空に続く坂道

長崎在住の宗雲征吾(そううんしょうご)が
喰ったり呑んだり、好き勝手に語ります。
時々短編小説も書きます。コメント歓迎。

ねがてぶ。

2009-06-29 22:56:28 | 思考の日々
 ある本によると、結婚相談所に登録したり、お見合いパーティーに参加したり・・・それでもなお結婚できない人たちを指して、結婚弱者と言うのだそうな。

 交通弱者に引っ掛けてるワケやね。

 なるほど、世間の結婚してる人たちが乗用車なら、オレはチャリンコだったのか。



 結婚は縁のものだと思うし、ヨメだのカノジョだの、「人が持ってるからオレも欲しい」とかって思うものじゃないと分かってるつもりなのだが・・・。

 このまま一生、誰も好きにならず、誰からも好かれず生きていくのかなーなんて考えるとまるでスピニング・トゥ・ホールドを掛けられているかのようにのたうち回ってしまう。

 ま、確かにオレは欠点だらけの人間だけどさ。

 それがカノジョが出来ない理由だとしたら、世の既婚者はそんなにも完璧超人ばかりなのか? 


 愛は石ころみたいにありふれてるかと思ってたけど、ダイアモンドみたいに見つからないって歌ってたのはつんく♂だったっけ。

 どうやらそろそろ、乗るべき白馬がいない事や指に赤い糸が結んでない事、空を飛ぶためのもう片方の翼がない事を自覚せにゃならんのかな?


 お見合いイベントに参加した後はどうにも「ねがてぶ」なのである。

ネコ好きの男前。

2009-06-25 23:08:14 | 行動の日々
 今日の昼休みの話。

 市内の某公園(膀胱炎ではない)に車を横付けして弁当を食っていたら、同じ様に公園のベンチでほか弁を食ってる兄ちゃんがいた。

 余談だがそのほか弁を買った弁当屋はレゲエシンガーの九州男(くすお)の親がやってる店だったりするがまぁいいとして。

 そしてその兄ちゃんの足元には、一匹の白いネコがいた訳で。

 白ネコはまさに「ワクワク」と擬音が付きそうな顔で兄ちゃんを見上げている。おこぼれに与ろうと思っているのだろう。

 しかしその兄ちゃん。ダボッとした白のジャージに髪はロン毛の茶金、おまけに「おめーはスガシカオかっ!」って感じのグラサンまでかけている。

 端的に言ってヤンキーである。

(野良ネコにえさをやるタイプには見えんがなー)なんて考えながら見ていたら。

 兄ちゃんは少し弁当を食い残すと、それをそっと白ネコの前に置いてやった。

 ガッツく白ネコ。それを見て他の野良二匹もやってきて食い始める。

 兄ちゃんはその光景を見てるのか見てないのか、タバコを一本ゆっくりとふかすと、食い終わったネコたちの去った弁当箱を手に取り、ちゃんと袋に入れてゴミ箱に捨てて去って行った。


 たったそれだけの話なんだが、なんか見てて和んだ。

今日の夕食。

2009-06-21 22:16:11 | 料理の日々
 キャベツ・玉ネギ・人参・カマボコ・ちゃんぽん麺を炒めて、ペースト状のトリガラスープ「ウェイパー」で味付けした「焼きちゃんぽん」と、冷蔵庫の中で鶏肉の賞味期限がヤバめだったので急遽追加した、大根おろしと焼肉のタレに漬け込んでタレごと焼いた「鶏の漬け焼き」。

 基本的に料理したい日しか作んないな、オレ。

 一時期、夢は「専業主夫」だったんじゃが。

やるつもりは無いけども。

2009-06-19 23:19:54 | 思考の日々
 悪趣味なイタズラを思いついた。

 スーパーや公共施設の駐車場の車椅子マークのところに停まっている、明らかに障害者が乗っていないであろう車に、百円ショップで買った車椅子マークのステッカーと手紙を添えて置いておくのだ。

 手紙にはこう。

「私の車に貼るつもりで買いましたが、祖父が亡くなった為必要なくなりました。お宅には障害者の方がいらっしゃるようですが、貼っていないのなら是非お使い下さい」



 その車の主はどんな顔をするだろう?

「へっ」とばかりにクシャクシャポイするようなら救いようもないだろうな。

 その時は賭けてもいいけど、そいつゴミ箱じゃなくてその辺に捨てるぞ、きっと。

 果たして「あれ?ひょっとして迷惑かけてた?」って気付く人間がどれくらいいるだろ?