Ｈｏｔｅｌ Rwanda（ホテル・ルワンダ）

ちょっと前に見たのですが、なかなかどう書いてよいのかわからなくて
のびのびになっていました・・・

この映画は日本では公開されていないようですね・・・
絶対見たほうが良い映画の１本だと思うんです。
「シンドラーのリスト」「戦場のピアニスト」が公開されたなら、
この映画が公開されないという理由は無いと思うんです。

ルワンダの虐殺がなんで起きたのか・・・

去年の夏、この事件を国際裁判で審判するために調査をした弁護士に
出会いました。だから、私にとっては、とっても身近に感じられます。
そしてアフリカ人の友達も多いし・・・。

国際社会って一言で言いますが、何を基準に国際社会は動いているのか・・・
国連とは・・・？？
経済大国の参入のキーとは？？？

私は国際関係とか国際政治を専門にやっているわけではないので、
偉そうに語るほど知識が無いのですが、
かなり考えさせられます。

そして、ここに出てくるホテルも、その主人公も実在します。
そして、この話自体が実際の出来事を物語っていくんです。

ホテルの支配人ポールの内面の変化を良く見ることが出来ます。
そして、沢山の疑問もわいてきます。
どうして人はそんなに残虐になれるのか・・？？？
どうして人はそんなに憎しみをもてるのか・・・？？

映画のなかで最初にルワンダの惨劇をフィルムに収めたジャーナリストが
これを見たらきっと他の国は助けてくれるに違いないと希望を持つポールに言う
こんな台詞があります。
"After they see this, people are going to say `My God, that`s terrible` and
they go on　eating their dinners."
（このニュースを見た後、人々は「こりゃあひどい！！」って言うだろうね。
そういって、何事も無かったように普通に食事を続けるのさ）

事実だと思います。
安全な国で確かに自分もそうです。なんて冷たい事実だろうと思います。

内容は是非皆さんに見て、感じて欲しいので、これ以上書きませんが、
自分がそこに居たらどうするか・・・
アフリカはこんな火種を沢山もっている・・・
というアフリカ人の友達の言葉が身にしみます。

花火を楽しめないアフリカ人も多いそうです。
なぜならその音や光で爆弾を思い出すからだそうです・・・