逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

ナンガパルバット国際登山隊の惨劇、辛坊ヨット遭難の無残

2013年06月29日 | 社会

『パキスタン観光業を壊滅させた米軍無人機の攻撃』

アメリカの無人機によりパキスタンタリバン運動(TPP)、イスラム武装勢力のナンバー2ワリ・ウル・ラフマンが殺害され、武装勢力による報復攻撃が心配され首都イスラマバードなどパキスタン全土が厳戒態勢にはいっていた。
エベレストに次ぐ世界第二の高峰K2があるパキスタン北部のカラコルムはヒマラヤ山脈の西端に位置するのでモンスーンの影響が比較的小さく6月は最適の登山シーズンで有り日本からも複数の登山隊がパキスタン入りするが、今夏は雪が異常に多くて大変な登山が予想されていた。
6月23日未明(夜12時頃)、パキスタン北部のナンガパルバット(8126m)登頂を目指すウクライナなど東欧の著名なトップクライマーからなる国際登山隊のベースキャンプを『タリバンの一派』とされるテロリストが襲撃、パキスタン人ガイドを含む外国人など11名が射殺される。襲撃した武装勢力十数人はパキスタン軍憲兵隊の正式な制服を着ていたらしい。

『魔の山、ナンガ・パルバット』

ナンガ・パルバットはウルドゥー語で裸の山の意味で、その周囲に高い山が無いことに由来する。高さこそ世界9位だが南側のルパール壁は標高差4,800 mと世界最大の標高差と屈指の登攀難度を誇る。
1953年に伝説の登山家ヘルマン・ブールが初登頂するまでにドイツ隊など多くの遭難者を出したことから『魔の山』とか『人喰い山』と呼ばれていた。
1970年ナンガ・パルバットのルパール壁登攀に成功した天才クライマー、ラインホルト・メスナーは凍傷で足の指を7本切断、実弟のギュンター・メスナーは死亡している。(ラインホルト・メスナーは全8千m峰を無酸素で登頂した唯一のクライマー)
現在、冬季登頂に成功していない8000m峰はナンガ・パルバットとK2のみとなっている。
エジプトの著名な観光地であるルクソール神殿の外人観光客をイスラム過激派が襲撃したり、登山者でもベースキャンプまでの移動中の街道筋で強盗にあった例はあるが、今回のような交通手段が極めて限られた山中にある登山キャンプが襲撃された例は初めての出来事であった。
費用対効果とか、犯行後の安全な逃走を考えれば、今回の事件はにわかには信じられない不思議な出来事である。

『如何考えても算盤が合わない襲撃場所の怪』

事件後即座にギルギット・バルティスターン州の治安が確保出来ていないとして現地の州警察総監が更迭されたが今回の事件が『TPPの犯行声明』が出ているとしても、純粋にテロだと言い切れるかまことに怪しい。
襲撃事件はTPPの犯行ではなくて、パキスタン軍が関与した事件(警察との縄張り争いのとばっちり?)であると信じている地元民が多数で、テロ報道を信じている人は少ない。
あと2週間でイスラム教で最大の宗教行事であるラマザン(2013年の「ラマダン」断食月は7月9日から8月7日)が始まる時期だった。
警察(治安部隊)は37人の容疑者を検挙したというが地元ディアミール地区は『殺人犯を早く逮捕せよ』と商店街を閉めてストライキをしている。
BCで寝込みを襲われ、からくも難を逃れた約40人はイスラマバードに下山する。ナンガパルバットは8000m峰の中では比較的下界に近くジープを降りてから3日でベースキャンプへ到着出来るので、予算に余裕のない東欧圏や中国に人気がある。
しかし武装したテロリスト十数人が3日も歩いてBCに行ったとは到底想えない。
徒歩の山道も一本道ならジープ道も一本道で同一。入山に利用したジープも襲撃したテロリストと襲撃された登山者とが同じジープを使った可能性まである。
基本的に地元と無関係な者が、勝手に立ち入れるような地域ではない。
パキスタンの携帯電話は物凄く安いし誰でも持っているので地元民がBCに向かう報道のような目立ちすぎる集団を目撃すれば直ぐに誰かに通報される。地元民でないなら道案内のガイドは?と疑問は尽きない。
襲撃後に何日も歩いて逃げていることになるが目立ちすぎるし時間がかかる。半砂漠地帯なので集団で移動していれば上空から丸見えで逃げ切れない。
何れにしろ捕まって仕舞う危険が高すぎるので、普通なら不便なBCではなくて移動の途中の街道筋で襲うのがこの種の事件の常道である。
今回だけが異常で異質で無茶苦茶。ものごとの辻褄がまったく合っていない。
なにしろディアミール地区の人間の荒々しさは半端ではないから米軍無人機による攻撃で観光業が壊滅したとして軍キャンプの襲撃は有り得るだろうが、唯一の現金収入源であるヒマラヤ登山のベースキャンプ襲撃は考えられない。
登山隊と現地住民との間に抗争が有ったとのニュースは何処にも無いので、基本的に襲撃した武装勢力は地元とは無関係と考えられる。
それなら尚更のこと、テロリストの襲撃場所の選定が最悪で有り、今回のマスコミ報道が不思議なのです。(外部の余所者だけでは無理がある)
通常絶対に起きない種類の事件で『有り得ない話』である。この事件にはまったく別の裏が考えられます。

『読売で一番有名なテレビキャスター、辛坊治朗のヨット遭難事件』

2013年6月21日読売系列のフリーキャスター辛坊治郎(57)のヨットが日本から1200キロも離れた太平洋上で浸水沈没。
遭難救助には海上保安庁の航空機と巡視船がまず救助に出動、海保からの災害派遣要請で、海上自衛隊も救難飛行艇US-2など計4機が緊急出動する事態になった。
費用は4000万円程度と思われるが海上保安庁と自衛隊なので全額公費で賄われ個人負担分はゼロである。
辛坊治郎らの今回のヨットでの太平洋横断は、もともと出航時点に無理があった。
辛坊自身のブログで、出航直前の2013年6月14日に、舳先に少量の漏水が見つかり、応急処置をしたと書き込まれていた。ヨットによる太平洋横断を『ちょろい』となめていたのだろう。
このヨット航海を企画したプロジェクトD2製作委員会の事務局は(日本テレビ系)読売テレビ内にある。
ヨット太平洋横断は個人の趣味(冒険)の世界ではなくて、日テレ『24時間テレビ』放映日時に合わせ読売の『業務』として、無理を承知で(甘く考えて)出航したのだろう。
救助後に辛坊治朗が真っ先に行ったのが、自分のブログ記事の問題個所の削除であったのですから『瓜田に履を納れず、李下に冠を正さず』の正反対で、無謀航海の疑惑は募るばかりである。

『自分に優しく他人に厳しいダブルスタンダード』

辛坊治郎と言えば9年前の2004年に人道援助の日本人ボランティアなど3人が米軍のファルージャ掃討戦に巻き込まれ現地スンニ派武装勢力に拉致された『イラク人質事件』のとき、先頭に立って前代未聞の『自己責任論』を唱えた右翼辛口キャスターとして有名である。
こういった場合に外国では政治心情などそれまでの対立を超えて一致団結、自国民の救助に全力を尽くすし人質の帰国時には大統領とか首相が空港で出迎えて心労を労うのが、普通の国の決まり事なのです。
日本でも無辜の人質が『自己責任』を問われたのは前代未聞、初めての事だった。
辛坊治郎のように、人質の方を糾弾したのは世界広しとは言え我が日本国だけの椿事中の椿事であった。
イラク人質事件以前は、日本でも外国と同じで善意の人質は国を挙げて救出するし、助かれば国民全員で我がことの様に喜ぶ決まりだった。
本来日本も外国も人質の扱いは、少しも違いが無いのである。
ところが9年前のイラク人質では、突然『生きて虜囚の辱めを受けず』との東条英機の戦陣訓が半世紀ぶりに蘇ったのであるから恐ろしい。
まさに絶対に有ってはならない『悪夢』である。
辛坊治郎がテレビで公言した『自己責任論』発言に責任を取るなら、自分が『正しい』と信じる主義主張、原理原則は命がけで守るべきである。
他人に厳しく自分に甘い二重基準は見苦しい。
もしも自分で『自己責任』の主張を正しいと信じているなら、自分勝手に始めた航海の遭難なら、断固国家の救助などは一切期待せず、自力で泳いで帰ってくるべきであった。
下級兵士には自決を強要したが自分は生きて米軍に拘束された東条英機の二枚舌と同じである。
遭難したからと言って命惜しさに、おめおめと自衛隊に助けられ生きて帰るなどは『恥さらし』以外の何ものでもない。

『もう一つの可能性を考える』

ヨットの沈没原因となった海中の障害物ですがマスコミでは大震災の漂流物との説が有力ですが鯨の可能性もある。もう一つの可能性として有力なのは原子力潜水艦との衝突です。
2001年にハワイ沖で突然浮上してきたアメリカの原子力潜水艦と愛媛の水産高校の練習船が衝突して沈没した『えひめ丸事件』では原潜に体験航海のアメリカの民間人有力者が多数乗船していたので公になる。
ところが、1981年東シナ海で突然浮上した戦略原潜ジョージ・ワシントンと日本の貨物船日昇丸(2350t)が衝突して二名が死亡するが、米軍は救助せず当て逃げする。
2008年千葉県犬吠埼沖で『第58寿和丸』(全長38メートル、135トン)が船底に強い衝撃を受け転覆し死者4人、行方不明者13人を出した事故では船体が1000メートル以上の深海に沈んでしまい原因が今も不明。漁船としては大型で鯨との衝突程度では簡単には沈没しないので多分これも原潜の当て逃げです。

『天網恢恢』

対米従属命の人物が自己責任を主張し同胞である日本人を叩いていたが、今回愚劣で非人道的な辛坊治朗が米軍に当て逃げされて死に掛かったとしたら因果応報の自業自得、大笑いですね。
辛坊治朗など日本の極悪マスコミの人質の自己責任論とは、『世界の常識』とは180度逆さまなのです。
日本の政府やマスコミの自己責任論の無茶苦茶な不思議ですが、これは単独の事件では無くて人質事件の4ヶ月前の2003年11月29日の日本人外交官2名の殺害事件と関連している可能性があります。
奥参事官殺害の状況証拠では限りなく米軍の銃撃ですが、日本の小泉純一郎首相が初めて海外派兵する直前だったので、外務省が必死になって揉み消したのでしょう。
世界基準とは180度違っていた無茶苦茶なイラク人質に対する自己責任論の不思議ですが、これは余りにも時期が悪かった。
イラクの二つの事件の時期が近すぎたので、政府が気をまわし過ぎてイラクの日本人ボランティア人質事件に対して過剰反応した結果です。

『遭難を煽るマスコミの害悪』

テレビ放送の日時に合わせて無理をして太平洋横断ヨットの出帆日時を合わせたごり押しの結果、遭難事故を起こしたとすれば(フリーなので契約社員?)辛坊治郎個人よりも読売本社の方が責任が大きいでしょう。
2009年12月に起きた元F1レーサーの片山右京氏が経営する会社の社員パーティの富士山での遭難事故と同じであると考えられる。
太平洋横断や富士登山が『会社の営業』の一環であったとしたら話が全く違ってくる。
社員が上役の無理な業務命令を行っていて不注意でたまたま失敗した『労災事故』、『労働災害』に当たるでしょう。
マスコミ主導(話題つくり)で冒険を行うなど、遭難事故を誘発する最悪な試みであろう。
80歳の三浦雄一郎は最高齢登頂で危うく死に掛けたが、後援した企業やマスコミは多いに反省してほしい。
三浦氏が80歳でのエベレスト登頂に踏み切った動機とは、自分の75歳での登頂がギネス記録にならなかったから。
世界最高齢だと思っていたら直後に76歳のネパール人男性が成功させていて、今回も三浦氏の登頂計画を聞いて再度のアタックを成功させようとしたが、こちらの方は資金不足で失敗している。
エベレスト最高齢登頂の成功には1億5千万円の費用がかかったと発表されているが、普通の登山常識からすればかけ離れている大名旅行。
通常は1~2百万円台で、三浦氏はふた桁金額が違っている。三浦氏は登頂後に体調不良から下山中の第五キャンプからヘリでカトマンズまで移送されているが、これは登山者としては事実上『遭難した』とみなされるでしょう。
どれをとっても到底全員から祝福される種類の話では有りません。

『最悪のブラック企業、日本テレビ(読売)の悪行三昧』

第2回ブラック企業大賞2013のトップにノミネートされたのは自民党参議院議員候補の渡邉美樹のワタミフードサービスで『365日24時間死ぬまで働け』と過労自殺を強要する居酒屋チェーンワタミの社内文書が流出している。
日本テレビ(読売)はノミネートされていないが最強最悪のブラック企業大賞に相応しい悪行の数々。
許される限度をはるかに超えている。
日テレ『24時間テレビ』は今年は盲人ヨットマンと辛坊治朗の太平洋横断だが、昨年は女性タレントと盲人女性のキリマンジャロ登山だった。
素人を使ってどんどん危険度をエスカレートさせていたのですから、今回でなくても何時かの時点での遭難発生は確実だった。
人は間違い機械は故障しパソコンは誤作動するので予想外の失敗は必ず起きる。
登山や冒険の失敗(遭難)は何とも致し方ない成り行きで、若者がお馬鹿な冒険を行うから社会が進歩するし世の中が面白いのです。
本来ならいくら無謀でも辛坊ヨット遭難は一応生きて帰ってきたのですから全員で祝福するべきなのです。
ただし、『個人が自分の自由意思で、自分の命を賭けるなら』との条件付。
今回ブログの削除も含め遭難した本人達ではなくて読売本社がすべて仕切っている可能性が高い。
世間から叩かれるのはヨット遭難の辛坊だが、主犯は読売のドン、ナベツネなどの本社の役員連中である。

『山岳事故としては例外的な日本テレビの奥秩父4重遭難』

2010年に、地元警察が入山自粛を警告していた中、空前絶後の椿事、奥秩父4重遭難を引き起こしたのも日本テレビ(読売)だった。
素人同然の日本テレビの社員2人が奥秩父の3重遭難を取材しにいって自分たちも遭難、前代未聞の4重遭難してしまう。
今のこの不況時に『危ないから出来ない』と会社の命令を無視できる社員など一人もいない。
上からの指示があれば、無理でも行くしかない。
奥秩父4重遭難では、山の専門家であるプロガイドの制止を無視して強行入山して二人とも死んでいる。
それにしても『宮仕え』とは何とも因果な商売である。
技術も知識も経験も装備も無いではインパール戦やガダルカナル島争奪戦に投入された日本兵と同じで生きて帰る事はそもそも不可能だったのでしょう。
Tシャツで2000メートル級の沢登りなど無知の極みで、狂気の沙汰である。
会社に殉じて無駄に死んだ日テレ社員二人が哀れである。
これは日本テレビの業務として行われたのであるから、完全な労災事故で、二人も命が失われた会社の労務管理責任は厳しく問われるべきであろう。
『絵になるビデオを撮って来い』との上からの職務命令が出ていれば従うしかない。
昨今の厳しい雇用事情なら無理を承知で、無茶苦茶な神風特攻並の登山を強行して仕舞う。
文字どうり全員が白兵突撃し、玉砕(全滅)するとは企業戦士として痛ましい限りである。



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6 コメント

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日本の深くて暗い闇、読売の妖怪 (宗純)
2013-06-29 16:44:50
kappaさん、コメント有難う御座います。

読売で一番有名なテレビキャスターと言うよりも、ナベツネの大好きな電波芸者、男めかけの辛坊治朗ですが、都合が悪くなれば何時でもトカゲの尻尾として切り捨てられるのですから可哀想なものですよ。
辛坊治朗のヨット遭難事件が発生したら、
読売(日テレ24時間テレビ)とは全く無関係で、太平洋横断をテレビ放送する予定は無かった(未定)と主張しているのですが、
辛坊治朗自身がブログで、
『読売テレビのスタッフが企画書を書き、最高幹部のゴーサインをもらった』と、
太平洋横断が個人の冒険などではなくて正直に読売本社の承諾の元、会社を上げての営業活動だったことが暴露されていた。
これでは早々に削除するのは当然です。
それにしても自業自得と言うか、自己責任と言うか。口は災いの元と言うか。
ブッダの因果応報の恐ろしい見本と言うか。
雉も鳴かずば撃たれまいに、『もの言わじ、父は長柄の人柱』の日本昔話の物悲しい故事が髣髴とされる辛坊治朗のヨット遭難事件でしたね。
辛坊治朗ですが、
ローマのG8財務大臣会議の記者会見で泥酔してろれつの回らない中川昭一に対して、
『あんな○○(ピー音)、見たことない!』
『オメオメと日本に帰ってくるんじゃねぇ!』
とテレビで全国に向かって発言しているのですから、今回の騒動で、自分でも、
『どの面下げてと言う思いです』と一応、反省らしいことを口にしているが、
責任上日本に帰ってきては駄目です。
『中川財務相G7へべれけ会見』
2009年02月21日 | 軍事、外交
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/5877c8a92c8e9798dc5adeac55e8f6d3
中川昭一を泥酔させたのは日テレ(読売)の美人記者だった事は、反米嫌日戦線「狼」2009年02月20日記事によれば如何も確実な事実のようですね。
『酒と女を用意した財務官僚と読売のオ○ンコ記者に嵌められた中川』
http://anarchist.seesaa.net/article/114557707.html
維新の会の橋下徹の外国特派員協会主催の釈明会見での、大阪、飛田遊郭の管理売春の顧問弁護士経歴を追求された時のしどろもどろの爆笑映像は、日本のすべてのテレビは挙国一致の横並び、完全にタブーとして隠蔽した放送しない。
それなら、これ以上無い日本の恥じの中川昭一へべれけ会見は、本来なら間違いなく放送禁止ですよ。
ところが180度逆に読売を筆頭に全員が横並びで大々的に放送していた。
それなら、あの泥酔記者会見騒動は中川昭一を嵌める、読売のナベツネの仕込みだったのでしょう。

コピーですみません (kappa)
2013-06-29 14:54:18
思いがけぬ先生からのコメントを頂、少しうれしく思っています。
何べんも似たようなことを書けぬので、コピペします。
すみません

以下コピー

「山奥のあばら家」が「陣屋」にでもなったのかと錯覚する、宗純先生のコメント、ありがとうございます。
私、先生のところを読みました。基本的には同じ考えなんだなぁと思っています。
「辛坊」なんていう狐か狸は所詮、使い捨ての「喚き屋」。
読売日本グループの事件だということ。

いかに民放とはいえ、彼は度を越していた。あの「天に唾するマシンガンコメント」は、どう考えたって許されるものではありませんでした。ところが、それが許されてきたし、どんどん酷くなっていた。TBSの「みのむし」と同じ。
久米宏をすべて礼讃する訳じゃないが、少なくとも彼はジャーナリストとして、時の権力と戦う姿勢はありました。そのせいでトヨタがスポンサーを降りたりもしました。(梶山せいろくの恐喝?)

大勲位とナベ常は君臨しており、特にナベ常は総理大臣を決めるのは自分だと豪語しています。
ノダのときに話題になりましたが(天皇に月一報告するように)ナベ常主催の食事会にせっせと通いました。
普通は革命が起きれば真っ先にテレビ新聞などのメディアを革命軍が押さえます。この20年、日本の面白いところは自民政権だろうが民主政権だろうが「総理を決めるのは民放の親分」ということです。例外は「ハトヤマ」・・・すぐに潰されました。

こういった親分に可愛がられたくて電波芸人の媚売り合戦。「辛坊」はお眼鏡に適った。
たかが民放のアナウンサーの癖に、裏には強力なナベ常がいるために、グループの敵に対しては何を言おうが許された。日本で怖いものは何もない。何言っても許されてきた。(ナベ常批判以外)
1%100万人の視聴率の世界。たとえ民放とはいえ、何を言ってもいいわけじゃないのにね。
でも辛坊とかみのもんたは許された。

この男は狐目。
虎の威を借る狐。
今回はこのグループそのものの不祥事です。犯罪に近い。しかもそれを隠蔽した悪質な事件です。
ご存知のように、この件はまったく騒がれなくなりました。意図的に消されていくのでしょう。
ネットを見回しても、左翼が右翼っぽい辛坊を苛めているが、あれはたかがヨットマンの海難事故だ!という論点で決着を付けようとしています。

あの狐目の男は、単なる狐。裏に控える大組織の問題を消そうと必死なのです。

狡賢くっても、それが単なる狐ならば私は責めません。

たかがヨットマン?浸水している船を直そうともしないヨットマンがいるのかと反対に聞きたいんですね。
それにしても日本テレビ(読売)は最低最悪 (宗純)
2013-06-28 16:11:38
人は間違うし機械は故障する、パソコンは誤作動するし、基本的に事故や予想外の失敗は必ず起きるものですよ。
そしてすべての科学の進歩には9割の失敗が付き物で、1割の打率なら科学者としては大成功なのだとノーベル賞を受賞した山中 伸弥さんが言っているが、科学のみならずすべての物事の本質を突いている明言でしょう。
科学の間違いは、いくら大きくても何ら悪では無い。
あくまでも単なる『間違い』に過ぎないのです。
登山とか冒険などの失敗(遭難)も、その意味では必ず起きるのですよ。
もちろん日本でも起きるが海外では事情に疎い分余計にトラブルに巻き込まれて、命の危険に晒されることは何とも致し方ない成り行きで、若者がお馬鹿な冒険を行うから世の中が進歩するし、面白いのです。
ですから本来なら、いくら無謀でも無残でもいい加減でも
辛坊ヨット遭難は、一応生きて帰ってきたのですから全員で祝福するべきなのです。
ただし、個人が自分の意思で自分の命を賭けるなら、との条件付。
これ等は遭難した本人達ではなくて、読売本社がすべて仕切っているのですよ。
ブログの削除も、責任逃れの為に、本社からの指示だった可能性が高い。
世間から叩かれるのはヨット遭難の辛坊だが、主犯は読売のドン、ナベツネなどの本社の役員連中ですね。
2010年に、前代未聞、空前絶後の椿事中の椿事、奥秩父4重遭難を引き起こしたのも日本テレビですよ。普通二重遭難はあるが、三重遭難は珍しい。美味しい映像が欲しかったのです。
宮仕えの悲しさ。
首になりたく無ければ技術も体力も経験も無い素人同然の日本テレビの社員2人が奥秩父の3重遭難を取材しにいって自分たちも遭難死して、4重遭難してしまう。
地元警察が入山自粛を警告していた。
基本的に今のこの不況時に『危ないから出来ない』と会社の命令を無視できる社員など一人も居ない。
『絵になるテレビ映像を撮って来い』との上からの指示があれば、プロガイドの制止を無視して強行入山して二人とも死んでいる。
それにしても『宮仕え』とは何とも因果な商売である。
技術も知識も経験も装備も無いではインパール戦やガダルカナルに投入された日本兵と同じで生きて帰る事はそもそも不可能だったのでしょう。
Tシャツで2000メートル級の沢登りなど無知の極みで、狂気の沙汰である。
奥秩父4重遭難の残酷、千葉法相の無残
2010年08月06日 | 社会
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/dc220586f1431a5443c9ec86cd734f28
金儲けならなんでもあり (のすひろ)
2013-06-28 13:04:56
24時間テレビでは昨年は女性タレント使い目が不自由な女性とキリマンジャロ登りそれで調子に乗ったのか、機が熟したとブログに書いていたのが今回の航海です。
タレント使いマッターホルン登頂などヘリ下山が条件だったと言いますからやる前から遭難ということになりますね。
いくらテレビ番組といえやることがいい加減すぎませんかね?

外洋に出る際救難信号機E-PIRBを義務つけられていて、当然それは、あるヨットマンが訴訟を起こしたほど利権が絡む運輸省認定品でなければならないのです。加えてこれは世界中で使われる同等品の3倍の値段がするという、利権の塊です。

今回の事故ですが、事故とマスコミが混在しているのでややこしい。
某国の潜水艦に接触して大穴が開けば彼はこんな目にあわずそれこそ自己責任の世界へ行けたことだろうと思いますが、自己責任どころか責任放棄で逃げ帰ってきた。
ご丁寧にビデオのメモリーまで抜いて持ち出せるほど落ち着いてライフラフトへ移れる時間猶予があれば、巡視船到着まで待てば良いだけの話なんです、それも今のE-PIRBはGPS機能がついていますのでピンポイントで拾いに着てくれるはず。3日漂流したところで助けに来てくれる希望があれば死にはしません。
にもかかわらず初めから海上自衛隊へ救援要請をしているのは、自分の甘えと読売のバックがあればこそ、ダブルスタンダードどころか自分勝手もはなはだしい。
ご丁寧にその報道を他局が取り上げUS2の高性能を報道するのですから防衛省と新明和はCM料と考えれば元をとったということなんでしょう。漁師を助けても10秒ほどしか流れませんからね。

本来ブラインドセーラーならもっと経験のある白石康二郎などを選択するはずで、そうであれば同じ事故であっても拍手をもって帰還できたのではと思います。

これは障害者を利用し最初から読売が番組に仕組み因果応報だったのが辛坊だったということでしょう。
可能性としては、納期を優先した労災事故 (宗純)
2013-06-28 13:01:01
のすひろさん、コメント有難う御座います。

それにしても口は災いの元ですね。
辛坊治朗が9年前にテレビで『自己責任』を強硬に主張していなかったなら、今回のヨットで太平洋横断との、読売テレビの仕事で命を落としかかったのですから、完全なる可哀想な被害者ですよ。
自分の無茶苦茶な愚劣で非人道的な『自己責任論』の為に叩かれている。
まさに本人の、自己責任です。
それにしても近頃携帯だとか衛星電話など通信手段が整備されたため、インスタント遭難が増えていると思いませんか。
昔なら下山予定日から2日間以上経過しないと決して誰も動かなかったのすよ。
ところが夕方の下山時間までに下りて来ないからと、即『遭難だ』と騒ぐ。
基本的に馬鹿馬鹿しいし無茶苦茶なのです。
街中でもあるまいし、山では時間どうり予定どうりに物事が動くと考える方が根本的に間違っている。
重病人でも有るまいし。飲ます食わずでも2日間程度なら命に何の影響も無い。
今度のヨットの浸水事故ですが、1200キロmも離れているのですから最善でも普通なら2~3日の漂流が当然であるのに沈没して半日で救助されているスピードぶりには驚くばかりですね。
しかし、普通ならこのような場合には遭難現場近くにマグロ延縄漁船など民間船がいるはずなのですよ。
遠くの親戚より近くの他人で日本本土からでは間に合わない。それにだれでも、遭難信号をキャッチすれば人命優先で、漁を放棄して必ず駆けつける。
ただし、この場合は無料の海上保安庁や自衛隊と違い救助の費用を遭難者側が負担します。
海上保安庁が近くにいる筈の漁船団に救助を要請しなかったのは不思議ですね。
Unknown (のすひろ)
2013-06-27 16:18:55
この事故報道ですが、いかにも24時間テレビのコンテンツでの事故らしい。
私はこの事故を知った時事故なら事故で仕方ないが船体放棄?と感じました。
そしたら事故後まずいと思ったのかブログHPは削除、その後いい訳するかのように
時系列で説明し、それも削除後今度は「ほら鯨にあたりました」ばりに動画をアップ
そもそもまず責任は艇長である岩本氏が追うべきところですが、出てくるのは当然辛坊氏。
それに宗純さんがおっしゃるとおりで自己責任を言うのなら艇放棄などせず、どんなことしても帰るべきだった。百歩譲っていったことの責任なら費用は全額負担すれば未だ分かる。
そもそも船体に穴が開いて浸水、排水ポンプを動かしたが間に合わず?
どこにどれだけに損傷でどのような止水処置をしたかも不明、船体放棄しかない?も不明
総て闇の中は原発も同じ、今のこの世の中そのものです。
数分で踝まで浸水なら手でも止まる程度の浸水であり、彼のいままでのコメントにきっとあったであろう「これは想定外」どころかこんな事は想定内で損傷が合った場合の処置練習はいく前から行うもの、船体損傷のした際のエマージェンシーグッズも商品で売っている。
自衛隊を呼ばなければいけなかった割には落ち着き、連絡からラフトに移るまでに30分もある。一分一秒を争う怪我や病気があるわけでなく、おまけに本人は衛星電話とGPSをしっかりと持ち、連絡付く状態で48時間ほどあれば事故現場にきっちり来てくれるにもかかわらず、海上保安庁が自衛隊に災害要請は聞いたことが無く、当然これは自己責任どころか読売関係が自衛隊に依頼したと思われる。
おまけに彼は艇を離れる前からUS2が来ることが分かっており、はじめから陸上班と一緒になり自衛隊に救助を願いでた。


1981年だったか石原慎太郎が小笠原ヨットレースの際、裕次郎が危篤になり自衛隊のUS2をプライベートで使ったことがあったが、今回も同じで一部特権階級の私有物化はいい加減にして貰いたい。
そしてこれが機会になり「外洋へいく際は必ず衛星電話を持ちなさい」と利権が絡みそうで加えて腹の立つ事故でした。
本当に障害者を使った売名行為の偽善番組には吐き気さえ覚えます。

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