*ご注意*
*腐女子や同人誌の意味が解らない方や気分を害される恐れのある方は此処で御帰院してくださいませ。*
一個人の妄想なのでSprayとは一切関係ありません。腐女子や同人誌の意味をご理解頂けた方だけ此処から先へどうぞ。
眩暈 (42)
眩暈 (43)
渋谷駅近くにある和風居酒屋に着き1番広い個室へ案内され片桐と民谷は部屋の中をキョロキョロと見渡す。大型フランチャイズの店ともあり落ち着いた近代的な和装飾で照明も薄明るく程よい演出がなされている。
小田原達は行き着け慣れているらしく戸惑う事なく、靴を脱ぎ掘ごたつ式の座敷に座る。函南が落ち着きなく戸惑っている民谷と片桐に声をかけて来た。
「靴を脱いでこっちですよ。」
「どうも。」
「慣れてないのですみません。」
民谷と片桐も靴を脱ぎ漸く座り落ち着いた。小田原と品川は注文を纏めて紙に書き出している。個室のドアが開き戸塚が入って来て挨拶を済まし座敷に座った。
「賑やかですな。」
「僕も余りこう言うお店には来ないので緊張しちゃいます。」
小田原が店員をコールで呼びひと纏めにに聞いた注文の紙を読みながら伝えると店員は手にした端末機で注文を打ち込む。聞き終えると店員は確認をして去って行く。
「はい、それでは皆さん、本日は忙しい所をお集まり頂きありがとうございます。アルコールとソフトドリンク類は飲みたい放題なので気にせずお飲みください。食事は好きな物を各自で頼みます。食べ物の代金だけは割り勘するか??」
「それで良いと思うよ。」
「あぁ、幹事さんに任せるぜ。」
「賛成!!」
「お願いします。」
「では頼んだ飲み物が来るまで今、少々、お待ちください。」
そう小田原が言い終えると賑やかに会話が始まり談笑を楽しむ。程よいタイミングで頼んだアルコールとソフトドリンクを店員が運んで来て各自に渡されてお通しと頼んだメニューもテーブルに並べられていく。
小田原が再び号令をかける。
「民谷さんどうぞ。」
「私がですか??」
盛大に拍手が響き渡り民谷は立ち上がり一礼をした。
「先程、小田原君から挨拶がありましたので私は短くさせて頂きますね。皆さんのお蔭でお屋敷も繁盛しております。共に日頃の勤めに感謝しどうぞ今日は楽しく食事を致しましょう。」
民谷は一礼をして座敷に座ると再び拍手が盛大に響き渡る。
「では、乾杯!!」
小田原が音頭を取りガラスが合わさる音がした。片桐は珍しくアルコールを頼み飲む今日は美味しく感じておかわりをして飲む。
宴もほろ酔い中盤に差し掛かると個室のドアがノックされる。店員が来たのかっと思い小田原がドアを開けると大磯と初島だった。
「大磯と初島、良く来たな。」
「どうも、ご無沙汰ですね。」
「おお!!大物役者様のお出ましだぜ。」
「待ってました。」
「必殺!!シャンデリア落とし!!」
「それはどうも。」
大磯と初島は靴を脱ぎ適当に空いてる場所に座りコールを押して店員を待つ。店員がやって来ると初島と決めてから大磯は飲み物と食べたい物を注文する店員は確認をして去って行く。
「片桐さん、お元気ですか??」
「はい、お蔭様で楽しくお屋敷勤めをさせて頂いてます。」
「なら良かったです。貴方達、片桐さんをちゃんと護っているのでしょうね。」
酔ってニコニコしている片桐を取り囲む様に川崎と三島に函南がへばり付いている。いつもの片桐なら恥ずかしがり照れるのに身体を密着して抱きしめられていても気にもしていない。
「偏屈堂さんも大人しいよ。」
「なんかしたらタダじゃ済まさない。」
そんな片桐を見て小田原がため息をつき片桐の手から並々とお酒が満たされたグラスを取り上げた。
「飲み過ぎですよ、片桐さん。明日も仕事なのに煽る様に飲むなんてあなたらしくない。」
「えっ…」
「お酒は美味しくが基本だからね。」
大磯と初島が来てからまた盛り上がりそれから暫くして宴はお開きとなり、小田原がまた号令をかけて帰宅させる。
「明日は仕事だから2次会は無しだ。2日酔いの遅刻は気をつけろよ、お客様の前で大恥をかかない様にな。」
「はーい。」
「気をつけますぅ…」
「函南は片桐さんを送り届けろよ。危なかっしい。」
「はい、畏まりました。」
渋谷駅で別れて散らばり帰宅の徒につく。片桐は千鳥足でフラフラとして覚束ない函南に身体を預けなければ歩くのもままならない。
「片桐さん、今日は飲み過ぎだよ。」
「お酒が美味しくってつい飲み過ぎてしまいました。」
「片桐さんのアパートの部屋の寝室までちゃんと送るからね。」
「大丈夫ですよ。」
そう言い合いながら電車に乗り片桐のアパートを目指し帰宅する。函南は約束通りに片桐を寝室のベッドに寝かしつけ様とすると片桐は風呂に入ると言い出したが函南は止めさせると着替えてベッドに横になると片桐は眠ってしまう。
そんな片桐を見て安心し函南は片桐のアパートを後にし帰宅をした。
第1部 眩暈 完 「quiet desire」
*腐女子や同人誌の意味が解らない方や気分を害される恐れのある方は此処で御帰院してくださいませ。*
一個人の妄想なのでSprayとは一切関係ありません。腐女子や同人誌の意味をご理解頂けた方だけ此処から先へどうぞ。
眩暈 (42)
眩暈 (43)
渋谷駅近くにある和風居酒屋に着き1番広い個室へ案内され片桐と民谷は部屋の中をキョロキョロと見渡す。大型フランチャイズの店ともあり落ち着いた近代的な和装飾で照明も薄明るく程よい演出がなされている。
小田原達は行き着け慣れているらしく戸惑う事なく、靴を脱ぎ掘ごたつ式の座敷に座る。函南が落ち着きなく戸惑っている民谷と片桐に声をかけて来た。
「靴を脱いでこっちですよ。」
「どうも。」
「慣れてないのですみません。」
民谷と片桐も靴を脱ぎ漸く座り落ち着いた。小田原と品川は注文を纏めて紙に書き出している。個室のドアが開き戸塚が入って来て挨拶を済まし座敷に座った。
「賑やかですな。」
「僕も余りこう言うお店には来ないので緊張しちゃいます。」
小田原が店員をコールで呼びひと纏めにに聞いた注文の紙を読みながら伝えると店員は手にした端末機で注文を打ち込む。聞き終えると店員は確認をして去って行く。
「はい、それでは皆さん、本日は忙しい所をお集まり頂きありがとうございます。アルコールとソフトドリンク類は飲みたい放題なので気にせずお飲みください。食事は好きな物を各自で頼みます。食べ物の代金だけは割り勘するか??」
「それで良いと思うよ。」
「あぁ、幹事さんに任せるぜ。」
「賛成!!」
「お願いします。」
「では頼んだ飲み物が来るまで今、少々、お待ちください。」
そう小田原が言い終えると賑やかに会話が始まり談笑を楽しむ。程よいタイミングで頼んだアルコールとソフトドリンクを店員が運んで来て各自に渡されてお通しと頼んだメニューもテーブルに並べられていく。
小田原が再び号令をかける。
「民谷さんどうぞ。」
「私がですか??」
盛大に拍手が響き渡り民谷は立ち上がり一礼をした。
「先程、小田原君から挨拶がありましたので私は短くさせて頂きますね。皆さんのお蔭でお屋敷も繁盛しております。共に日頃の勤めに感謝しどうぞ今日は楽しく食事を致しましょう。」
民谷は一礼をして座敷に座ると再び拍手が盛大に響き渡る。
「では、乾杯!!」
小田原が音頭を取りガラスが合わさる音がした。片桐は珍しくアルコールを頼み飲む今日は美味しく感じておかわりをして飲む。
宴もほろ酔い中盤に差し掛かると個室のドアがノックされる。店員が来たのかっと思い小田原がドアを開けると大磯と初島だった。
「大磯と初島、良く来たな。」
「どうも、ご無沙汰ですね。」
「おお!!大物役者様のお出ましだぜ。」
「待ってました。」
「必殺!!シャンデリア落とし!!」
「それはどうも。」
大磯と初島は靴を脱ぎ適当に空いてる場所に座りコールを押して店員を待つ。店員がやって来ると初島と決めてから大磯は飲み物と食べたい物を注文する店員は確認をして去って行く。
「片桐さん、お元気ですか??」
「はい、お蔭様で楽しくお屋敷勤めをさせて頂いてます。」
「なら良かったです。貴方達、片桐さんをちゃんと護っているのでしょうね。」
酔ってニコニコしている片桐を取り囲む様に川崎と三島に函南がへばり付いている。いつもの片桐なら恥ずかしがり照れるのに身体を密着して抱きしめられていても気にもしていない。
「偏屈堂さんも大人しいよ。」
「なんかしたらタダじゃ済まさない。」
そんな片桐を見て小田原がため息をつき片桐の手から並々とお酒が満たされたグラスを取り上げた。
「飲み過ぎですよ、片桐さん。明日も仕事なのに煽る様に飲むなんてあなたらしくない。」
「えっ…」
「お酒は美味しくが基本だからね。」
大磯と初島が来てからまた盛り上がりそれから暫くして宴はお開きとなり、小田原がまた号令をかけて帰宅させる。
「明日は仕事だから2次会は無しだ。2日酔いの遅刻は気をつけろよ、お客様の前で大恥をかかない様にな。」
「はーい。」
「気をつけますぅ…」
「函南は片桐さんを送り届けろよ。危なかっしい。」
「はい、畏まりました。」
渋谷駅で別れて散らばり帰宅の徒につく。片桐は千鳥足でフラフラとして覚束ない函南に身体を預けなければ歩くのもままならない。
「片桐さん、今日は飲み過ぎだよ。」
「お酒が美味しくってつい飲み過ぎてしまいました。」
「片桐さんのアパートの部屋の寝室までちゃんと送るからね。」
「大丈夫ですよ。」
そう言い合いながら電車に乗り片桐のアパートを目指し帰宅する。函南は約束通りに片桐を寝室のベッドに寝かしつけ様とすると片桐は風呂に入ると言い出したが函南は止めさせると着替えてベッドに横になると片桐は眠ってしまう。
そんな片桐を見て安心し函南は片桐のアパートを後にし帰宅をした。
第1部 眩暈 完 「quiet desire」