鈴木良さんの教師修業の道

高校・国語教師の鈴木良治のブログです。日々、分析批評と討論の授業を探究しています。

7月の読書メーター

2017-08-05 17:43:31 | Weblog
7月の読書メーター
読んだ本の数:4
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真淵と宣長 - 「松坂の一夜」の史実と真実 (中公叢書)真淵と宣長 - 「松坂の一夜」の史実と真実 (中公叢書)感想
戦前の教科書にも取り上げられ、美談とされた「松坂の一夜」の真実を、文献を駆使してさまざまな角度から分析する。資料の使い方は学問的だが、歴史の一場面が眼前によみがえるようで読み物としても面白い。
【心に残った言葉】本書の第一の目的は、「松坂の一夜」が説話化するメカニズムの解明である。…第二の目的は、「松坂の一夜」の物語の相対化である。(12頁)
読了日:07月31日 著者:田中 康二
「ひとり」の哲学 (新潮選書)「ひとり」の哲学 (新潮選書)感想
日本の「ひとり」という概念を、親鸞と諭吉という二大モデルで深く分析・考察しながら、西洋の「個」「個人」との違いを思索する。
【心に残った言葉】そろそろそんな「個」の世界から脱出して、こちら側にこないか、そんな窒息しそうな「個」の壁を突き破って、もっと広々とした「ひとり」の空間に飛び出してこないか。(230頁)
読了日:07月30日 著者:山折 哲雄
京都の壁 (京都しあわせ倶楽部)京都の壁 (京都しあわせ倶楽部)感想
京都は千年の都、京都人の精神には日本人の原点がある。ちょっと怖いところもあるが、酸いも甘いもかみ分けてみたい。
【心に残った言葉】京都の雰囲気は京都に来てこそわかるもの。/京都の壁は、本来は京都だけではなく、日本の街には必ず存在いていた地域共同体の壁なのです。(201頁)
読了日:07月13日 著者:養老 孟司
空蝉ノ念-居眠り磐音江戸双紙(45) (双葉文庫)空蝉ノ念-居眠り磐音江戸双紙(45) (双葉文庫)感想
磐音ファミリーの連係プレーは素晴らしい。福岡からお杏さんが加わりさらに充実するか。鉄壁のスクラムで田沼父子にどう立ち向かうか。
【心に残った言葉】空蝉は老紅葉の幹から土に再び戻った。辰平は、河股新三郎が亡くなったことを悟った。(332頁)
読了日:07月10日 著者:佐伯 泰英

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