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週刊 日本の100人 第67号 野口英世

2019-09-16 05:27:55 | 歴史関連情報
週刊 日本の100人 第67号は、野口英世です。



 私の子どもの頃の伝記といえば「野口英世」か「シュヴァイツァー」「ベートーヴェン」でした。
 30数年前には、猪苗代湖畔の野口英世の生家を見に行った記憶があります。

 野口英世は(1876〜1928)は、明治・大正期の細菌学者です。
 福島県のまずしい農家に生まれました。幼児期にいろりでやけどをして手が不自由になりましたが、手術を受けて全治したことから、医者を志すようになりました。

 英世が学びたかったのは最新の西洋医学。
 今でこそ日本語の医学入門書がありますが、当時は原書。英世は、英語・ドイツ語・フランス語・ラテン語を学びます。その能力は素晴らしく、 「とにかく博士はずばぬけて頭が良かったそうです。一度辞書を見たら、すぐに覚えてしまい、もう一度見返す必要も無く、すぐにマスターしてしまったそうです」という話も残っています。

 明治31年,「伝染病研究所」に入って北里柴三郎の指導を受け、翌年渡米します。
血清学や免疫学の研究で注目され、1911年には、梅毒の病原菌スピロヘータを発見します。
 大正7年に黄熱病調査団の一員としてエクアドルへ行き、さらに昭和3年、西アフリカにわたって黄熱病の病原を研究中、感染して「私にはわからない」の言葉を最期に亡くなりました。
 そのほか、狂犬病・小児まひなどの研究でも世界的に知られています。

 当時の日本の医学は、すでに最先端だったのです。

 母シカの手紙には心うたれます。

■特集
 野口英世
  忍耐は苦し、しかし、その実は甘し

■ライフ&タイム
 生涯を医学に捧げた細菌学者の52年
  左手が導く運命/医学との出会い
  背水の陣でアメリカへ/世界のノグチ誕生
  人類のために死す

■ヒューマンエピソード
 己の限界を打ち破る世界基準の人間発電機

■クローズアップ
 英世最後の10年 黄熱病との長き闘い

■人物スクランブル
 野口英世 人物相関図
  星 一/ジョン・ロックフェラー/マックス・タイラー/桃中軒雲右衛門

■後世への遺産
 母子愛、国際貢献……継承される刻苦精神

■評伝アラカルト
 野口英世考
  小泉純一郎/後藤新平/星 新一
  渡辺淳一/ポール・クラーク/井出孫六

■ビジュアル人物事典
 徳川慶喜/徳川吉宗/徳川頼宣/徳大寺実定
 徳富蘇峰/徳富蘆花/土佐光起/鳥羽天皇

■日本の100人ミュージアム


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