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2009年11月に念願のJAZZ BAR をオープン。
よちよち歩きで、何とかやっています。
飲み食べ歩きは激減。

スティーブ・キューン・トリオ・ウィズ・カーリン・クローグ

2006-11-22 18:57:06 | DH氏のライブレポート

<2006年11月2日 JZBrat>〜キューン節、クローグ節、自分だけの世界をもったミュージシャン〜3年前に新宿の「DUG」でスティーブ・キューン・トリオを聴いた時に、アップライト・ピアノからこんなに綺麗な音を出すことができるんだ・・・・と感動した。特に高音の美しさ。そして、透明でセンシティブな音世界に、アメリカ的なジャズとは違うジャズのライブの楽しさを感じた。どちらも素敵だ。カーリンはトパーズさん30年来の憧れの人。僕は残念ながら、トパーズさんに教えられるまで知らなかった・・・・・・自分の聴く量の少なさ、幅の狭さが恥ずかしい。場所は渋谷セルリアン・タワー・ホテルの中にあるJZBratというライブ・ハウス。このライブ・ハウスに行くのは初めてなので、どんなところか楽しみにしながら、仕事を早めに切り上げて(無理矢理です、サボリに近いかも)ファースト・ステージ開演の7時30分の少し前に到着。セルリアンの中にあるにしては庶民的なテーブルと椅子にインテリア。早めに予約したおかげか、席は一番前でピアノに手が届きそうな最高の席だった。開演までのひと時、いつものように、まずはビールを飲みながら、ふと後ろを振り返るとキューン先生(本当にプロフェッサーと呼びたい雰囲気)は客席で数人の女性ファンと一緒に楽し気に談笑中。「年の功」なのか、来日初日の初ステージ前の緊張感は全くなさそう。さて、ビールがなくなり、ワインを飲み始めたところで、照明が暗くなり、ファースト・ステージ開始。最初はスティーブ・キューン・トリオでの演奏。メンバーはドラムが「DUG」で見たときと同じビル・ドラモンド、ベースは違う人で、まだ若い感じのダグ・ウェイスだった(DUGでは多分デビット・フィンク)。1曲目は「イフ・アイ・ワー・ア・ベル」。高音部の鍵盤を叩いて美しい音を出すいつものキューン節です。2曲目はほとんどテーマの出てこない「枯葉」。そして、アルバム「オーシャンズ・イン・ザ・スカイ」から「パッション・フラワー」。このアルバムはビトウスのベースが好きでよく聴いたなー。続いて、ステラ、コンファメーションとスタンダードが続くが、キューンらしくひねってあり、曲名のアナウンスを聴くまではなかなか分からない。ここで、カーリン・クローグ登場。いかにも北欧の上品な「おばさま」といった暖かい雰囲気。ニューヨーク・モーメンツから中心の選曲で、最初の一声でカーリンと分かる独特の歌世界に連れて行ってくれた。カーリン以外の他の誰にも創りだせない彼女だけの世界を持っています。3曲目にホエアー・ユー・アットを歌ったところでファースト・セットは終了。カーリンをもう少し聴きたかったなー。ほとんどの人はファースト・セットだけで帰るみたいで、ここで客席は入れ替え状態になる。もったいないなー、ファーストだけで帰るなんてと思っていると、客席の後ろでファンにサインをしているカーリンの姿を発見。すかさず、トパーズさんはもってきたCDをもってサインをもらいに走る。トパーズさん、一番前の席でずーっと口ずさみながらステージを見ていたものだから、カーリンから、「あなたは歌手なの?」と聞かれたそうです。そして、カーリンがスティーブ、と呼んでくれて、めでたくキューン先生のサインもゲットしました。さて、セカンド・ステージは、「グレーター・ラブ」で幕開け。「ビューティフル・ラブ」、「ブルー・ボッサ」と続くが、なんだかファースト・ステージと違う。キューンのピアノの「ノリ」があきらかに良くなっている。フレーズも滑らかで、ピッタリと決まっていて、美しい。そして、カーリン登場。キューン作曲のミーニング・オブ・ラブで始まり、ジョン・サーマンのカント・マイと続く。カント・マイで、ドラムと掛け合いでスキャットするところが格好良かったなー。アンコールでは、キューンがソロでポエム・フォー#15を演奏し、渋い歌も聞かせてくれた。そして、最後にカーリンが登場して、レイジー・アフタヌーンをしっとりと歌い上げステージは終了。うーん、素晴らしいライブだった。ちょっと、お客さんが少ないのが淋しかったけど、来年も是非来日して、素敵な歌を、ピアノを聞かせてください。=トパーズ追記=ずっとずっと、今でも大好きなカーリンの歌を目の前で聴ける、という幸せな瞬間が訪れるとは思ってもいなかったので、今回のライブはとても楽しみでした。 彼女の歌は独特で、楽器っぽいというのか、バンドをバックに歌うのではなく声で演奏しているように感じられるサウンド。若い時は実験的なこともしていて、それがカッコよくて憧れていたなぁ。アーチー・シェップと一緒にアルバム作っちゃう歌手なんて、そうはいないでしょう。ちょっと怖そうなインテリぽい人なのかな、って想像していたのだけれど、ステージに現れたカーリンはニコニコ微笑む優しそうなおばさまだったのでびっくり。でも歌い出したらレコードと同じ声、独特の歌い方、なんて素敵な・・・・うっとりちゃん。ONE&ONLYの人だなと再認識。年取って少し丸くなったようにも思うけれど、最近のアルバムもなかなかよくて、やっぱりカーリンからは目が離せない私なのでした。=追記の追記=ミクシィの「スティーブ・キューン・コミュ」のメンバー「スティーブ・キューン完全コレクター」さん、全公演を追っかけするというすごい人。コミュでは存じていたけれどお会いしたことはなく、当日隣りのテーブルにそれらしき方が。あちらも「そうかも・・・」と思っていたそうで、「もしかして・・・?」とステージの合間にご挨拶。中野新橋のジニアスの常連さんでもあり「ジニアス・コミュ」でもお仲間。「中新にお住まいですか?」から話が始まり、彼の名刺に書かれた勤め先の住所を見てびっくり〜私が9月まで、10年半も住んでいたマンションの1階にある会社にお勤めでした。何度もすれ違ったり、見かけたりしてたのだろうけど「スティーブ・キューン大好きです」って顔に書いてあるわけじゃないから、わからなかったなぁ。世の中狭い!ミクシィもすごい!ホントに驚きました。今度ジニアス飲み誘ってくださいね〜。

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キーワード
スティーブ ビューティフル ブルー・ボッサ ジョン・サーマン モーメンツ ニューヨーク アップライト・ピアノ センシティブ オーシャンズ
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