逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

地獄の門(パンドラの箱)を開いたフランスのサルコジとNATO

2013年01月28日 | 軍事、外交

『NATOのカダフィ殺害、武装勢力の駐リビア米大使殺害とアルジェリアの日本人10人殺害の惨劇』

どうも欧米白人種は21世紀になった今でも野蛮な帝国主義が横行した19世紀と同じでアジア人やアラブ人等に対して『力で圧倒すれば言う事を聞かせられる』と信じ込んでいるらしい。
何しろ憲法9条がある我が日本国でも教育で体罰(腕力)で成果が上がると信じているらしい体育教師は大勢いるし石原慎太郎などの右翼は全員が力の信奉者である。欧米諸国が力の信奉者でも何の不思議もない。
2010年末から2011年にかけてチェ二ジアやエジプト、イエメンで生活苦の市民の不満が爆発して相次いで親米保守政権が崩壊する。
民主化の波は最も保守的なバーレーンなど湾岸諸国にも飛び火して市民が民主化を求めるが、サウジアラビア軍の導入でからくも民主化デモを鎮圧するが中東情勢は一挙に親欧米(親イスラエル)路線の政権が退潮、後退して大きく変化する。
今までは反政府団体として政府に弾圧されていた反イスラエル(反欧米)のエジプトの穏健イスラム勢力であるムスリム同胞団などがアラブ世界の盟主的存在のエジプトで主導権を握る展開になる。
これでは今まで反欧米反イスラエル色を鮮明にしていた(汎アラブ主義を標榜する)リビアのカダフィ政権にとっては追い風で、邪魔な親米のムバラクが追放された重しが無い状態で今まで以上に世界に口出しする可能性が高くなる。
世俗勢力の中では汎アラブ主義のカダフィの反米反イスラエルの態度は際立っていたのである。
カダフィがアラブの春を主導すれば一気に中東世界の大勢は左(反米反イスラエル)に傾く危険性があった。
この動きに真っ向から立ちはだかったのがフランスのサルコジ大統領である。NATO軍や王政の湾岸諸国を上手に使い、リビア東部ベンガジの反政府暴動を口実にして何かとうるさく邪魔なリビアのカダフィを殺してしまう。
ソ連のアフガニスタン侵攻時のイスラム聖戦士(ムジャヘディン)の出身地としてアフガン国内と同じパシュトゥーン人の住むパキスタン北部辺境州や最も保守的なイスラム原理主義のワッハーブ派のサウジアラビアが人数的には多い。
しかし人口比率で見れば特殊なイスラム厳格派サラフィスト(サヌーシー教団)の風土があった、このリビア東部のベンガジ地域はサウジやパキスタン以上に多っかたのである。
フランスのサルコジはNATOの空爆だけでは屈服しないリビアのカダフィを、アルカイダ系のイスラム過激派武装勢力の協力で倒すことが出来たが、決して開いてはいけない地獄の門(ハンドラの箱)を自らすすんで開いてしまったのである。
2011年10月20日のカダフィ殺害から、2012年9月11日のリビア東部のベンガジでのアメリカ大使らアメリカ人4人殺害や、アルカイダ系武装勢力のマリ北部制圧でのフランス軍の直接介入、アルジェリアのガス田プラントでの日本人10人の犠牲者を出した今回の人質事件の惨劇は、別々の孤立した事件ではなくて一繋がりの出来事であると理解した方が分かりやすい。

『アメリカや西欧の民主主義に対するの大いなる誤解』

ユーゴスラビア終身大統領だった独裁者チトーの死によるユーゴ民主化が未曾有の混乱を招き国家の分裂と果てしない破壊と殺戮を生んだように、『民主化』は美しく平和なイメージとは大違いで現実はフセイン軍事独裁政権崩壊後のイラクのように民主化を担う受け皿の無い国では必ず大混乱に陥るのです。
これらの国々は非民主的な『独裁』という蓋(重し)によって、辛うじて悲惨な民族対立や宗教紛争を防いでいた。
リビアでは国内のイスラム原理主義勢力を世俗派のカダフィの『独裁』が、力で抑えていたので欧米世界は安全だったのである。
ところが、『独裁は悪い』との一見すれば正しい(結果が恐ろしい)自分勝手な欧米諸国(NATO軍)によるカダフィ殺害の結果、この地域の『力のバランス』は大きく崩れて、中東世界はあらかじめ予想された破滅への一本道をまっしぐらに突き進んでいるのです。
イスラム教対欧米キリスト教勢力(旧植民地国と宗主国)との争いでは、本来なら日本は部外者である。
1990年代の10万人以上(150万人との説もある)が犠牲となった過激なイスラムテロが吹き荒れたアルジェリアでも日本人被害者は出ていない。
ところが、今回のガスプラント人質事件では日本人が例外扱いされることは無かったどころか、欧米諸国と比べて率でも死亡総数でも最大の10人もの犠牲者数が出ている。(日本企業の外国従業員を含めれば16人)
アメリカの最も忠実な協力者として、日本や日本人が真っ先に標的とされた可能性すらあるのですから恐ろしい。
かっては日本には欧米諸国とは一線を画した対イスラム圏友好外交の貴重な蓄積があった。
だが湾岸戦争への冥加金1兆3000億円や対テロ戦争での自衛隊の給油活動など対米追随外交を続けた挙句、『日米同盟』というお題目のもと対米従属命の小泉純一郎のイラク戦争への事実上の参戦が最後のダメをおした。
過去にあった友好の『貯金』をすべて使い果たしてゼロかマイナスになった結果が、現在のアルジェリアの惨劇である。

『リビアの富を奪うために 欧米諸国が仕掛けたカダフィ打倒』

ヒューズ英国駐北朝鮮大使によると北朝鮮当局は『核を放棄したからリビアはNATOの空爆を受けた』と分析しているという。
そもそも95%以上の外貨を石油で稼ぐリビアに、イギリスやフランスなどNATO諸国が介入した最大の動機はリーマンショックによるソブリン危機で自国経済が破綻寸前だったからではないのか。
特に軍事介入に一番熱心だったサルコジのフランスは、国策として世界で一番原子力発電を推進していたが3・11東日本大震災後の福島第一原発の爆発炎上で窮地に陥っていた。
フランス軍が何処よりも先駆けてリビアを空爆したのは、日本のフクシマ原発事故で放射性汚染物質の大量流出が明らかになってから1週間目の3月19日のことであった。(当時はフランスを含む世界のマスコミ報道は、ほぼ日本の原発事故一色にに塗りつぶされていた)
フランスのサルコジ大統領は原発事故でアレバ社幹部を伴い、外国首脳として真っ先に日本に駆けつけている。
唐突で意味不明なNATOのリビア軍事介入(カダフィ殺害)の本当の目的は、相手の顔の前で大きな音で手を打ち合わせる相撲の猫騙しと同じ、姑息な陽動作戦だった可能性が高い。
フランス(サルコジ大統領)には、フクシマの結果として世界で反原発機運が盛り上がるのを防ぐ、政権としての絶対的で緊急な国家課題があった。
カダフィ殺害には、フランス国民や欧米先進諸国の国民の最大の関心事から目を逸らさせるとの、アラブの春とはまったく別の邪な政治目的が考えられる。
リビアは他の民主化デモが吹き荒れたアラブ諸国とは違いGDPは一人当たり1万4000ドルで教育や医療は無料、住宅費や食料品も無料に近いほどに低く設定されていたのである。
欧米NATO諸国はリビア東部地域の武装勢力を支援したが、アフガニスタンやイラクで米軍やソ連軍と戦った経験を持つ『イスラム聖戦士』(ムジャヘディン)が主力なのです。
そもそもベンガジなどリビア東部地域は元々サヌーシー派(サラフィスト)のイスラム原理主義の影響がもっとも大きい。
イラクで米軍と戦ったイスラム聖戦士(アルカイダ)の内訳は、人数的には、サウジアラビア人が41%でリビア人が19%だが、人口比率でいうと、リビアが突出して多くそのほとんどはリビア東部の志願者だった。
カダフィは以前から『反政府の東部武装勢力はアルカイダだ』と主張し、自分を敵視して東部勢力に味方するNATOの戦略は間違いだと言っていたが十分に根拠のある話で、欧米マスコミ報道よりもカダフィの言い分の方が正しかったことは、その後のアメリカ大使殺害やマリの軍事紛争、アルジェリアのガスプラント襲撃などリビア周辺でのイスラム過激派武装勢力の色々な動きで証明されている。

『胡散臭すぎる駐リビア、アメリカ大使殺害事件の顛末』

対テロ戦争の最前線のアフガニスタン派遣軍の最高司令官だったペトレアスCIA長官が、突然不倫疑惑で辞任しているが、現国防長官のバネッタも前国防長官のゲーツも共に米軍とは無関係のCIA長官から転出している。
逆にペトレアスCIA長官は軍一筋で諜報機関とは無関係だった。今のアメリカは軍と諜報機関の融合(相互交流)一体化が進んでいるのだろう。
不倫相手のやり手の女性ジャーナリストがリビア東部のベンガジで殺されたアメリカ大使のとんでもない真相(裏話)をマスコミで喋ったが、なぜかニュースとしては取り上げられない。
あまりにも露骨で内容が生々し過ぎるのである。
薄々関係者全員が知ってることではあるが、対テロ戦争を続けているアメリカ軍やCIAにとっては、イスラム過激派を演じるアルカイダの隠された真実や、アメリカとアルカイダとの深すぎる腐れ縁(内通)は、あまりに内容が(関係者全員にとって)都合が悪いのだろう。
元アメリカ中東軍司令官だったペトレアスCIA長官が不倫相手のポーラ・ブロードウェルに機密情報をを漏らしていた可能性が高い。
ペトレアス前CIA長官はイラク戦争とアフガン戦争という2つの戦争に『決着』をつけた前線指揮官としてアメリカで英雄視されていた人物。
ペトレアスの伝記執筆で近づいた美人従軍記者のポーラ・ブロードウェルは陸軍士官学校からハーバードの博士号、陸軍任官、大学教授、FBIのテロ対策官を歴任した軍と学会と司法に人脈があるプロ中のプロ。
彼女はデンバー大学での講演で、『ベンガジでの米大使館襲撃事件の真相は、CIAが捕縛した複数のリビア武装勢力メンバーの奪還作戦だった』と、アメリカ大使殺害の内幕の一端を明かしている。
もともとアルカイダは対ソ連用にアメリカのCIAが養成したテロ組織(CIAの下部組織)であることはアメリカ自身が認めているが、ソ連が崩壊して20年以上も経った現在も昔と同じで変わりが無かったのである。

『9・11事件⇒カダフィ殺害⇒駐リビア米大使殺害⇒アルジェリアで日本人10人殺害』

リビア東部ベンガジで去年9月11日、武装集団が米領事館を襲撃し、クリストファー・スティーブンス駐リビア米大使(52)ら4人が殺害されたが、当初マスコミでは、米国で製作されたイスラム教の預言者ムハンマドを揶揄する映画に対する抗議行動が過激化、暴走したと報道していた。
確かに米大使の殺害と同じ11日にはエジプトの首都カイロでも米大使館の国旗が燃やされる事件が起き、中東などイスラム諸国で抗議行動が盛り上がっていたのである
リビアのアメリカ領事館前でもベンガジ市民2000人程度が抗議集会を行っていたが、これとは別に襲撃した重装備の武装グループは米領事館内部のセキュリティに精通したアルカイダ系武装集団だったらしい。
ところが、大勢のデモ隊の見守るなか、衆人環視で堂々と行われたアメリカ大使殺害という前代未聞の凶悪犯罪の犯人は、不思議なことに未だに一人も拘束されていない。
この未解決な(誰も犯人が逮捕されない)『衆人環視の中で堂々と行われた前代未聞の凶悪犯罪』と言えば、一番有名なのは9・11(同時多発テロ)である。
事件が起きた直後に『犯人はアルカイダである』とアメリカのブッシュ政権が名指しした『9・11事件』であるが本当に犯人が簡単に特定されていたなら、何故同時多発テロを防げなかったかの合理的な『理由』が不明である。
到底アメリカの言い分では説明がつかない。
ブッシュ政権の言動以上に、もっと不明なのはイスラム原理主義のアルカイダ自体である。
アラブ人の最も過激なイスラム原理主義のように装っているのだが、何故か肝心要の対イスラエルテロが一つも無い。
通常では絶対に起きるはずがない、言葉と行動の不一致である。
アルカイダはブッシュの9・11や対テロ戦争と同じで、そのメインとなる主張が実態と違い過ぎる。
存在そのものが胡散臭すぎる。
息子になり済まし善良で警戒心が薄い年寄りを騙すオレオレ詐欺(振り込め詐欺)と同じに見えるのである。
スティーブンス駐リビア米大使ら殺害された4人全員がCIA要員でありベンガジの米領事館自体がCIAの最重要活動拠点であったとも言われているが、襲撃事件が起きた日付自体が9・11事件が発生した9月11日だった。
これでは今のように『衆人環視の凶悪犯罪の犯人が一人も拘束されない』のは当然であり、何の不思議もなかったのである。
9・11発生からイラク侵攻、カダフィ、駐リビア米大使、アルジェリアで日本人10人の殺害が一本径だったなら、地獄の門(パンドラの箱)を開いたのは、2年前のフランスのサルコジ大統領ではなくて、11年前のアメリカのブッシュ大統領(アメリカ)だったとの結論になる。


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地獄の門 (のすひろ)
2013-01-26 11:51:46
はじめまして
いつも勉強させていただいております。
フランスも地獄の門はパリだけにしておけばいいものをいらぬ欲をだしたばかりに泥沼化させてしまっているように感じます。
まことこの世はハリウッド映画ストーリーそのもののようで
それも脚本の薄い映画をCMに乗せられて楽しいと思い込み映画館へ足を運ぶようで実に情けなくなってしまいます。
政府やマスコミの動きが通常と違う (宗純)
2013-01-26 16:56:06
のすひろさん、はじめまして。コメント有り難う御座います。

今回のアルジェリアのガス田プラント襲撃事件では何故か報道管制が引かれて当初は犠牲者氏名が公表されなかった。報道されるのは事件発生から9日目です。
今までとは、何かが違っていたのです。
普通被害者は死んだ時点で人権が無くなるのですよ。必ず実名報道が基本なのです。
『行方不明だったから』実名を伏せたとの説もあるが、これも怪しい。山岳遭難では行方不明の方が出る可能性が高くなる。
1月16日の最初の襲撃で石油メジャーでガスプラントの元請会社であるBPの副社長が殺されている。
日本人の5人も最初に処刑されたとの情報もあるが、日本企業の関係者は今回16人も殺されているのです。
最後の10人目の日本人犠牲者の日輝の最高顧問は遺体の損傷が激しかったのでしょう。
これだけの大事件で、当初日本政府は実名を伏せて匿名で済ます積もりだったらしいが、これは絶対に有り得ない話ですよ。
絶対に無理なのですが、不思議な話である。
単に安倍晋三が小心者で怖気づいてパニックになった可能性もない事もないが、今回の襲撃事件では、マスコミに報道されていない(報道したくない)、隠しておきたい裏がある可能性が高い。
米国政府の「内向き外交」に日本政府は耐えられるか。 (90式)
2013-01-26 19:10:44
世界各国から良いイメージを持たれやすかった日本国ですが、「美しい国」は確実に親日的な人々を転向させて、
日本の孤立化を招くでしょう。
(既に欧米のメディアは安倍晋三をバッシング)


今後はアメリカ政府が「内向き」外交を取る可能性が高いと思いますが、
米国の軍縮・覇権放棄をうちの国が想定しているとは思えないのでそこが心配です。
アルカイダ (平行連晶)
2013-01-27 09:55:44
>欧米NATO諸国はリビア東部地域の武装勢力を支援したが、アフガニスタンやイラクで米軍やソ連軍と戦った経験を持つ『イスラム聖戦士』(ムジャヘディン)が主力

>カダフィは以前から『反政府の東部武装勢力はアルカイダだ』と主張し、自分を敵視して東部勢力に味方するNATOの戦略は間違いだと言っていた

アメリカがシリアにもアルカイダを送り込んでいるという噂を聞きましたよ。
私は、「アルカイダ」はアメリカ(もしかしたらNATOも?)が軍事侵攻したい国・地域に事前に送り込み、介入・信仰の口実をでっち上げる「放火役」なんじゃないかと疑ってます。あくまでも裏の取れていない推測ですが。
訂正です。 (平行連晶)
2013-01-27 09:57:50
>介入・信仰の
→介入・侵攻の

でした。あしからず訂正いたします。
Unknown (心)
2013-01-28 07:50:48
 対リビア行動・アルジェリア日英トップ殺害がフランス主導と思った方は私だけではなかったことに安心しました。
 日英米のいわゆる正統法進出を仏韓が潰しにかかっている状況だと思います。
 韓国に追い越される日本のあり方に問題がありましょう。
 欧州でのフランス国家主義批判はもうかなり強いものの、変わる筈はない、最近激化しているのは国内原子力事故の多発など、内需循環状況に問題があると思います。
 アルジェリア国民も政府も日英米も皆安穏な生活を希望している筈だと思います。
 
 
アルカイダ=オレオレの振り込め詐欺説? (宗純)
2013-01-28 14:41:58
90式さん、平行連晶さん、心さん、コメント有り難う御座います。

アルカイダですが、これは今までマスコミやアメリカ政府などが説明していたこと。アルカイダ自体が言っていたこと。それらの全てが胡散臭いのですよ。
現実の行動と合っていない。
アラブ人の『最も過激なイスラム原理主義』の看板ですが、看板倒れで対イスラエルとか反ユダヤテロが一つもない。
米軍などが介入したい地域での軍事作戦を促すような動きをしているだけですね。
初期にはソ連用に、創価学会と同じで宗教の持つ反共エネルギーを利用しているのですが、
現在の動きは汎アラブ主義を潰すのが最大の目的に見える。
シリアのアサド政権ですが、これは汎アラブ主義を標榜するバース党政権です。
アラブは一つとの汎アラブ主義ですがエジプトのナセルが主導した王制打倒、反欧米、反イスラエルなので、サウジアラビアや湾岸諸国の王政にとっては脅威なのです。
ですからソ連のアフガン侵攻でCIAが主導してサウジアラビアなどが支援するテロ組織のアルカイダは、現在もあるとしたら、やっぱり今でも米軍やCIAと密接に結びついて行動している。
それならアルカイダがイスラエル対して何もしない不思議も、今回対米従属命の日本政府が突然前例を無視してテロ事件の報道管制を行おうとした不思議も、なるほどと納得できます。
主導しているのは米軍やCIAなど宗主国のアメリカ自身なので属国の日本としては情けない話ですが、どれほどの無理難題でも『ご無理ごもっとも』と黙って従うしか道はないのです。
経済 政治 宗教 (マリア)
2014-03-12 22:37:33

結論ジョージ ブッシュ、フランス盤ブッシュ、ニコラ サルコジです。

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