WHITE STREET 徒然記

フォトグラファーの端くれである吉澤忍の気まぐれブログです。

子育ての現場から

2012-06-28 09:34:17 | Weblog
ケリの観察を続けて3年目、彼らにとっての色々な出来事に遭遇しまシタ。

繁殖のシーズンが3月半ばから開始するのデスが、
巣を作る場所によっては田起こしをするトラクターによって壊されたり、
雛が無事に孵ったにしても、イタチ、ネコ、カラス、チョウゲンボウ、ヘビ等の捕食者の存在もありマス。

そういうのを踏まえた上なのか、
卵や雛が全滅した後でも、めげずに営巣を試み、無事繁殖というペアも見てマス。
繁殖期が3月から7月と長いのはそういった事情からなのデスかねぇ。


手前の田圃から道路の向こう側の田圃に親が誘導しようとしているのデスが、
深い農業用水路に阻まれ右往左往の雛。

そうこうしているうちに…

………
ポチャン
あ!落ちた!!

1匹が落ちたのを確認して、様子を見まシタ。
体重が軽いのか浮いていた為、ちょっとすくいあげてみまシタ。


そうこうしているうちに2匹目も… ポチャン
…おいおいw

2匹をすくい上げて田圃の畦道に戻しまシタ。

生後3日~5日ほど。

梅雨空の晴れ間に

2012-06-18 00:48:53 | Weblog
ケリの撮影等を午前中にしてきまシタ。
M・Mさんのブログではよくメジャーが脇に出ていて、大きさが把握しやすかったので
自分も車の中にメジャーを常備する事にしまシタ。

今回はケリの巣と卵の隣にメジャーを置きまシタ。

卵の大きさは約5cmである事がわかりマス。

そんな観察をしている間に
以前にブログで紹介したハシボソガラスの「残雪くn」(愛称)、
撮影することが出来まシタ。

羽をたたんで風切羽の1枚だけが白いように見えマスが、
左右共に3枚ずつ、計6枚が白いのデス。

雨の中…

2012-06-12 13:20:09 | Weblog
所用で役所に出向いた後に、
自然生態園に植えられているヤマモモの様子を見に行きまシタが、
実はまだまだ緑色で食べれそうにもありませんでシタ。

そして、
「希望の家」に荷物を取りに行き、そのついでに…


桑の実を摘んでまシタ(・ω・)ノ

これでジャムが出来ないか、検討中デス。

わくわくサイエンス教室 ~古墳時代の歴史のロマン銅鏡を科学しよう!勾玉を作ってみよう!

2012-06-11 17:42:22 | Weblog
豊橋での演奏にも顔を出したかったのデスが、
子供達のイベントが大事デス。

また、今回のイベントには
名古屋のケーブルTV局のスターキャットさんの取材も。


プロローグとして・・・
自分が子供達に古代の銅鏡の時代背景と
どうして銅鏡が古代のハイテクなのか、
最後には「三種の神器」のお話をしまシタ。

午前は土岐商業高校の自然科学部の顧問の先生と生徒さんによる
銅鏡を科学するという事で…
銅と錫を使った合金、いわゆる青銅の配合率によって色が変わったりすること、
鏡にする研磨の技術のプレゼンがなされ、
次に、お待ちかねの実験タイム♪



合金の分かりやすい実験ということで、
水酸化ナトリウム水溶液と粉末亜鉛を混ぜ、それをコンロの上で温めマス。
ちょっと鼻に付くガスが出マスが、温まったところで銅線を投入。
すると見る見るうちに銀色に!
銅線の上に亜鉛めっきが施されるのデス。

亜鉛めっきされた銅線を火にかけると…

金色に!

銅と亜鉛の合金、即ち真鍮めっきを作る実験デス。

残った時間でヘビ紐や紫外線を吸収すると色が変わる物質などなど、
大人でも十分楽しめまシタ。



午後からは勾玉作りデス。

とにかく削る!

削る!

そしてひたすらに磨いて・・・

完成デス。



勾玉を作る

2012-06-04 11:44:43 | Weblog
今週末の10日に
「わくわくサイエンス教室」で・・・
「古墳時代の歴史のロマン銅鏡を科学しよう!勾玉を作ってみよう!」
を企画してマス。

そこで作る勾玉の試作をやってみまシタ。
教える側がしっかりとやっておかないと♪

軟らかい材質の石を150番の紙やすりで形を整え、
600番の紙やすりで表面を磨いていきマス。

石と格闘する事、約1時間半。
TOPの画像のように完成デス。

気を付けなければならないのは、
落としたら傷が付く、割れやすいという事デスね。

これもまた集中力が試されマスね。