今更ですが、読みました。
ドラマにもなったし、歌もヒットしましたよね。
エコーズの 「zoo」好きだったんですよ。
なのに、今更(笑)
一気に読みましたよ。
この作品、好きです。
「サヨナライツカ」「白仏」の次にくるくらい好き。
主人公のリリカは施設で育ち、自殺未遂を図り、そこに同じ境遇という基次郎と名乗る函館に暮らす青年と本音や秘密を伝え合う文通が始まるのです。
往復書簡の形式で話が進むのですが、
途中から、ずっと泣きながら読んでいました。リリカの運命と基次郎の包み込むような優しさ。そして、その基次郎の運命・・・
驚く展開があるのですが それも、悲しくて。
ドラマとは、内容が違うそうで、
このまま映画になったらいいのにとも思いました。
後半は、一人になれる場所で読みましたもん。
「愛」「孤独」にテーマが絞られていて、わかりやすくて、オススメです。