銚子の続きです。
カモメを観察できるポイントについて簡単に説明しておきます。
■第1ポイントは波崎海岸 と 波崎漁港 です。
海岸線では景色は良いですが、鳥の数は少ないため波崎漁港だけでもいいと思います。
波崎漁港から波崎海岸方面の風景
どこの漁港でもそうですが、悪天候時にはオオハムやアビ、ウミスズメなども
漁港内へ避難してきます、
この日も、オオハムを港内で発見しました。(上記画像の左側の個体)
■第2ポイント はさきカモメ公園付近
利根川河口の防波堤
ここでは、防波堤で休んでいるカモメを観察します。
利根川水路にはカモ類も多く、以前ではハイイイロヒレアシシギ、クロツラヘラサギなども観察された場所です。
■第3ポイント 礁(いくり)付近
礁(いくり)という地名ではなく、魚料理店 「礁」という店付近がかもめ探鳥地となっています。
銚子市川口漁業協同組合前
利根川河口の中にある防波堤との距離も近く、数種類のカモメが勢ぞろいしているポイントです。
漁船の行き来もあります。
■第4ポイント 銚子第2漁港
第二卸売市場
市場や周辺の屋根にもカモメがたくさんとまっています。
■第5ポイント 千人塚
銚子第2漁港からは車で2-3分です。
ここでは、ミツユビカモメ と 防波堤下の岩礁にシノリガモを見ることができます。
ただし、少し遠いためスコープが必要です。
■第6ポイント 銚子第3漁港周辺
第3卸売市場
ここも波崎や他の漁港同様、漁船の周りにはカモメが群がります。
この中から、1羽ずつ識別していきます。 数が多くこれが結構たいへんです!(笑)
■第7ポイント その他、外川漁港や銚子マリーマ方面も面白いと思います。
以前は銚子マリーマで、コオリガモやクロガモ、芝生上ではムナグロ。
去年、外川漁港ではコクガン、近くの岩礁ではシノリガモ、クロサギなど
犬吠埼
去年、「キバラガラ」で話題になったのは犬吠埼近くの防風林でした。
銚子駅から銚子漁港の観察ポイントへ行くには、徒歩で数キロ歩かなければならないため、
できれば自動車での移動がおすすめです。
■確認できた鳥
カイツブリ、ミミカイツブリ、ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ、アカエリカイツブリ、オオハム、カワウ、ヒメウ、ウミウ、コサギ、クロサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、キンクロハジロ、スズガモ、クロガモ、ウミアイサ、トビ、オオバン、イソシギ、ユリカモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、シロカモメ、カモメ、ミツユビカモメ、ワシカモメ、カナダカモメ、モンゴルカモメ、ホイグリンカモメ(タイミルカモメ)、ウミネコ、キジバト、ヒバリ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、イソヒヨドリ、ツグミ、メジロ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソカラス、ハシブトカラス (漁港内でスナメリ)