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哲学入門47 ヤスパース 哲学入門

2016-10-19 05:25:13 | 哲学の窓
白坂慎太郎先生の哲学入門

第47回は、ヤスパース 哲学入門 です。
 ここから https://www.youtube.com/watch?v=AG8L1an6gZs

ヤスパース(Karl Jaspers)(1883年 - 1969年)はドイツの哲学者です。
妻がユダヤ人であることからナチスから迫害を受けました。
現象学的精神病理学の専門家として「精神病理学総論」を著して名声を得ましたが、のちに哲学へ移行します。ハイデッガーとならぶ実存主義哲学の代表者となりました。著「哲学」「実存哲学」「真理について」など。

ヤスパースの位置を確認してみましょう。


実存主義、オンリーワンの思想は、現代の日本でも受け入れやすい思想です。

ニーチェが無神論であったのに対して、ヤスパースは有神論です。



目で見えない、さわれない人間の実存を解明しようとしました。



キルケゴールに近い考え方です。
人間には限界があるので、絶望を体験する。そこで、神を信じる段階で、実存に至るとしました。



ヤスパースも、絶望と挫折の時に、超越者(=神)の存在に気付き実存に目覚めるということです。


また、人は他者がいての自分です。
他者との交わりを通して、初めて自己であり得ます。

しかし、自己の有限性を自覚した人、実存を取り戻した人(オンリーワン)は、他者(その他大勢)との断絶に気付いて孤立します。

日常生活で上手くやろうということを諦め、互いに理性により交わろうとしました。
それが実存的交わりです。

孤独と共同という緊張関係のもとで、他者と愛しつつたたかう「愛しながらの戦い」が人間を自己の実存に目覚めさせるとしました。

簡単にいえば、他者との関わりの中で、自分の実存に目覚めるということです。

次回はハイデガーです。










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