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10月21日の社説は・・・

2016-10-21 05:26:26 | 社説を読む
米大統領選か。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ 安倍政権 見過ごせぬ慢心と緩み
・ 「土人」発言 差別構造が生んだ暴言

読売新聞
・ 米大統領選 虚妄の世界にいるトランプ氏(2016年10月21日)
・ 中国成長横ばい 過剰生産と不良債権が深刻だ(2016年10月21日) 
  
毎日新聞
・ 沖縄での暴言 無理解が分断を広げる
・ トランプ氏 最後まで主張が乱暴だ

日本経済新聞
・ 不振企業の延命より再生促す信用保証を
・ 賃金増へ広げたい労組の役割

産経新聞
・ 北の核ミサイル 「拡大抑止」の強化を急げ
・ 米大統領選 世界秩序への責任は重い

中日新聞
・ 自民党憲法草案 「封印」とは言うけれど
・ 強行採決発言 撤回ではすまされない

※ 大統領選は3社です。

読売です。
「米国の大統領選挙で、これほど醜聞が相次ぎ、個人攻撃に終始する争いがあっただろうか。「史上最低」と評されるのも仕方あるまい。

 民主党のヒラリー・クリントン氏と共和党のドナルド・トランプ氏による第3回テレビ討論会が行われた。11月8日の投票に向けた最後の直接対決でも、政策論争に乏しく、互いに中傷し合う場面が目立ったのは遺憾である。」

産経です。
「トランプ氏の孤立主義的な主張は大きな危険をはらんでいる。日本など同盟国に駐留米軍経費の負担を求め、応じられないなら米軍撤退を検討するという。米軍の世界展開を目先の損得勘定だけで考え、国際秩序の維持をまったく無視した考えだ。

 対照的に、クリントン氏が日韓などとの同盟強化を訴えた点は、日本の国益にも合致し、評価できる。中国の一方的な海洋進出に歯止めをかけるためには、米国を軸とする同盟国、友好国の間の連携が不可欠だ。むろん日本も同盟の義務を果たす責任がある。」

トランプ氏にはコメントする気もありません。

朝日です。
「耳を疑う暴言である。

 沖縄県の米軍北部訓練場のヘリパッド移設工事の現場で、抗議活動をしていた市民に対し、大阪府警から派遣された機動隊員が差別的な発言をした。

 インターネットの動画サイトに2人の隊員が「どこつかんどるんじゃ、ぼけ、土人が」「黙れ、こら、シナ人」とののしる様子が投稿され、発覚した。

 ヘイトスピーチを想起させる発言を、公務中の警察官がすることが不適切なのは言うまでもない。菅官房長官は「発言は許すまじきこと」と述べ、警察庁が対応すると説明した。

 だが、市民とやりあう現場で若い隊員が口にした言葉だけが問題なのではない。背景には、根深い沖縄への差別意識とそれを生んだ日本社会の構造があり、その一端があらわになったと見るべきだ。」

沖縄は独立論もあるほどです。

日本としては認められないことですが、あまりにも無神経な発言でした。

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