庄司卓完全攻略ブログ 春ですね

作家庄司卓のブログです。
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アニメ新番組『ID-0』

2017年04月15日 17時56分46秒 | Anime・特撮
さて、今期一番の期待作。谷口悟朗総監督、黒田洋介シリーズ構成と聞いては期待せざる得ませんからね。
事前の情報で宇宙、それも恒星間が舞台で巨大ロボットが登場するのは分かっていたものの、今ひとつそのロボの位置づけがよく分からない。普通に搭乗するものでもなさそうですし、ひょっとして『翠星のガルガンティア』のような自意識を持ったロボかと思っていたのですが、なるほどそう来ましたか。

謎の鉱物(?)オリハルトを利用して人間の意識をデータ化してIマシンという全長18メートルのロボに転送。そしてその意識で直接ロボを動かすわけですな。
オリハルトは公式サイトやCMでの設定説明から察するに量子テレポート物質とでも言うべきもののようですな。あるいは量子テレポート現象が物体の形を取ったものか。超光速で物体や情報を送り届けることが出来、また人間の意識を飛ばす事も可能。これはロジャー・ペンローズ博士が提唱していた「人間の脳には量子回路のように機能する部分があり、それが想像力や感情など、人間を人間たらしめてる機能を担ってる」説を元にしてるのかな。人間の脳に量子的回路があり、人間の意識や感情、あるいは「魂」とでも言うべきものを担ってるとすれば、量子テレポート物質(?)であるオリハルトを使って転送、記録することは可能かも知れません。
こうなるとヒトのヒトたる所以は何か。肉体から取り出されてIマシンに意識が記録されたら、意識のない肉体は人間ではないのか、意識のあるIマシンは人間なのか。意識のバックアップを取れるなら、それをコピーしたら、同じ人間と見なすのか。あるいは別人なのか。なかなかヘヴィでSFらしいアプローチが出来そうですね。
意識を飛ばすマインドトランスの時に出る謎の文字といい、オリハルトは鉱物に見えて実は知的生命体という線も期待できそうですな。
谷口悟朗監督、黒田洋介シリーズ構成ですから、その上でもきちんとエンターティメントしてくれそうです。

冒頭のテンポは素晴らしいですね。余計な説明なしにさらっと世界設定を理解させてくれます。やはり作品の冒頭は全体の顔ですね。一見好人物に見えて、さっさと主人公のミクリ・マヤを見捨てる教授とか、キャラクターも一癖も二癖もありそうです。
マヤを助けたのはオリハルト専門の採掘業者エスカベイト社。一見すると偶然助けたようですが、冒頭のやりとりを見ると最初からマヤの身柄確保が目的だったようです。
教授があっさりマヤを見捨てたのは、データを他の採掘業者に不正提供するのが目的だったようですが、はたしてエスカベイト社とマヤの関係は如何に。宇宙軍がエスカベイト社を後回しにしてフジマ組を優先。その後、エスカベイト社がマヤの肉体を確保したというのも何かありそうですね。エスカベイト社社長のグレイマンが宇宙軍とパイプを持っていてさらに教授と取引。教授はマヤを見捨てた件を不問にして貰い、宇宙軍へ通報しない代わりに身体を引き渡す。宇宙軍へ通報したのもエスカベイト社でその代わりに見逃して貰う。三方一両損ならぬ、フジマ組が大損こいて、エスカベイトが一人勝ちか。

オープニング、エンディングから察してイドだけが肉体を見失ってるような感じですかね。オリハルトの採取に命がけになってるのもそれが理由か。

しかしあれですな。18メートルの巨大ロボが人間的な仕草で芝居をする様は、何となくPS2の『バーチャロン:MARZ』を思い出しました(^^;。
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2 コメント

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Unknown (nisi)
2017-04-15 18:53:54
うん、谷口カントク作品、今回も面白そうですね。
今期数少ないロボット物でもあるし。
(フレームアームズガールはロボット物では無いよな。この間武装戦姫という、ほとんどよく似た作品をやってなかったっけか)
政府から正規に仕事をもらって優遇されている教授達や大企業の方が汚くて、いささか法に抵触している位のゴロツキどもの底辺の会社の方がまっとうというパターンなのかな。
谷口作品は、マジメな奴、頭のいい奴、天然な奴、悪い奴、要領のよい奴とハッキリ分けて描いてくれるので、わかり易いですよね。
まあ、今回の教授は、悪でも小物みたいだし、ラスボスには、ならないだろうけど、しっかりやっつけて欲しいなあ。
Unknown (comings)
2017-04-16 00:12:36
いやあマヤの肉体が行方不明でIマシンの姿のまま物語が進行するのかと見ててぎょっとしました。無事戻れてよかったです。

あと背景が宇宙空間でIマシンの大きさに気付かなかったです。船内のシーンで初めて実感しました。

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