逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

次の大統領、人でありさえすればいい

2016年10月17日 | 社会
 『史上最低の泥仕合に陥ったアメリカ大統領選挙』発表された時期といい内容といい、あまりにもピッタリな指摘に大拍手。まったく同感です。


私が望む次の大統領

政治、できなくてもいい。常識さえ守ってくれればいい。

経済、わからなくてもいい。邪魔にさえならなければいい。

安保、わからなくてもいい。悪用さえしなければいい。

文化、隆盛しなくてもいい。いじりさえしなければいい。

外交、できなくてもいい。恥さらしの行いさえしなければいい。



雇用、増やさなくてもいい。あるものだけを守ればいい。

企業、支援しなくてもいい。「タカリ」さえしなければいい。

税金、削減してくれなくてもいい。無駄なところに使いさえしなければいい。

歴史、よくわからなくてもいい。画一化さえしなければいい。

科学、ノーベル賞取れなくてもいい。干渉さえしなければいい。



人権、伸ばそうとしなくてもいい。蹂躙さえしなければいい。

教育、革新できなくてもいい。差別なくご飯を食べさせてくれさえすればいい。

慰安婦、解決できなくてもいい。屈辱の合意などしなければいい。

市民社会、理解できなくてもいい。利敵団体とさえ見なければいい。

労働、関心なくてもいい。不法解雇などしなければいい。

農民、暮らしを保証しなくてもいい。殺しさえしなければいい。



公職綱紀、正しくできなくてもいい。引っ掻き回しさえさえしなければいい。

親戚姻戚の管理、ゆるくてもいい。横行さえしなければいい。

側近の不正、根絶までは望んでもいない。独断専行と横暴さえ防げたらいい。

人事、公平でなくてもいい。不正の百貨店でさえなければいい。

弁舌、流麗でなくてもいい。わかるように喋りさえすればいい。



結論。

立派な大統領でなくてもいい。ただ、人であればいい。本当に、人でありさえすればいい。

韓国ハンギョレ新聞社2016.10.15
社会から疎外された弱者を対象に人文学の講義を行い「路傍の人文学者」、「乞食教授」、「ホームレス文学者」と呼ばれる作家のチェ・ジュンヨン氏が「私が望む次の大統領」というタイトルの文を掲載している。
チェ・ジュンヨン氏は2000年に文化日報の新春文芸に登場した。2005年にホームレスの人々を対象に人文学講座を始めて以来、刑務所や大学、図書館、企業などで招待1位に選ばれる大衆の講演家だ。「チェ・ジュンヨンの本こだわり」、「欠乏を楽しめ」などの本も書いた。政府が政治的検閲をし創作支援対象から排除した文化・芸術人名簿である別名「大統領府ブラックリスト」の9473人にも含まれている。
ギャラップが14日に発表した週間世論調査で、30%前後を維持していた朴槿恵(パク・クネ)大統領の支持率が26%を記録した。朴大統領就任以来、ギャラップが調査した支持度調査の中で最低値である。

『トランプ氏、クリントン氏に次の討論会前にドーピング検査受けるよう提案』2016年10月16日 Sputnik

米大統領選共和党候補のドナルド・トランプ氏は、民主党候補のヒラリー・クリントン氏が討論会で首尾よく振る舞えるようドーピングを使用したとの仮設を述べたと、CNNが報じた。
これに関しトランプ氏は、次の討論会までにドーピング検査を受けるよう提案し、次のように述べた。
「我々はアスリートのようなものだ。アスリートは麻薬検査を強いられる。我々もまた検査されなければならない」
この提案の根拠としてトランプ氏は、クリントン氏が日曜日に行われた討論会開始時にはエネルギッシュだったが、終了間際には弱々しくなったことを挙げた。
先にFox Newsが米民主党のクリントン大統領候補を補佐する人々は、演説などの際、微笑む必要がある時、クリントン候補に指示していると伝えた。

『ヒラリークリントンの体調不良はパーキンソン病?』

産経新聞では、アメリカの内科医や外科医の団体の7割以上の会員が今までのヒラリー・クリントン候補の振る舞いから推測してパーキンソン病などの何らかの重篤な疾患に侵されているとの不思議な記事を書いているが、パーキンソン病の発作を押さえる薬の薬効は3時間程度で、多量に服用すると躁状態などの副作用が起きる。今回CNNが報じたトランプによる民主党候補のヒラリー・クリントンの討論会前のドーピング検査の提案と符合している。(ヒラリークリントンが、パーキンソン病患者がよく使う眠気を治療するプロビジルという薬を使っているのをウィキリークスが発見した)



『時代の空気で選ばれたノーベル文学賞』 小説でない文学賞って有なの?

ボブ・ディランの歌が『ベトナム戦争の狂気』とその反動としてのアメリカの若者たちの公民権運動やドラックやヒッピーなどサブカルチャーの時代の風の一翼を背負っていたことは確かです。そんな『時代』だったのです。しかし、ノーベル文学賞受賞は無いでしょう。
今まで真面目に『文学』に取り組んでいた小説家からは恥だの侮辱だのとブーイングが起きている。ハンギョレ新聞社のチェ・ジュンヨン氏なら『立派でなくてもよい、。ただ、小説であればよい』というところでしょうか。しかし去年のノーベル文学賞を受賞しているのはチェルノブイリの悲劇を取り上げたジャーナリスであり小説家では無かった。
その流れなら日本で受賞する資格があるのは万年受賞候補筆頭の村上春樹ではなくて、水俣の悲劇を取り上げた苦界浄土の石牟礼さんであろう。
村上春樹にノーベル賞を与えなかった審査員の見識には拍手です。売れて大衆に媚びている三文文士に賞など与えるべきではありません。今年もノーベル賞を逸したが、余程、アメリカの敏腕プロデュースの営業活動に上手く乗っかって、大儲けをしている村上春樹が嫌われているのでしょう。
それともアメリカ国務省の頑張りが裏目に出たのか。
ボブディランの詩の意味は、プロテストソングというよりも代表曲の『風に吹かれて』にもあるように毒にもならないが薬にもならない。無責任極まる風任せ状態である。
ノーベル平和賞を受賞しているバラク・オバマのヒロシマ訪問時の発言『死が空から降ってきた』と同じで、大嘘ですよ。死が勝手に空から降ってきたのではなくて、人為的にアメリカが核兵器という死を降らせて大量殺人を行ったのです。あの、広島平和公園の原爆碑の主語を抜いた曖昧表現と同じ意味で、心底腹が立つ。
歴史的なヒロシマ訪問時でもオバマの数メートル離れたところに核の先制使用を公言するアメリカの軍人が人類滅亡用の核のボタンが入っている鞄を持参していた。

『まさかのトランプ大統領とアメリカの核兵器の先制使用』

まさかのトランプ大統領ですが、いよいよ現実味が出てきました。何しろ、マスコミがこぞって史上最低の泥仕合だと言っているのですから情けない。
そもそも大本命だったクリントンの失速こそが『物事の本質』で、大富豪の悪い冗談だと思われていた穴馬の泡沫候補のトランプに追いつかれて、仕方なく汚い罵倒合戦に自ら乗り出した。
大手のメディアは誰も取り上げないが、罵倒合戦の真っ最中にクリントンの眉間にハエが止まっていたとSNSでは大騒ぎ。誰も食わない犬のくそ状態なのですが、クリントンの体調に致命的な問題があるのかも知れません。

『右の核抑止論(核の傘)も左の核抑止論批判も間違いだった』

そもそも日本政府や右翼の核抑止論(核の傘)が根本的に間違っているのは事実ですが、今までの左翼とか護憲派の行っていた核抑止論批判も実は五十歩百歩の代物で、根本的に誤っていた。右も左も同じように平和ボケの極みのような勘違いなのです。
日本国の場合には、右翼も左翼も仲よく同じで、アメリカ人の善意を丸ごと信用しているのです。
日本人では全員が、核の先制使用がアメリカの核戦略の基本である事実を失念していて、『核の報復』(核の傘)だけを論議しているのです。
アメリカが採用している『核の先制使用』ですが、これは1960年代に流行っていたハリウッド制西部劇の世界と同じ論理で、相手が銃を抜くよりも0・1秒でも早く抜いて、問答無用で相手を殺した方が勝ち。そして勝ったもの(殺したもの)が正義とのトンデモナイ代物である。

当時は相互確証破壊(核の傘)の生みの親であるマクナマラが自分の間違いを認めて大騒ぎになっていたのですが、一番の問題点は、相互確証破壊なるものが、アメリカの核戦略の中ではメインではなくて、実は二ページ目の話であり、最初の1ページ目には核の先制使用がある事実に気が付かなかったということなのです。
当時は誰も、先制攻撃なども話題にしなかった。
原発建設などで、主に左翼陣営から科学的に危険視する論文がよく出ていた程度だった。

『世界の終り(人類滅亡)まで3分間しか時間的な余裕がない地球』

「世界終末時計」によれば、世界の終わりまで残り3分なのですが、3分しか人類滅亡までの余裕がない原因は、世界最大の核大国であるアメリカが先制使用を公言していて、いつでも核を使う用意をしていることに尽きるでしょう。
ビキニ水爆の第五福竜丸の被曝などで盛り上がった反核運動が分裂した原因が、社会党の『いかなる国の核兵器にも反対する』に対してソ連は防衛用で同列に論じるのは間違いだと共産党が強硬に反対する。
このため、『いかなる国の核兵器にも反対』の社会党系が原水協を脱退して分裂してしまった。
普通の社会常識なら、誰が考えて例外なく、共産党の言い分は無茶苦茶であり、社会党の方が圧倒的に正しい。
特に、このような一般市民向けの社会運動のスローガンとして分かりやすい単純な社会党と、色々と条件を付けてモゴモゴ言い訳がましい共産党では優劣は明らか。

『愚かに見えた共産党の方が正しくて、正しいと思われていた社会党の方が愚かだった』

ところが、原水協に残った共産党系の方が圧倒的に多数派で、脱退した社会党系の方が少数派。当時の社共の力関係とか世間の常識的世論とは正反対になる。(当時は今とは違い左翼陣営の社会党の力は圧倒的だった。共産党は少数派で劣勢)
この不思議な現象の理由は極簡単で、実は『アメリカの核の先制使用』とのピースを一枚加えるだけで全ての謎が氷解する。
実は社会党は単に愚かだった(知らなかった)だけで、一見すると間違った自分勝手の暴論に思える共産党の主張の方が正しいと、関係する日本の有識者たちは全員が知っていたのですよ。だから大部分は、社会党系ではなくて共産党系の主導する原水協に残ったのです。
ただ、この話、何とも成り行きが不思議なのです。辻褄が少しも合わない。実は共産党ですが、ズバリ『核の先制使用のアメリカの戦略』を具体的に説明すれば誰もが納得させることが出来たが、あえて何も言わなかった。
何故か『アメリカの核の先制使用』の議論を中途半端で終わらしたが、たぶん、この話はタブーだったので話せなかったのです。(その意味では『アメリカの核の先制使用』を明らかにしたバラク・オバマの歴史的な功績は大きい)


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