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週刊朝日百科 仏教を歩く [改訂版]28号 大谷光瑞・河口慧海

2017-09-25 05:22:17 | 宗教の窓
週刊朝日百科 仏教を歩く [改訂版]28号 大谷光瑞・河口慧海です。



いよいよシリーズも終わりに近づいてきました。

明治から昭和期の宗教家の登場です。

デジタル版 日本人名大辞典では、次のように説明されています。

大谷光瑞 おおたに-こうずい

1876-1948 明治-昭和時代の僧,探検家。
明治9年12月27日生まれ。大谷光尊の長男。妻は貞明皇后の姉九条籌子(かずこ)。
 明治35年大谷探検隊を組織して,西域,インドを調査。36年浄土真宗本願寺派22世となる。
 大正3年財政破綻(はたん)と疑獄事件で辞任。以後,中国などで農園を経営,大アジア主義を主張した。
 昭和23年10月5日死去。73歳。京都出身。学習院中退。法名は鏡如。
【格言など】食を精ならしめんと欲せば,先ず材料を撰(えら)ばざるべからず(「食」)

  引用元 http://kotobank.jp/word/%E5%A4%A7%E8%B0%B7%E5%85%89%E7%91%9E

 ドラマチックですね。

河口慧海 かわぐち-えかい

1866-1945 明治-昭和時代前期の仏教学者,探検家。
 慶応2年1月12日生まれ。黄檗(おうばく)宗の五百羅漢寺で得度。
 明治33年仏教の原典研究のためインドからチベットに密入国,日本人としてはじめてラサに到達。
 38年再渡航し,ナルタン版大蔵経などの仏典を入手して帰国。チベットの文化と仏教の研究・紹介をおこなう。
 また僧籍を返上して在家仏教をとなえた。
 昭和20年2月24日死去。80歳。大坂出身。哲学館(現東洋大)卒。本名は定治郎。著作に「西蔵旅行記」「西蔵文典」など。

 
 共通点は、インドやチベットなどで調査をしていることです。

 むしろ学者として有名で、仏教史では重要な人物です。


西域に仏法を求めて  大谷光瑞・河口慧海

◆大谷光瑞とはどんな人?
 ・大教団と探検隊を率いた国際人

◆大谷光瑞ゆかりの旅
 ・大谷探検隊の走破した中央アジア
 ・大谷探検隊西域文化資料(龍谷大学大宮図書館ほか)

◆河口慧海とはどんな人?
 ・大蔵経を求めて仏教再生を願った改革者

◆河口慧海ゆかりの旅
 ・河口慧海 チベット入国の足跡
 ・河口コレクション(東北大学ほか)
 ・危機をチャンスに変えてきたチベット仏教

[仏教 見る・聞く・ふれる]
 ・遠くて近いチベット仏教と日本仏教

◆法話 仏教への誘い  瀬戸内寂聴
 「葬式供養」「葬式不要」と遺言した名僧たち

◆梅原猛の新「授業・仏教」 梅原猛
 河口慧海・大谷光瑞 科学で仏教研究に挑んだ冒険者
…ほか


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