庄司卓完全攻略ブログ

作家庄司卓のブログです。
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『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』第30話

2016年10月25日 23時51分06秒 | Anime・特撮
なんとジョースター一門が一切登場しない回。今までは原作では登場しないシーンでも、アニメの場合、一話ごとの区切りが違うので、エピソードの順番をやりくりしてジョースター家の人間を出していたのですが、今回は仗助、承太郎、ジョセフも一切出番なし。
まさに吉良吉影の奇妙な冒険でしたな。

しかしまあ猫草、アニメになるとキモ可愛さが増しましたなあ(^^;。猫であって草でもあるという、奇妙な習性の動きをうまく表現していましたな。この辺はアニメならではの表現ですな。
それにしてもしのぶさん、いい歳して何をやってますか(^^;。

原作を読んでもよく分からないのが、吉良吉影と父の吉廣の間で、どれほどの情報のやりとりがされていたのかという事でして。
吉良吉影はスタンド使いを生み出す弓と矢の存在は知っていたようですが、父の吉廣が誰(なに)を矢で射ったのかは聞いてないようですね。また吉廣の方も一々報告してなかった様子。まあ写真相手にぶつぶつ言っていたら、しのぶさんはさておき、早人が怪しみそうですから、敢えて接触してなかったのかも知れません。
前にも書いたのですが、四部キラークィーンに八部キラークィーンの超小型シアーハートアタックがあれば、猫草にそれほど苦戦しなかったかも知れませんな。もっともここで猫草を倒してしまったら、あとあと吉良はもちろん仗助たちの方も困る事になるのですが(^^;。

四部の頃はまだ登場人物が大柄だった印象があるのですが、吉良の靴のサイズは25.5センチなんですな。仗助たちと大して違わない体格とすると意外と足は小さい方か。

後半は猫草=ストレイキャットを見つける早人のエピソード。しかし早人くん、スタンド使いでもないのに即座にストレイキャットの能力を見破るとは。咄嗟にコンパスを取り出して空気を抜くとかすぐに出来る発想ではないですな。まあ小学生だからこそ出来た柔軟な発想なのかも知れません。
それにしても川尻宅。地下室から屋根裏部屋まであるとは。古いとはいえ、なかなか広いですなあ。ここに親子三人住まいですからね。クルマも買ったばかりと言ってましたし、夫婦仲がうまくいってなかったので、浪費する事でストレスを解消していたんでしょうか。

それにしても吉良吉影。一人暮らしが長かったためか、ひとり言の癖があったんですかね。余計なことを言わなければ、早人に中の人(非メタ的に)が入れ替わってることは気づかれなかったかも知れません。

さて次回。原作だと「鉄塔に住もう」ですが、アニメでは「7月15日(木)その1」Σ( ̄□ ̄;;;)!!
もう残り回数も少ないですから、オリジナルを入れる余裕も無し。そもそも一部から三部までのアニメでオリジナル要素を入れてくる事はあっても、完全にオリジナルのエピソードはありませんでしたから、ここで敢えてやるとも思えません。
「ぼくは宇宙人」と「ハイウェイ・スター」二つのエピソードで三話を使ったような構成にするのかも知れませんな。
もっともそれなら原作とまったくサブタイトルを変える必要もないはずで……。
う~~ん、これは2エピソードだけではなく、「鉄塔に住もう」「エニグマの少年」「チープ・トリック」の3エピソードを並行させるかも知れませんな。
仗助、億康、未起隆にスーパーフライが、康一くんと朋子さんにエニグマが、露伴先生にチープ・トリックがと、新手のスタンド使いが一斉に襲いかかる展開になると、最終決戦前の緊迫感が強調できるかも知れません。
まあそれだと仗助や康一くん、そして何より写真の親父こと吉良吉廣が大忙しになりそうですが(^^;。