みちのくの山野草

みちのく花巻の野面から発信。

経埋ムベキ山(11/18、六角牛山、早池峰山)

2016-11-20 08:00:00 | 経埋ムベキ山
 高瀬露(小笠原露)の墓参後、かつて澤里武治が、そして次に入れ替わるようにして高瀬露も勤務した上郷小学校が比較的近くにあるので、上郷を訪れてみた。そこから、経埋ムベキ山の六角牛(ろっこうし)山そして早池峰山が今の時期どう見えるのかを知りたかったからだ。
《1 上郷の六神石神社鳥居》(平成28年11月18日撮影)

その足元には、
《2 六角牛山の石碑》(平成28年11月18日撮影)

《3 馬魂碑》(平成28年11月18日撮影)

《4 牛馬供養塔》(平成28年11月18日撮影)

《5 庚申塔も》(平成28年11月18日撮影)

《6 》(平成28年11月18日撮影)

この鳥居をくぐるとそこからは
《7 六角牛山》(平成28年11月18日撮影)

 文語詩〔盆地に白く霧よどみ〕の下書稿㈠は、
   そこは盆地のへりにして
   稲田はせばく水清く
   藻を装へる馬ひきて
   ひとびと木炭ととのふる

   東は仙人六角牛
   洞に水湧き雲湧きて
   南なだらの高原に
   黄金の草こそ春は鳴れ

   そこに五つの窓もてる
   宿直かねし教室の
   やどり木つけし栗の木の
   うちめぐらして建てるあり

   とは云へなれがそのひとみ
   かしこに朽ちんすがたかな
   いざかしこにてさびしさを
   青空にこそ織りて来よ
              <『校本宮澤賢治全集第五巻』(筑摩書房)341p~より>
となっているが、さて賢治はどこから六角牛を東に見たのだろうか。

 近くの原っぱには
《8 牧草のロール》(平成28年11月18日撮影)

《9 》(平成28年11月18日撮影)

 なお、この近くからは
《10 早池峰山がこう見える》(平成28年11月18日撮影)

遠野時代の露は、
   君逝きて七度迎ふるこの冬は早池の峯に思ひこそ積め
   <『イーハトーヴォ第四號』((菊池暁輝編輯、宮澤賢治の會)より>
というよう、」即ち亡き賢治のことを偲びながら早池峰山を詠んでいる。

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◇ 拙ブログ〝検証「羅須地人協会時代」〟において、各書の中身そのままで掲載をしています。
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