豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

エコ電化住宅とオール電化住宅の違いとは…函館市~北斗市

2014-11-13 17:41:32 | ファース本部
オール電化住宅とは、深夜に余剰する発電設備を活用することで供給側の発電効率を上昇させ、需要者側は安価な電力を使用できる相互メリットで成立した制度です。
福島原発事故の3・11以後は、電力の「ピークシフト」の言葉を多くに耳にします。
真夏の午後2時頃には、オフィスビルや一般家庭などのエアコン冷房がフル稼働状況となります。
また北海道などは、真冬の夕方に照明を点灯させ、キッチン仕事の集中する時間帯に電力需要ピークが発生致します。

各電力会社は、この電力需要がピークになる際に安定した供給が出来るための発電設備を備えています。
需要に対して供給が間に合わない時は、ブラックアウト(大停電)を起こすことのないようにするためです。
一般住宅では、想定以上の電力を使用した場合、外線取込み分電盤のブレーカーが短絡します。
その場合は、要因を取り除いてからブレーカーを入れることで通常に復旧致します。
電力会社のブラックアウトは、配電装置などを破壊させてしまう場合も想定され、単にブレーカーが落ちるような簡単な状況ではありません。

現在の生活環境では、電気がなければ生活を保持できなくなります。
医療、インフラ、社会保障サービスなども電力の供給を前提に構築されています。
そもそも私達が作り上げる住宅は、電力供給がなければ成立しないのです。
オール電化住宅の普及活動の動機は、余っている深夜帯の発電設備の有効活用でした。
安価な深夜電力は、その使用累積数が嵩むと3・11事故に関係なく、深夜電力制度そのものが見直されて行ったことでしょう。

私達ファース本部は、10年前から1日24時間を平均して電力を使用できる住宅システムの研究開発を行って参りました。
住む人が暖房や冷房を我慢することなく24時間快適に過ごし省エネを図るためには、徹底した家の温熱性能の向上を図る必要があります。
エコ電化住宅とは、確立された温熱性能を保持させ、ヒートポンプを上手に使用すると省エネで得られるエネルギーだけでも、冷暖房や給湯が出来る住宅のことを言います。
写真は、九州福岡県のファース工務店、株式会社アイムさんが設計して施工し、建主様から高い評価を戴いている「エコ電化住宅」のファースの家です。

さて、今日は家庭裁判所の調停業務を終えた頃から函館市や北斗市も吹雪となりました。まさに冬将軍の到来です。今夜はこれから本社会議室で、大工さん、協力業者さん、スタッフなどが参集し、建主様ご一家をご紹介する「ファースの家着工研修会」を行います。

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地域コミュニティは地域工務店を中心に…札幌市内~新千歳空港~函館空港~北斗市

2014-11-12 17:21:27 | ファース本部
地域密着型の工務店経営は、地域に根付いた地域活動そのものが営業活動であると言い続けてきました。「家を建てさせて下さい」との営業行動は、家を売る行為なのです。
家を売るには、コマーシャルや広告チラシ、人件費の高い営業マンなど膨大な費用が。

地域活動とは、まさに地域コミュニティ、地域の住民たちが普段から人の暮らしに役立つ助け合いを行う活動です。
私達、人間は自分独りだけで生きてゆくのとなど出来ません。
地域コミュニティとは、住民どうしが声を掛け合う習慣があること、緊急時の助け合い連携などが、普段からの人間関係と信頼構築が根源になるのでしょう。

地域コミュニティの中心に存在するは、地域密着型の工務店が最適なのです。
工務店は、トラックやワゴン車、建築機材が揃っています。
また、大工さんや協力業者さんが周りにいます。
地域住民が困っている際は、最も頼りになる存在なのでしょう。

地域住民が困ったときは、遠慮なく声を掛けて戴けるような工務店であるべきです。
それは家のメンテナンスだけではなく、病人の送迎、緊急時の子供の送迎などや、法事や婚礼などの冠婚葬祭などでも地域工務店は、様々な面で陰からのサポートが可能です。
地域工務店は、自然に地域コミュニティの中心にいるようならなければなりません。
家のことは、当たり前のように、そのコミュニティ工務店に依頼することになります。

地域コミュニティの中心になれるのは、先ず作る家に確たる性能を担保していること。
その家のメンテナンスフォローは率先し、しかも目立たないように行っていることが基本です。
支援の手をそっと差し伸べる地域工務店は地域コミュニティの中心に位置することに。
地域ボランティア活動には相応の費用が掛かりますが、営業費用と対比すると格安です。

今日は弊社札幌事務所に「北海道住宅新聞社」の社長兼編集長の白井康永さんがご来社されました。
北海道内の住宅専門紙としては老舗の情報紙です。
写真の白井社長は「住宅業界に足りないのは地域活動そのものだ」と仰せです。
また白井社長は自らの媒体を活用して地域活動の在りようを取材して記事にしております。

まさに私と志を同じなのです。
北海道住宅新聞は、地域工務店をコアに、地域コミュニティの在り方の提案情報、その活動内容、そしてその成果などを記事にしようと白井社長さんとの意見交換でした。
大手一般紙の着目しない記事構成は、田舎の特徴を引き出し、田舎に産業を自らが創りだし、雇用確保や高齢者からの子育て支援を受けることで「限界集落」の解消も促します。

白井社長とは、膨らむビジョンを語りながら話が盛り上がりフライト時間ギリギリに…
さて、フライトは快適だったのですが北斗市本社に帰社してから雷が鳴り響き、竜巻注意報が発令です。
明日は家庭裁判所に登庁しての調停業務から…

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パーソナリティーとは内側から…北見~美幌~斜里~女満別~新千歳~札幌市内

2014-11-11 17:13:37 | ファース本部
ふくよかな顔で、小脇に鯛を抱えた恵比寿様は、商売の神様と言われています。
ニコニコとしたふくよかな笑顔でいれば商売繁盛に繋がるのだというのでしょう。
この恵比寿様の満面の笑顔こそが、企業経営の原点なのかも知れません。 

苦虫を潰したような顔で対応していたのでは、福の神も逃げてしまうような気がします。
会社も家庭も、そして自分も、笑顔が消えた時は全てが悪い方向に向いているのかも。
笑顔が溢れ、笑い声のする会社、笑い声のある家庭に不幸は近寄りがたいものなのです。

作り笑いと、心から嬉しい笑顔の違いは、その表情から読み取る事できるものです。
麻生財務大臣が予算委員会で質問に答える際、エヘヘヘヘと笑った表情を快く思った人は少ないようです。笑顔を嫌がる人はいませんが完全な作り笑いも如何なものか… 

今日は久々にオホーツクFAS会の工務店様を訪問できました。
昨日と今日で6社の工務店経営者さんとお会いして意見交換が出来ました。
6社6様の個性やパーソナリティーがあるものです。
特に工務店社長の多くは、大工さんなどの職人から経営者になった人がいます。

元々大工さんのような職人は武骨で口下手な人が少なくありません。
それでも工務店経営者として現存しているには、武骨ながらも独特な人懐こい愛嬌を見せるものです。
まさに内側から滲みでるような人柄を内包していることが解ります。

特に地域密着型の工務店経営者には、作り笑いなどつくれないものです。
工務店経営者には、笑顔の作り方マニュアルで指導したところで、滲み出るようなパーソナリティーを醸し出すことなど出来ないのでしょう。
工務店経営者に、お人柄を内包させるには、つくる家が建主さまに評価されて信頼され、協力業者さんから尊敬される環境が必要なのでしょう。

私も幾つになっても、地域工務店の社長さんからは学ぶことが余りにも多いようです。
移動距離の長い一日でしたが、斜里から女満別に向かう途中で見た「感動の途」(写真)はまさに感動!!充実した時間を送ることが出来ました。
これから新千歳空港を経由して札幌に移動しますが女満別空港から更新致します。

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住宅フランチャイズとは…北斗市~函館空港~新千歳空港~女満別空港~網走市

2014-11-10 17:19:55 | ファース本部
地域の工務店単独では、激しく渦巻く住宅業界を乗り切って行くのは試練の連続です。
その地域工務店に受注方法や施工法などを伝授して生業を為しているのが住宅フランチャイズ本部です。
ところが住宅フランチャイズは本部だけ丸儲けと揶揄されています。

日本のバブル期のように、経済拡大が続くと土地の確保が熾烈になり、土地などの不動産価値は、上がる事があっても下がる事など在り得ないとする土地神話にうつつを抜かした時代がありました。
土地神話などは、今に思えばまさに妄想だった事が解ります。
その成長経済が永劫に続く訳でない事は過去を振り返れば明確です。

不況時にこそ、地域工務店の経営貢献するのが住宅フランチャイズ本部の大きな使命です。
経済動向や外部環境には関係なく、人の暮らしや営みが続いているのです。
衣食住の衣服を着る、食事をとる、そして住まいすることは、人が生きるための三大原則。
バブルが弾けようが金利が上がろうが、住めなくなった家は建替えなければなりません。

私達ファース本部は、外部環境に影響され難い地域工務店経営を支援する仕組みづくりを研究してきました。地域工務店さんには「住む人の幸せを守れる家づくり」の提供を。
そのためには、快適に暮らせるための住宅スペックが不可欠となります。

断熱層、気密層、ガラスとサッシ、換気装置や調湿装置などのハードは見え難いのですが、住んでから建主様が直面する課題です。
今日は道東を訪れオホーツクFAS会の皆様方との意見交換会に臨みました。
オホーツクの方々は、ファース育ての親と言えるような大きな貢献をして戴きました。

今日は今月からFAS樹脂専用サッシとなった「シャノンⅡ」のメーカーである㈱エクセルシャノン社長の楠 正夫さん(写真)がオホーツクの顧客訪問で来道されており、合流できました。㈱エクセルシャノン様は、今まで使用していた三協立山様からFAS専用樹脂サッシ「アルペンPL」のOEM品メーカーです。

今月から三協立山様の樹脂サッシ「スマージュFAS」と「シャノンⅡFAS」の二種類から選択出来るようになりました。オホーツクの方々は、シャノンさんと四半世紀ものお付き合いがあるそうです。今度は、OEM品ではなく表側に現れたような形かも知れません。
今夜は、久々にオホーツクでのファース育て親、山内建設との懇親会に参加してきます。

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企業存続のためには…札幌市内~新千歳空港~函館空港~北斗市

2014-11-08 12:51:29 | ファース本部
事業に成功した経営者の多くは、「体裁は経営の敵」だと言い切っています。
テレビCMを頻繁に出している企業やその商品が立派で信頼できると思う人がいます。
大きくて立派な社屋ビルを持っている会社が優秀だと思っている人もいるのでしょう。
ところが、昔から本社ビルを建築した会社は経営が傾くと言われたものです。

企業の業態が拡大して行くと自社ビルを持ちたくなるものです。
その器である自社ビルは、お金をどれだけ稼いでくれるでしょうか。
自社ビルを建てる理由は、その土地が立地に恵まれ、テナント収入が見込めるとか、資産としての内部留保を不動産で所有する場合に限るようです。

社屋などの器が先か中身が先かと問うたら先ずは、優れた売り物を持つ事と、それを拡販させて利益を出してくれる役員やスタッフがいる事です。
その中身があってこそ、それ相応の器を持つ資格だと言えるようです。
中身の無いのに体裁だけを優先する企業は、いつか必ず厳しい試練に遭遇するでしょう。

優秀な人材が欲しい、そして取引先を信用させたい、そのために体裁を整えるという事も自社ビル建築の動機としては成り立ちます。(写真はイメージネット画像)
しかしながら現実には、粗末なプレハブ建てのような社屋でも事務機能を有し、優秀な業績をあげている企業も多く存在します。

虚栄心や見栄などで体裁を整えるより、中身を整える事の方が優先されるべきなのですが。
中身とは、お金を生み出す事の出来るハードとソフト、つまり資産なのです。
企業にお金を生ませる資産とは、人材(優秀な社員)と、優れた商品なのでしょう。
私達経営者は、その優れたハードと人財を創りだすのが大きな使命のようです。

今日は北海道を代表する企業の役員と空港で懇談する機会がありました。
大企業なりに抱える苦悩は我々のような零細企業とその次元が異なるようです。
さて、今日の土曜日の午後はカラダのメンテナンスを行います。

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地域工務店経営は地道にコツコツと…北斗市~函館空港~新千歳空港~札幌市内

2014-11-07 19:43:24 | ファース本部
企業の創業時は、誰もが自分の企業で働く社員や関わる人々の幸せを念じ、社会的な役割を果たそうとする理念や志(こころざし)を持っています。
ところが、しだいに損得勘定だけが、先行してしまう場合が多くあるようです。
更に脱税、偽装表示、改ざんなどに手を染め、一夜にして信用失墜に怠る場合もあります。

創業者の多くは、長年の修行の末に念願かなって自分の会社を立ち上げる人もおります。
自分の城を作りたいと脱サラをして、会社を立ち上げる人もいるのでしょう。
創業者の全てが自分の企業の隆盛と成功を夢見て起業するのです。

しかしながら現実は創業10年後に存在する企業は10%あまりになってしまうと言う事です。
企業を興すには、右手に夢とビジョンと志(こころざし)を掲げ、左手に収支勘定のできる算盤を持って臨みます。社業とは、事業計画の通りには中々進まないものなのです。
努力をしつつも内的要因や外的要因など、様々な阻害要因が次々に襲ってきます。

企業が大きくなると社員も出先も増え、権限の委譲も必要になります。
厳しい環境下でも権限委譲をしなければ、企業の組織化と継続性を図る事が困難です。
権限委譲されると業績達成のため、切羽詰って嘘やごまかしをすると直ぐに信用の瓦解を。
業績アップでは自分なりのノルマ達成し、評価されたいと思うのは誰でも一緒なのです。

このような社会状況の中で私達の住宅産業で生き残っている地域工務店や販売代理店は、その殆どが地道にコツコツと地域密着の家づくりを行っているところばかりです。
今日は札幌で「健康省エネ住宅国民会議ほっかいどう協議会」の幹部会議を行いました。

この健康省エネ住宅国民会議は、すべてがボランティア活動で行っております。
その奉仕活動を公平に行えるようにしなければ、長期的な継続は困難になります。
やはりこのようなボランティアも地域工務店経営同様に「地道にコツコツと」が基本になりそうです。
さて、写真は札幌駅の地下街通路ですが気温3℃、冬まかないの人々の姿が殆どとなりました。
明日は札幌より少し暖かい道南の北斗市本社に帰社致します。

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失敗のない家づくりの業者選びは…函館市~北斗市

2014-11-06 18:17:55 | ファース本部
建主さまにとって一生一代の大事業である家づくりは、施工させる工務店選びでその結果が決まると言っても過言ではありません。
建主様の多くは、「業者を選べない」「選んだ業者に裏切られた」などの声が多いのです。

ハウスメーカーに頼みたいがと聞かれ、「なぜ、ハウスメーカーなのですか」と問うと、「だって安心だと思います」と答えます。しかしながらネット情報を見ればハウスメーカーに対する欠陥問題、消費者無視の強引営業などの批判の声も多くあります。

私達が行っているNPO法人住宅110番では、相談の多くがハウスメーカーや建売業者によるものです。
勿論、数を多く売るのですから苦情量も比例するのは当然なのですが、ハウスメーカーに対する信頼感は、揺らいでいるのも事実のようです。

問い合わせを行うご本人もハウスメーカーなら「安心かな?」と言いながら、一抹の不安を感じているように思えます。だからこそ私達のような第三者の賛同を求めているのです。 
建主様が施工業者を選ぶには、「安心」が担保されているか否かなのです。

施工業者は誰もが我こそは一番との自信をもっていなければ建主様をその気にさせることなど出来ません。したがって家の工法や性能などの特徴を声高に主張することになります。
特に私達のような高性能住宅を研究開発しているものは、技術的な特徴ばかりが先行しているように思えます。しかし、建主様はスペックなどより「安心の担保」を求めています。

技術力や性能ばかりを訴えても建主様は上の空かも。どこも同じような主張を行っているからです。
一番賢明なのは、建築し既にお住いになっているユーザーさまに直接感想を聞くことが肝要でのようです。それも複数のしかも何年も前に建てた建主様はその後のメンテナンスフォローなどの良し悪しなども重要な情報です。「建主様に聞く」が失敗しない家づくりの最大要点のように思います。
(写真は笑顔の無料画像です)

さて、今日は社内業務でメーカー連絡や家庭裁判所での調停業務を行いました。
爽やかな秋晴れの一日でしたが夕方になって小雨が…明日は札幌業務があります。

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企業も人で繋がる…七飯町~函館市~北斗市

2014-11-05 17:23:42 | ファース本部
私達の企業経営は、どんなに優れた技術を持っていても関わる人の心情が伝わらなければ、末永く継続した付き合いなどは難しいものです。
メーカーが製造する製品には、実に多くの人々の心情も関わっております。
出来上がった製品を使用して戴くためには、その人の思い入れなどが重要となりそうです。

企業経営においての製品力は、市場を席巻する突破力を持っています。
しかし、市場は激しく渦巻いており、市場環境などは瞬く間に変貌を遂げてしまいます。
その激しく移り変わる市場に乗り遅れると企業経営は直ぐに他社に追い抜かれることでしょう。

私達のような住宅システムの開発企業は、それこそ毎年のように関係法律が変わり、ライバル企業が次々と魅力的な製品開発と販売を仕掛けてきます。
勿論、負けないようにと切磋琢磨するものの研究開発は、機械的に出来る訳ではありません。
更に、断熱材や建材などは私達が実際につくれる訳でもありません。

研究開発の多くは、私達の思いを具現化してくれる専門メーカーのエンジニアの方々との連携が必要です。優れた技術は一過性であり、その技術を常にトップランナーで保持し付けるためには、関連する専門家や専門メーカーの方々との人間的な信頼関係が不可欠なのでしょう。

私達の住宅システム開発は、何年もの経過を見ながら良し悪しを検証しつつバージョンアップを進めます。長期間にわたる連携には企業間どうしの組織的な信頼構築は不可欠です。
つまりは、そこに携わる人と人の信頼が根源になっていそうです。

今日は、200万色の染色を可能にした繊維メーカーで、サッカーユニホームや、高級自動車シート、人工血管など、まさに「世界のセーレン」と言われる企業の元重役の方にご来社戴きました。
写真は前方左が岡 秀三さん、右がファースをピックアップした松村重信さん、後ろは弊社副社長と専務です。岡さんは、ファースの家に住んでおり、「長生きしそうだ」と話しておりました。

セーレン様とは、以前ファース展開の業務提携を行っておりました。
その時の担当役員が松村さんでした。
岡さんは海外赴任が長かったのですがファースの家のユーザーさんです。
二人は昨年、重役をリタイアし現在は悠悠自適の生活を楽しんでおります。
現在、事業提携はしていませんがファースの見えない部分の製品供給を継続しています。
構築された人と人との信頼関係は永劫です。

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乾燥材と調湿材の違い…函館市~北斗市

2014-11-04 18:09:05 | ファース本部
誰もが身近にある乾燥剤は、お菓子や海苔などで透湿シートに包まれた湿気吸着材です。
色々な乾燥剤があるのですが汎用性の高い乾燥剤として使用されるシリカゲルは、粒状に成形された多孔質のガラス成分で作られております。
この乾燥剤のシリカゲルを処方したのが「ファースの家」の調湿材、スカットールです。

このシリカゲルは、湿気の高い時は毛細管現象で湿気を吸着する特性があります。
お菓子屋などの乾燥材は、湿気を抱えており、そこに湿気が存在することになります。
スカットールは、室内乾燥した時、その湿気を放出させ乾燥を防ぐように処方しています。

シリカゲルのスカットールが湿気を吸着する際は、凝縮熱と言う熱を発しますが放出するときに気化熱を奪いますから、プラスマイナスがゼロと言うことになります。
吸排熱量での省エネ効果はゼロですがファースの家では、真冬の乾燥時期に15%以上の多湿の保持が出来ます。夏場は10%以上の湿度を抑える効能を発揮しています。

それは、床下と天井裏を外皮(外部に面したインナー通気層)で空気循環させています。
床下には、ドラム缶で一本以上も水を溜め込むだけのキャパを持ったスカットールが敷設され、家中の空気が空気循環で床下に送られ、スカットール空気中の湿気を毛細管現象の作用で多孔質の吸湿孔に吸着します。このスカットールの抱えた湿気は、室内が乾燥した時に、この湿気を放出する事で室内湿度を一定に致します。

ファース本部の研究開発室は、何度も試験を繰り返しながら断熱性、気密性、遮熱性、蓄熱性能だけで現われない、暖房と冷房の省エネ効果を数値で表すことが出来ています。
木材、炭、活性炭、自然ゼオライトや調湿タイルなども調湿効能はあります。
しかし、省エに貢献できるためには、スカットールのようなドラム缶一本以上の保湿容量が伴います。

ファースの調湿性能で真冬に15%の湿度を高い湿度を保有させ、金銭換算で約3万円、真夏に10%の湿度を低く抑えると約2万円もの省エネになることを計算でも裏付けられます。
勿論、外部の湿気を抑え込むためのシームレス状の気密層や夏場に湿気を入れない、冬場に湿気を出さない機能を持った全熱式熱交換式換気扇の装備は必須となっております。

さて、今日は家庭裁判所での事前調査や研究開発業務、ハウジング事業部の相談などを。
終日、気温一桁台の寒い一日でしたが、明日は少し気温が上がりそうです。

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今日は文化の日とその意義は…北斗市

2014-11-03 14:36:49 | ファース本部
文化人とは縁遠いところにいる自分ですが、今日の「文化の日」の歴史を調べると。
この「文化の日」と言う名称は、時代ごとに変わってきたようです。
明治時代は、天皇誕生日を祝う「天長節」。昭和になると「昭和節」に変えられ、戦後になって「文化の日」になったようです。

1946年、昭和21年に日本国憲法が公布され、この平和憲法に平和と文化を尊重するとの明記があることから、2年後の昭和23年の祝日法で「文化の日」と定められたそうです。
この歴史の刻まれた日は「晴れの特異日」としても知られるようになったと言います。
つまり。この文化の日は天気が良いことだと言うことになります。

夏目漱石の文献には、この文化の日を「空は限りなく晴れて、どこ迄(まで)も青く澄んでいる上を、綿の光った様な濃い雲がしきりに飛んで行く」と記述しています。
天気晴朗なはずの「文化の日」なのですが、今日の日本列島全体に雲が低く垂れこめているようです。この北海道では、台風並みの嵐となっている地域もあります。

先月10月10日の「体育の日」は、昭和30年代つまり50年前の東京オリンピック開催を祈念して祝日になったのですが、この体育の日はかなりの確率で晴天に恵まれてきました。
天気の良いはずの「文化の日」ですが、年代が変わると地球環境も変わったのでしょうか。

ともあれ、今日は文化功労者が表彰される日でもあり、その表彰式の会場の殆どに菊の花の飾り付けが備えてあるようです。(写真は無料ネット画像です)
平和を司るは文化であり、菊の花の薫りに囲まれる文化の日。
文化の日を意義ある一日にしたいものです。

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あなたの家が粗大ゴミになるとき…北斗市

2014-11-02 16:11:10 | ファース本部
戦前の我国の住宅寿命は、少なくとも100年以上もの期間、家として機能を保有しておりました。特に木造建造物は、1000年以上の寿命を法隆寺が現存するように、然るべき環境と適切なメンテナンスを行うことで驚異的な寿命を保持します。
木造以外のコンクリート建造物は風化するし、鉄骨建造物は相当な頻度でメンテナンスを行わなければ木造より相当早く劣化してしまいます。

戦後の高度成長時には、新建材で簡単に家が建築されるようになり、我国の住宅寿命30年と言われるようになったのです。しかし、決して30年で家が朽ち果てる訳ではありません。
売らんがための家づくりを先行したことが、建主さんが住んでからの住み心地に問題が多く、短期間のうちにストレスで家を叩き壊し、新築を行うようになったからです。

この短期間で壊して新築を行うことは、皮肉なことに日本の高度成長に大いに貢献したとも言われます。
成長期の住宅産業は、無知な施主につけ込み、住み手側の都合や立場より、売り手側の都合で成立したものと思われます。
経済成長で施主に30年で建て替える財力が在れば、まさに売ったモノ勝ち状態となるのも道理なのかも知れません。

手前味噌ですが、当方は40年近くも前からこのような住宅産業の在り方に懸念を持ち、自分なりに家づくりの在るべき姿を追い続けて参りました。
特に温熱仕様については、公的仕様書の課題を指摘して独自の手法を研究開発して展開を行なってきました。従前の断熱方法を指導してきた学識者や既得権者の全てから散々なバッシングを受けながら…

しかしながら対応を誤れば、「あなたの家はゴミになる」場合もあるのです。
今日は、北斗総合文化センターで開催した住宅セミナーを開催いたしました。
タイトルはまさに「あなたの家がゴミなるかも」とセンセーショナルなタイトルで、講師は、北海道住宅新聞の社長兼編集長の白井康永さんでした。
高気密高断熱発祥地である北海道で見聞きした家づくりの在り方を中心の講演内容でした。あなたの家をゴミにしない方法は、工夫しだいで多く存在するのです。

結論的には、家の光熱費(毎月支払う燃料費など)などと建築費(住宅ローンなど)の合算が居住費となり、省エネ機能を持たすための費用と一生涯続く光熱費を勘案しなければ、住宅の粗大ゴミ化を早めてしまうことになると言うことです。まさに同感です。

さて、今日は終日、低い雲が立ち込めておりましたが、気温は高く穏やかな一日でした。

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リフォームはお金を戴いて行う営業です…北斗市

2014-11-01 14:28:38 | ファース本部
私達、地域工務店は、依頼があったユーザーさまのリフォームの工事を、誠実に丁寧に、しっかりと行える事をアピールするための絶好の機会なのでしょう。
新築をする場合にその大事業を託する事の出来る業者かどうかの尺度となります。
つまり、誠実なリフォーム対応は、新築受注への大切な入り口であると言えるのです。

家の不具合を直したいと思った時に本来は、その家を施工した工務店やハウスメーカーにその工事を依頼するのが自然の行動なのでしょう。しかし、実際には施工した工務店やハウスメーカーと疎遠になってしまっている建主さんが少なくありません。
家を売る行為は、売った後の建主さんからの連絡の殆どが不具合の申し入れです。
その対応に少なからずお金が掛かり、売った家はコストになっている場合があります。
そのような建主さんから距離を置くようになっているからでしょう。

家が出来て建主さんの生活がそこから始まります。
生活しながらライフスタイルにフィットさせるための細工を必要となる場合があります。
また当然、家の様々な建材、什器備品などに劣化現象が出てくるでしょう。
つまり、出来上がった家は、住み始めた建主さんと一緒に成長させる必要があります。

営業だけを行って工事をそっくり下請け業者に外注するリフォーム会社があります。
リフォームの多くは建主さんが住んだまま施工するケースが少なくありません。
それこそ逃げも隠れも出来ない宿命にある、近場に存在する地域密着の工務店さんがもっとも得意にする仕事なのでしょう。

地域密着工務店は、リフォームの機会にユーザー様から信頼信用を得るような真面目な対応を行うことで、その人の建替え需要や知合いの新築を計画する人の紹介に繋がります。
つくる家には、建主さまが住んでから満足できるような機能、性能を持たせておくことが絶対要件です。その上で、竣工後のアフターメンテナンスを丁寧に実践することです。
そのような建主様と工務店との信頼が増幅され、建主様が施工工務店の営業マンになって戴く例も少なくなりません。リフォームは建主さまと工務店関係者の幸せを繋ぐ糸口かも。

さて、今日の土曜日は、2本の原稿執筆を行っておりましたが早めに切り上げて休養に。
写真は何とも美しいネット画像の夕焼けですが自然の色の尊さと尊厳を感じます。

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