この2か月、いろんな事があった。先月、テレビで化学物質過敏症の報道があったが、以前この病気の人たちの集会に参加したところ全員(20人)がステをかなり長期使用していた事を知った。が、テレビではステのスの字も言わなかった。皮膚科の圧力下での報道は全く無意味だと思う。「原因は何なんやろう?」と首をひねるコメンテイターたちの姿が私には珍風景だった。
北斗さんが乳がんを一応克服してテレビに姿を見せたが、別人のように肌がきれいだった。やはり今は抗がん剤とステを併用させるんだと改めて知った。
ASUKA逮捕で、彼の被害妄想のさまを見て、ある五輪金メダリストを思い出した。昔、交流のあった人だが「私と知り合いだとは誰にも絶対言わないで!」と3分ごとに言う。誰が攻撃してくるかわからないから、と言う。この人の講演の時、現役時代の活躍の姿が載っている雑誌を友人に見せていたら「そんな事したら警察に逮捕されるよ!」と言って雑誌を取り上げ結局返してくれなかった。ネットに自分の悪口が書かれてないか毎日チェック。そのための弁護士も雇っているという(半世紀前の人を今の若者たちは名前も知らないと思うけど)。結局息苦しくなっておつきあいをやめたが、「あなたほど可哀想で気の毒で不幸な人はいない。私はずっと見守りたい!」と連日何時間も電話してこられ閉口した。薬とは無縁でも、繊細な人は生きるにはしんどい世の中なのだろう。確かに私もしんどくなる日があるが、どうにか1年生きてこれた事を感謝し、新しい年を迎えたい。
1年間読んでくださって有難うございました。よいお年を!