今年は私にとって、まさに激動の年でした。
2年前の町議会委員補欠選挙に立候補して以来、共産党の県央地区委員会の副委員長として活動するかたわら今年の町議選に向けて予定候補者としての活動も並行して取り組んできました。当選して3か月余りですが、始めての貴重な経験を数多くさせていただきました。初めての議会一般質問(町ホームページから録画で観ることができます)は、大変緊張しました。その他、陳情に対する対応なども含めて反省することも多々あり、責任の重さを日々実感しているところです。
さて、今年は町政発足60年と言うことで、様々な記念行事が開催されました。その中で12月20日に開催された「若者たちの音楽祭」がありました。実は今から40年前、私もこのステージに立ったことがあります。当時もバンドブームで音楽活動するグループがいくつかありました。私も仲間とバンドを結成して一時、音楽活動を行っていました。多くの若者はお金もないし、発表する場に苦労をしていました。そこで、「町の文化会館でやらないか」と高校生から30代前後の若者に声をかけ実行委員会を作り、数回開催しました。始めて開催したときは物珍しさもあり535席の会場に400人前後が集まり大成功をおさめました。その後、年1回のペースで何度か行いました。相馬晴義町長(当時)、大矢喬教育長(当時)を招いて反核平和コンサートを開催したこともありました。そんなことを懐かしく思い出しながら、みなさんの演奏を楽しませていただきました。
今回、この音楽祭に私の娘の同級生が出演しました。「チナツさん」とても素晴らしい歌声でした。そこで私はこうした音楽祭を一過性にせずに毎年開催することを提案したいと考えています。町内には若者に限らず、地道に音楽活動を続けている方がいらっしゃいます。そうした音楽(文化)活動を町が後押しすることは大切なことだと思います。それは音楽を通じて様々な取組を応援している、あるシンガーソングライターの言葉に心打たれたからでした。「音楽はお腹の足しにはならないかも知れないが、それ(音楽・芸術・演劇など文化全般)を無くしたら人間は限りなく動物に近くなる」。たしか、こんな言葉だったと思います。・・・人間らしく生きる・・・これが私の座右の銘なのです。
写真はチナツさんと音楽祭フィナーレ。来年も若者が輝く年に!