Back to Japan

続・Vermont 徒然。ここで何が出来るだろう。

再渡米を目指して

2012-07-11 15:32:02 | 日々徒然
ご無沙汰しております。

2009年に日本に帰国してからもうすぐ3年です。この夏より、思うところあり、米国で不整脈の研修をするために再渡米しようとしています。

帰国してから色々なことがありました。
日本の大学にて勤務させていただいたこと
次男が不整脈で入院したこと
東日本大震災が起こったこと
三男が誕生したこと
スカイツリーが開業したこと

これらの全てが僕が日本に帰国した理由と思っています。

日本でも様々な人との出会いがありました。先輩、友人、後輩から大きな刺激を受けることが出来ました。東京では中高の同期、大学の同期、先輩後輩に会う機会がとても多く、再会を楽しみました。お世話になった皆様にはとても感謝しております。

通常であれば、7月1日から研修開始、今は米国での仕事のペースに慣れるのに必死、と言う状況のはずでしたが…相変わらず、ビザ取得に関するプロセスで手間取っています。

きっと自分はビザ関係ではよっぽどついていないのでしょう。まあ、この可能性も込みで再渡米を目指しているのですから、これに心を折らずに目標に向かって邁進しようと思っています。

今後は再渡米がかなってから新しいブログを始めようと思っています。とりあえずそれまでは、さらばです。これまで不定期な投稿でしたが、時々見に来てくれていた方々、どうもありがとうございました。

Externship at USNH, Okinawa

2012-05-17 17:06:03 | 日々徒然
在沖縄米海軍病院でエクスターンとしての病院見学希望者を募っているとの事です。ご興味のある方はふるってご応募ください。

僕自身もエクスターンとして在沖縄米海軍病院に行き、海軍病院、沖縄の雰囲気に魅せられたものの一人です。今のところ沖縄に行く機会はありませんが、いつの日かまた沖縄に行ってみたいと思っています。

今年は沖縄が返還されて40周年の節目の年でもありますね。

xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx以下、転送xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx

今年も在沖縄米国海軍病院でエクスターンとして病院見学希望者を募っております。
詳しくは下記のホームページを参照してください。

夏季エクスターンシップについて
http://www.med.navy.mil/sites/nhoki/JapaneseInterns/Pages/extern.aspx
申し込み方法
http://www.med.navy.mil/sites/nhoki/JapaneseInterns/Pages/ExternApply.aspx
よくある質問と回答
http://www.med.navy.mil/sites/nhoki/JapaneseInterns/Pages/ExternFAQ.aspx

その他の質問はこちらまで(英語でお願いします)。
usnhokinawa.extern2012@gmail.com

滞在施設の提供や補助はできませんが、当院周辺の美浜、北谷、砂辺周辺では、比較
的安く利用可能なホテルや民宿があります(1泊2000-3000円~、6日間宿泊して1万円
程度です)。費用の面で心配な方は一度そういった宿泊施設のご利用もご検討下さ
い。

以下に、参考ページを載せておきます。
宿泊施設参考ページ
ザ・ビーチタワー沖縄(http://www.hotespa.net/hotels/okinawa)
テラスガーデン美浜リゾート(http://www.terrace-garden.com)
キャッツイン北谷(http://www.catsinn.jp)
民宿おやど(http://www.oyado-nangoku.com/)
美ら花(http://www008.upp.so-net.ne.jp/churahana/sharahana2.html)
ウィークリーマンション
http://www.weekly-mansion.com/okinawa/search/shousai.html?bukken_no=32046

5月

2012-05-08 10:45:55 | 日々徒然
気がつくともう5月になっていました。

最後の更新が3月なので、2ヶ月近く更新していなかった事になります。時が経つのは早いものです。

年度が替わったと言う事で僕の周りでも色々な変化がありました。

まず、病棟が終わったこと。3月末を以って病棟終了となりました。日本の大学病院での臨床に携わる機会を得られた事はとても有益だったと思っています。研修医の先生方と働く機会があり、そのうちの誰かにいい影響を与えられていたらいいなあと思っています。

4月には京都で行われたACP (American College of Physicians) Japan Chapterの学会に参加しました。学会会場では友人、以前からの知り合いに久しぶりに会うことが出来てとても楽しい時間を過ごす事ができました。また、学会自体もとても教育的な会で自分自身にとっても勉強になりました。京都では関西在住の高校の同期にも会うことが出来ました。また、駆け足ではありましたが、龍安寺、金閣寺を参拝する事が出来ました。龍安寺では石庭の前でたたずみ、桜を鑑賞し、金閣寺では高校の同級生とばったりと遭遇しました。高校卒業以来の再会でした。

4月後半には、Vermont時代の恩師を日本にお招きし、セミナーを開催してもらったりもしました。このセミナーも非常に刺激的なもので、僕自身もこれから色々な事をしなくては、という思いを強くしました。

今は5月。今月来月で、何とかリサーチのある程度の区切りをつけたいと思っています。

写真は龍安寺の石庭と桜です。「和」ですね。

最終講義

2012-03-18 10:11:00 | 医学&医療
3月は去っていく途中でしょうか。相変わらず時が経つのは早いものです。

この記事をたまたま目にしてからもうすぐ4ヶ月。

永井教授の最終講義が月曜日にありました。僕が医師になってから、「循環器内科」の教授といえば「永井先生」でした。これまで僕自身も節目節目で大変お世話になってきました。僕自身の進む方向に多大な影響を与えて頂いてきました。

最終講義。会場の臨床講堂はこれまで見たことのないくらいの混みようでした。基礎研究から臨床研究、歴史に至るまで様々な事に造詣の深い永井先生らしく、内容は多岐に渡っており、とても刺激的な講義でした。永井先生のこれまでの研究の軌跡も話されており、永井先生の研究の文脈、または背骨を垣間見る事ができた気がしました。永井先生のお話を伺うといつも感じる事ではありますが、やはり、これまでの歴史、先人の知を学ぶ事はとても大事な事だなあと再び思いました。

また、幸運にも、卒業以来一度も会う機会のなかった同級生にもばったりと会うことが出来ました。こちらも少しうれしく思いました。

永井先生の益々のご活躍を影ながらお祈りしています。

presentation skill

2012-02-24 17:40:58 | 医学&医療
2月も残すところあと数日となりました。

特に変わらず病棟業務をしています。

今月は外科に症例提示する機会が毎週あり、ある意味とても勉強になっています。

「症例提示(プレゼンテーション)の重要さ」を再認識させられています。

それぞれの症例の要点・情報を効率よく伝達するにはそのためのトレーニングが必要なようです。

もしかしたら日本の初期研修では点滴、(心、腹部)エコー、などの手技の習得に多くの時間が割かれていて、プレゼンテーションは2の次になっているのかもしれません。

僕自身はこれまで米国でトレーニングを受けてきて様々な場面で症例を提示する必要に迫られてきていたので、気づかないうちにプレゼンテーションのトレーニングを受けてきていました。患者さんの引継ぎを毎日する必要があり、その度に症例を提示する機会が生じ、引き継ぐ相手に自分の患者さんの事をしっかりと把握してもらう必要がありました。そのおかげで、少しは症例提示の「肝(きも)」もわかってきているようです。もちろん、僕自身も最初からそのように出来たわけでは決してありません。そして、まだまだ勉強中でもあります。

来月は少しでもプレゼンテーションで、やる気のある研修医の先生方のお役に立てればと思います。