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基金活用し学生支援 名大

2010-06-05 07:28:57 | 日本を見つめる世界の目
このブログで応援している、伊藤康祐さんの記事が読売で紹介されました。
記事を引用します。

基金活用し学生支援 名大
突然死した伊藤さんの遺志継ぐ ウズベクに法律書など 87冊


名古屋大学法学部在学中の昨年3月、21歳で突然死した伊藤康祐(こうすけ)さんの遺志を継いだ基金「名古屋大学伊藤康祐基金」が学内に設けられ、今年3月、同大からウズベキスタンに贈った図書87冊の購入に充てられた。伊藤さんは生前、途上国の法整備に関心を持っており、母の順子さん(50)は「多くの留学生が日本を訪れるきっかけになれば」と期待している。

 伊藤さんは、途上国の法整備の専門家である米・ワシントン大教授の講演をきっかけにこの分野に関心を持ち、アジアの留学生を支援するサークルに所属。英語力を磨いて卒業後には米国へ留学し、国際弁護士になることを夢見ていた。しかし、3年生だった昨年3月29日、岩倉市の自宅で突然亡くなった。

 法学部は同8月、順子さんと父の俊彦さん(57)から寄付された香典を基に基金を設置。今年3月に同大ウズベキスタン事務所が開設されたのに合わせ、日本の法律や歴史を紹介する図書87冊を購入した。同国で法律家を目指す学生が活用するという。

 今後、同大が法曹教育で協力しているモンゴル、ベトナム、カンボジアでも基金を活用する予定だ。順子さんは伊藤さんのブログを編集した「個独のブログ」(三五館刊)の印税も基金に寄付することにしており、法学部長の鮎京(あいきょう)正訓教授(59)は「名大で花開きつつあった伊藤君のためにも、責任を持って運営していきたい」と話している。

(2010年6月4日 読売新聞)

出典 http://chubu.yomiuri.co.jp/kyoiku/kyo100604_3.htm

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