F1 スペインGP 予選
2017年 フォーミュラ1 第5戦 スペインGPの予選が13日(土)、バルセロナのカタロニア・サーキットで行われ、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がポールポジションを獲得。また、フェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ)が今シーズン初のQ3進出を果たし、7番グリッドを獲得した。

ポールポジションを獲得したルイス・ハミルトンは、2番手のセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)をわずか0.051秒差上回る1分19秒149を記録し、今シーズン3度目のポールポジションを獲得。

2列目にはバルテリ・ボッタス(メルセデス)とキミ・ライコネン(フェラーリ)が並び、奇数列のメルセデス、偶数列のフェラーリでの1コーナーのバトルに注目が集まる。ひとつ後ろの列からはレッドブル勢が表彰台を狙う。

マクラーレン・ホンダは、フェルナンド・アロンソが今シーズン初のQ3進出を果たし、7番手タイムを記録。初日にエンジンが故障するハンデを負ったアロンソだったが、渾身の走りで母国のファンを沸かせた。

1番手:ルイス・ハミルトン (メルセデス)

「本当に激しい予選だった。僕たちはポールポジションを獲得するために出来る限りのタイムを搾り出さなければならなかった。予選にむけて少し変更を施した。クルマの感触は素晴らしかったし、とても満足していた。レースペースは良さそうだし、いつものようにチームは今週末素晴らしい仕事をしてくれている。ファクトリーのスタッフはもう聞き飽きているかもしれないけど、彼らは本当に素晴らしい仕事をしてくれている。今週末、フェラーリとの戦い続けるために、この前進を果たし、素晴らしいパッケージをもたらしてくれたことに心から感謝している。その努力が無駄にならないように日曜日は全力で頑張るつもりだ」

2番手:セバスチャン・ベッテル (フェラーリ)

「メカニックがどうやってそれを成し遂げたのかわからない。まとめなければならない多くの仕事があった。チームに心から感謝したい。午前中は望んでいたことができなかった。僕たちはトラックとクルマを知っているし、それが機能していることはわかっている。最終的にポールポジションを取れたかもしれないけど、シケインのエイペックスでミスをしてしまった。そこでちょっと遅れをとり、少しタイムを失ってしまった。でも、全体的にフロントローにクルマを並べられたことは大きな成功だ。僕たちは本当にいい仕事をしていると思う。問題に気付き、それを修復することができた。明日はレースのリズムが掴めているので大丈夫だと思う。クルマにペースがあるときはより簡単だ。いつもスタートはいいと思うし、様子を見てみるつもりだ。でも、明日には自信を持っているし、笑顔でいたいね」

3番手:バルテリ・ボッタス (メルセデス)

「今週末の大部分で僕たちはフェラーリを上回ってきたけど、Q3では彼らが腕を見せてきた。今日はエンジン交換で始まり、古いエンジンに戻したこともあり、常に後れを取っていた。予選を通してマシンのリアのスタビリティに本当に苦しんだし、良いリズムを見つけるのが難しかった。僕にとってはベストな予選セッションではなかったけど、チームが成し遂げた仕事には満足している。今日はルイスがとても強かったし、速かった。ソチよりはターン1までの距離が短いけど、過去に2列目からポジションアップは目にしている。僕の以前に3番手からうまくやれたことがある。まだ全てがかなりオープンな状態だ。レースペースには満足していし、明日に向けては楽観的だ」

4番手:キミ・ライコネン (フェラーリ)

「週末全体でクルマは機能しているし、それには満足しているけど、予選結果には落胆している。今日の路面コンディションは、昨日よりは良かったものの、ちょっとトリッキーだった。スピードはあると感じていたけど、あちこちで苦戦していた。小さなミスをして、縁石にヒットして、膨らんでしまった。良いラップをまとめることができなかった。明日もトライしてく。レースのために何百もの戦略を立てることができるけど、状況が望んだとおりに進む保証はない。2台のクルマの戦略はわかっているけど、他のクルマがどうするかはわからない。正しいタイミングで藩王して、正しい決断をしていくつもりだ。DRSエリアの長さが延長された。大きな違いが出るかはわからないけど、少しは役に立つだろうね」

5番手:マックス・フェルスタッペン (レッドブル)

「とても良い予選だった。とてもスームズに進めることができたし、トラブルもなかった。狙い通りのラップが出来たと思う。クルマはこれまでのシーズンでベストだったし、今日のバランスにはとても満足できた。ポールポジションからわずか0.6秒というのは良い業績だ。ソチでは1.5秒差だったので満足していいと思う。チームはクルマのアップデートを準備するために本当に懸命に働いてきたし、彼らに心から感謝している。僕たちはパッケージとその働かせ方を理解するために週末ずっとアップグレードを研究してきた。セットアップが決まったあとは快適に感じることができた、それがうまく組み合わせられて、予選の成功に繋がった。良い前進だし、残りのシーズンのための堅実なプラットフォームを与えてくれる。いつものように僕たちはギャップをさらに縮めるために懸命にプッシュしていく。バルセロナに戻ってくるのはいつも嬉しい。ここでは多くのラップを走ってきたし、僕に合っている。去年目にしたように、ここでは決勝で何が起こるかわからない。僕たちのレースペースはOKだと思うし、様子を見てみよう」

6番手:ダニエル・リカルド (レッドブル)

「アップグレードがあるとはいえ、今日ここでポールを獲れるとまでは期待していなかった。僕はまだ予選で上位勢から1秒くらい遅れている。でも、マックスはもう少し近かったし、それはチームにとっては良いことだね。個人的に僕は最終セクター、特に最後の2つのコーナーに苦しんでいる。どうしてもシケインでスピードを維持できなくて、タイムの大部分をそこで失っている。ラップの残りの部分に関しては全力を尽くせたと感じているし、高速コーナーのバランスはかなりいい。クルマにはまだポテンシャルがあるし、僕たちはそれを解放する必要がある。でも、今週末は確実に何かを見つけられたと思うし、上位勢とのギャップも少し縮まった。レースではフェラーリ、メルセデスと対等に戦えたら嬉しいけど、メインはマックスと僕とのバトルになるだろう。何か違うことを試すことを検討するかもしれないし、トップ2チームにプレッシャーをかけられるように2台で戦略をわけるかもしれない。面白いレースになると思う」

7番手:フェルナンド・アロンソ (マクラーレン・ホンダ)

「今日は、すべてがうまく進み、あらゆることが期待以上の出来だった。昨日はあまりいいスタートが切れなかったが、今日の結果は今季のこれまでの予選結果を考えると、当然のことながら非常にうれしい気持ちだ。予選7番手というのは、事前に予想していなかったポジションだ。昨日はほとんど走行できなかったが、今日はマシンがかなりいい動きをしていて、アップグレードの効果も確認することができた。風が強く、難しいコンディションだったにもかかわらず、今日はすべてをうまくまとめることができ、マシンに対して自信を持てる一日になった。そのおかげで予選ではプッシュすることができ、0.1秒単位でラップタイムを削ることができた。ここスペインのファンのみんなからの熱い声援は、いつも僕に大きな力を与えてくれる。なので、接近した予選の中でもいいラップタイムを記録できたのは、みんなのおかげだと思っている。チームのメンバーは常に懸命に仕事をしてくれている。今日は彼らにもいい結果を届けることができた。僕たちが上位を目指すために、常に競い合うべきライバルチームのマシンに囲まれながら明日グリッドにつくのは、チーム全員にとって励みになる。ただ、レース本番は明日であり、そこで結果を残してようやくポイントを獲得できる。いいレース戦略を立てて、好スタートを切った上で、このポジションをできる限り維持できるように全力を尽くす」

8番手:セルジオ・ペレス (フォース・インディア)

「8番手にとても満足している。フェルナンド(アロンソ)にわずかな差で負けたことにはちょっと落胆しているけどね。プラクティスセッションは厳しかったので、この結果はちょっとしたサプライズだ。でも、チームは今日の午後に全てを正してくれたと思う。ウォームアップラップのアプローチの仕方が僕たちのパフォーマンスの鍵だったと思う。タイヤを正しいウインドウに入れることができたし、重要な場面でグリップを見い出すことができたからね。長いレースにないそうだけど、僕にはQ1でなんとかセーフした新品のタイヤセットがあるので、それが明日違いを生みはずだ。ここはオーバーテイクが難しいので、スタートでいくつか順位を上げられることを願っている。僕たちの後方には何台か速いクルマがいるし、挑戦を受けるだろうけど、僕たちは良いレースができると思っている」

9番手:フェリペ・マッサ (ウィリアムズ)

「素晴らしい予選ではなかった。今日僕たちが達成できるベストは7位だとわかっていたけど、9位だったからね。予選を通して、特にセクター3でタイヤのオーバーヒートに苦しんでいた。タイヤが温度があまりに上がっていて、Q2とQ3に進出するのさえかなり難しかった。全てのアウトラップを本当にゆっくり走ったし、他のクルマ全てよりも遅かったけど、とにかく機能しなかった。最終セクターでタイヤが残っているかを確認するためにさらにゆっくり走ることに決めた。それが役に立った。コンマ4秒くらいペースを見い出すことができたし、なんとかQ2を突破することができた。Q3でも僕はアウトラップで最も遅いクルマだったけど、セクター3ではあまりにタイヤの温度が上がっていてタイムを失ってしまったし、その問題によっていくつかポジションを失ってしまったかもしれない。でも、レースは明日だ。ベストを尽くして周りのチームと戦っていく。そこにはマクラーレンも含まれている。フェルナンドは今日、素晴らしい仕事をしたね」

10番手:エステバン・オコン (フォース・インディア)

「再びQ3に進めてとても嬉しいけど、もっと高いグリッドを獲得できなかったことには落胆している。Q3のラップは、DRSを機能させずことができず、大きな妥協を強いられた。ボタンを押すのが早すぎて、DRSが開かなかった。それでパフォーマンスを失ってしまった。たぶんコンマ3秒くらい失ったし、それが大きな差を生んだ。その一方で、チームとして僕たちは2台揃ってトップ10内にいるし、重要なときに強さと一貫性を示すことができた。それは明日のレースにむけて励みになる。明日は良いスタートを切って、力強いファーストラップを決めることが重要だ。僕たちには良い結果を出すスピードがあると自信を持っている」