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『超訳 ニーチェの言葉』-94-

2016-10-01 05:34:23 | 哲学の窓
『超訳 ニーチェの言葉』(Discover)白取春彦 編訳 より、ニヒリズムとして名高い思想家によるポジティブな言葉を紹介します。



 お喋りな人は隠している

今回も全文を紹介します。

-------以下引用--------

自分についてしきりとお喋りをしてやまない人は、結局は自分の本性、

本心、正体について隠し事をしている。


特に、嘘をついている人は、ふだんよりもお喋りが多くなる。

それはたくさんの瑣末な情報を与えることで

相手の注意と意識を他にそらし、

発覚を恐れている隠し事へ視線を向けさせないためなのだ。
   
   『善悪の彼岸』        

-------引用終わり--------

これもわかります。

人にしゃべることで、自分で理論を固めている気がします。


ところで、「雄弁は銀、沈黙は金」という言葉があります。

日本では、「沈黙は金、雄弁は銀」として、雄弁より沈黙の方が

偉い!と思われています。


しかし、元は、銀の方が金より価値のあったギリシア時代の話。

ギリシア一の雄弁政治家デモステネスは、「市民諸君!

君らも私のようにようにおおいに喋りたまえ。

沈黙は金の価値しかないが、雄弁は銀の価値があるのだ」と言ったといわれています。


さて、『善悪の彼岸』は新潮文庫からも出ています。

次のように紹介されています。

ニーチェ(1844‐1900)はキリスト教的道徳のもとに、また民主主義政治のもとに「畜群」として生きつづけようとする人々に鉄槌を下す。彼にとって人間を平等化、矮小化して「畜群人間」に堕せしめるのはこれら既成の秩序や道徳であり、本来の哲学の課題は、まさにこの秩序・道徳に対する反対運動の提起でなければならなかった。

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