逝きし世の面影

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小児甲状腺検査判定結果「市町村別の一覧表」の開示と、マスメディアの不思議な情報操作

2013年04月23日 | 放射能と情報操作

『請求拒めず…検査結果開示 福島』

『甲状腺検査:市町村別の結果を開示…福島県、請求拒めず』(毎日新聞)
東京電力福島第1原発事故を受けて福島県が実施している子供の甲状腺検査で、市町村別の判定結果一覧表が、情報公開請求していたNPO法人に開示された。
県側は「プライバシー保護」を理由に公表を拒み続けていたが、県の情報公開条例上は非開示にする理由がなく、開示を余儀なくされた。
2013年04月22日01時31分 (全文)

『毎日新聞「クローズアップ2013」の摩訶不思議な隠蔽工作』

『福島、子供の甲状腺検査 高まる県民の不信』と題する毎日新聞2013年04月22日付けの日野行介記者の署名入り記事が不思議である。
無署名の上記の短いネット記事と微妙に違う。
それだけにとどまらずネットで公開した2013年04月22日『クローズアップ2013:福島、子供の甲状腺検査 高まる県民の不信』と、同じ内容のはずの毎日新聞紙面に掲載された『クローズアップ2013:福島、子供の甲状腺検査 高まる県民の不信毎日新聞』とが同じでは無く、内容に重大な違いがある。
毎日朝刊の紙面では、
『2011年度に検査した子供3万8114人の判定結果を市町村別ごとにまとめた一覧表が今年1月下旬、NPO法人「情報公開クリアリングハウス」(東京都)三木由希子理事長の情報公開請求に基づきに開示された。県側は記者会見などで「プライバシー保護」を理由に公表を拒み続けていたが、県の情報公開条例上は非開示にする理由がなく、開示を余儀なくされた。』、とある。
ところがこの冒頭部分が全部、ネット上にある毎日新聞の同一タイトル記事からはすっぽりと抜け落ちている。(他は同じ内容)

『同一記事なのに、新聞紙上とネット掲載記事が違う』

毎日のクローズアップ2013『福島、子供の甲状腺検査 高まる県民の不信』は、毎日新聞第三面のほぼ全面を使った力作なのだが、不思議な間違いや勘違いのたぐいが幾つもあるのですが、冒頭部分の全文をネット記事から削除した理由とは何であるのか。
そもそも原文は大手新聞の朝刊に大きく報道されていて幾ら『不都合である』としても今更隠せない。
一般に広く公開している新聞紙面の記事の一部がネット上には無い不思議は、以前に3・11大震災の津波高を示した図だけが1日以上不掲載とされた不思議な例がある。
『3・11大震災死者行方不明者1万9千人割れ』2012年03月23日(社会・歴史)に掲載している毎日新聞の津波高の図では岩手宮城に比べて、肝心の福島第一発電所の津波が3分の1以下の高さだった。
東北電力の女川原発と同じ津波高だと言い張っていた東京電力の嘘八百が一目で分かるのことが不都合だったのである。
今回『不都合である』と現在削除されているらしい記事が、今後復活する時はあるのだろうか。

『丸ごと抜けている市町村別にまとめた「一覧表」の開示情報』

そもそも『2011年度に検査した子供3万8114人の判定結果』の方は2ヶ月以上も前の2月13日に北朝鮮の核実験のマスコミの大騒動に紛れて、既に発表しているので新しいニュースでも何でもない。
週刊誌か月刊誌でもあるまいし。『新しさ』が命の新聞が報道する内容ではない。
今回の記事の目玉部分は『2011年度の子供3万8114人の判定結果』ではなくて、今まで福島県が隠し続けていた『市町村別ごとにまとめた一覧表』だったのである。
ところが毎日紙面には『一覧表』自体、記載が何処にも無い不思議。
(ネット上の毎日記事には4月22日の日付で市町村別一覧表を掲載した。ところが、残念ながら当該記事とは無関係な1年以上前の古すぎるインチキな資料)
ネットの同一タイトル毎日新聞記事では、『2011年度に検査した子供3万8114人の判定結果を市町村別ごとにまとめた一覧表』の記事を丸ごと削除する念の入れようである。
毎日新聞は必死になって隠すが、隠せば隠すほど目立つのである。
日本のマスメディアは余程この『2011年度に検査した子供3万8114人の判定結果を市町村別ごとにまとめた一覧表』の内容が一般市民に知られたくないのであろうと推測できる。

『2ヶ月遅れの摩訶不思議な毎日「クローズアップ2013」記事』

毎日記事では2分で終了した福島県検査では経過観察にとどまる「A2」ランクの1・6ミリの嚢胞で結節は無しだったが、念のための一般病院での10分の検査では7ミリの結節が見つかり2次検査(細胞診)の必要なB判定だったとか、福島県の行った一次検査は甲状腺の学術団体の定めた甲状腺超音波診断ガイドブックの12項目のうちの4項目を省略した杜撰な内容だったことなど、驚愕的な事実を報道している。
これは今回の記事では無くて、福島県当局が発表した2ヶ月前に報道すべきだった事実である。
二ヶ月以上も経過してからでは記事がいくら正しくとも『何をいまさら』的な腹立たしい内容である。
しかも今回記事では『これまでに3人のがん患者が確認され、7人にがんの疑いがあるとされた』と白々しい嘘まで書いているのですから悪質である。
この毎日新聞の記事から分かることは『2ヶ月の時間の経過』の間に、明らかに新聞社の報道姿勢が後退しているのですよ。
以前から腰が引けていたのが、今回はもっと腰が引けて『真実を報道する』との姿勢が微塵もない有様である。
何とかして毎日新聞読者を、間違いの迷宮に誘い込もうとして必死なのです。

『2ヶ月前の福島県発表とも自社記事とも違う、毎日新聞の記事』

毎日記事の『癌の疑い』は明らかな間違いで、直接注射針を患部に刺して組織を採取する細胞診検査で10人が陽性で『小児甲状腺癌であると確認されていた』のです。
2月の検査結果の発表の時点では、福島県は『疑い』では無くて、なぜか『細胞診検査が陽性である』と誤魔化していた。
『確認』の言葉を使っていない。福島県は3人目の『甲状腺がんと確定した』と発表していたのです。
この『3人』とは、毎日新聞がいうような癌が『確認』された人数ではない。
『甲状腺の全摘出手術』を受け人数であった。
全摘出の3人以外の7人も毎日記事のような『疑い』程度の軽い話では無い。
『疑い』とは毎日新聞記者の脳内妄想か、腹立たしい嘘八百のでっち上げ、真っ赤な嘘である。
この7人とは、無責任にも毎日新聞がいうような『疑い』では無く、深刻な全摘出手術を受ける日時を待っている、小児甲状腺癌が『確定』した人数である。
(3月11日福島県の小児甲状腺調査の責任者(座長)である山下俊一福島県立医大副学長は全米放射線防護・測定審議会(NCRP)で『福島で小児甲状腺がん10名発生』と断定している)
老人の癌でも何ヶ月も手術を待ていたら手遅れになる。
ましてや成長期で細胞分裂の活発な小児が手術を受けられず放置されているとすれば人道上大問題である。
福島県当局の驚愕的な発表から2ヶ月以上が経過しているのです。
それなら多分現在は10人全員が甲状腺の全摘出を受けているのですが、なぜか毎日新聞の記事は時間が二ヶ月前で止まったままで動かない。
最後に一言だけ、毎日新聞を弁護しておきますが、嘘八百も何も『見ざる言わざる聞かざる』で他紙は徹底している。
そもそも全く無い。一切を報道していないのですよ。
赤旗を含む他紙はもっと悪質で到底報道機関とは呼べない水準であり、日本のマスコミでは腰が引けている意気地なしの毎日が一番良心的なのです。

『不思議な確率論の落とし穴』

二ヶ月前には毎日だけが他のマスコミとは違い『細胞診陽性は8割癌』と報道していた。(鈴木真一福島県立医大教授は9割)
人の噂も75日とは言うが今回、毎日新聞は2ヶ月以上前の2月13日に自分が報道した『白』の割合を2倍に水増しした内容を無視して、恥ずかしげもなく『知らぬ存ぜぬ』と猫かぶりしている。
染色体異常のダウン症で妊娠初期に99%の確率で分かる検査が開発され命の選択という問題が生まれるが、99%という数字自体、問題が大きい。
99%の確率なら絶対的な数値で『決まり』と錯覚するが99%は微妙な数値で、個人の小さい部分でなら正しいが、社会全体では『合成の誤謬』が起きる。
何故なら一番危険な高齢出産グループでもダウン症の発症率は1%と低く1万人では100人程度が陽性。検査の99%の確率なら正しいのは99人。必ず1%(100人に1人)が実際には陰性なのに間違って陽性と判定される。
1万人の検査なら1%の100人が間違って陽性と判定される。
それなら99%の確率とは、正解と間違いが100対99という5割程度の確率しかない。発症率が0・1%の若いグループなら正解率が1割にまで落ちてしまう。
99%の絶対的に見える確率とは、実は白黒5割近く当たる『占い』や賭博よりも余程非科学的で当たらないものなのです。
福島県の細胞診検査での9割の小児甲状腺癌の精度(確率)なら、陽性判定の10人のうちで9人が発症しているだけ、との意味では無い。
実は細胞診で陰性と判定された残り66人の中でも1割の6~7人が偽陰性(陽性)であり、合計すると15~16人程度の小児甲状腺がんが発症している可能性がある。
2月13日の3万8千人中3人発症のマスコミ報道とは、9割の確率(検査精度)なら小児甲状腺がん患者数は発表されている数字(3人)の4~5倍以上に膨らむ可能性が高い。
福島医大の『9割』の悪いニュースを『8割』(10人中8人)と値引きした毎日記事では偽陰性は66人中2割の13人で、小児甲状腺癌の最終的発症数は合計すると逆に21人に増える。

『毎日新聞記事の真っ赤な嘘』

毎日の『クローズアップ2013』では、判定結果を市町村別ごとにまとめた一覧表が今年1月下旬、NPO法人の情報公開請求に基づきに開示されたとしているが日付が真っ赤な嘘。
判定結果は2月13日に福島県が公式に発表しているのですが、これには『市町村別の一覧表』が無い杜撰な内容だったので、NPO法人が市町村別ごとにまとめた一覧表の公開を求めたのである。
話の前後の筋道が完全に入れ替わっているのです。
4月22日01時31分のネットの短い記事では、『福島県が実施している子供の甲状腺検査で、市町村別の判定結果一覧表が、情報公開請求していたNPO法人に開示された。』と明確に事実が断定されている。
開示されたのは決して毎日新聞の日野行介記者の署名入り記事のいう1月下旬ではなくて、4月の下旬だった。
今まさに開示されたので毎日新聞が『クローズアップ2013』で大きく取り上げた。2ヶ月以上前の古い焼き回し記事ではなくて『新しいニュース』だったのである。

『メディアの自主規制か、過剰反応か』

毎日新聞が報道したように、福島県が公表を拒み続けていたが、県の情報公開条例上は非開示にする理由がなく、4月22日には開示を余儀なくされたのです。
ところがすでに開示されたはずの『市町村別一覧表』が現在のところ何処にも無い。
マスコミが何処も報道しないのです。
何かのタブーを極度に怖がっているのでしょう。対応が異様すぎるのである。
それなら判定結果の市町村別の一覧表には、余程都合が悪い内容が含まれているのだろうと推測できる。
もしも原発に近い一部地域だけで小児甲状腺癌の患者が多発していたとすれば、今まで福島県や政府が否定し続けていた福島第一原発の放射能と小児甲状腺癌との因果関係が証明されてしまう。
しかし一度開示して仕舞った機密情報は、マスコミがいくら頑張って隠蔽しても僅かの時間的な差程度で隠すことは最初から無理である。
事実はいずれ必ず世間に明らかになるが、とうとう公開されず住民の避難に利用されなかった文科省のスピーディーの放射性汚染物質の拡散予測と、福島県が公開を拒み続けていた市町村別の小児甲状腺癌の患者の分布が重なれば大問題である。
スピーディーの放射能拡散情報を故意に隠蔽した福島県や政府の悪質な犯罪行為が、誰の目にも明らかになる。
最悪なら政府の一つや二つが崩壊する程度では済まない程の大騒動になる可能性が高い。
それなら今回の子供の甲状腺検査の市町村別の判定結果一覧表の公開とは、我が日本国にとって予想外のとんでもない結果を生むかも知れない大事件中の大事件である。



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HPでは『市町村別一覧表』は、2番目記事の2~4頁め掲載と判明 (現田石)
2013-04-22 18:58:17
現田石です。

今回の『市町村別一覧表』掲載の件ですが、毎日新聞HPでは同じ題材の2番目記事の2~4頁めに掲載されていることを発見しました。現時点の読める記事は次のようなので紹介します。

●1番目記事
甲状腺検査:市町村別の結果を開示…福島県、請求拒めず【日野行介】
毎日新聞 2013年04月22日 02時31分
[カテゴリー: ニュース]
http://mainichi.jp/select/news/20130422k0000m040095000c.html

●2番目記事
東日本大震災:福島第1原発事故 市町村別、甲状腺検査結果を開示 福島県、請求拒めず
毎日新聞 2013年04月22日 東京朝刊
2013年04月22日06時01分[カテゴリー:特集・連載]
http://mainichi.jp/feature/20110311/news/20130422ddm001040054000c.html
http://mainichi.jp/feature/20110311/news/20130422ddm001040054000c2.html
http://mainichi.jp/feature/20110311/news/20130422ddm001040054000c3.html
http://mainichi.jp/feature/20110311/news/20130422ddm001040054000c4.html

この2番目記事の2~4頁めで『市町村別一覧表』が扱われています。毎日新聞22日朝刊1面に載っているような分かりやすいコンパクトな一覧表ではありませんが、それはたぶんデジタル文書作成上、表や画像を載せるのに容量を要求するから避けているのでしょう。今後、『市町村別一覧表』関連のマスコミ報道が増えるのか減るのか、注目して行きたいと思います。

四桁に到達するかしないか (くまごろう)
2013-04-23 05:14:52
吉本芸人おしどりマコリーヌが取材した、放射線学会の脱退者によると、チェルノブイリ等のデータから「東電の発表した放出量が正しければ、最終的に二百人から三百人」の甲状腺癌患者が出るとのこと。
東電の発表が正しい、或いは最大値であるようなことは期待できない。他の試算によると、東電発表の数倍程度は放出されたようで、となれば最終的には1000人前後になる。

3万8千人中、3人は確実に、残りの7人もまともな判断をすれば既に手術を受けていなければおかしい。
原発事故当時18歳以下、36万人の検査は、2年半で一回り、20歳までは2年ごとという。これは今年2013年9月辺りに36万人の始めの検査が終了するということだと思うが、そうならば既に20万人以上の検査結果が存在する筈で、既に数十人程度は実際に手術を受けていたり、これから受けるであろうことが決まっているだろう。

そういったことを考えると、俄かに名状し難い感情が沸き上がります。怒りや悲しみ、無力感がないまぜになったような、爆発させることも呑み込むこともしたくないものです。

>それなら今回の子供の甲状腺検査の市町村別の判定結果一覧表の公開とは、我が日本国にとって予想外のとんでもない結果を生むかも知れない大事件中の大事件である。

予想されるような状況が現れたなら、それがどんな結果を生むにしろ、せめても大事件にしないのなら、今度こそこの国は滅びるかもしれません。
これはもう、無茶苦茶な末期症状です (宗純)
2013-04-23 10:35:54
現田石さん、コメントありがとうございます。
それにしてもトンデモナイものを見つけたようですよ。

紹介されている毎日新聞のネット記事が正しいと仮定すればですが、
3万8千人の子供の甲状腺検査の市町村別の判定結果一覧表が作成されたのは『去年の4月時点』ですよ。
福島県当局が北朝鮮の核実験の大騒動に便乗してこっそり発表した今年2月13日ではないのです。
公式発表の10ヶ月も前です。
しかも、
『判定結果は、A1=しこりなどがない▽A2=5ミリ以下のしこりなどがある▽B=5.1ミリ以上のしこりなどがある▽C=すぐに2次検査が必要。A以外が2次検査の対象になる。11年度はC判定はなかった。』
とあるのです。
もう、支離滅裂であり無茶苦茶。
AB判定だけでC判定がないこの表なら、環境省が発表した福島県の結果は青森や長崎など他県と同じが、正しいのですよ。
なんと、2月13日の、福島県が11年度分の3万8千人の発表とは内容が全く違っているのですよ。
『11年度はC判定はなかった』と明確に書いていいるが、
2月発表では11年度はC判定はなかったどころか500人に1人の割合の76人もいて二次検査の細胞診断で10人が陽性だった。
3人が甲状腺の全摘手術を受け、7人が摘出手術を待っている状態です。
何かのプロパガンダでないとしたら、ご紹介のこの今年4月22日記事ですが、丸っきりの出鱈目か、あるいは悪い笑えないブラックジョークのたぐい。
毎日新聞ですが到底まともでも、正直でもない。
徹底的に真実を隠すつもりなのでしょうが、福島県の現状がそれだけ悪いとの何よりの状況証拠でしょう。不思議すぎるのですよ。
出したくても出せないのです。
滅びの予感 (宗純)
2013-04-23 10:53:09
くまごろうさん、コメントありがとうございます。

今の日本ですが、2月13日の3万8千人中3人発症のマスコミ報道が、ほとんどの人が知らないのです。
商業マスコミが報道しないだけではなくて赤旗が報道しないので左翼も何も言わない。
基本的に知らないのか悪い情報を知りたくないのですよ。日本中が挙国一致体制であり、大本営発表を信じているのですが、これは国が滅びる一番の最短距離なのです。
2月13日の3万8千人中3人発症のマスコミ報道とは9割の確率(検査精度)なので最終的な小児甲状腺がん患者数は福島県発表の数字(3人)の4~5倍以上に膨らむ。
今回の4月22日の毎日新聞記事を読むと、全く知らせるつもりがない事は明らかなのです。
多分スピーディの公表を止めた理由と同じで、国民がパニックにならないようにとの配慮なのですよ。これは駄目ですね。
マスコミのダンマリ (こうじかび)
2013-04-23 13:39:29
はじめまして
小児甲状腺がんが複数、発生したというニュースは2/13にヤフーのヘッドラインで見ました。「これは大変だ」と思い、翌日の新聞等で確認しました。その後、山下教授がアメリカで10名発生と述べていたことを知り、ことの深刻さに震える思いがしました。

しかし、この後、この報道はほとんど広がらず、現在もスルーされています。日頃から原発問題に批判的なブログでも抜け落ちていることがあり、宗純さんがおっしゃるように国民のほとんどが知らないのかもと思います。

ただ最近はヤフーのヘッドラインぐらいは目を通す人が多いし、テレビの報道ステーションでもニュースがあったので、何らかの情報に触れたのかもしれないが、あまり重大と認識していないのかも知れません。あるいは悪い情報は忘れようという心理が働くためでしょうか?

このダンマリ?な雰囲気に、夢か幻であったという気持ちになりそうですが、今後、戦慄すべき事態も予想され、非常に不気味です。あと私は医学に疎いのですが、なぜ全摘出手術と分かるのでしょうか?そうだとしたら、あまりにも酷い話です。因果関係が明確になれば
当然、関係者の刑事責任を問うべきと思います。

遅ればせながら、失礼しました。
マスコミ全体が挙国一致の大政翼賛会になっている日本 (宗純)
2013-04-23 14:29:41
こうじかびさん、はじめまして。コメント有り難う御座います。

『その後、山下教授がアメリカで10名発生と述べていた』のは医者として当然でしょう。
福島県立医大の鈴木真一教授など検討委の2月13日発表の『3人確定、7人が細胞診が陽性』が可笑しいのです。
癌検査でCTスキャンやエコー検査で『疑いがある』場合に行うのが直接患部の細胞を取って調べる細胞診検査。
細胞診で陽性とは普通の日本語表現なら『癌であると確定した』となる。
福島県当局や毎日新聞のように細胞診の陽性を『疑いがある』とは決して言わないのです。
そもそも『疑いがある』程度のあやふやな状態でもしも全摘出手術を行ったなら、間違いなく富士見産婦人科事件の再来であり傷害罪が成り立ちますよ。
特に甲状腺は小さいが成長や新陳代謝の大事な器官であり子供では大事なのです。しかし癌ならもしも再発したら怖いので全摘出は致し方ない。
4月22日に毎日新聞で報道されている数字が正しいとすると、去年4月の時点(原発事故から1年目)までは、AB判定だけでC判定がない。
福島県の状態は他県と同じだったのですが、半年後の9月には1人目が、11月には二人目が、今年の二月になったら10人が発症していたとの、とんでもない爆発的な勢いで小児甲状腺癌が進行しているのですよ。
数値が、日本の方がチェルノブイリよりも遥かに悪いのです。
しかも、発症数の市町村別(居住地)のわかる資料を福島県は開示することを徹底的に妨害して出さないのです。
出したのは新しい資料ではなくて去年の4月までの、一人もC判定が出ていない時のもので誤魔化そうとしているのですが、これは駄目でしょう。
出せない理由があると考えるべきでしょう。
発症者の地域が一様ではなくて、はっきりと原発事故との因果関係が分かるように偏っているのです。
福島第一原発事故と小児甲状腺がの関係を何とかして隠し続けたいのですが、
いつまでこのような非人道的で無意味な隠蔽工作をマスコミや政府は続けていくつもりなのでしょうか。
今のように政府とマスコミとが一体になって『無かった事にする』偽装工作ですが、真実はいくら隠しても何時かは全員が知る時が来るのです。
ただ、現在の時点ではマスコミの隠蔽工作は大成功していて、
『日頃から原発問題に批判的なブログでも抜け落ちている』のです。
これが一番の不思議ですね。
多分『知らない』のではなくて、余りにも悪すぎるので真実を『知りたくない』のですよ。
その意味では68年以上前の敗戦前夜の絶望状態と同じです。
私なりのデータの読み方 (ちくわ)
2013-04-23 23:30:55
「C判定はなかった」
この一文で、マスコミや政府は印象操作をしたいのかも知れません。しかしこれは自爆でしょう。
エコー検査でのC判定は、かなりの大きさの腫瘍だと思われます。そこまでガンが成長するには一年では足りないでしょう。
つまり「C判定がなかった」は、「事故以前に甲状腺ガンが自然発生することが、ほとんどない」ということを証明しているとも考えられますね。

それにしても福島市のデータがないとか、まだまだ隠していることは多そうです。
羊頭狗肉どころか (宗純)
2013-04-24 08:37:39
ちくわさん、コメントありがとうございます。

今回の毎日新聞の記事から導き出される結論は、印象操作程度の話ではなくて、
『福島第一原発周辺市町村では、今現在、小児甲状腺癌が驚愕的に多発している』
事実ですよ。
それを挙国一致で国民に隠しているのですが、敗戦は目前に迫っており、避けれないという事でしょう。

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