拈華微笑 ネンゲ・ミショウ

我が琴線に触れる 森羅万象を
写・文で日記す。

  自由のない『パラダイス?』

2017-06-17 13:33:04 | 観自在考
  6月なかばとは思えない、最近の重い暑さ・・・に文句いいの相方も、昨日の爽やかな風には一言もなかった。
  サマータイムのせいで、20時半過ぎでも十分散歩する気にさせる光に引かれて我々は湖岸に出向いた。

      

  万一の場合は泳ぐ覚悟もしていた相方は、爽やかな風に泳ぐには若干涼しすぎる・・・気がしたのと、数人以外はもう泳いでない
  様子に、次回にしようか・・・ということになっていつものLutryまで散歩。

  

  こちらは、数年前から相方がお気に入りにしている散歩コースは、ローザンヌから電車で20分の村『Romainmotier』
  古い有名なロマネスク様式の教会へ向かう徒歩30分の散歩道風景はレマン湖に対する山側のパラダイスへは数日前のこと。

  いずれも、『退職』・後・・・という不思議な『場』が潜在意識に作用しているのか?

  やたらに『平和なスイス風景』とネットから伝わる『共謀罪法案の成立』という我が祖国日本のニュースとの
  ギャップに複雑な心境の今日このごろ。

  そして今朝、久々に(無農薬)Kalt農場の茶屋に出向くと、新農場主の若きアントワンがいきなり『我々(スイス人)の
  生活に真の自由ってあるんだろうか?』と凄い命題を取り出した。
  
  (詳しくわわからないが、ある会話がどういう経過か関連する役人の耳に入って、その真意を問いただされた・・・らしい。)

  旅行する自由、子を教育する自由、考える自由・・・と指折り言っている内に、広い土地を持ちながら、自分勝手に建築したり
  作を張り巡らすなどにもイチイチ市町村や州の許可を取らなければ何も出来ない・・・苛立ちから、こんな命題がでてきたようだ。

  そう言えば、以前の農場主、Kaltさんもよくその点で嘆いていたし、それゆえに彼等一家はスイスドイツ語圏に越していった。

  まァ、『自由』と『不自由』についてはいろいろな観点から捉えることができ、一概には言えない大問題ともいえるし
  ボクのように、思い通りいかないのが『人生』であると達観してしまえば、相関的な問題でしかない、とも言えるが
  日本で共謀罪法案の成立のタイミングでスイス人からこんな話を聞くところが、面白くないけどおもしろい。

  確かにスイスは九州ぐらいの大きさで人口は8百万人に満たない国、なおかつ公用語が4ヶ国語あり、地方自治体が強い自治権を
  施行して成り立つなかで、国民はどれほど管理されているか、管理しやすいか・・・容易に想像、実感できるが・・・。
  
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