阪急梅田コンコースを・・・
2005年09月20日
カテゴリー: 日記のようなもの
駅という建築物は非常に興味深いものだと思います。
現代ほど巨大な建造物がそこかしこにはなかった時代、町の中心にある駅舎、特にターミナル駅の建物は間違いなく待ちのランドマークでした。長く陸上輸送の花形ある鉄道のその中心的建造物である「駅」は、建設された当時の時世を反映してさまざまな様式で建てられています。その駅舎を利用してきた人々にとって、まちがいなく故郷の風景に他ならないものだと思います。そんな風景がいきなりなくなってしまうとしたら・・・
以前、自宅を新築した時からずっと閲覧させていただいている「谷中M類栖」の筆者m-louisさんが、阪急梅田駅のコンコースが解体されることをしり、「阪急梅田コンコースを・・・」というblogを立ち上げ、阪急に保存を呼びかける運動を始められました。
ご本人もおっしゃるようにすでに工事に着工している時点での運動は「すでに遅い」のかもしれません。でも、なにかをしたいという気持ちに私は賛同します。
私は以前より、日本の「新しければよい」という風潮をなんとか改善できないか、と考えていました。日本の建築物は木造が主流であることもあってか「残す」ということにあまり熱心ではありません。特に高度成長以降はさらに「すぐに壊して新しくする」、ということに固執してきたように思います。それはそれでよい面もあったかもしれませんが、すでに日本の経済はそうしたフェイズを過ぎて、保存と発展を第一に考える段階に入ったのではないかと思うのです。
ここでいう保存と発展という考え方は、なにも寺社仏閣や文化遺産のようにすべてを手付かずのまま保存しろといっているわけではありません。利用しやすいように発展させながら、これまでの伝統部分を守っていくことは容易ではありませんが不可能なことでもないはずです。こちらのblog「ALL-A」ではtksさんがロンドンの駅舎を紹介されていますが、多くの駅が景観を残しながら発展していっていることが垣間見られると思います。
たしかに古い建物を維持するより、最新の技術で新たに建てたほうがコストもかからないのかもしれません。鉄道各社も民間企業ですから効率を考えるのは仕方がないことでしょう。しかし、経済効率や建物単体で考えるのではなく、街としての総合的な価値をそれぞれの建造物に見出すことは出来ないでしょうか。阪急という民間企業の建物に地域住民が愛着を感じ、誇りに思ってくれるとしたら、その気持ちはひいては阪急への愛着へとつながるはずです。いや、これまではつながっていたはずです。
これまで意識せずとも獲得していた地域住民の愛着やブランド忠誠心がいつまでも続いていくと考えているとしたら、手痛いしっぺ返しを受けることになるのではないでしょうか。
私は関東圏の人間ですが、こうした思いが阪急の経営陣に届くことを願っています。
現代ほど巨大な建造物がそこかしこにはなかった時代、町の中心にある駅舎、特にターミナル駅の建物は間違いなく待ちのランドマークでした。長く陸上輸送の花形ある鉄道のその中心的建造物である「駅」は、建設された当時の時世を反映してさまざまな様式で建てられています。その駅舎を利用してきた人々にとって、まちがいなく故郷の風景に他ならないものだと思います。そんな風景がいきなりなくなってしまうとしたら・・・
以前、自宅を新築した時からずっと閲覧させていただいている「谷中M類栖」の筆者m-louisさんが、阪急梅田駅のコンコースが解体されることをしり、「阪急梅田コンコースを・・・」というblogを立ち上げ、阪急に保存を呼びかける運動を始められました。
ご本人もおっしゃるようにすでに工事に着工している時点での運動は「すでに遅い」のかもしれません。でも、なにかをしたいという気持ちに私は賛同します。
私は以前より、日本の「新しければよい」という風潮をなんとか改善できないか、と考えていました。日本の建築物は木造が主流であることもあってか「残す」ということにあまり熱心ではありません。特に高度成長以降はさらに「すぐに壊して新しくする」、ということに固執してきたように思います。それはそれでよい面もあったかもしれませんが、すでに日本の経済はそうしたフェイズを過ぎて、保存と発展を第一に考える段階に入ったのではないかと思うのです。
ここでいう保存と発展という考え方は、なにも寺社仏閣や文化遺産のようにすべてを手付かずのまま保存しろといっているわけではありません。利用しやすいように発展させながら、これまでの伝統部分を守っていくことは容易ではありませんが不可能なことでもないはずです。こちらのblog「ALL-A」ではtksさんがロンドンの駅舎を紹介されていますが、多くの駅が景観を残しながら発展していっていることが垣間見られると思います。
たしかに古い建物を維持するより、最新の技術で新たに建てたほうがコストもかからないのかもしれません。鉄道各社も民間企業ですから効率を考えるのは仕方がないことでしょう。しかし、経済効率や建物単体で考えるのではなく、街としての総合的な価値をそれぞれの建造物に見出すことは出来ないでしょうか。阪急という民間企業の建物に地域住民が愛着を感じ、誇りに思ってくれるとしたら、その気持ちはひいては阪急への愛着へとつながるはずです。いや、これまではつながっていたはずです。
これまで意識せずとも獲得していた地域住民の愛着やブランド忠誠心がいつまでも続いていくと考えているとしたら、手痛いしっぺ返しを受けることになるのではないでしょうか。
私は関東圏の人間ですが、こうした思いが阪急の経営陣に届くことを願っています。






tks@ALL-A管理人です。TBありがとうございます。
阪急梅田コンコース解体の件は初めて知り、愕然としました。
保存運動ブログに私も協力したいと思います。
アレが見れなくなるのは残念ですね・・・
(↑いつもは人が多すぎてあまり通らないのですが・・・)
うちに雑想さんのリンクを貼らせて頂いてもよろしいでしょうか?
tksさん
ぶしつけなTBご容赦ください。
自分の説明だけではうまく伝えられず、最近お邪魔していたtksさんのblogを引用させていただきました。
保存運動へのご協力、本当にありがとうございます。
blogがメディアのひとつであるとしたら、こうした事実と考えを発信していくことが重要だと思っています。
SUGさん
いつも他の皆さんのBlogで失礼しています。
こうした埋もれてしまいそうなことを伝えるのもBlogのよさだと思っています。
TBでつながっていく新しいメディアとなるかどうか。
リンクどうぞよろしくお願いいたします。
こちらも設定させていただきます。
ありがとうどざいます!!
もはやウェブ上の日記を超えていますもんね!
文具の先輩(人生の先輩でもありますが)の方々との交流が出来ることが、とても楽しいです。