蒼い風の通り道

いつも爽やかな心でいられますように・・・

秋の比良山荘

2013年10月20日 | グルメ
 先日、実家の法事で滋賀に帰ったついで・・・と言うか、それにかこつけて、比良山荘に泊まってきました。

比良山荘はこれで3回目。
夏の若鮎、冬の熊鍋を食し、後はやはり秋の子持ち鮎と松茸をいただかないと!

3ヶ月近く前に予約したのに、最後の1室でした。

ここはお料理をいただくのが目的ですが、ひのきのお風呂がまた気持ちよくて・・・
夕食前にお風呂、浴衣で夕食・・・至福の時間ですね~。

さて、待ちに待った夕食です。

まずは付きだし


う~ん、ちっちゃくてよくわかりませんかね~。
初めてスマホで撮った写真をPCに送ったんですが・・・まだまだ???

内容は鴨肉、鮎のなれ寿し、みょうが寿しなど・・・
風邪引いてたけど、最初から冷酒で。


続いて、鯉の洗いと鰻の炙り。こんなに臭みのない鯉はここならでは!


松茸と岩魚の土瓶蒸し。
今年初松茸。言葉もなく、いただいてます。


出ました!子持ち鮎の塩焼。天然ものは変に脂がなく、上品で本当に美味です。
一人2尾ずつです・・・もっと食べたいです、いくらでも食べられます。


こちらは子持ち鮎の香味焼。こちらも絶品です。


続いて、きのこの焼き物盛り合わせ。松茸がメインで他にしめじ、舞茸など。
写真が小さくてよくわからないけど、あけびを配した盛り付けもとても素敵です。

ひとつ残念なのは、松茸が岩手産ということ。地元、あるいは京都産だったらもっと
感激するかも。

小学生の頃、遠足でこのあたりに来たことがありますが、松の根っこあたりに松茸が生えていたのを覚えています。
今は高級すぎて、ここでも食べられないのかな。


炊き合わせ。どれも薄味で素材の旨みが堪能できます。


鮎と松茸のご飯。お腹いっぱいのはずなのに、何杯でもいけます。
残ったのはおにぎりにしていただきました。いつ食べるの?


最後に栗の葛饅頭。シンプルですが、栗の美味しさが染み渡ります。

朝食も豪華です。

また行きたいです。やはり、こちらは鮎が絶品すぎます!

おまけで私の好きな京都の竹の寺、地蔵院の竹林です。

竹の精がいるような気がしませんか~。

ランチを楽しむ・・・。

2013年06月09日 | グルメ
 家庭の事情で、長く家を空けられない状況が続いています。

後、数ヶ月もすれば、また旅行にも行けるようになるかなと思いつつ、友人達からパリだのニューヨークだののお土産をいただく度に、羨ましさを抑え切れず・・・。

最近では愛犬もめっきり年老いたおじいさん犬になり、ほとんど寝ていて、息をしてるか心配で確かめることが多くなりました。

そんなわけで、最近はお手軽なランチに行くことが多く、今日は最近のヒットランチを。

場所は恵比寿。駅から10分近く歩き、ちょっとわかりにくいです。
フレンチレストランですが、私たち以外にお客様はいなくて・・・大丈夫?

前菜2品とメイン、デザートを選ぶスタイルです。

私が選んだのは、まずは野菜のテリーヌ風。

新鮮な鎌倉野菜ですが、ややゴロゴロした感じ。野菜そのものは美味しいんだけど。

次は鱒の燻製。

中がレアっぽくて美味しいです。

ちなみに、私以外の人はホワイトアスパラをチョイスしていました。

今が旬のホワイトアスパラです。こっちにすればよかったかな・・・。
でも、1本って少なくないですか~。日本じゃ高級品だから仕方ないかな。
やっぱり鱒で正解。

メインは久しくフォアグラを食べていないので、フォアグラのポアレを。

フォアグラはいつ食べてもとろけます~。
付け合せが野菜たっぷりなのもいいですね!

どれもフレンチにしてはあっさりした味付けで、女性向きのお料理です。

大きく残念だったのは、この食事にワインがなかったこと。
このグループは飲まない人が多いのです。
一人でも飲んでやる!という気合が私になかったのも事実。
飲めばよかった・・・もっとお料理が美味しく感じられたはず。

最後のデザート。キャラメルアイスとブラマンジェ。


これで3500円は安いです。
日本のランチは本当に美味しくてリーズナブルですね~。

しばらくはランチ巡りを楽しみます。

絶品、熊鍋

2013年02月22日 | グルメ
今月半ば、滋賀の比良山麓にある比良山荘に行ってきました。

昨年夏に鮎料理を食べて感激していたら、冬の熊鍋はもっと凄い!ということを聞き、これは是非、食せねばと、まずは冬の京都に向かいました。

京都はそれほど寒くなかったのですが、比良山荘に着いたら小雪が舞っていました。

着いてすぐに男性陣はお風呂に直行です。
ここは温泉ではないのですが、檜のお風呂が気持ちいい~のです。

そして、お待ちかねの夕食です。
熊~♪クマ~♪くま~♪と子供のようにはしゃぎながら、食事の部屋へ。

まずは付き出し。

左の鮎のなれずしがお酒と最高に合います。

次に、お造り

上は鯉の洗い。生臭さが全くなく、新鮮そのもの。
左は鰻の白焼き。わさびとお塩で。
そして、右の赤身は何だと思いますか~。実は鹿肉です!辛味大根を添えていただきますが、めちゃ旨です。
鹿のグリルはフランス料理でよくいただきますが、お造りは初めて。臭みが全くなく、柔らかくて本当に美味しかったです。

次は琵琶湖産もろことふきのとうの天ぷら。

これもからっと揚がって、いやもう美味しいとしか言えません。

さて、いよいよ熊鍋の登場です~!
出てきたのは

え!?ほとんど脂身?
板さんの説明によると、冬眠に備えて脂肪を蓄えた熊が最も美味しいとか。

鍋に入れても脂が全く浮きません。しかも、あくも出ません。
恐る恐る、口に運んでみました。
わーぉ!美味し過ぎます!
牛肉を上品にした感じだと聞いていましたが、確かに!!
皆で競うように食べていきます。


全く脂っこくないのが不思議です。

一緒に食べる野菜が、これまた味が濃くて、滋味溢れています


二皿目が出てきました。

部屋熱気で、周りから脂が溶け始めています。

この後、もう一皿、やや赤身が多い部分が出てきましたが、熊は脂身が美味しいというのがよくわかりました。

熊鍋を堪能し、お酒もそれに合わせて充分いただき、大満足の夜が更けていきました。

翌朝は雪景色でした。


夢にみた熊鍋、まさしく絶品グルメでした。

月の輪熊さん、食べちゃってごめんなさい。。。


鮎料理を堪能してきました。

2012年07月21日 | グルメ
 先月末のことになりますが、京都、滋賀に行ってきました。

京都は半年に一度の贅沢、祇園ささ木の食事が目的です。
今回も素晴らしいお料理の数々で、身の程知らずのひとときを過ごしてきました。

でも、でも、今回は、そのささ木の印象がちょっと翳むくらいの新鮮で強烈なインパクトのある料理旅館に一泊で行ってきました。

そこは、「比良山荘」という、滋賀県の比良山の麓にある、知る人ぞ知る、お料理屋さんです。

実は、ここは実家からもそう遠くない所で、小学生の頃は遠足にも行った、馴染みのある地名なんです。

でも、そんなに有名なお店とは、最近まで全く知りませんでした。まさに、灯台もと暗し、というわけです。

付近は木々に囲まれ、マイナスイオンたっぷり!空気が美味しいと実感できました。


風情のあるたたずまいでしょう?

前に流れる小川は山からの水で冷たいです。ビールが冷やされています。美味しそう~!


お料理だけでもいいのですが、何せ山の中なので、帰りがちと面倒。なので、宿泊することにしました。

いよいよお待ちかねの夕食です。「鮎の塩焼きコース」を予約しておきました。

まずは、「こしあぶら」という山菜の天ぷらと鮎のうるかです。

続いて、鯉のあらいと鮎のお造り。
鯉のあらいは昔からよく食べていましたが、こんなに美味しいのは初めてです。鮎のお造りも新鮮そのものです。

じゅんさいの汁物。上品なお味です。


いよいよ、天然鮎の塩焼きです。7尾が3回に分けて運ばれてきます。
1回目


2回目

ここで、鮎はお休みして、猪肉のロースト。これまたくせが全くなく、上品な味なのです。付け合せの山菜料理も美味しい。


で、次のお料理なんですが、何だったのか、写真を見ても全く思い出せないのです。→後日、急に思い出しました!・・・鮎のなれ寿しです。琵琶湖はフナ寿しが有名ですが、その鮎版です。独特の風味があって、苦手な人が多いのですが、私は大好き!故郷の味です・・・と言いながら忘れていたくせに←自分でツッコミ

この頃には、竹筒に入った「不老泉」というお酒が利いて、ほろ酔い加減をちょっと過ぎていたかも。

3回目の塩焼きです。器と盛り付けも素敵です。

こんなに美味しい鮎の塩焼きは初めてです。一緒に行った友人夫婦も主人も大感激。近くの町出身の私は鼻高々です。

天然鰻の鍋仕立て。鰻の滋味溢れるスープでコラーゲンたっぷり。気のせいでしょうか、翌朝の化粧のりのいいこと!・・・と自分では思ったけど、やっぱり気のせい?



最後は土鍋で炊いた鮎ごはんと鯉こく。
もうお腹いっぱいですが、もちろん、お代わりしました。ぐるじい~~。

このお店は鮎料理が有名ですが、冬の熊鍋は、ここでしか味わえない最高の味らしいのです。
熊??・・・美味しいというイメージはないのですが、なんでも、牛肉を上品にしたような味で、一度食べたら忘れられないのだとか。

こう聞くと、その熊鍋、どうしても食べたくなります。11月15日が解禁だとのこと、はい、頑張って冬にまた行かねば!!

食べまくった3日間、その後はいつもの粗食に戻りました・・・。

お蕎麦大好き!

2012年01月09日 | グルメ
 新年になって10日近く過ぎ、ようやく落ち着いた日常が戻ってきました。

クリスマスから年末、お正月と主婦は忙しい~~。
早く、座っていればご馳走が出てくる身分になりたいものです。

さて、お正月とは全然関係ありませんが、最近の私のお気に入りのお蕎麦をご紹介します。
若い頃はうどんの方が好きだったのに、最近はお蕎麦一筋になりました。

そんな中、最近よく食べるのがこれ↓


二子玉川にある「九つ井」というお店の「牛そば」です。
しゃぶしゃぶ用くらいの薄さの牛肉が何枚も入っていますが、しつこさが全くなく、すんごく美味しいです!

きっと、いい牛肉を使っているのでしょう。
元々、ステーキやしゃぶしゃぶなどのお肉料理のお店なので、お肉の味はバッチリです。

1900円といいお値段ですが、ヘタなランチ食べるよりずっといいです。
ちなみに、奥に写っているのは、牡蠣の天ぷら。これもイケましたよ~。日本酒が飲みたくなりましたが、車だったので我慢しました。

暑い季節には、「鬼おろし蕎麦」がお気に入りです。

余談ですが、日清どん兵衛の鴨だしそば、これ、インスタントとは思えぬ美味しさです。きつねそばもgoodです。侮れません、どん兵衛さん。

もうひとつ、美味しくてびっくりしたのが、愛媛の「紅まどんな」というみかん。
TVで紹介していたので取り寄せました。

贈答用は1個1000円近くするものもありましたが、家庭用を頼んだので安くすみました。


それでも、これだけで3800円しました。やっぱり高いです。

でも、食べてみて、満足、満足~。




皮が薄く、果汁が溢れんばかりなので、手で剥かずにオレンジのように切って食べますが、まるでオレンゼリーのようになめらかでジューシーです。

12月だけ収穫されるとのこと、今年もフンパツしましょう!

上海蟹と世界一のピータン

2011年10月30日 | グルメ
 さて、今回も食べました、食べました!
中国に慣れたのか、中華が続いてもOKな身体になったようです。

今の季節、香港では上海蟹が出回っています。
上海料理は広東料理に比べるとあっさりしていて、我々世代にはありがたいです。


見事な上海蟹。大きいのはかなりのお値段、小さいのは食べた気がしないので、私達に合ったそれなりの大きさにしました。


お店のお姉さんが食べ易いようにさばいてくれます。

う~~ん、ミソが濃厚~~!
足は細いので食べるところがちょこっとなのですが、前の週に中国のファミリーと上海蟹を食べた時に、身の取り出し方を伝授してもらったので、余すことなく食しました。


この海老の炒め物も上海料理の定番ですが、上品で美味しいです。

もうひとつ、今回の衝撃の一品はピータンです。
「ヨンキー」というお店ですが、香港在住の方からも、日本のシェフからも勧められたので、行ってみました。


これが、噂のピータン。世界一と言われているそうですが・・・。
私が今まで食べていたピータンは何だったんだろう?・・・と思うくらい、別物の極上品でした。

中はとろっとろ、外はゼリー状で、付け合せの生姜とよく合います。
1個100円くらい・・・何でもっと頼まなかったのかしら~。

このお店はがちょうのロースト、チャーシューも有名です。


私はチャーシューのほうが好きかな。

他にオーダーしたのは

魚の蒸したもの。葱と生姜がアクセントになって、淡白な白身が美味しいです。


海老の揚げ物と野菜料理。私は「かいらん」と呼ばれる青菜が大好きです。

もう1軒の「喜記」というお店の海鮮料理もgoodでした。

上海蟹ではありませんが、やはり、蟹料理が名物です。何たって、お店の名前の横に蟹将軍と書いてあります。


渡り蟹かな?調理してもらって出てきたのは・・・

チャーハンの中に蟹!?と一瞬思ったのですが、この茶色い粒々はチャーハンではなく、全てにんにくです!
一体、この一皿にどれだけのにんにくを使っているのでしょう!

にんにくが利いて香ばしくメチャ美味。
大量のにんにくを残すのは勿体無いので、白いご飯を貰って、ご飯にかけて食べたら、これがまた最高のご飯の友になりました。

さらに、シャコの揚げ物。身が甘くて、これまたメチャ旨!


カロリーが高そう?・・・そんなこと気にしてる場合じゃありません!
どんどん食べます、食べます!

香港スウィーツで一番のお気に入りはやはりコレ↓

マンゴーとタピオカにザボンが入って、甘いのにさっぱり。〆にはぴったりです。

帰国してからは粗食にしたのは言うまでもありません。。。






野菜料理で今日も元気!

2011年09月21日 | グルメ
 台風が近づいています。
外出の予定でしたが、車を運転中に猛烈な雨に見舞われた為、Uターンして帰ってきました。
こんな日はおうちでパソコン、がいいですね。

と言っても、特に書くほどのイベントもなかったので、最近ハマってる野菜料理をご紹介しまーす。

まずは、イタリアンから。
スペルト小麦のサラダです。

スペルト小麦(成城石井で売っています)を茹でて、トマト、バジル、玉ねぎ、胡瓜、セロリを合わせ、塩、レモン汁、オリーブオイルで味付けします。



スペルト小麦のもっちり&つぶつぶ感が癖になる一品です。
当然・・・ワインによく合います。

次は・・・

何じゃこれ?・・・ですが、胡瓜と生姜のせん切りの春巻きです。
TVでピーターさんが紹介していたもの。
TVでは、油で揚げていましたが、カロリーダウンを狙ったのと面倒だったので(こっちの理由が大きい)、フライパンで焼きました。

あっさりしていて、いくつでも食べられちゃう。
これは当然・・・ビールによく合います。

最後は・・・

これも何じゃ?って感じで、ちっとも美しくありませんが。
モロヘイヤのチヂミです。中身はモロヘイヤと玉ねぎのみ。生地に出汁を入れるのがポイントです。
モロヘイヤって身体にいいとはわかっていても、調理法がお浸しぐらいしか思いつかず・・・でも、あんまり美味しくないので、めったに買うことはなかったのですが、チヂミにしてからすっかり、モロヘイヤのファンになりました。

ピリ辛のタレをつけて食べると、どんどん進みます。
これは・・・焼酎に合うかな~。

相変わらずのひどい写真ばかりで、どれも不味そうですが、結構いい味してる~と自己満足しています。

さて、今週末から中国の深センと香港にしばらく行ってきます。
今回は途中で2組のお友達が順番に来てくれるので、とっても楽しみにしています。

また、珍道中のご報告が出来たらいいのですが。


ひとりジンギスカン

2011年06月25日 | グルメ
 ムシムシの毎日ですね~。
こんな日は生ビールが特に恋しくなります。

先日、TVでジンギスカンをジュージュー・・・というのを見てから、ジンギスカンが食べたくて食べたくて仕方がない状態が続いていました。

特に大好きというわけではないのですが、ジンギスカンが頭から離れないのです。

ワインスクールでボルドーやブルゴーニュの芳醇な香りと奥深い味わいをテイスティングしている時でさえ、生ビールとジンギスカンのシーンが邪魔をする始末。
これは重症です。

でも、わけあって、今はわんこと二人暮らしの我が身。
一緒に食べてくれる人がいない!
しかも、近所のスーパーには売っていない!

思い切って、友人とのランチで、お店どこにする~?という会話の時に、ジンギスカンなんてどう~?と言ってみたのですが、あっさりきっぱり全員に却下され・・・。

もうどうにも我慢できなくて、ワインスクールの帰りに、有楽町の交通会館内にある北海道どさんこプラザ(だったっけ?)に寄り、買っちゃいました!!

土曜日のお昼、掃除を済ませ、筋肉トレーニングで汗をかき、シャワーを浴びて、さあ!ジンギスカンです!
専用のお鍋がないのでフライパンで、野菜はカロリーを抑える為に蒸し野菜にして、生じゃないけど、ビールも用意して、ジャーン!


何だか、また写真がボケてるし、全然美味しくなさそうに写ってるけど、それなりに美味しくて、満足しちゃいました。
やっとこれでジンギスカンの呪縛から解き放たれそうです。

お昼から一人でビールとジンギスカン。究極のオバサン道をやってしまいました。

今度はひとりホルモンもやってみようっと!

久々のフレンチ

2011年06月16日 | グルメ
先日、青山のフロリレージュに友人達とランチに出かけました。

なかなか予約が取れないこのお店。
実は、震災直後の日に予約していたのですが、さすがにキャンセル。

3ヶ月経って、やっと行くことが出来ました。

前菜は、ホワイトアスパラガスのポワレ、イカスミのソースか、定番のフォアグラとメレンゲのコントラストのチョイスです。
旬のホワイトアスパラも魅力だったけれど、やはり、久々にフォアグラ食べるモードに朝からなっていたので、フォアグラを。



いつにも増して、今日のフォアグラは大きいような・・・。
これはやはり、ワインが必要でしょう。フォアグラに合う、甘口の白ワインを頼んだら、アルザスのゲビュルツトラミネールのグランクリュ(特級畑)が出てきました。
しっかし・・・少ない~~!
テイスティング?かと思うほどの量です。
ちびちび舐めながら、フォアグラとともにいただきましたが、ちびちびじゃあ、ワインとのマリアージュがイマイチよくわかりません。
この3倍は飲みたかった・・・。

でも、フォアグラは最高!

メインは3種類から、シャラン鴨のローストを選びました。



こんなに美味しい鴨を食べたのは初めてです。
ジューシーで臭みが全くなく、ローストの香ばしさもあって・・・。
付け合せの蕪も美味しい~。どうやって作るのかしらん。

やはり・・・ここは赤ワインが必要です!
ブルゴーニュを頼みました。またもや、グランクリュのもので、鴨によく合いましたが、後でお勘定を見たら、この赤ワイン少な目一杯で、2000円くらいしていました。
ランチが4200円なので、ワインの高さが身に染みます。
あのぉ~~、グランクリュじゃなくても、もうちょっとお安いワインでもいいんですけど~。
質より量を取るタイプなんですぅ。

ここはメインがもう一品出てきます。やはり、シャラン鴨の腿肉の赤ワイン煮こみです。


パスタの下に煮込みが隠れています。
こうして、素材を違う料理で出してくれるのが嬉しいです。

デザートはホワイトチョコレートの何か・・・。意外とさっぱりしていて、しつこくないのです。


帰りには、必ず、イケメンのシェフが見送ってくれます。
イケメンなのに感じがいいのです(この言い方はちょっと変?)。

ワインが高くて、結構な値段になってしまったけれど、また行きたい、行かなくっちゃ!と思わせられるお店です。


さて、梅雨ではっきりしないお天気が続いていますが、我が家の玄関先に昨年植えたソテツから新芽が出て、新しい葉が勢いよく天に向かって伸びています。

力強くて、何だか元気を貰えそうです。

ずっと放っておいた多肉植物からも、こんなに可愛いお花が咲きました。


今年はあじさいもいっぱい花が咲きました。

お手入れしなくても、何とかなるものですね・・・あはは、お水だけはちゃんとあげていますよ~。

今月のささ木のお料理は・・・カニ!

2010年12月08日 | グルメ
 京都に行った第一の目的は・・・「祇園ささ木」です。
5月のゴールデンウィークに行った時、次の予約を入れたのが、今月だったのです。
友人夫婦と4人の夕食です。

ささ木に行く時はいつもワクワク、ドキドキ・・・。
ちょっとおしゃれしていかなきゃ!と、一旦ホテルに戻って、紅葉見物のカジュアルな服装から、ワンピースに着替えて、乱れた髪も整えて、お化粧直しもして・・・いざ!

今月はたぶん、カニがメインだろうと予想していました。やはり・・・


まずはせこ蟹です。身はグレープフルーツと和えてあります。そして、内子のムース仕立て。う~~ん、最初から唸ります。


かますの焼物。香ばしくてふっくら。



椀物。高級魚、クエの蕪すり流し。お椀の蓋が季節に合っていますね~。


お造り色々。どれも最高の素材です。大トロの握り・・・もっと食べたい。


雲丹の握り。こんなに大きな一片の雲丹は初めてです。雲丹をお塩でいただくのも初めて。
これも、もっと食べたい。


箸休めのお大根の炊いたん。味が染みまくってます。聞くところによると、一週間ほど寝かすとか。

さて、いよいよ蟹の登場です。津居山漁港から仕入れた、大きなずわい蟹です。まだ生きています。

大将が目の前でさばいてくれます。

綺麗にカットされた蟹の足。このまま釜の中へ。

まず、半生の状態で1本。次はもう少し焼いて1本。これも・・・もっと食べたい!


あまりの美味しさにみな絶句。唸るしかありません。


蟹の衝撃がまだ続いてる中、次は軍鶏のスープ仕立て。歯ごたえと旨みが絶妙です。


ああ、最後のご飯になってしまいました・・・。
蟹チャーハンです。ご飯よりも多いんじゃないかと思わせるくらいの蟹の量です。蟹ミソも入っていて絶品です。
これはお代わりができます。私は2杯でしたが、主人は5杯食べました!

この後、梨のコンポートのようなデザートが出て、夢のような時間は終わりました。

決して安くはないけれど、こういう贅沢もたまにはいいでしょう、これを楽しみに頑張って働きましょう(主人が)・・・ということで、次は筍を食そうと、春に予約を入れてしまいました。

私はせめて、また明日から500円玉貯金に精を出します。


新幹線のほうが便利だけど、マイレッジの魅力には遠回りも我慢、我慢。
機内からの雪化粧した富士山。日本に生まれてよかったと思えた、今回の旅でした。

Thank you!

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