逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

経済問題で中国脅威論が起きない不思議

2011年10月05日 | 経済
『毎日新聞 2011年9月14日記事から』

松下幸之助が創設した『松下政経塾』一期生の野田首相が8月30日誕生したが何と2週間後の9月14日、生みの親のパナソニック(旧松下電器産業)が調達、物流の両本部を12年4月にもシンガポールに移すと発表した。
日本企業の 本社機能の海外移転は異例中の異例。
専門家は『調達部門を海外に移すのは珍しい。今後、電機以外の業種も含めて追随する動きが出る 可能性が高い』と指摘。
部材の購買は利益に直結し、調達部門は本社機能の重要な位置を占める。
調達から生産までを一貫させ、アジアに比重を移すが、日本の取引先企業の削減は、国内の下請け企業に大きな影響を及ぼす。
シンガポールを 選んだのは、インドや東南アジアへの物流が急激に増えると見込まれるため、と発表している。
海外調達の比率は 09年度の43%から12年度は60%に高める。アジアからの調達も33%から50%に増やす。今後はシンガポールの調達本部が各拠点の調達情報をまとめて発注し、購入価格を最も安く抑える。調達した部材は外部委託先にも供給する

『軍事よりも経済が日本の脅威』

野田新首相と同じ松下政経塾出身で、中国の軍事的脅威を声高に喧伝する元外務大臣の前原誠司民主党政調会長だが、不思議なことに経済的な脅威については一言も言及しない。
何とも不思議で合理的な説明が付かない。
前原誠司には陸軍主体で渡海能力が無い大陸国家中国の軍事的脅威は見えるらしい。
ところが、これとは対照的に目の前の差し迫った(日本をGDPで追い抜いた)中国の現実的な経済的脅威は見えないのだろうか。何とも不思議だ。
軍事だけが最大懸念だと間違って世論誘導している(経済問題を隠蔽している)かに見える。
今の日本国の生産拠点は国内から中国大陸に移動しているのですよ。松下が本部を移すシンガポールの国民は華僑なので中国人です。
ベトナムを除くタイやマレーシア、インドネシアなどASEANの経済の実権を握るのも矢張り華僑ですから基本的に中国人ですね
プロイセンの戦略家クラウゼヴィッが指摘したように軍事問題の『戦争とは政治経済の延長』なので、政治家が考えるべき一番大事な政治問題は安全保障(軍事)ではなくて経済なのです。
日本と中国との15年戦争の原因(関東軍の張作霖曝殺とか満州事変)が日貨排斥運動などの経済問題であり、イギリスのインドや中国に対する植民地化戦争の原因も経済問題であり自国防衛(安全保障)などは、まったく無関係なのです。
中国軍の軍事的脅威で、イギリスや日本が動いた訳ではまったく無い。
事実はその逆なのです。
現在起きているユーロ危機の最中のNATOのリビア空爆と同じで、リビアの軍事的脅威がまったく無いので仏英伊米など経済破綻寸前国家の有志連合が『リビアの無法』を理由にして、安心して軍事作戦が行えるのです。
今の日中の国民感情は最悪であることは皆さんが良く御存知のとおりですが、ところが70年代の田中角栄の日中国交回復の昔はそうではなかったのです。
今とは大違いで全てが正反対なのですね。
パンダブームなどがあり、今とは反対の超友好ムードであったのですよ。
その当時の日中の経済格差は数十倍の開きがあり、当時の中国軍の装備などはアメリカなら軍事博物館に展示していそうなほどの代物であり、地続きでもない日本が脅威に感じる何の問題も無かったのです。
昔の日本人の親中感情と同じで、今の反中感情も(アメリカの世界戦略として)多分意識的に作られたものでしょう。

『突然起きた韓流ブームの怪』

最近2ちゃんねる住人たちによる、『フジテレビが韓流ドラマをやりすぎで、まるでよその国のテレビ局のようだ』との不思議な抗議行動が起きたらしい。
『2ちゃんねるだから間違い』は短絡的で、実は理論がお粗末である分、その逆に動物的な直感が働くので案外正しく判断している可能性もある。
生産拠点の中国移転で生活出来なくなった日本の嫌韓嫌中(ネットウョ)の若者達の『中国共産党が悪い』も、実は結論部分だけは素晴らしくて、正しく日本国の経済問題の病巣を見ている。
経済学が理解出来ないので悲しいかな軍事など前原誠司のお馬鹿な話になるだけ。
韓流ドラマブームですが、日本のメディアの動きが確かに不思議なのです。
マスコミ総がかりの北朝鮮バッシングが始まった丁度まったく同じ時期に、NHKなどで韓流ドラマも始まっているので、メディアには十分政治的な動機があったのでしょう。
日本人に対して最大の影響力がある当時の映像メディアのニュース枠の殆どは他のニュースを流さず北朝鮮拉致事件しか流さない状態が何年も続いて日本の国民世論が極端に右傾化して仕舞ったのです。
拉致では日本国内の情報は極僅かなのですから報道の殆ど全部は北朝鮮脱北者証言を『事実である』とするものですが、公平な報道ではなくて『どれだけ北朝鮮が悪いか』を競う内容。
これはある意味当たり前で、その結果が北朝鮮だけでなく南朝鮮への反感を養うことになるのも時間の問題。事実在日婦女子のチマチョゴリへの嫌がらせ事件が頻発していた。
NHKなどテレビ放送で韓流ドラマが連続放送されだして、これがきっかけで韓流ドラマのファンが生まれ、ブームになるのも当然な成り行きです。
同じ映像メディアがまったく同じ時期に、一方で北朝鮮バッシングを行い一方では南朝鮮ドラマ連続放映を同時に両方行っていた。
特に強調したいのは北朝鮮バッシングと韓流ドラマと双方の、始まった時期がまったく同時なのですから、この二つに何らかの関連があると考えた方が正しいだろう。
実は今、NKHのイ・サンに嵌っています。
主人公が絶体絶命の危機に陥るので何ともその続きが気になるのですが、良く考えたらこれ、大昔の駄菓子を売っていた子供相手の紙芝居のやり口そっくりですよ。
インチキ臭いのです。
何が微笑みの貴公子ですか。日本ではあんなものは一番気持ちが悪い『薄笑い』ですよ。
頭を打って記憶喪失なんか、少しも珍しくも何とも無い。
今まで実際に何遍も見てきたが、記憶が無くなるほどのダメージを脳に受けていれば自動的に言葉も喋れ無いほどの痴呆状態になるので韓流ドラマの様な恋愛映画なんかになるはずが無い。

『有り得ない軍事対決』

隣国と紛争を起こせば誰も得をしない。双方が損をするのですよ。(漁夫の利を得るのはアメリカか?)
日本国の敗戦後の経済発展に冷戦時のアメリカの思惑が大きかったように、実は現在の中国の経済発展も新自由主義のアメリカの思惑(支援)が無ければ不可能なのですよ。
今のアメリカの対外貿易赤字は、以前は日本国相手だったが今は断トツで中国が一番大きいのです。
ところが不思議なことに日本と中国では大違いなのです。
昔に対日貿易で最大の赤字を出していた当時に凄まじい日本バッシングが起きたが、今のアメリカで同じような中国バッシングは起きていないのです。
何十年か前のアメリカの日本国に対する凄まじい強硬姿勢を知っている身には、今の中国に優しすぎる(日本に厳しかった)アメリカには違和感を覚える。
20年前の、冷戦終結時の日中の経済格差は一桁違いのとんでもない開きがあったのです。
ところが現在は御存知の通りにGDPで日中は同じに成っている。
これは名目GDPの意味であり中国が『元』をドルとペック制にしていて、意識的に低く設定されているからで、購買力平価で換算すれば中国が日本の倍ぐらいになります。
それなら巨大な中国は矢張りとんでもない脅威であるとの考える方が正しいだろう。
日本の保守政治家は昔どうりのままの『日米同盟』が、今でも存在すると思いたいらしいが20年前の冷戦崩壊後の現実は厳しい。
現実は、第二次世界大戦以前の中国と米国の両二大国家による『米中合作』の復活が密かに行われているらしいのですね。
中国の存在は日本にとっては経済的にはとんでもない脅威なのですが、軍事的にはやっぱり日中両国では各段に日本優位の立場に変化は無いのですよ。
我が日本国ですが、ユーラシア大陸とは200キロも離れた海洋国家である。
日本は、幾ら陸軍力があっても攻略出来ない天然の要害の地であり、事実歴史的に見て日本に侵攻したのは世界征服を目指したモンゴル帝国とアメリカの2ヶ国だけの例外的な話なのですね。
本州と北海道の間の津軽海峡程度の狭いドーバー海峡で大陸と接しているイギリスが、当時世界最強を誇ったナポレオンのフランス軍や電撃戦で無敵のナチスドイツの鉄の軍団の侵攻を退ける事が出来たのです。
ましてや、その十倍近い東シナ海や日本海は幾ら侵攻したくてもアメリカ軍のような渡海力(制海権、制空権の確保)がないと絶対に渡れないのです。

『あり得る経済侵略、中国の経済的脅威』

アメリカ軍制服組トップのマレン統合参謀本部議長が日韓両国の軍事的な同盟に言及しているのですが国民感情とか歴史的な経緯を知らない。本当に困った人ですね。
極最近では、このマレンさんはアフガンの米大使館がタリバンに攻撃されたのはパキスタン軍の責任だと言い出して、温厚なギラニ首相までが『アメリカは我々の長年の努力を全て否定することになる』と反発するなど大騒ぎになっている。
アメリカ国務省などもパキスタンの貢献を強調するなど反パキスタン発言の反響を否定するのに躍起になっている。
マレン発言ですが前原誠司発言と同じ種類のマッチポンプ的にわざと騒動を起こして、『身内で揉めさせよとしているのでは』と思う程の不思議な話である。
基本的に日中は戦争どころか、中国がへそを曲げれば日本経済が大騒動になるほど密接に結びついているのですが、これは言葉が同じ中台ではもっと一体不可分なのですね。
台湾人は100万人もが今では中国本国で働いているのですよ。
双方が失うものが大きすぎるので、台湾海峡有事など起きることは無いのです。
中国軍ですが5キロ先の金門馬祖の渡海能力も無いのですから200キロ先の台湾に幾ら中国が欲したとしても軍事侵攻出来ないのですね。
軍事的な脅威は恐れる必要性は無いが、日本国にとって本当に恐ろしいのは中国の経済侵攻であり、戦争とは政治経済の延長であるとはプロイセンの戦略家クラウゼヴィッツの『戦争論』の有名な言葉なのですが、これは今でも正しい真理なのです。
ところが、今の日本の大企業の殆どが中国に生産拠点を移しているのですが、ところが『中国の脅威』を言う時に、最大の経済を問題としないとは辻褄が合わない。
この経済こそ最大の日中の問題点であり脅威であることに何故皆さんは気が付かないのでしょうか。
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中国が脅威でない方が歴史的には異常 (愚樵)
2011-10-05 11:00:37
宗純さん、こんにちは。

長い歴史的なスパンで考えるなら、中国が日本にとって脅威でないほうが異常な事態なんですね。これは中国が近代化に大きく乗り遅れたのと超大国アメリカの存在が大きかった。しかし、巨大な文明国である中国がいつまでも発展しないわけはなく(これはインドもイスラーム世界も同じ)、アメリカがいつまでも超大国でいられるはずもない。大きな歴史の流れのなかで現れた異常事態が、これまた大きな歴史のなかでもとに戻ろうとしているのですね。

となると、日本の正しい戦略は歴史的に考えるならひとつです。辺境国家に戻ること。これしかない。ただし、それはもちろん、中華帝国の冊封体制の中に組み入れられることではもちろん、ない。

歴史的に見て、中国はたびたび派兵は行なってはいるが、恭順の意を示す国に対しては武力行使はしない。日本に派兵してきたモンゴルは、あれは北狄で、中華のそうした「作法」を知らなかったからやってきただけのこと。日本はたまたま神風が吹いて撃退できましたし、その後今のベトナム当たりで反乱が起きたので第三次遠征は取りやめになったが、モンゴルが本腰を入れれば日本征服の可能性は十分にあった。そしてその可能性は現代でも言えることです。しかし、中国が中華の行動様式に従うなら、その可能性は低いといえます。

ただ、現代は資本主義社会です。資本による征服は軍事より容易です。現に日本は資本主義的にアメリカの属国状態にある。このままアメリカの覇権が衰退すれば、中国が日本の宗主国の座に横滑りしてくる可能性は高い。

と考えると、日本が以前のように中華帝国の周辺国家でありつつ冊封体制に組み入れられないようにするためには、実は資本主義から脱却するのが合理的な選択ということになってくるのです。そしてその実例は中国そのもの。共産党一党支配の独裁国家でありながら、資本主義のルールの都合の良いところを採り入れる。同じようなことを日本もやればよいということになる。もちろん、独裁国家がよいと言いたいわけではありません。

日本が民主的で、かつ資本主義から全面的にではなく半分くらい脱却した国家に変貌できるなら、それはかつての日本のように中華帝国の辺境にありながら、半分冊封体制に入ったような「自立」した位置につける可能性が高まります。そしてそれが成功すれば、多の国々のモデルになることもできる。そして元来、日本人の持つ辺境部族としての精神性は、そうした国家建設に向いているはずなんですがね。

いつもながらの大風呂敷ですが、たまには政治家からこのくらいの「法螺話」を聞いてみたいものです。
巨大な中国と、世界に例が無い特異な日本 (宗純)
2011-10-05 15:51:53
愚樵さん、コメント有難うございます。

今世界中の言語で一番多くの人々に使われているのは世界言語の英語ではなく、多くの中南米諸国などのスペイン語でもなくて、何と中国語が世界最大なのです。
中国一国の存在が、とんでもなく大きいのが原因です。
歴史的にその中国に対して日本は常に10対1の比率で推移しているのですよ。ですから欧州などから見れば日本は人口大国ですね。
現在の人口は日本側1億2千6百万人で中国は10倍の13億人。
中国は巨大で隣接している地続きのベトナムとか朝鮮に対しては軍事力を行使していたが、大陸から隔絶した位置の日本は矢張り特異な存在で、文化的な影響の範囲ではあるがそれ以上の力は強大な中国でも無理であったようです。
宇宙から見える唯一の人口建造物である巨大な万里の長城を建設した2000年ほど前の中国ですが、当時の人口は数千万人で今の日本人口の3分の1以下の数字なのですね。土木工事として可也無理をしている。
中国の国共内戦で中国共産党が勝利した原因ですが、15年続いた対日戦の実績も大きく影響するが、それ以上に大きかったのは富農打倒のスローガンだったらしいのですよ。
この富農の意味が漢字を共有する日本人の多くが誤解する基なのですが、日中戦争に従軍した経験者なら富農が全く別の特別な存在であることが判ります。
農村地域では普通の貧しい沢山の民家と、聳え立つお城そっくりの巨大な豪邸とがある不思議な光景を目にして驚くのですが、革命前の中国では土地を所有する封建領主的存在である富農階級と小作農(貧農)との階級分化が究極に進んでいたのですね。
封建制度と一口に言っても日本とは正反対構造であり、これは中国独特の制度というよりもユーラシア大陸仕様だったらしい。
欧州でも農民はたいした違いはなくて同じなのです。
大陸(世界基準)では土地を封建領主が所有していたのですが、我が日本国ですが調べて見たのですが土地の所有権の所在が不明なのですよ。
所有しているようでしていない。していないようで矢張り所有している摩訶不思議な、何とも曖昧なのですね。
江戸時代に農民には自由に土地を売買する権利がなかったのですが、それなら大名など封建領主が売買できるかと言うと、これも無理なのですよ。
所有物だったら所有者の意思で自由に売り買いが出来るはずなのですが、日本国では基本的に狭い町人用の商用地の売買程度が認められて、農地は原則自由に販売出来ない。
自由に土地の売買を行うようになった明治維新以後に、あっという間に自作農が没落して土地を手放して小作農と大地主制度が、日本でも出来てしまうのです。
土地が売買出来れば必ず革命前の中国の様な極少数の富農と大多数の小作人(貧農)たちとの階級分化が起きてしまう。
徳川幕府ですが、何と日本式の不思議な社会主義制度を西欧先進諸国などに何百年も先取りして行っていたらしいのですよ。
この不思議な日本式社会主義の伝統は少し前まで日本国では生きていた。
『会社は誰のものか』との質問で世界で例外的に日本だけは『社員のもの』との答えが返ってきているのです。
それは社会主義思想ですよ。
ところが、資本主義社会では会社は純粋に株式を持ている株主、資本家の個人所有ですね。
だから自由に何時でも会社の売買が可能なのです。
分かるようで分からない (ちどり)
2011-10-06 01:09:51
宗純様がしばしば提起される「ネット右翼の中国経済脅威論の本能的正しさ」、私などには分かるようでどうも腑に落ちないですね。アメリカ仕込みの新自由主義、グローバル化に踊らされて国民生活を軽視し、消費縮小でデフレ続きの事態を作った元凶は中国でも韓国でもなく、日本の政官財やその提灯持ちのマスコミ、御用学者ではないのですか。
いくら中韓の経済攻勢が凄まじくとも、中産層の生活を重視して国内需要を喚起するような政策をしっかり続けていけば、日本の持ち前の技術力を活かして成長を維持する術はあったのではないか、と素人ながら考えます。実際、中韓製品も日本の技術に依存する部分は大きく、実際韓国などは日本製部品・工作機械の輸入を盛んに行って「他国で稼いで日本に貢ぐ」くらいの状態になっていますよ。国内で国民生活をないがしろにするような政策ばかりやっているから、企業もジリ貧になって安易に海外移転したり、優秀な技術者を一本釣りで引き抜かれたりするんじゃないですか?
中韓への好き嫌いは自由だけれど、2ちゃんあたりの連中がやってることは単なる御都合的な責任転嫁であり、差別根性からくるチンケな憂さ晴らしだと思えてならないですよ。宗純様ともあろう方が、部分的にではあれ、そういう連中の肩を持つような発言をされるのは、どうにも合点がいかないのです。
補足 (ちどり)
2011-10-06 01:27:27
連続投稿お許し下さい。
韓国ドラマのブームについては、私などはそもそもテレビのドラマそのものが苦手なもので質の善し悪しなどはとんと分かりませんが、まあ韓国ものに限らずテレビ芸能の「ブーム」などというものは、およそすべて局だの芸能プロだのの利権絡みで「作られる」ものだと承知しております。その中でネット右翼が殊更「韓国モノ」をバッシングすることには、明らかに政治的・差別的動機が働いているものと思います(ちなみに私はドラマは知りませんが、映画・音楽では韓国・中国モノでも結構面白いものがあると思います。まあ玉石混淆ですが)。
果たして韓国ドラマブームが宗純様の仰るように「北バッシング」と連動して意図的に「作られた」ものなのかどうかは、私には判然としませんが。私は無論、北に対しても南に対しても、無知から来る不当な侮蔑中傷には等しく憤りを感じております。
嫌韓嫌中は日本の極度な右傾化のあだ花 (宗純)
2011-10-06 15:13:04
ちどりさん、コメント有難うございます。

世の中の全ての不思議な出来事ですが、どれ程不思議であっても必ず合理的な『なるほど』と誰もが納得する原因があるものです。
原因がなくて結果だけが有ればそれは『奇跡』ですが、科学の世界やブッダが見つけた仏教の世界感では、奇跡は原則的に存在しない。
あるのは奇跡を騙るペテンか一神教などのカルト宗教であるか、それとも単なる勘違いだけなのです。
我々大人世代では、到底理解不能のお馬鹿すぎる小林よしのりの漫画を見て歴史を勉強した心算になり社会や大人や日教組の教師に騙されたと怒ってる(自分だけは真実の歴史を知っていると勘違いした)日本の嫌韓嫌中(ネットウョ)の若者達の話ですが、『この馬鹿たれが!』『もっと勉強しろ』というのが一番正しい態度であるのですが、それでは話がお仕舞いなのですよ。
それでは、政治ブログの記事にはならない。
どれ程異様で奇妙奇天烈な間違っている話でも、実はその『結果』が出る何かの合理的な原因があるのですね。
嫌韓嫌中は、『差別根性からくるチンケな憂さ晴らし』程度なのですが、何故その様な不思議な者が一定数生まれたかの原因を考察するのは大切なことですよ。
これは、日本が極度に右傾化した、その当然の結果なのです。
しかもこの日本の右傾化ですが、偶然ではなくてマスコミを利用して政治的に創られた疑いが大きい。
具体的にはマスコミ総がかりの10年続く北朝鮮バッシングで、これには本来ならブレーキ役を果たすべき日本共産党までが残念ながら参加している。
北は昔から同じで、今でも朝鮮戦争は終結していないのです。
北朝鮮が突然凶暴になったのではなくて、突然大きく変化(右旋回)したのは我が日本国ですよ。
その原因ですが、共産党など左翼のだらしなさは目に余る情け無い有様で、一緒になって同じように『北が悪い』と言っている。
自分の大事な立場(役目)を勘違いしているのです。
これは例えるなら規制機関であるはずの保安院や安全委員会が本来の使命を投げ捨て(忘れ果て)原発推進に狂奔していて、結果的に福島第一原発事故を招いたのと同じ現象です。
日本国内ではアクセル役ばかりで、誰一人も『それは危険だ』『止めた方が良い』との大事なブレーキ役が無いのですよ。
これでは事故(右傾化)は必然でしょう。今の日本国の惨状は当然な結果なのです。
原発も日本経済も実は日本が勝手に始めたことではなくて宗主国アメリカの指示で行っているだけ。TPPなんかはその代表例ですね。
この記事にも書いたように20年前の冷戦崩壊後、世界は大きく変ってきているのですが、ブッシュの対テロ戦争はその事実の隠蔽目的の煙幕程度で基本的にインチキですよ。
今の日本人でアメリカへの信頼感が世界的に見ても高く大きい原因ですが、これは日本敗戦後に人々の生活が目に見えて向上したのが大きい。
これは今の、イラクやアフガンでアメリカの信用が落ちた原因も同じで、目だって生活が悪化したからなのですね。
結果は正反対だが構造はまったく同じなのです。
そして今の日本でネットウョが憲法が悪いだと嫌韓嫌中だのと主張するのも同じ原因です。
非正規雇用の解禁で、自分たちを取り巻く生活が目だって悪くなっているのですよ。
韓国ドラマのブームですが、始まったのが北朝鮮バッシングを同時期であり、何らかの政治的な動機を考える方が辻褄があう。
歴史的に判断して、テレビドラマの動向ですが、可也その時の政治的な動きと連動していて、実に興味深いのです。
今の韓国ドラマの10倍近い大量のアメリカ製のテレビドラマが日本中で流されていた時代が半世紀前にはあったのですね。
60年代には普通に有ったが今は完全にまったく無いものと言えばアクション西部劇ですが、何故完全に無くなってしまったのでしょうか。不思議です。
西部劇で描かれていたアメリカの道徳とかルールですが、実は単なるフィクションなどではなくて人類滅亡のチキンレースだったキューバ危機と同じ時期に実際にB52戦略爆撃機に水爆を搭載して常時パトロールしていた米軍の不思議に対する一番正しい答えが、実はあの西部劇ですよ。
西部劇でのルールでは、何とも恐ろしい話ですが相手よりも0・1秒でも早く撃てば自分が勝てるし、勝った方が正義なのですよ。
日本人的には理解不能の危険すぎる無茶苦茶な、B52戦略爆撃機へ24時間常時水爆を搭載して飛行させる発想とは、西部劇のガンマンと同じなのですね。
日本人の多くは『核兵器は使えない兵器』なのですが、アメリカ的には0・1秒でも相手より早い使用が、最大の関心ごとだったのですから50年代から60年代にかけて核爆弾の事故が頻発して起きても当たり前だったのです。
陳腐でお粗末に見えるテレビドラマですが、活字の新聞報道よりも、よりその時の政治動向を正しく描いている可能性があるのですから面白いですね。
御回答感謝 (ちどり)
2011-10-07 00:56:19
毎度ながら非才な当方の誤読・誤解も少々あったようです。宗純様一流の韜晦(失礼)に時折付いていけないこともあるのです。何卒御寛恕のほどを。
以前からお話されている、北にまつわる日本側の「右旋回」については、宗純様の分析に100%同意です。ただ一方の韓国ドラマブームについては、確かに時期は一致するのだけれど、だとすると「ブーム」の仕掛け人が誰なのか、いったい何が動機なのか、やっぱりちょっと判然としないですね。
少なくともブームが最初に起きた頃、韓国は金大中と盧武鉉の左派政権だったですし、日本の政権与党や保守言論だって、朴正熙あたりの反共軍事政権をもてはやしてた米ソ冷戦の時代に比べりゃ、北のみならず韓国にも随分対決的になってますよ。で、宗主国アメリカに「日韓同盟」を焚きつけるメリットが何かあるのかも分からない。アメリカにしちゃ、むしろアングロサクソンの分割支配の伝統?に従って、日韓(日中も)の対立を適当に煽って身内の軍産複合体に儲けさせるのが得策じゃないかと思うんですよ。
そういうわけで私は今の韓国ドラマブームは、あくまで韓国の芸能業界の積極売り込みと日本のテレビ界のコスト削減・適当な視聴率稼ぎという、双方の商売上のメリットがかみあってのことに過ぎないと、今のところは判断しています。まあそれが本当に取るにたらない下らないものなら、いくら何か「策略」があったとして、10年もブームが続くわけがない。それなりに面白いと感じる視聴者層がいる(ちなみに私事で恐縮ですが、私の家内もハマっています)ことも率直に認めるべきだとは思っています。
御記事の趣旨とだいぶ逸れてしまいました。これも毎度のことで恐縮です。
小泉フィーバーと天皇報道と光市事件と (宗純)
2011-10-07 11:34:46
ちどりさん、コメント有難う御座います。

日本の各種マスコミの中でも新聞記事が一番信用度が高いのですが、読売朝日など4大紙が読まれているのは東京近郊や大阪など大都市限定の話であり、実はそれ以外都市や地方では圧倒的に地方紙が読まれているのです。
時津風部屋リンチ殺人事件と犬山署
2008年02月08日 | スポーツ・文化
しかも今内田樹が嘆いていたように4大新聞の信用度や影響力は低下の一途を辿っているのが現状です。
世論形成に一番影響力があるのはテレビに代表される映像メディアなのですが、これはそもそもが我々人類は目からの視覚情報に頼って生きている動物だからですね。
人は見た目が9割「メラビアンの法則」
2008年02月09日 | 文化・歴史
北朝鮮バッシングが始まった同じ時期にはそれ以外にも色々な不思議な動きが実は日本のテレビでは始まったいたのですよ。
これは地上派のデジタル化の動きと連動している睨んでいますが確証はありません。
日本は島国で沢山の離島があるばかりではなく、7割が急峻な山岳地帯でテレビ電波は性質が光に近いので平野部が多い欧米など地デジでも良いが日本では放送衛星によるデジタル化(CSやBS)の方が遥かに優れているし経費も安いのですよ。
今までの地上波の中継局の全面改変は莫大な金がかかるのです。
今の日本のドラマがとんでもなく面白くない原因はテレビ局が地デジでハード面に金をかけた分ドラマや番組などソフト面の出費を削減してしまった影響が大きいでしょう。
韓国は地デジ化したが、日本の様な沢山の離島も無いし急峻な山岳地帯も無い平坦な地形で経費に違いがあるのですね。欧米でも事情は同じです。
地震が無いアメリカ東部仕様のGE製マーク1を地震大国日本に何の配慮も無く導入した原発の話に近い話ですね。条件が違えば答えも違ってきて当たり前なのです。
誰も一般の視聴者の同意得えることなく、負担だけを押し付けて、地デジを無理やり強行した。
衛星放送よりも地上波では国家の管理が簡単であるのと、既存の放送局の独占状態も維持し易い。
一般市民を無視して、権力側と独占企業の放送局側の利害が一致して地デジ化が推し進められたのですが、これも原発問題の病巣と同じです。
同じ時期に、あの不思議なワンフレーズの小泉フィーバーも起きているのですよ。
この時期にはまた、皇室報道もとんでもない不思議な事が起きている。
あの不思議な光市事件の少年の死刑キャンペーンも起きている。
全てが同じ時期に起きているのですが、偶然起きたとして見過ごすべきか、それとも何らかの関連性があると判断するべきか。
人の上に人を作れば逆の下の人も当然生まれる (宗純)
2011-10-07 14:57:03
18歳1ヶ月の少年に対する『何が何でも死刑判決』との不思議すぎる光市母子殺害事件に関する裁判報道の日本の、特にテレビの過熱にはこの国が持つ特異な一面が垣間見れてその意味では興味深い。
この問題では護憲左派の政治ブログで死刑論議が映像メディアに影響され、大いに盛り上がる。
本当に困ったことですね。
ものの本質が見えていない。政治ブログとして情け無い限りであり『政治とはそもそも何か』との本質が見えていない。
基本的に我が日本国は先進国としては珍しい1億人を超す人口大国なのですよ。
たいへんな人口の中の、年間数件の死刑など、例外中の例外でありわざわざ論じるほどの値打ちが無いのですよ。
光市事件の過熱報道ですが、あれは世界的に例が無い未成年の死刑の是非こそが論議されるべき大問題。
あるいは犯罪抑止力としての『刑罰の厳罰化』論議こそ大事だった。
マスコミで『無期懲役刑とは十数年で出所する』との意識的な誤報が繰り返し流されているたが、真っ赤な嘘です。
事実は 凶悪無期事件での仮釈放を認めない検察マル特指定の設定が密かに行われているのです。
この制度の設定後は、仮釈放の可能性は限りなく狭められていて凶悪犯の刑期満了出所が増え、その分超高齢受刑者の比率が増加するのは当然なはなしです。
今では日本国では、刑務所なのか介護施設なのか判らない異常極まる状態が出現しているのです。
今のような三桁を越す死刑囚の増加も問題だか、仮出所を検察が認めないので無期囚の驚異的な増加はもっと大問題である。
光市事件報道の最大の問題点は、大人としての権利が無い少年に対して、法律や法例を無視して見せしめ的に死刑の報復をする野蛮極まる発想である。
我が日本国では江戸時代でも未成年の死刑は無かった。
別に我が国に限らなくともおよそ道徳とか文明とかを考慮する国なら不倫を石撃ちで死刑にするイスラム法でも少年は死刑にはしない。
権利が無いものには義務も無いのは当然な論理であり、18歳の死刑の前に最低でも18歳の選挙権の付与を論議するべきである。
光市事件や北朝鮮バッシングと同じ時期に、我が国では不思議な皇室報道が唐突に始まっている。
それまでも朝日系列では毎週日曜日朝に皇室アルバムと言う1時間番組が長年続いていた。
ところがです。
何とニュース番組の時間枠で幼い子供が歩いただの遊んだだの日本語としては異例の最大限の敬語で報道しだすのですよ。
しかも以前の皇室アルバムでは見たい人だけの限定だったが、何とこの新しく始められた皇室報道は強制的で人々の好き嫌いとは無関係。
日本人全員に見ることが強制されたのです。
ニュースが見たいので『何とか様のお散歩』などの阿呆臭い放送が流れると必ずチャンネルを変えるのですが、変えた別の放送局でもまったく同じ映像が流れている。
この様な『生まれながらにして貴い人』の存在を認めるとは、何を意味するのか。
それは、自動的に『生まれながらに卑しい』存在も必然として生むのだとの当然の話が忘れられているのですから恐ろしい。
これに対しては部落解放同盟からの当然の抗議も無いし、勿論共産党機関紙赤旗の報道も無いのですから呆れ返る話である。
まさに知の衰退の見本のような話である。
北朝鮮バッシングですが、これが北朝鮮限定で話が治まってくれれば何も無関係の私が怒ること心配することも無いのですよ。
話はそれでは絶対に済まないのです。
オウム事件で信者達がマンションの駐車場やエントランス部分など誰でも入れる公共部分に入った事を住居不法侵入で逮捕した時に抗議しなかった共産党など護憲左派のような話で、『将来自分たちにも降りかかる』との判断が出来ないのです。
そもそも北朝鮮バッシングが無くても日本では数々の旧植民地差別が残っていたのですよ。
これは何も日本に限定しなくても旧植民地の宗主国では必ず同じような差別が有り深刻な問題を生んでるのです。
日本の今の様に例外なく、本国の社会が劣化するのですね。
そのために、日本以外ではこの様な北朝鮮バッシングの様な不思議な動きは、政治的にやると与党に有利なのは分かっているのですが社会全体が悪くなるので政府がまともなら必ず止めるのですよ。
だから一部のお馬鹿な極右勢力以外ではアフリカの悲惨極まる大騒動の様な例外を除けば何処の国でも起きないのですよ。
今のような極端な右傾化や反北朝鮮感情の発生は事前に十分に予測の範囲なのです。
そして日本の在日とは北朝鮮出身ではなく南朝鮮(韓国)出身者が殆どなのです。
それなら北朝鮮バッシングのキャンペーンの副作用の緩和策は是非とも必要なのは何もNHKでなくても誰にでも気が付きます。
それが冬のソナタなど韓国製ドラマの放映で、もしもこの韓流ブームが無かったと想像して見てください。
日韓関係は今とは大きく違っていて危険な状態を生んでいるでしょう。
しかしアジアでもNATOの様なアメリカを盟主とする軍事同盟を構築したいアメリカの軍産複合体としては困ることになるのですね。
韓流ドラマがNHKだけではなくて最も右翼的な対米従属命のフジ産経グループの積極的に放映していたのは単なる偶然ではなくて、十分な根拠があったのでしょう。
明治維新以降 (マトリックス)
2011-10-07 15:50:45
 そもそも戦前の日中戦争も欧米のアジア侵略に対し最も手を組まなければならない国に介入したのは、泥沼化してしまうのがどう考えてもわかりきっているのにマスコミは世論を煽っていたわけで(日本の支配層と結びついているというよりも元締めまでたどるとイギリスの属国として明治維新以降の日本の支配層はイギリスの傀儡的な人物が多く、マスコミはそのような人物の道具であった為に東京裁判でも戦犯のリストに恐らく正式にリストアップされなかったのでは)、「百聞は一見に如かず」のことわざの通り、新聞に対する信用度も終戦により「鬼畜米英」「有色人種に対する侵略者」が手のひらを返すように「民主主義の解放者」「ギブミーチョコレート」に変化して報道した事実からも風見鶏や変節漢どころか裏切り者として危険性を認識しなければいけない存在に気づいている日本人があまりにも少なすぎると…

 前に紹介されたメキシコ大統領の切実な名言ではないですが、明治維新以降の日本は日英同盟(戦後は日米同盟)により海によって遠く離れていても、「神からはあまりに遠くイギリス(アメリカ)にはあまりに近い日本」のようです…
江戸時代、庶民は (カーク)
2011-10-08 06:41:09
漢文に精通していて、たとえば中国の話が元ねたの落語も有ったようですね。富国強兵は仕方なかったが、欧米列強の侵略を真似て、朝鮮や中国を侵略したのは、戦略的間違いだと思います。共同戦線を張るべきでした。そうしたら、世界史は全く違ったものに成っていたでしょう。
1911年の辛亥革命から丁度100年 (宗純)
2011-10-08 16:53:10
マトリックスさん、カークさん、コメント有難う御座います。

孫文の『日本が西洋覇道の鷹犬となるか、東洋王道の干城となるか』との言葉が遺言めいて意味が深いですね。
当時の覇道を進みつつあった日本に対する忠告とも取れるのですが、当時の日本人の中では大アジア主義から応援していた右翼的な人々が多くいたのですが、まあ、当時は日本国内の左翼運動など到底中国など他国の革命運動を応援する力量がまったくなかったのですよ。
日本では余り有名で無いが宮崎滔天などの大アジア主義と辛亥革命は縁が深い。
日本の大アジア主義ですが、中国の孫文を応援したのと同じように朝鮮の改革派の金玉均も応援するが日本と通じている売国奴と看做されて上海で暗殺されているのですから、何ともこの運動は判断が複雑であり難しいですね。
嫌韓流はアメリカの差し金だったりして・・・・・・ (りくにす)
2011-11-30 17:27:49
韓国に関する嫌な情報がネットにあふれていますが、これは大アジア主義的な連帯を阻むためにアメリカが流しているという妄想が止まりません。
日・韓・中はそれぞれ「自分がいちばん偉い」と思っていますからよほどのことがない限り連帯できないとは思いますが、TPPのことなどを考えますとそれをアメリカがいちばん恐れているのではないかと。
Yahoo知恵袋で韓国蔑視の意見と戦うのに疲れてしまったのですが、アメリカ様の思惑とは別に、朝鮮侵略を当然視する意見は江戸時代前期にはすでにあったとか。朝鮮通信使を接待するのに牛窓という土地が選ばれましたが、それは神宮皇后ゆかりの土地で、外国人に対する神の加護が期待できるからだったのですね。妄想のついでに言うと松平定信が朝鮮通信使の接待を簡略化せず、ともにロシアの脅威に立ち向かったらどうなっただろうと空しい想像もしてしまいます。時の朝鮮国王は『イ・サン』の正祖大王です。
さて、NHK-BSで辛亥革命の特集番組がありました。秋山真之が海軍で孫文の中国との連携を表明したら左遷されたそうです。来るべき日米戦争に備えてのことでした。
考えるだけ時間の無駄だってことは分かっているのですが・・・・・・・
上記に補足。韓国蔑視の中身は・・・ (りくにす)
2011-11-30 19:10:28
例えば中国の属国として屈辱的な関係を強いられた、とかいうことを強調するのですね。わが国がアメリカ様の属国になっている事実を忘れたくてそういっているのかは存じませんが……
あとは韓国の文化や習慣を一段低く貶める情報の数々。まあどこの国にもありそうなことですが。
この一文が抜けたために意味不明になってしまいました。連投失礼いたしました。
日本の嫌韓・嫌中の一端は米国にある (Black Joker)
2011-12-01 00:06:34
従軍慰安婦問題、南京大虐殺問題が米国を舞台に繰り広げられたことに注目すべきです。 米国は日本に太平洋戦争の罪悪感を植えつけるとともに、日中、日韓がそれぞれ連帯しないように、日本の歴史問題を封じ込めないようにしていると考えられます。

地政学的軍事的には、米国が大アジア主義的(日中韓+ロシア)な連帯を最も警戒しているのは明らかです。 日米同盟の狙いの一つは大アジア主義的(日中韓+ロシア)連帯を阻止することにあります。
昔の植民地主義の残滓 (宗純)
2011-12-01 15:35:16
りくにすさん、コメント有難うございます。

阿呆臭い日本の嫌韓嫌中(ネットウョ)ですが、これは何処にでもある話で、何も珍しいことでも日本だけの特殊な話でもない。
日本の現状ですが、私は少しも心配していません。
外国基準から見れば、お馬鹿はお馬鹿でも、日本人のお馬鹿は可愛い可愛い。
健全そのものですよ。
欧米基準の恐ろしい右翼と比べたら、日本のネットウョさんは大人しいし健全であり、まともです。
向こうでは口で差別を言うだけでは止まらず、必ず実際の差別行為が含まれるのですね。
ところが日本では口で言うだけに実行が伴わない。
在日に対する嫌がらせ程度はあってもヘイトクライムは一つも無いのですよ。
ドイツでネオナチがトルコ人を長年殺害していた事実が発覚しているが、イギリスの北アイルランド紛争ではアイルランド系に対するプロテスタントの過激組織のテロ行為が、実はテロ組織とイギリス政府が認定しているIRAのテロ行為の被害者数を超えている。
『カトリックの癖に』との理由で殺すのですね。『黒人の癖に』のアメリカのKKKなども同じ。
差別を口にしても、実行を伴わない日本と、言葉と行動が一致している欧米とは差別の悪質さの度合いが桁違いです。
日本では、欧米一神教世界とは大違いで、これ等の差別を理由にした在日に対するヘイトクライムは一回も起きていないのです。
ところが欧米で、この『口だけ』の差別(悪口)は日本よりずっと少ない。
この原因ですが実は当たり前なのです。
欧米では人種差別を取り締まる法律があり刑事罰の対象なので、日本の様に気楽には行えない。
日本では罰則が無いので、お遊びで差別言動を行うが、欧米社会では差別を行う側も真剣なのですね。
日本国ですが世界の潮流に逆らって、人種差別撤廃条約第4条『差別思想の流布や差別の扇動を法律で処罰すべき犯罪として既定する』との条項を批准していない。
差別言動は欧米では犯罪なのですが、日本が批准していたら石原慎太郎とか橋下撤なんかは間違いなく捕まります。
朝鮮学校だけを助成から除外した鳩山内閣の中井拉致問題担当相なんかもアウトですね。
それ以上に今のマスコミの北朝鮮バッシングも大部分はアウトでしょう。
今の日本国のマスコミですが異常の極みですよ。到底正常な状態ではありません。
外国ですが、普通の一般市民層を底辺であるとするピラミッド構造で、上下の関係なので、上部のマスコミとか政治家とかは庶民層よりも必ず見識が高いのです。
ところが日本では完全な横並び構造で、普通の一般市民の見識が高い分、マスコミや政治家のレベルはB級の庶民等と同じかそれ以下のお粗末さ。嘆かわしい状態なのですね。
対米従属命との、根本的な矛盾 (宗純)
2011-12-01 16:04:22
Black Jokerさん、コメント有難うございます。

本当にそうですね。ネットウョさんとか安倍晋三や中川昭一や中山成彬なんかの『新しい歴史教科書を作る会』の悲しい(お馬鹿)のは、連中は『嫌韓嫌中』だと思っている従軍慰安婦問題、南京大虐殺問題が実はアメリカ製でアメリカ主導である事実に気がかないところです。
アメリカ議会で、従軍慰安婦問題での対日謝罪要求決議が審議されている真っ最中に首都のワシントンポスト紙に全面広告を行って、顰蹙をかって可決に拍車をかけた。
今まで反対していた親日派の議員がこの『作る会』系日本の文化人の行動で、反発を恐れて黙って仕舞う。
朝鮮戦争やベトナム戦争、今の対テロ戦争、現時点の金融危機での傷ついた米国の威信を癒してくれる最良のアイテムが『民主主義の為に戦ったアメリカ』との第二次世界大戦の戦争の大義の再確認なのですよ。
良く考えて見れば、アメリカが自慢できる戦争は、これ(対日戦)しかないのです。
日本は忘れたいが、アメリカは絶対に忘れずに何遍も強調したい。
ドイツや日本が悪くないと、その分アメリカの正義が色あせるのです。
70年前の日本の悪行を強調する絶対的な切実なアメリカの目的があるのです。
ところがネットウョにしても安倍晋三や中山成彬にしても同じですが、アメリカが怖いので真実を認める勇気が無い。
根性なしなので、それで本当の『正体』であるアメリカではなくて、比較的叩き易いので『嫌韓嫌中』にならざるを得ない政治的な必然性が生まれるのです。
最大の売りの『嫌韓嫌中』それ自体が、絶対矛盾なのですから大笑いですね。

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