逝きし世の面影

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弁解の余地がない「ゲスの極み」フクシマの小児甲状腺がん50倍の動かぬ事実

2016年01月29日 | 放射能と情報操作
福島の甲状腺がん50倍の「論文の結論は間違っていないが、手法がおかしい」???』

『悪魔に魂を売ったフクシマのメンゲレ医師による無茶苦茶な無理筋の弁解?(言い訳?、釈明?。愚痴?)』日本国中に蔓延する甘利症候群のゲス極み医師の言い分

原子力推進命の池田信夫が率いるアゴラ研究所(GEPR)に、相馬中央病院の内科診療科長の越智小枝医師が『「福島の甲状腺がん50倍」論文に専門家が騒がないわけ』と題して『論文の結論は間違っていないが、手法がおかしい』と甘利明大臣のあからさまな贈収賄に対する見苦しい応援を続ける高村正彦自民党副総裁や元参院副議長の山東昭子、安倍晋三に一番近い毎日新聞の山田孝男らと同じ趣旨の主張を行っているのである。
今回『ゲスの極み』『あざとい告発をした取引業者の方が悪い』と言ったところで明確な証拠を用意した取引業者の大臣室での賄賂の受け取りは誰であれ否定出来ないように、福島県は他県の50倍との岡山大の津田教授の示した客観的な数字も絶対に否定出来ないのである。
『結論は正しいが、やり方があざとい』との言い分ですが『悔しい気持ち』は重々理解出来るが、基本的に言い訳にも弁護にもなっていない。例えるなら、いくら警察の『ネズミ取り』(速度取締)の手法があざとく腹が立っても事実(速度違反)は明らかなのでドライバーは否応なく罰金を払わされる。証拠が完璧に揃っているので事実を否定できない。
これはいくら真実でも所詮は言わずもがなの『愚痴』でしかなく、一人前の社会人が人前で堂々と『正論』として喋れば品格を疑われる。ましてや責任ある立場の人物ならなおさら逆効果になる。
大臣室で業者から直接現金を受け取った甘利の賄賂と同じで、『福島県は50倍』は口先でいくら否定しても否定できない『科学的な客観的事実』である。(ガリレオの地動説ではないが、『それでも地球は動いている』のである)
越智小枝医師本人としては『援護射撃をしている』つもりなのだろうが完全な自爆攻撃になっている。科学ではその結論(客観的事実)さえ正しければ『やり方』にイチャモンをつけるのは筋違いなのである。
科学の初歩の初歩。イロハを知らないらしい(知らないふりで通す)原子力ムラに魂を売った相馬中央病院の越智小枝医師(フクシマのメンゲレ)の何とも恥ずかしい無理筋の『言い訳』(愚痴、弁解)に対しては、あの大槻義彦が激怒している。



『福島のエセ科学者が科学信仰だと?!』2015-12-18大槻義彦の叫び

iRONNAというブログに越智小枝という人(医者?)が『福島のエセ科学者による科学信仰の罪』という小論があることがメに止まった。聞いたこともない
iRONNAというブログ自体を調べたらサンケイ系のブログであるらしい。
私はサンケイにはほとんど興味がないからこのようなブログも無視しようか、とも思ったが、『福島のエセ科学』ときたら興味深々ではないか。
 まずすぐ目に入った文章がある。
それは『私は、誤った科学を振りかざす人々の中にこそ歪んだ科学偏重があると思っている。科学的論証のないものは社会的に認められない、という誤った劣等感が、似非科学者たちを生んでいるのではないだろうか。』
 この文章はどこかおかしい。
まず『誤った科学を振りかざす人びと』は科学偏重になるわけがないではないか。
なぜなら科学を誤って理解、誤解しているのだから『科学偏重』になるわけがない。なれるのは『非科学偏重』である。
つまりこの著者の科学論こそ『誤った科学理解』である。
 それよりもっと注目されるのはその次の文章である。
  『科学的論証のないものは社会的に認められない』
これはまったくおかしい。科学者や多くの科学評論家は『科学的論証のないものは科学では認められない』と考えているのであり、『社会的に認められない』などと言っていない。
政治や経済や社会は複雑きわまりなく、科学で論証できる段階にはない。
 この文章がいうところの『似非科学者』とはどんな人種を指すのかは定かではないが『疑似科学者』のことならば そのとうりかもしれない。疑似科学者は『非科学者』のことだからこのような科学の正しい認識が出来ないのだ。-
 さて、次にこの筆者は次のように言う。
『このように科学の限界がある中で、何かを断言しなくてはならない、と焦る「専門家」の間では、かみ合わない議論が続けられている。中でもかみ合わないのが、再現性と普遍性を重視する「実験科学派」と、1例でも先例があれば事実とする、「症例重視派」(いずれも筆者の勝手な命名である)が互いを論破しようと争う議論だ。』
 冗談ではない。
ここでいうところの『1例でも先例があれば事実とする』専門家がいるというが、このような専門家は専門科学者ではない。
『再現性と普遍性を重視する実験科学派』というが それは『派』ではなく科学的手法そのものである。
『筆者の勝手な命名』というが科学の何たるかを理解していない妄言である。
2015-12-18大槻義彦



『福島県検討委(日本政府)と全く同じ「ありえない超楽観論」(余りにも楽観的な都合の良すぎる見通し)を言っていただけの津田教授』

たぶん大槻義彦はフクシマでの『悪魔の飽食』の事実を薄々(あるいははっきりと)感づいているのである。ところが、自分が正面から取り上げるのは余りにも恐ろしい。
それで仕方なく、些末な科学論と見えるように誤魔化して、悪魔に魂を売った相馬中央病院の越智小枝医師の何とも恥ずかしい無理筋の『言い訳』(愚痴、弁解)に対して怒っているふり(アリバイ作り)をしているのである。
(ほんの少しの注意力さえあればフクシマのメンゲレ医師のトンデモナイ非科学論の正体が『放射能は安全・安心。心配ない』との放射能安全神話の一環であることは誰にでも分かる)
そもそも『何か』を善意に勘違いしている(政府の悪辣なプロパガンダに騙されている)人々が多いが、岡山大学の津田教授の『福島県の小児甲状腺がんは他県の50倍』との驚愕の数字とは、日本政府(福島県検討委)の出している公式な数値である。
そもそも基本となる『元ネタ』が日本政府(福島県検討委)なので、マスコミであれ誰であれ否定したくても誰も否定出来ない。(まったく同じ数値から津田教授は『放射能の影響だ』と言い、福島県立医大の方は『放射能の影響ではない』としているだけ)
しかし福島県検討委の出している数値は病気の子供だけではなく健康な子供たち全員のスクリーニング検査の数値であり、対して他県の数値は甲状腺などに異常があり病院を訪れた病気の子供の人数である。(県内の子供たち全員を対象として行われるスクリーニング検査は福島県だけ。他県では行っていない)
津田教授の『福島県の小児甲状腺がんは他県の50倍』との主張ですが、あざとい大嘘『在り得ない超楽観論』(余りにも楽観的な都合の良すぎる見通し)だったのである。
真実はもっと恐ろしい。
(現時点で出ている福島県の結果は大部分は2014年度以前の数値であり、放射能被害が本格化する核事故から4年目の2015年度の数値はこれから出てくる)
チェルノブイリでは通算で6000人程度の小児甲状腺がんが発症したが人口200万人程度の福島県に当てはめれば150人程度、最大でも200人程度が最大数(限度)であるが比較的影響が無い(小さい)とされている3年目までの数字でも150人を超えている。これから予想されるフクシマはチェルノブイリに比べて50倍近い、あるいはそれ以上の信じられないような猛烈な『凄まじい数字』だった。
超大国だったソ連はレベル7のチェルノブイリ事故から5年目に崩壊したが、経済大国日本の運命もまったく同じでレベル7のフクシマの核事故から5年目寸前で崩壊の瀬戸際に追い込まれていることは明らか。(今の日本政府は大災害時の非常事態宣言を画策しているが政治的にあまりにも当然な成り行きである)

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