庄司卓完全攻略ブログ

作家庄司卓のブログです。
スケジュールは毎月一日に掲載。アクセスカウンターは2010年1月1日より集計。

『BanG Dream!』第五話

2017年02月22日 00時07分49秒 | Anime・特撮
おたえはあれか。この手の「女の子+音楽」アニメに欠かせない一見クールビューティーしかししてその実体は「黒髪ロングボンクラ」枠(^^;だったか。まあ黒と言ってもアニメ的演出で濃い青や紫のパターンも含めると一気に増えますな。
この法則に気づいたのは執筆後だったので拙著『ルミナス☆アイドル』(HJ文庫刊)に、このようなキャラクターを入れられなかったのは残念ですねえ。まぁ続編が書けるなら是非出したいのですが(ダイレクトマーケティング(^^;)。

そんなわけでおたえもぼんくら枠で、今のところメンバーは、ボケ、ボケ、大ボケ(^^;状態です。常識人かと思われたりみも、あんな歌詞をかいてくるとはなかなかのボケ力です(^^;。
有咲一人だけは突っ込み力不足ですなあ。沙綾が入ってくると突っ込みが二人になりますが、バンドの構成としては後ろで楽器の前から動けないキーボードとドラム。MCで香澄が何かやらかして、おたえとりみりんが華麗にスルー。後ろで有咲と沙綾が青くなるなんて光景がいまから目に浮かぶようです(^^;。

ライブハウス「SPACE」はガールズバンドの聖地だったのね。こういう設定は最序盤から出しておいても良かったと思います。
そのステージに立っちゃった香澄は、野球に例えるなら、予定していた人が来られなくなり、キャッチボールもしたことがない少年が甲子園のマウンドで始球式をやっちゃったようなものか。
しかしこれで「始球式がどういうものか知らない少年が本気で投げ」「リアルで言うと大谷や山田みたいな一流選手が反射的に本気でバットを出したものの空振りしちゃった」みたいな展開だと、そのまま野球マンガの第一話になりそうですな。てか、探せばありそうですな。こんな野球マンガ。
「ガールズバンドを、SPACEをなめるな!」という展開なのですが、いかんせんおたえがボンクラ枠なので、それほど盛り上がりませんでしたねえ(;´Д`)。まぁこの辺はゆるゆるな演出方針なのでしょう。
しかしガールズバンドの聖地であるライブハウスの名前が「SPACE」というのはどうにかなりませんでしたかねえ。ストーリー的に何か意味があるのかも知れませんが、流して聞いてると一般名詞としての「空間」を表す「スペース」と混同してしまいます(;´Д`)。

さっそく演奏する曲で頭を悩ませる香澄。普通、バンドをやる時は、憧れのバンドというものがあって、まずはそのコピーから入るのが一般的かと思うのですが、香澄の場合、バンドをやることそのものが目的ですからねえ。いきなり、牛込姉妹作詞作曲編曲のオリジナルナンバー。取り敢えず無難にビートルズ辺りから入るという発想がないのは、まぁ大人の事情でしょうか(^^;。既存のそれも有名な曲なら、初心者向けにアレンジしたバンドスコアも簡単に入手できますからね。

コードを知らなかった香澄にタブ譜を見せても分からんだろうとか思っていたのですが、それ以上にある重大な事実に気づいた。
香澄ちゃんは一応ギターの練習はしていたけど、歌の練習は全然してないじゃん(;´Д`)。
『けいおん!』ですら(^^;、演奏しながら歌うのは難しいという台詞があったのに、いきなり合せちゃいましたね(^^;。
前回書いたように私はバンドをやった経験はないのですが、数回程度ですが他の人と演奏した事はあります。初めて演奏を合わせる緊張感はよく出ていたと思います。

さておたえはこのまま加入かな。校庭で香澄たちがキャッキャウフフしていた時、校舎から見ていた女の子が気になりますねえ。
次回はドラムの沙綾加入回のようですが、どうやら過去に何かあった様子。校舎から見ていた女の子と一緒にバンドをやっていて、うまくいかず止めちゃったとかですかねえ。

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (nisi)
2017-02-22 08:31:01
主人公の目的が「SPACEで演奏する」という事らしいので、上手下手は2の次なんでしょうね。
SPACEのおばちゃんがOKを出せば良いわけだし。

音楽をやる目的よりも、メンバーの追加の過程がこの作品のメインなのかもしれませんね

コメントを投稿