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『超訳 ニーチェの言葉』-80-

2016-09-18 05:19:10 | 哲学の窓
『超訳 ニーチェの言葉』(Discover)白取春彦 編訳 より、ニヒリズムとして名高い思想家によるポジティブな言葉を紹介します。



 カリスマ性の技術 

今回も全文を紹介します。

-------以下引用--------


自分をカリスマ性を持った深みのある人間であるように見せたいなら、

一種の暗さ、見えにくさを身につけるようにすればよい。

自分を全てさらけ出さないように、底が見えないようにするのだ。


多くの人は、底が見えないことに一種の神秘性と深さを感じるからだ。

自然にある池や沼地にしても、濁って底が見えないと人は不快と思って恐れて

しまう。

カリスマ的人物と呼ばれる人への恐れとは、その程度のものなのだ。
          
     『悦ばしき知識』        

-------引用終わり--------

ニーチェが、ドイツ語でどのような言葉を用いたかわかりませんが、

カリスマは、神の恵みに由来するキリスト教用語です。

『悦ばしき知識』は、キリスト教を批判した書ですから、

カリスマ批判と関係があるかもしれません。

 
ニーチェは、カリスマのように、人が作り出したイメージを批判します。

「人間の中身を見ろよ。」

そう言っているのです。


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