逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

『ベストセラー作家だけど質問があるよ?』

2011年11月03日 | 社会

『もしドラ』の岩崎夏海氏が、『なぜ ぼくのことをスティーブ・ジョブズのような人間だと思わないの?』とネットで発信して大炎上中なんだそうである。
ハックルベリーに会いに行く
2011-10-19『ベストセラー作家だけど質問があるよ?』

こんにちは。
・ベストセラー作家だけど皆さんに質問がありますよ?
・何でぼくのことを承認欲求の強い人間だと思うの?
・何でぼくがブックマークのためにブログを書いてると思うの?
・なぜぼくの悪いところだけを取りあげて良いところを見ようとしないの?
・カエサルは「人間は自分が見たいと思う現実しか見ない」と言ったけどそれについてどう思うの?
・なぜぼくのことを偉そうと批判する人ほど偉そうなの?
・ブーメランって言葉を知っているの?
・なぜぼくのことを『ソーシャルネットワーク』に出ていたマーク・ザッカーバーグみたいだと思うの?
・なぜ ぼくのことをスティーブ・ジョブズのような人間だと思わないの?
・ぼくのような人間こそ「Stay hungry, Stay foolish」の体現者だと思わないの?
・なぜぼくのことを語る時に「ベストセラー作家」とか「もしドラ」とかの枕詞をつけるの?
・ぼくは本を出す前も出した後も変わってないのになぜ「ベストセラー作家になると偉くなって」というふうにイメージをねじ曲げようとするの?
・なぜ「終わってる」という言葉で全てを説明できている気になれるの?
・ぼくはもう三年も前からここで「終わっている」と言われ続けていることについてはどう思うの?
・あるいは子供の時から「お前は絶対成功しない」と言われ続けていることについてはどう思うの?
・「終わり」って三年も(あるいは四十三年も)「続く」ものなの?
・ぼくのことをすごいとは思わないの?
・ぼくを本物だとは思わないの?
・ぼくの本を読みもしないで批判するのは卑怯だと思わないの?
・卑怯者だと罵倒されて悔しくないの?

『嗚呼、承認欲求の巨星』

ベストセラー『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』の作家、岩崎氏が『ベストセラー作家だけど質問があるよ?』と題して『なぜ ぼくのことをスティーブ・ジョブズのような人間だと思わないの?』と自ら主張して12万件の反応(ほとんど全てが批判・罵倒)、とにかく最初から最後まで、承認欲求、承認欲求、承認欲求!『承認欲求の巨星』との声が出されているらしい。
岩崎氏としては、『オマエらこそ、承認欲求の巨星だろ?』とメッセージを発信しているとも受け取れるが、これは何とも致し方ない成り行きである。『なむあみだぶつ』としか言葉が無い。
なにしろ岩崎氏の質問のアタマは、
『1.何でぼくのことを承認欲求の強い人間だと思うの?』なのですよ。
岩崎氏は『自分で自分のことを承認欲求が強い』と思っている。
しかし、自分の巨大な『承認要求』が叶えられることを熱望してはいるが、その願望が我が日本国ではポジティブなものとは看做されず、逆にネガティブな恥ずかしい行為である事実を、氏は言葉には出さないが明確に自覚している。
それで発言が意味深なのですね。
先ず氏の、『ベストセラー作家だけど質問があるよ?』とのタイトル自体が承認要求の見本。
そして箇条書きされている項目は、すべてが『承認欲求、承認欲求、承認欲求!。』 なのである。
それにしても岩崎夏海氏ですが、彼は自分で『ベストセラー作家だけど』と言っていますが、本当でしょうか。?
大いに疑問です。
確かに『もしドラ』で一発当てたことは事実ですが、ベストセラー作家の意味は書けば必ずベストセラーに成る『世の中の全員が知っている』例えば赤川次郎や吉本ばななの様な著名な大作家?の意味であり、その意味なら彼は『ベストセラー作家だけど』などとは絶対に言えない。
誰も知らないベストセラー作家など、品の無い悪い冗談ですよ。
『もしドラ』は皆さん知っているかもしれないが、その作家である岩崎夏海氏の方は、大概の人は誰も知らない無名人。
ですから今回の質問でも彼は、『なぜぼくのことを語る時に「ベストセラー作家」とか「もしドラ」とかの枕詞をつけるの?』と、不満を口に出している。(『もしドラ』を必ず付ける必要があるのは本人が全くの無名作家だから)
竹村 健一的に無茶苦茶厚かましくはあるが、案外人間が正直ですね。
それはそうと、何故か大量に売れた『もしドラ』ですが、皆さんは書いてある内容に納得して買ったのでしょうか。
本当に読んだ(内容を理解した)人がいるのでしょうか。?
本は買ったが途中で馬鹿らしくなって、あるいは意味不明で理解できずに挫折した人々が殆どではないのか。
もし弱小高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んで本当に甲子園に行けるとでも、一人でも信じた人がいたのでしょうか。
本の内容の実現性はゼロですよ。
ドラッカーの経営学(マネジメント)で成績が上がる可能性よりも劇的に下がる方が確実で有り、甲子園どころか県大会も無理でしょう。
ですから、自動的にドラッカーの経営学論理の実現性も同じで、『ゼロ』である可能性が高い。 (科学の世界では、他の第三者の再現性の検証に耐えれない論は『間違い』であると判断される)
ピーター・ドラッカーですが、『経営の神様の松下幸之助』とみんなで持ち上げるので本人が勘違いして松下政経塾を作って日本社会に害毒を流したのと同じ意味で、忌々しく腹立たしくはあるが、到底賛成出来る内容ではありません。
ドラッカーですが、確かに『経営者の利益だけを追求する企業は市場から撤退すべき』など内容的に一部では納得出来るものも含んでいるかも知れない。
しかし、これは軍国主義の精神的主柱で日本を破滅に導いた忌まわしい教育勅語の中の記述にも、誰しもが納得出来る沢山の項目があるのと同じ意味である。
『有って当然』。何も良い部分が無いほうが余程『有り得ない』のです。
それにしても日本人のほとんどの皆さんは例外なく善良である。
しかも極端に謙虚に出来ている。
その為に、『本』を読んで書いてある『意味』が分からなければ、自分の知識や理解力が不足していると善意に解釈して仕舞う。
『判らない』原因が読み手の自分側に一方的に有り、書き手の間違いや力不足とは思わず逆に判らない分、『高級で素晴らしい内容』かも知れないと勘違いする。
そもそもが性善説で、ドラッカーの様な悪意ある知恵者相手では到底敵わないのは当然であろう。
赤子の手を捻るが如くで、高級官僚の答弁書や政府の出す何とか白書、損害保険契約の約款と同じで『本当の目的』が、最初から『読んでも、その内容が誰にも分からない』ところである等とは考えないので、まんまと騙されるのです。

『アップルのジョブズとマイクロソフトのビル・ゲイツ』

スティーブ・ジョブズの『承認欲求』ですが、マイクロソフトのビル・ゲイツと比べれば実に面白い。正反対であると言っても良いくらい対象的なのですね。
ゲイツは有名すぎるぐらい有名で、マイクロソフト社や彼を知らない人はいないでしょう。
ところがジョブズですが、アップルは有名だが彼の名前が知られだしたのは極最近で、それ以前は隠者に近い態度だったのですよ。
スティーブ・ジョブズが『ハングリーであれ。愚かであれ。』と世に発信しだすのは、彼が自分の死を明確に意識して時間が無いと思ったからです。
ですからスティーブ・ジョブズを例にする場合には、今の良く知られている『承認欲求のジョブズ』と、それと正反対の昔のよく判らないカウンターカルチャー志向でオルタナティブ的なジョブズの二種類のどちらであるかが大問題なのである。
昔のスティーブ・ジョブズは『お前達は間違っている』(今までが間違っていた)とのオルタナティブ的な少数派(異端)の立場からの象徴的な主張が基本であり、具体的な発信自体が極めて珍しかった。
しかし極最近に自分の死を悟ってからは『残された時間が無い』として大事な『部分』で態度を変えている。
ですから今回承認要求がわかり易いオーソドックスなゲイツではなくて、対極にあるオルタナティブで単純で無いジョブズの名前を出す真意が判らない。
多分何も考えずに、世間で今『一番話題になっているから』との理由だけで、一つの例として一筋縄ではいかない複雑怪奇なジョブズの名を出して仕舞ったのでしょう。(他にもフェイスブックのマーク・ザッカーバーグを出しているがITで大成功以外の共通項は無い)

『経営の神様の胡散臭さ』

そもそもドラッカーですが、『格差は心の持ちよう』との内田樹と同じで、世界に通じる経営学(マネジメント)と考えたら大間違いで、一神教的な新自由主義(ブローバルスタンダード)の経営学で、一見すると魅力的に思えるが危険極まりない代物ですよ。
ドラッカーの語る『論』をそのまま『正しい』と信じて、基礎となる文化が異なる日本への安易な導入は害こそあれ益は何一つも生まれないでしょう。
これは日本の大企業の殆どが導入して大損害を出した、成果主義の大失敗の例が証明しています。
『もしドラ』であるが、実はあれが『もしアメリカの大リーグ野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』なら、十分に説得力があるのですよ。
実は『もしドラ』の架空の高校野球女子マネージャーですが、大リーグの現実のゼネラル・マネージャーの発想や手法と寸分違わない。
『もしドラ 』に出てくる必勝法のノーバント・ノーボール作戦とは架空の話ではない。
新しい斬新な創作どころか、大昔から現実に大リーグで取り入れられいるし、それ以外の『もしドラ』の記述の数々も大リーグでは現在広く実践されているのですよ。
ところがアメリカのプロ野球とは一番遠い日本の高校野球だがら、腹も立つし『間違っている』と問題にしている。
でも、良く考えたら極端にガラパゴス化して奇妙奇天烈に進化した日本の高校野球とは、それ以外の世界ではあり得ない『特殊な世界』で、およそ野球界では大リーグ精神の正反対の極北に位置する存在なのですから、作者がそれを意識して書いていたら物凄い話であるが、多分なんにも意識していない。
『もしドラ』がヒットした原因ですが、アボカドのカルフォルニアロールの寿司と同じで、一般人が興味が無い堅苦しい経営学のドラッカーの記述内容と真逆の、萌え系の『本』のタイトルや表紙の図柄のアンバランス、意外すぎるコラボレーションの独創性の為では無いでしょうか。
これは大相撲の『猫だまし』に近い話で、残念ながら本道ではなくてゲテモノか一発芸で有り、これからも何度も利用できる技とは到底思えません。ですから矢張り本物のベストセラー作家に成れる可能性は低いでしょう。



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ベストセラー作家ではなくて、一発屋だと思う (壊れ甕)
2011-11-02 13:09:22
もしドラの後に発刊された「エースの系譜」は、同じ野球ものであるのにもかかわらず、もしドラと違って鳴かず飛ばずでしたからね。

そもそも、「ベストセラー作家」と自称するのであれば、東野圭吾や宮部みゆき、福井晴敏に京極夏彦といったような方々と肩を並べるレベルにならないと・・・。
そりゃあ「もしドラで一発当てただけの分際で、何言ってんだこいつは?」と呼んだ人たちから批判や罵倒を受けますよ。

岩崎氏はネットでこんなことを書いてないで、(執筆の速度を上げろとは言いませんが)執筆活動に専念していればいいのにと思います。
そうでない限り彼の後ろには「もしドラの作家・岩崎夏海」という枕詞が、一生つきまとい続けるでしょう。
丸っきり、アメリカ人ですね (宗純)
2011-11-02 15:53:45
壊れ甕さん、コメント有難うございます。

しかし、世の中には愉快な人がいますね~え。このネタは、愚樵さんのところで見つけたのですが大笑させいもらいました。
これ程厚かましい自己顕示欲の強い承認欲求の巨星は、日本人では実に珍しい。丸っきり竹村 健一状態ですね。
目障りな出る杭を常に叩き、謙譲が最大の美徳である島国日本では何とも珍しい。
しかし逆に生存競争が激しい承認要求が恥とはされない大陸のグローバルスタンダードだと珍しくも何とも無い。
実は、この岩崎夏海水準が普通で『標準』らしいですよ。
ですから今回岩崎夏海氏がネットでこんなことを書けば、日本では叩かれて当然でしょう。
それはそうと、何とNHKまでが『もしドラ』をアニメ化してまで放映しているのですよ。
不思議すぎるのです。
まだしも韓流ドラマの放映なら、十分に納得する理由が幾つも思いつくのですが、『もしドラ』の方はもう、お手上げ状態です。
何故なら、内容的に陳腐で批判する部分なら山ほど挙げれるのですが、褒めるところがゼロなのですよ。
何も無い。『もしドラ』を見て誰か『なるほど」と納得した人が一人でもいるのでしょうか。
NHKですが、『もしドラ』の放映は何が原因だと思いますか。
そもそも経営学が独立した学問ではなくて基礎として経済学や会計学がないと話にならないのですよ。経営学とは親亀の経済学、小亀の会計学の上に乗っている孫亀状態で、親亀がこけると上に乗っている小亀孫亀がみなこける。
ドラッカーの乗っている親亀である資本主義は、今や無制限の規制緩和の新自由主義の害毒で瀕死の状態なのです。
ドラッカーが忌避する「全体主義」とは? (りくにす)
2011-11-02 16:08:26
本題と関係ないのですが、「もしドラ」がらみのNHKの番組で富野悠紀(ガンダムの原作者)が「全体主義」についていろいろ読んでいたらドラッカーの『経済人の終わり』に出会ったと話していました。
ドラッカーもハイエクと同じくオーストリアから来た、「血と土」の絆より経済的自由を求める人だったのでしょうか。
『経済人の終わり』はいつか読もうと思っていますが、怠け者なのでまだ表紙さえ拝んだことがありません。

さて、岩崎氏ですが、承認欲求はともかくがっかりする「質問内容」ですね。
NHKがもしドラのアニメを放映した原因は (壊れ甕)
2011-11-02 17:19:19
ただ単に「去年一番売れた本のアニメ」だからでしょう。
これは今のアニメの製作状況なのですが、何百万部売れた原作本のアニメでないと、誰も興味を持ってはくれないし、誰も見てはくれないんですよ。

さらに、そのアニメが大当たりすれば、原作の本がさらに売れ、DVDとブルーレイも何万枚も売れるという相乗効果が付くんです。
実際、化物語やとある魔術の禁書目録シリーズ、インフィニット・ストラトスといった、いわゆるライトノベルが原作のアニメが大ヒットを記録し、原作の方もアニメの影響で何百~何千万部も売れたそうです。

おそらく、NHK側や岩崎氏は「これだけ原作がヒットを記録したのだから、アニメの方もヒットするだろう」と安易な考え方をしていたのでしょうね。
しかし、もしドラのアニメはものの見事に大失敗してしまった。
これはNHKや作者の岩崎氏にとって大きな大誤算だったといえるでしょう。
ドラッカーとナチス副総統ルドルフ・ヘス (宗純)
2011-11-02 18:02:48
りくにすさん、コメント有難うございます。

誰でしたか、名前がでて来ませんが新しい歴史教科書を作る会の極右の論客で『ソ連崩壊を予測した』と言っていた人物が居たのですが、これは阪神タイガースの20年ぶりの優勝を予想したとして大評判になり一時はマスコミがもてはやした細木数子と同じで、タイガーズ優勝は6分の1の確率、ソ連崩壊の方は、予測と言うよりも長年の単なる願望。
話には偶然と言うものがあり、何の根拠も無い願望でも、偶には当たるのです。
世紀の哲人ドラッカーですが、これに近い話ですね。
余りに馬鹿馬鹿しい誤解ですよ。
独ソ不可侵条約を予想したとして、天まで持ち上げているのですが、これは軍事的には、当然過ぎる予想の範囲であり何の不思議も無い。
ドイツの宿敵の陸軍大国フランスに侵攻する前に東西二面作戦で挟撃される危険を避ける目的で背後の強敵ソ連と一時的に休戦して、自分の安全を確保するのは誰でもが考えますよ。
ドラッカーの予想は余りにも当然の話であり予想しなかった方がお馬鹿だけなのです。
1939年8月23日にドイツとソ連が不可侵条約を結ぶ。
予想していなかった日独伊反共同盟の日本の内閣が総辞職。
ところがこの同盟は一時的。フランスが降服してドイツが欧州大陸全体を支配したら当然の結果として1941年6月22日からソ連に侵攻する。
ドラッカーがこの当然の結末である独ソ戦を予想したのであれば、素晴らしい判断力であると私も賞賛しますが、彼には独ソの史上最大の戦争を、全く予想できなかったのですよ。
彼は、ナチスドイツのファシズムの本質を理解できず、表面的に全体主義であるとしか理解出来ない。
それで、ドラッカーにはソ連も全体主義で同じであるとしか理解出来ない。
それなら当然の結果として独ソ同盟が出てくるのは、あまりに当然で、お馬鹿な右翼のドラッカーにそれ以外の答えが出る方が可笑しいのですよ。
スローガンなど表面だけを見て、究極の資本主義としてのファシズムの何たるかの理解が出来ないのです。
究極の、極限状態の資本主義であるナチスドイツの主敵は、その当然の結果として、あくまで社会主義のソ連であるとの経済学の根本原理が見えていない。
ですから第二次世界大戦終結するとすぐさま、終わらない公共事業としての冷戦を始めるのですが、この思想的な背景を提供していたのが誰あろう、このピーター・ドラッカーの発想であるのです。
独ソ戦の開戦直後にナチス副総統ルドルフ・へスがイギリスに飛び、英独の講和交渉を始めているのですが、これはドイツ敗戦後にはヘスが勝手に単独で行ったピエロであるとされ歴史の闇に消されている。
しかしですね。独ソ戦を開戦するなら当然二面作戦をを避ける目的で背後のイギリスとは講和したいと願うのはナチスドイツでなくても、誰であれ当然な話ですね。
ドイツですが開戦すればソ連はすぐさま崩壊するとの偽情報を掴まされてイギリスやアメリカに嵌められた可能性も十分に考えられるのです。
ソ連以外ではドイツの2000万人にも上る史上最強の鉄の軍団を抑えることが出来るものは当時世界中で何処にも無かったのですね。
欧州全域は焼け野原、特にヨーロッパロシアの全域を占領されたソ連は最大の2000万人もの損害を出し大きく立ち遅れる。
アメリカの覇権が確立するのは第二次世界大戦のお蔭なのです。独ソ戦が起きなければ超大国アメリカは存在しないのです。
NHKの『もしドラ』アニメ化 (宗純)
2011-11-03 10:45:31
壊れ甕さん、コメント有難うございます。

少し調べてみたら、2010年10月19日
NHK、NHKエンタープライズ、プロダクションI.Gの3社で制作される同アニメは、20代から40代の働き盛りをメインターゲットに、来年3月中旬の午後10時55分より放送予定(全10話を総合放送で)
とされていました。
ところが事実は、
総合放送ではなくてEテレ(教育放送)の毎週土曜日の5時55分~6時20分。
この時間帯は、そもそも子供向けで経営学には不向きすね。
『3月からNHK総合でアニメ化』を大人向けに製作してから、その出来上がった実物を見てNHK幹部たちは急遽子供向けに方針を大転換したらしい。
アニメですが、あれはヒットした有名なアニメ『タッチ』の出来の悪いパクリですよ。
ドラッカーの経営学なんか、一つもドラマの筋書きに役に立っていない。
無理やりのコジツケ。
ところが出来上がりが青春ドラマとしてもやっぱりぱっとしない。
この原因ですがアニメよりも、そもそも原作の『もしドラ』の方に問題が有り、当然の成り行きで有り、何とも致し方ないでしょう。
それにしても不思議ですね。
NHKの韓流ドラマの放映なら、すでにドラマのフィルムはあるので、買ってくるだけなのですよ。
しかし『もしドラ』の方は半年もかけて大金を使ってNHKが独自に製作した駄作中の駄作。
これはNHKとしては経営学的に大失敗の見本です。
しかも、そのそもそもの元が大笑い。
経営学の神様ドラッカーを取り上げている。
ですから、これはヘッジファンドで大失敗して倒産したお馬鹿なノーベル経済学賞を受賞した経済学者みたいな話ですよ。
えらく皮肉であり、教育的な内容を含んでいる。
それで深夜の総合放送で大人向けを、夕方の教育番組での子供向けに、NKHが変えたと。善意に解釈しておきましょう。
久しぶりの誰でもが大笑い出来る愉快な話ですね。
壊れ甕さん、ご指摘の『アニメ化による相乗効果』などの便乗商法ですが、
勿論その可能性も有りますが、しかしそれはNHKではなくて、行うなら(成功の確率が高いなら)民間放送のほうがぴったり当て嵌まります。
アニメ化したのがNHKだから問題点が大きいし、また意味が根本的に違ってくる。
ドラッカーですが、別に今の全ての聖域なき規制緩和の新自由主義を宣伝している訳ではないのですが(彼の生きていた時代が違っている)根本となる発想はお馬鹿極まるノーベル経済学賞受賞者フリードマンと同じなのですよ。
しかもリーマンショック以来、この『自由化』『規制緩和』なるものが、今までのポジティブなイメージの言葉から、正反対のネガティブな価値観を持つ言葉にコペルニクス的に大転換してしまった。資本主義の根本も疑われだした。
NHKとしては何としても、それもう一度元の位置に180度、ドラッカーの使って引っくり返したかったのではないでしょうか。
成功の可能性が高いから行ったのではなくて、その逆に政治的な目的で、誰が見ても成功率の低いアニメ化に踏み切ったのです。
『神様の女房』もまた・・・ (りくにす)
2011-11-04 22:34:14
返答ありがとうございます。
国策番組としては、『もしドラ』よりは出来がいいかなと思います。
しかし松下電器の家族的経営が消滅して新自由主義経済の下での「普通の会社」になっている今、隠しメッセージは何なのでしょう。松下政経塾を、ひいては現政権を信頼せよ、でしょうか?
ドラッカーですが、 (宗純)
2011-11-05 16:32:15
りくにすさん、コメント有難うございます。

ドラッカーですが日本にも度々来ているらしいし日本の風習にも精通していた。
ですから、日本国の終身雇用と年功序列の並列的な価値観の今までの資本主義経済が、
自分たち欧米の直列的な上下関係の弱肉強食の資本主義の経済法則とは、そもそもの精神的な発想の根本が違うことにも気が付いていたらしいのですよ。
ドラッカーは、
『すべての文明、あるいは国の中で、日本だけは、目よりも、心で接することによって理解できる国である』とか、
『日本人の強みは、組織の構成員として、一種の「家族意識」を有することにある 』とか語っている。
欧米一神教世界では神を頂点とする価値観であり、全てはピラミッド型に上下の序列が厳格に決まっていると考えられていて、これは職業(労働)にもいえて職業に貴賎の上下があるのです。
ところが多神教的な日本では多少の上下の差程度の価値観はあるが、全ては並立的であり仲良く共存している。
職業には貴賎が無い。
文字通り上下の関係が無いとされていて、『全てが大事であり、尊い』。
社長もホワイトカラーの社員もブルーカラーの労働者も同じ社員食堂を利用出来る制度は日本だけの特殊例。
欧米など外国では社長は将軍で、ホワイトカラーは将校、ブルーカラーは兵隊なので、同一の場所で同じものを食べるなど、最初から考えられないのです。
経営学のドラッカーですが、ですから将軍(経営者)や将校(知的労働のホワイトカラー)のことは色々語るが対照的に現場労働者に対しては極端に少なくて、ほとんど何も語っていないのですね。
ところが、正に日本の今までの経営の強みとは松下幸之助にもいえるのですが、現場労働者と社長とが並列的に同じように知恵を出し合うところなのです。
日本では一流大学卒の幹部候補生でも最初は現場の作業を経験させるが欧米のMBA(経営学修士)は最初から全くの別コースで、日本のキャリア官僚と同じ制度ですね。
一般の警察官が巡査からだが、キャリアはいきなり警部補から出発するので、駐在所なんか経験し様が無いのに似ていつが、この欧米ではとんでもなく権威があり優遇される経営学修士(MBA)とは、まさにドラッカーの経営学を学んで資格を取った人なのですが、これが日本では全く価値を認められていないのですよ。
言葉を変えれば、日本の経営では、誰一人もドラッカーの論理の正当性を認めていないのです。
ですから、一番最初に言ったように、皆さんは『もしドラ』を沢山買ったらしいが誰一人もその内容に納得した人がいなかった。
と判断されます。
『もしドラ』の作者ですが、たまたま成功したのは事実ですが一発屋以上ではないでしょう。
これは経営の神様松下幸之助にもいえて、事業で成功したのは事実ですが、松下政経塾の創設した動機は、何と『無税国家の創設』が目的だったらしいですよ。
これは駄目です。
トホホとしか言葉が出てきません。
無税国家とは、国家予算を一割ぐらいを使わず溜めていけば、将来は内部留保した資産の運用益で税金がゼロでも、誰も困らない理想国家が出来るとするものですが、
この『経営の神様』は経済学には全くの無知蒙昧。
話にも何も、お馬鹿の極みです。
インチキ臭いネズミ講とかマルチ商法に騙される小学生程度の数学が出来ない情けなさ過ぎる一流大学の学生の阿呆臭い話と、まったく同じ次元でである。
基礎的な経済学に無知で、『金』が勝手に『金』を生むと信じていたらしいのですね。
金は幾ら上手に運用しても、原理的に絶対にそれ自体では金が金を生むことは無く、増えないのですよ。
松下幸之助の無税国家の発想と同じ、金融立国で福祉国家との実体経済を無視した、お粗末なアイスランドの例が証明していますが、人口が30万人のミニ国家でも無理なのに一億人の人口大国の日本が、金貸し業だけで食えるなど夢のまた夢。
アホ臭すぎて批判する言葉もありません。

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