗した『経済封鎖』の次は日本の悪しき伝統である『情報封鎖』を行う心算だろうか。
3月の北朝鮮は日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)に対して発射施設以外に管制施設も公開して発射準備状況を見せるという招待状を送るが日本は参加しないと通知。
北朝鮮の衛星発射予告に関して日本側の対応は一番大事な『相手側』(仮想敵国)の客観的情報を無視して破滅的な無謀極まる戦争に突入した70年前とほとんど同じ態度であり進歩がまったく見られない。
何故自衛隊関係者や専門家を送らないのか。
今の様にみすみす絶好の情報収集のチャンスを自分から潰す、見ざる聞かざるの『情報封鎖』を行うようでは成功するものでも必ず失敗する。
孫子の兵法『敵を知り己を知れば百戦危うからず』の正反対である。
これでは自分勝手の脳内妄想を優先して日本国を破滅させた愚か過ぎる旧日本軍の無様な愚行を笑うことも出来ない。
政府やマスコミは弾道ミサイルと衛星打ち上げロケットに明確な違いがない(識別が困難)と主張するが真っ赤な嘘。
ロケットは大気圏外の宇宙空間まで上がれば成功だが、ミサイルは大気圏再突入の超高熱に耐え弾頭を守るミサイル先端のノーズコーンが不可欠で、ロケットかミサイルかの識別は本物の専門家なら一目見れば判別がつく。
ロケットか、それともミサイルか。
何れにしろ1998年の北朝鮮のテポドン騒動から続く人工衛星打ち上げが、現在の欧米紙までが注目するくらいに日本国全体が極度に右傾化する契機になった事実だけは間違いない。なんとも迷惑な話である。


『関連記事』
韓国初の人工衛星搭載ロケット日本上空通過か(資料)
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taka-ina@poem.ocn.ne.jp (弥勒魁)
2012-12-13 08:34:22
 呉越同舟の越から来て,日本に稲作・製鉄・造船・交易その他の技術を梵語と原始仏教とともに伝えた我々の先祖は,北条時政を菩提寺のガードマンとして雇っていました。
 日本人の防衛感覚を異常なものにしたのは,秀吉の刀狩であることは間違いありません。
 銃規制ができなくて苦労しているアメリカも行きすぎですが,防衛を人任せにする日本人もマキャヴェッリの「君主論」に従えばどうかしています。
 しかし,この体制は67年の余続いてきた。それは20世紀になってからの軍部の横暴に国民が呆れた後遺症なのだから,少なくも半世紀の時間をかけて修復して行くしかないでしょう。その間,何とかこの国を持ちこたえさせる方法を発案するのが20世紀前半生まれの日本人の使命ではありませんか?
悪意あるプロパガンダ (宗純)
2012-12-14 13:55:15
弥勒魁さんコメント内容と、当該ブログ記事とが無関係ですよ。
当方の記事の書き方が悪かったのかも知れないが、不愉快です。
この記事ですが基本的にはプロパガンダ論や情報操作、世論誘導の危険性を論じたものであり、ネタには多少しているが軍事外交とは直接関係ありません。
最新の DNAの解析によると日本人のご先祖様の縄文人は北方のバイカル湖から氷河期に結氷して陸続きになっていた日本列島にやって来たし、数千年前に列島に渡来した弥生人ですが中国の山東半島付近あたりかららしい。
弥生人のルーツは春秋戦国時代の斉国のあった地域で、司馬遷の『史記』にも秦の始皇帝の時代に、現在の江蘇省連雲港市徐福村出身の方士・徐福が紀元前210年に不老不死の霊薬を求めて中国の東方海上にある蓬莱島に渡ったとされる記述がある。
徐福が東方へ出帆して蓬莱島で王となった時期と、日本の記紀の記述で初代天皇の神武が即位したのが同じ時期となる。
何故、日本だけは徐福伝説を歴史家が取り上げないかの謎ですが、司馬遷の史記の徐福伝説の話と、日本の記紀の記述とが妙に一致するのですね。
徐福の一族と大王家(天皇家)の先祖が何らかの血縁関係があるとの話は、やはり不味かったのでしょう。
尖閣、竹島、北方領土 67年経っても戦後処理が出来ない日本の不幸
2012年08月22日 | 東アジア共同体
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/ea6fcd4e6b8e60a8cbb9bb923f4a7179
揚子江流域に住んでいた倭族が日本に渡来したとする別の説もあるが、仮説の域を出ません。
また、『日本人の防衛感覚を異常なものにしたのは,秀吉の刀狩であることは間違いありません。』などは意味不明。
日本人の防衛感覚が一番異常だったののは、富国強兵で米ソに次ぐ世界最三位の軍事大国だった大日本帝国の時代ですよ。
刀狩りとは正反対で、この事実は誰でもが知っているのですよ。
日本帝国時代には無敗神話を国民全員が信じていたし、徴兵制で国民皆兵だったのです。
ところが日本が大宣伝していた
「有史以来負けたことのない国」というのは間違いで1400年まえの唐と新羅の連合軍と戦った白村江の戦いとか、400年前の明と朝鮮との連合軍と戦った豊臣秀吉とかは負けている。
逆に750年前に日本国に侵攻しようとした朝鮮や南宋の兵が主力のモンゴル軍も失敗しているので一勝二敗で勝率3割3分3厘か、いずれも相手国を占領出来なかったので勝敗なしの引き分けと考えれば三戦して三分けです。
『日本書紀』の記述にある「我ら先を争はば、敵自づから退くべし」という7世紀に大失敗した日本側の極めて杜撰な作戦が、軍事大国のアメリカ相手に20世紀で成功するなど無理過ぎでしょう。
それにしても日本の政治家も軍人も弥勒魁さんも、日本書紀のこの部分を読んでいなかったとは、不思議な話ですね。
自説に都合の悪い部分を完全無視する今の態度は不真面目です。

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67年前のなれの果て... そして、もうずっと以前から知っている人は知っていたことですが、 〇やはり日本の原発は核開発目的だった! 米政府 日本の軍事プルトニウム備蓄を支援・容認! 開発担当窓口は電力各社(米NSN)  http://iiyama16.blog.fc2.com/blog-entry-...