北欧スウェーデン の生き方情報 スウェーデン報

北欧スウェーデンの日常を生活者目線でお伝えします。
幸せの国、北欧スウェーデンのなるほど〜な生き方をお伝えします。

バラの町

2023-10-02 21:05:18 | 観光


ゴットランド島の中心地。


「バラと廃墟の町」ヴィスビー(Visby)
玄関脇にバラを植えています。

ゴットランドのウリを作るために、島民が家の前にそれぞれバラを植えたのだそうです。

で、バラの街と呼ばれています。

 

町民全員が一致団結して何かすると、インスタ映えしちゃう観光地になっちゃう好例ですね。

 

雰囲気がいいので、スウェーデンのみならず世界中からアーティストがこの街に住むために集まってきます。

 

なので・・・・家賃が高い・・・


正面に見えるのが、唯一残る教会
サンタ・マリア大聖堂です。


きれいな街角でしょ


きゅうり細工

2023-09-23 20:50:04 | 行事


マルモ祭の一角できゅうり細工をやっていました。
娘のおふろの親友のポーリーナ。
きゅうりで動物を作っているところです。

ワニの見本がありますね。


日本のお盆に飾るナスやキュウリの馬みたいですが、
作るものには国際色がでるようです。

ポーリーナも昨年、母になりました。

娘も今年、母になります。

 


あばらやの3人

2023-09-17 20:59:20 | 生活

ほうらね。楽しそうでしょ。


あばらや

2023-09-11 10:17:50 | 生活


あばら家。
日本だったら、危ないので、すぐに取り壊されたり
立ち入り禁止になっていそうですが、
こんな廃屋があります。

子供たちがそこで、「あばら家遊び」。

子供のころ、あばら家で遊ぶ「カッレ君」たちの話を
うらやましく読んだわたしには、
ここは、郷愁すら感じる場所でした。


ディルでゆでたザリガニ

2023-08-31 23:21:25 | スウェーデン

おそくなっちゃったけど、8月8日はザリガニの日。

スウェーデン中で(フィンランドでもあるらしいが)ザリガニを食べる日。

汚れてもいいようにザリガニ柄の紙のエプロンをして、子供の誕生会みたいな紙の三角帽を被り、折りた単であるのを広げて丸くするとシュールな顔が書いてある「ザリガニの月」を飾る。

この季節だけ、沼や池で「ザリガニ漁解禁」になる。

ディルと塩で茹でたザリガニをテーブルの真ん中に山盛りにして、チューチュー味噌を吸い、バリバリと食べていく。

IKEAでも冷凍ザリガニは買えるようなので、来年は、ぜひ、ザリガニパーティやってみて。
 
あ、IKEAのホームページで見たら、ザリガニパーティを開催もしているようです。

画像はIKEAのホームページから過去のパーティの様子 大人2500円。





夏のエーランド島はスウェーデン皇室の避暑地

2023-08-19 10:49:57 | イギリス

スウェーデン王室は、夏をバルト海エーランド島で過ごす。

ソリデン宮殿というのが島にある。

 

ヴィクトリア王女は7月14日が誕生日。

毎年、島で盛大に誕生会を開く。
Victria's dayと呼ばれている

今年で46歳。

スウェーデン王室では、ヴィクトリア王女が第一子として生まれた時に、

これまで男性直系の継承だった王位を女性も継承できる様に法律を変えた。

その後、フィリップ王子も誕生したが、ヴィクトリア王女が第一継承者。

 

彼女の子供も最初に生まれたのがエステル王女だったから、

この可愛らしいお嬢さんが、次の次の国王になるというわけ。

 

日本の皇室も直系男子にこだわりすぎることないと思うけどなあ。



 


マルモの図書館

2023-08-09 23:54:19 | 生活



マルモの図書館です。


大きな上の画面が、旧館。


その右側に続くのが、下の画面、新館。


スロッツ公園の一角にあり、環境も最高。


旧館の趣も素敵ですが、新館は、2階から4階まで吹きぬけ、総ガラス。


蔵書も、豊富です。外国語の本も多い。


帰国した人が寄付したものも含めて日本語の本もかなりあります。


ああ、こう言う環境で、勉強したら、今ごろは・・・


いや、環境のせいには、すまい・・・



さて、貸し出し期間はたっぷり一ヶ月。


「何冊まで、借りれるの?」


「持てるだけ。読めるだけ」な~るほど。


返却が遅れても督促状は来ませんが、


一日につきいくらという罰金が課金されます。


フランス ナントの大事件

2023-07-26 20:24:24 | 観光

予告通り長編です。

  ++++++

「こんなことになるなら、あそこで別れなければよかった」

フランス北西部の街ナントの駅の構内で、私は7歳の娘と二人で、夫と息子を待っていた。

夫は、筋金入りの方向音痴。

自他ともに認める。

そう、私だってそんなことは嫌というほどわかっている。

 

でも、ランチ食べかけの娘をせかして駐車スペースに戻りたくはなかった。

 

ヨーロッパの路上駐車は、料金先払い。

 

払った証拠のチケットを車内の見えるところに貼っておく。

 

監視員が来ることはほとんどない。が、万一、監視員が回ってきて、時間切れの駐車チケットが見つかると、目の玉が飛び出るほど高い罰金が取られる。

 

善意を信じているが、裏切ったら、ひどい目に遭うよ。ということなのかもしれない。

 

小心者の私は、娘のランチを途中でやめさせるか、すでに食べ終えた夫と息子だけ先に車に返すかの二択を迫られた。

 

で、直線1ブロック先に止めてある車に乗って、2ブロック先のナント駅にあるツーリストインフォメーションで待ち合わせという決断を下した。

 

だって、直線たった3ブロックで迷うとは思わなかった。

 

それに、誰に聞いてもわかるナント駅に来るのに迷うとは思わなかった。

 

なのに、別れてからすでに2時間。いまだに夫と息子と車は駅に着かない。

 

 

実は、1時間ほど前、正面から走ってくる我が家の愛車を見つけた。

 

「あー、ようやっと来た」

 

娘と二人で大きく手を振った。

 

目があったような気がした。のに、車は直前の信号で右折してしまった。

 

「え、なぜ、直進すれば駅なのに」

 

すでに、1時間以上も待っている私たちは、驚愕した。

 

でも、ここまで来たなら、きっと1周回ってすぐに戻ってくるはず。

 

なにしろ、引越し直後には、家に帰り着くのに2倍以上の時間がかかってしまう夫だ。

近隣をぐるぐる回ってたどり着くという不思議な予測不能な方向感覚を持っている。

 

しかし、あれから1時間。

 

「これはもしかして、もう一つあるツーリストインフォメーションに行ってしまったか」

 

ナント駅のツーリストインフォメーションと言ったはずだが、ちゃんと聞いていないということも十分ありうる。

 

仕方がないので、タクシーで行ってみる。

 

いない。

 

そうだよね。駅って言ったもの。

 

すれ違いを恐れて、慌ててタクシーで駅に戻る。

 

何しろ私たちは、これから、ナントから車で1時間ほど離れた港からアトランティックオーシャンに浮かぶユー島

(Île d'Yeu)で3週間の夏休みを過ごす予定なのだ。

島のサマーハウスを一軒借りている。

 

管理人も今日の到着を待っているはずだ。

 

港から出る船に乗り遅れるわけにはいかない。

 

イライラしながら、駅から動くわけにもいかず待ち続ける私と娘。

 

 

 

2時ごろ別れたまま、午後7時になっても来ない。

 

ツーリストインフォメーションもすでに閉まった。

 

 

車なら10分もあれば通り抜けられそうなナントの街。

 

なぜ、来ない!

 

 

方向音痴の夫のこと、隣町までドライブしてしまったということもありうる。

 

それにしてもそろそろ5時間。

 

 

怒りは心配になってくる。

 

 

最終の船は9時。

駅で待つのを諦めて港にバスで行くことにした。

 

 

最終の船の時間は念を押して伝えてあるので、遭えないとなったら、そこに直行しているに違いない。

 

だいたい彼の携帯を私が持っているのだから、電話の一本ぐらいかけて欲しい。

 

ふたたび、怒りがわいてくる。

 

 

黄昏の中、フランスの見知らぬ街をバスで港に向かう。

 

 

しかし、最終船にも、彼らは現れなかった。

 

 

 

 

さて、問題だ。

 

 

というのも、夫は、目的地のサマーハウスの住所も電話番号も知らない。

 

現金は私。パスポートも私。彼が持っているのはクレジットカードだけ。

 

荷物は車。でも、車から荷物を降ろすためにまず外さなくてはいけない自転車の鍵は私。

 

携帯電話は、私。でも、充電器は向こう。

 

 

会えなかった場合に起こることを考えると、想像しただけでも恐ろしい。

娘と二人で帰国するしかないのか。

 

 

 

 

島に渡る船の中の1時間。

きっと向こうの港で待っているに違いないと祈りながら、普段なら確実に船酔いするのに酔いもしない。

 

 

心配事は船酔いによく効く。

 

 

薄暗闇の中、島が見えてきた。灯台のある岬の先端に男性がひとりたっている。

 

あ、あの中年太りのシルエット、夫だ!

 

 

甲板から大きく手を振る。

 

シルエットが大きく手を振り返す。

 

なあんだ。やっぱり、先に来てたのか。

 

再び元気よく手を振る。

 

再び振り返す。

 

そうこうするうちに、船が岬に近づき、シルエットの実態が見えてきた。

 

ん、別人…。

 

 

ただの陽気な観光客だったのか。

 

ま、向こうも馬鹿に元気よく手を振る陽気な乗客と思っていただろうけど。

 

 

結局、港で待っているかもしれないという期待も裏切られ、予定よりかなり遅れて到着したことを詫びながら、鍵を預かっている管理人さんに港まで迎えに来てもらう。

 

 

既に深夜11時近い。さすがの夏のヨーロッパでも日が沈んで暗い。

 

 

疲労困憊のボロボロの東洋人の母と娘。

 

しかも、着の身着のまま。

 

疲労を加速させたのは、フランスでは英語が通じないという事実。

 

 

何度も確認に行ったナントのツーリストインフォメーションの係の人に、

「ここで夫と待ち合わせなんだけど、それらしい日本人を見かけなかったか」

と尋ねるだけで一苦労。

 

 

バスの便を確認する案内の窓口で、格闘。

 

さらに、切符売り場で、格闘。

 

 

通じないながらも、みんな親切。

 

切符を買えない私に自動販売機まで、付いてきて手伝ってくれたりした。

 

 

もしかすると、私の身振り手振りと単語で、わかったふりをしていたが、理解していた内容は、

「夫に捨てられた可哀想な妻と娘」だったのかもしれない。

 

そういえば、視線にかすかに同情の色が。

 

 

管理人に事情を説明して、万一、事故にでもあっているかもしれないと警察に問い合わせもしてもらう。

 

 

とりあえず、明朝、1番の船から港で待ってみると伝えて管理人には帰ってもらう。

 

 

念の為、電源をONにしておいた携帯電話。

 

でも、もう、ほとんど電池がない。充電器は車。

 

そして、それは、夜中に悲鳴のようなビーッを2回鳴らすと、こときれたのだった。

もう、これで、完全に連絡手段は絶たれた。

 

 

 

翌朝は、見ず知らずの隣家のドアを叩いて、タクシーを呼んでもらう。

 

なにしろ、タクシー会社もフランス語のみ。

 

とても、見知らぬ土地の住所を伝えることができない。

 

恥ずかしいだの、ご迷惑だの考えている余裕はない。

 

 

1番の船が着く。

 

娘と二人で、じっと見つめる乗客の波。

 

でも、いない。

 

無事だったら、最初の船でくるだろう。

 

さては、別の島に行ってしまったか。万事休す。

 

 

2番目の船が着くまでの間に島のツーリストインフォメーションへ。

 

やっぱり英語が通じない。

 

「だれか、英語のわかる人いませんか」

 

と店内に声をかけて、客に通訳を頼む。

 

 

「夫とはぐれた。島に来ていれば、きっとここを尋ねるだろうから、このメモを渡して欲しい」

「着替えもないので、スーパーマーケットの位置を教えて欲しい」

 

 

おかげで、滞在中。ツーリストインフォメーションを訪ねるたびに、好意的な眼差しで、迎えてもらえるようになった。

 

 

しかし、聞くところによるとその島を訪れた初めての日本人(らしい)とのこと。

 

思いっきり日本人のイメージを下げました。ごめんなさい。

 

 

 

 

さて、2番目の船、到着。

人の波。

 

いない、いない。岸壁の母の気分。(ふるっ!!)

 

 

あ、いたあ!

 

 

娘と二人で、階段を駆け上って、夫と息子に抱きつく。

 

 

「あえてよかったぁ。あえてよかったぁ」

 

 

涙目。はぐれるのも数時間だと怒りが湧くが、一晩を超えると怒りは喜びに変わるということがわかった。

 

 

周囲のフランス人旅行者たちは、日本人というのはずいぶん派手な会い方をする国民なんだなあと思っただろう。

 

 

 

 

次回からは、目的地と携帯番号と現金をちゃんと渡しておかなくちゃ。

何より夫の方向音痴をあなどってはいけない。

 

 

旅先の迷子はスリリング。

 

 

でも、人の親切に心から感謝できる。自分の色々な感情の波のりができる。そして多くの教訓を得る貴重な体験だ。

 

ちなみに夫が2番目の船で来た理由はこうだ。

「最初の船だと、きっとすごく怒っているだろうから、フェイントをかけて2番目の船にした」

 

 

彼も多くを学んだようだ。

「たまにはいいよね、こういうのも」

「いえ、二度とごめんです」

 


ブルージュ

2023-07-24 21:28:28 | 観光




どうやらこの頃は大陸旅行にでていたようです。
フランスの島大事件?!の時ですね。

フランスの島大事件は、次回アップします。

長いけど読んでね。

本日の画像は、その時に立ち寄ったブルージュ。
町中がテーマパークのように綺麗な街でした。
伝わるかなぁ



エルク料理

2023-07-16 16:29:19 | 食べ物


エルクの狩猟許可を持っている知人宅でごちそうになりました。
エルク料理。
狩猟許可が出ている頭数を倒すと、
冷凍保存して一年間にわたって食べるのだそうです。

エルクの狩猟はグループでするので、獲物は山分け。
う~ん。バイキング的???!!!

味?
シカ肉の味って、わかる?
一番近いのは牛肉かなあ。