上海chinoiserie

chinoiserieはフランス語で中国の骨董品という意味。
上海駐在生活の日々を綴っています。

正大広場

2009-11-30 | お昼ごはん

土曜日、中国銀行に用事があったので正大広場に行ってきました。
最近正大広場の登場率高し。
いえ、別に中国銀行に行くのに正大広場である必要は全くないんですけれども。
中国銀行の支店は他にもありますし。
正大広場は浦東地区にあって交通の便がいいし、食事にも買い物にも便利だからという、ただそれだけです。
銀行に行く目的は、ATMでは1回で下ろしきれない大き目の金額を下ろすこと。
中国って、チェック(小切手)不可なんです。
正大広場のようなショッピングセンターやデパート、スーパーでの買い物はカードでできますが、それ以外は何を買うにも何をするにもほぼすべて現金。
だから常に現金を持ち歩いていないと困ったことになります。
いちばん大きな金額のお札が100元札。10ユーロです。
100元札10枚持っても、100ユーロ。
だからお財布がいつもパンパンです。
フランスでは逆にチェックがよく使われていて、金額が多いときなどはとても便利でした。
ただ、スーパーのレジでさえチェックを使う人が多くて、その場で金額記入したり、身分証明書の番号を控えたりしないといけないので時間がかかって大迷惑!
金額小さいんだからカードか現金で払えばいいのに~と思うこともよくありました。


さて、お昼ご飯。
上の娘「ここって、あの美味しい中華料理のお店が入ってるところだよねえ?」
下の娘「ああ!あの来たばかりの頃行った、大きいマンゴーミルクアイスが食べられるところ?」
上の娘「そうそう。小籠包がめっちゃ美味しいところ。」
二人揃って「そこにしよー!」

やはり、あのクオリティーの高さは子供達の味覚にもしっかり訴えるのですね・・・


「ディンタイフォン」



ちょうど西洋の方が写りこんじゃいましたが、私達たまに西洋人を見かけるとホッとしてしまう変わった日本人です。
6年フランスにいてフランス人を見てきたので、街中の人が中国人ばかりだったり、日本人ばかりだったりするとかえって緊張してしまうという・・・
自分達もアジア人だというのに。


どの支店に行っても、この壁の絵があるらしい。



中国、台湾、香港(3つとも結局中国ですが!)の大スターなのだそうです。


キュウリの漬物



辛っ!
この前のお店とは全く違う味付けです。
あちらのも美味しかったけれど、ここのは甘みがほとんどないすっきり上品な辛さで癖になる美味しさです。


インゲンとひき肉の辛味炒め



炒めたひき肉の程よい辛味とコクがインゲンに絡んでシャキシャキ美味しい。


ほうれん草のガーリック炒め



あくのない柔らかいほうれん草。
にんにくが強すぎず、油の質もよいので、いくらでも食べられます。


ここに来て、これを食べないわけにはいきません。



・・・・・。
一口で口に入れたら、しばし無言。
じゅわーと広がるジューシーな味わいを堪能しないと!


海老と豚肉の餃子



これも美味しい・・・


野菜と豚肉のお饅頭



ちょっと味が薄すぎない?
と最初めずらしくダメだししそうになったのですが、噛み締めるたびに深い味わいがじわじわ。
結局やっぱり美味しい。


前回は海老にしたので、今回は豚肉と卵の炒飯にしました。



テカテカした感じが全くないふわふわさらさら炒飯です。


子供の中では、「ここに来たらこれははずせない。」らしいです。



わかります。
ミルクアイスと濃厚マンゴーピューレが絶品ですから。
でも、さ・む・い・・・


私はこれにしました。



蓮の実のお汁粉。
後に残らないすっきりとした甘さ。


やっぱりこのお店は素晴らしい。
サービスも中国とは思えないきめの細やかさ。
田舎から出てきて、接客の礼儀をきちんと教育された気立てのよい子達が頑張っている感じがします。


あんまん、ごまあんまんをお土産に購入。



次の日、半分ずつ食べました。
もちろん、美味しかったです☆










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