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すべらない読書♯22 「まほろ駅前多田便利軒」(三浦しをん/文春文庫)

2013年01月10日 | 日記
 架空の舞台・まほろ市の駅前に位置する便利屋「多田便利軒」。その経営者である多田啓介はひょんなことから同級生の行天春彦と再会し、同居生活を始めます。次々と舞い込んでくる、一筋縄ではいかない顧客たちからの無理難題を痛快に解決していく2人は、さまざまな人間模様を目のあたりにします。そして、ある事件にかかわることで自らの抱える忘れられない過去と向き合うことになるのです……。
 
 本書は、第135回直木賞を受賞した三浦しをんの小説「まほろ駅前多田便利軒」(2006年刊)。多田と行天のバツイチ便利屋コンビの物語は女性を中心に人気を博し、60万部を超えるベストセラーとなり、2011年に映画化されました。昨年テレビでも放送されたのでも見た人も多いことでしょう。2年前に小説を読んだ私は、今回初めて映画を見ましたが、原作が巧みに映像化されていると思いました。

 この作品の続編「まほろ駅前番外地」がドラマ化。テレビ東京「ドラマ24」の第30弾特別企画として、いよいよ明日(深夜)から放送が始まります。「湯けむりスナイパー」や「モテキ」を手掛けた大根仁氏が監督・脚本を担当。主演は映画版に引き続いて瑛太さんと松田龍平さんの最強コンビが務めます。全12回。毎回、2人に舞い込むユニークな仕事の内容、豪華ゲストの登場も見どころで、私は楽しみにしています!

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