豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

世論調査の数値と本音とは…北斗市

2009-11-02 18:10:00 | ファース本部
最近の某新聞の世論調査では、新聞はこれからも必要で読み続けると答えた人の数が90%を超えていると言う記事がありました。また違う調査では、読んでいる新聞を「日経新聞」と答える人が60%を越すと言います。実際の日経新聞の購読率は10%程度なのに…

あるシンクタンクの調査では、昨今の新聞離れの傾向は著しいものがある言います。いつでも何処でも情報を取る事が出来るネット網がこれだけ普及すると、新聞離れも自然現象のようにも思います。事実、新聞の発行数は年々、激減していると言います。それでも人々は、世論調査への回答を新聞を読むと答えるのです。

新聞を読む事が文化人のような勘違いをしているのでしょうか。しかも芸能やスポーツ記事が少なく、政治経済の記事が多い「日経新聞」を読んでいる事が、更に文化度が高いように思っているようです。実際はスポーツ新聞を読んでいるのに…

各新聞を読み合わせると視点の当て方が異なり、ニュアンスが全く異なるものもあります。その新聞を読んで世論調査の質問に答えると出た数値と本音が一致しなくて当然でしょう。
私達のような仕事柄や必要で日経新聞を読む人もいますが、かなりマニアックな論調や記事内容だと言えるかも知れません。

今朝の新聞に鳩山内閣の支持率が70%から60%になったと言う記事が載っていました。あの麻生政権の誕生時に50%あり一ヶ月後には35%まで落ち込んだ事からみても高支持率だとも言えそうです。しかしこの世論調査もその時の状況で大きく異なるものです。

政治に限らず改革を断行すると言う事は、既得権益を断ずる事ですから必ず抵抗勢力が真っ向から反対するでしょう。抵抗する理屈に乗せられたマスコミがそのような論評を書けば、世論調査の数値に大きく影響します。
無作為に抽出した生活者の方々に突然、質問すると、新聞を読んでいてこれからも読むと答え、その新聞は日経だと言い出すのです。

民主主義を空回りさせないためにも世論調査方法を、客観性が高く本音に迫る数値を出せる工夫が必要と思われます。
是非とも、大学や公的な研究機関などで本音に迫る数値が出せる世論調査の研究を真剣に行ってもらいたいものです。

写真は今日、突然降り出した大粒の雪ですが北斗市も薄っすらと雪化粧を…
blogram投票ボタン
以前の社長日誌
ファース本部オフシャルサイト毎日更新
過去のブログの全てを収録・総集編
函館市・北斗市周辺での家づくりは

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする