振り逃げプロ野球

アテネオリンピック野球日本代表の一件以来、プロ野球界に対する不信感をつのらせる者のブログ

戦後、間もないころの日本のプロ野球の観客を思い出すサポの失態

2005-04-24 13:01:50 | スポーツ&ニュース
昨日(2005年4月23日)の試合、柏対名古屋戦で柏のサポーターが暴れた。
ケガ人が出た模様。

J最悪!柏サポーター暴動、10人以上負傷
J最悪!柏サポーター暴動、10人以上負傷
J史上最大級の暴動が起きた。千葉県柏市の日立柏サッカー場で23日に行われたJリーグ柏-名古屋の試合後、両チーム総勢100人近いサポーターが乱闘になった。0-2で敗れた柏のサポーターが、ゴール裏の名古屋サポーター席に乱入、流血の殴り合いが繰り広げられた。負傷者15、16人が出て、男性2人が救急車で柏市内の病院へ運ばれた。柏警察署が事情聴取に訪れるなど、今後の処分も注目される。

 暴徒と化した柏サポーターが、大乱闘を引き起こした。事件は試合終了から約10分後に起こった。選手が引き揚げた後も鳴りやまない名古屋サポーターのがい歌や「勝訴」と書かれたボードなどに、まず2、3人の怒りが爆発。相手サポーターが陣取るピッチを隔てた反対側のゴール裏へ、バックスタンドを通過して移動した。最後は高さ約1・8メートルの鉄柵を乗り越えて乱入して乱闘に。その後に約40人が続いた。

 スタンドでは殴り合い。名古屋サポーターのチームフラッグは引き裂かれ、ピッチに降り立った一部サポーターはゴールネットまでも破損させた。リーダー格の柏サポーターは拡声器で「やめろ」「警備員は何で止めないんだ」と収束を呼びかけたが、約20分間収まることはなかった。名古屋サポーターの男性1人は頸椎(けいつい)ねんざと顔面打撲で、柏市内の病院に救急車で運ばれた。柏サポーターの男性1人も2度の嘔吐(おうと)の後に、救急車で病院に向かった。

 マッチコミッショナーを務めた大野辰巳氏は「試合後の名古屋サポーターの行動を、柏サポーターが挑発と受け取ったのだと思います」と話し、Jリーグにファクスで緊急報告書を提出した。柏の小野寺社長は「主催試合でこのような事態が起こり、深くおわびをしたい。今後はビデオで(主犯格を)特定して、断固たる処置を取りたい。出入り禁止? それもあり得る。スタジアムの安全面も、必要であれば再考する」と話した。この日の警備態勢は通常通り、警備員56人と警察官が若干名。今後はさらなる警戒を強めていく。

 過去にも2度、柏サポーターは乱闘騒ぎを起こしている。最初は95年10月、次は98年10月、ともに相手はG大阪だった。03年11月の東京戦では乱闘こそ起こらなかったが、乱入した相手サポーターを追い払うために、乱入したこともあった。大野マッチコミッショナーは「今後は規律委員会にかけられると思う」と、Jリーグに判断を仰ぐと説明した。

 それでも柏警察署は、医務室に運ばれた両チームのサポーターから事情聴取。ビデオで検証なども進めており、場合によっては刑事事件に発展する可能性もある。フラッグなどの器物破損として、訴訟となるケースも考えられる。同様の事件を2度と起こさないためにも、今後の柏、Jリーグの対応も注目される。

[2005/4/24/10:00 紙面から]


どちらのサポにもケガ人が出た模様。
名古屋サポの場合は売られたケンカではあるが、応戦したと思われる。
暴力をふるった奴は特定して、1年間、柏のホーム試合にとどまらず、すべてのJの試合の出入り禁止を求めたいね。
こんな状態では女、子供が見れる状態ではない。
中国の反日デモや竹島問題の韓国を思わせるね。

こういう行動をするのは一部の奴である。
そこは冷静に見てほしい。

サッカーはイングランドのフーリガンや無観客試合のあったヨーロッパの試合を見てもわかると思うが、見ているものがテンションが高くなるスポーツである。
スピード感と継続感と少しの急速が45分ハーフ、計90分ある、人間の感情系統に訴えるものがあるスポーツなのではないか、と、勝手の思うわけである。
だから、尋常じゃないテンションになる人が一部に出ても仕方がないような気がする。
まあ、だからといって、暴力はいけないけどね。

この暴徒を日本人の傾向から分析する(そこまで大げさではないが)と、昔、戦争が終わって、しばらくして、娯楽が野球しかなかった頃のプロ野球ファンに似ているなあ、と思う。
西鉄のファンは日本酒のビンを片手に持ち、飲みながら見ているファンもいたそうで、機嫌が悪くなると、グラウンドに一升瓶を投げてきたことがあったり、暴れることもざらだった。
東映のファンには張本勲に殴られた人もいた。(巨人移籍後の広島市民球場で張本さんが観客を殴ったのではないか?という事件があったが、観客を殴ったのは張本さんではありません。違う、巨人の選手です(名前は忘れた)。確か、裁判済みか、警察の処分済みで張本さんは無罪になっています。VTRの証拠もあったそうです)
観客のケンカなんてざら。
昔、中日ファンなんか、グラウンドに流れ込み、選手のものを剥ぎ取ったりしたという話を聞きます。
中日ファンはここ数年前から、なんか、おとなしくなりました。
阪神ファンも怖いのは特定の一部だけ。
これも時代の流れでしょうか?。
今、プロ野球ファンで怖いのはホークスファンくらいで、全体的におとなしくなりましたね。
野球はサッカーほど、テンションの上がる場面はないですから。

話は少しそれるが、近頃はサッカーの影響か、ホームではないところでやる場合、本来、野球ではヴィジター(visitor)といって、「訪問者」という意味の言葉を使うのに、アウェイ(away)という人が多くなって、個人的に違和感を感じています。
アウェイという言葉はスポーツで使うと「遠征して」という意味で、他の使い方で見ると「離れて」「よそへ」「追い払う」という感じで、よそ者感の強い言葉である。
言葉から見ても野球とサッカーは違う。
言葉を職業にしている人は厳密に使い分けて欲しい。
普段はあんまり、小さな言葉の違いは気にならないほうだが、この2つの言葉は明らかに違う意味の言葉である。
ちゃんと、使い分けて欲しい。

話は元に戻ります。
名古屋のサポも悪い点はあります。
アウェイなんだから、さっさと帰らないと。
しかも、柏のサポは私自身、怖いイメージが前々からあったし…。
おとなしくなった、野球ファンの間でも、近頃はヴィジターで勝った場合は応援歌を一通り唄ってから、さっさと帰る人が多いですよ。
そこはサッカーなんですから、さっさと帰りましょう。
それが自己防衛です。
サッカーサポ、ファンからも私の意見には反論があるとは思いますが、サッカーにくわしくない人間から見ると、どうして暴力事件がおきるのか、わかりません。
ラグビーのファンでこんな話はあまり、聞きませんし、テニスのファンなんか、もっとない。
これがサッカーの性質なのでしょうが、もう少し、冷静になって欲しいですね。

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