みちのくの山野草

みちのく花巻の野面から発信。

下根子桜(10/16、ごまざいの毛)

2016年10月16日 | 下根子桜八景
 本日(10月16日)下根子桜の賢治詩碑を訪れた。高台から下に降りてみたならば、
《1 》(平成28年10月16日撮影)

《2 「ごまんぜぁ」だ》(平成28年10月16日撮影)

《3 つまりガガイモの実》(平成28年10月16日撮影)

《4 「ごまざいの毛」だ》(平成28年10月16日撮影)

《5 柔らかそうな毛だ》(平成28年10月16日撮影)

今まで、この附近にガガイモがあるにはあったが、その実をこの場所では見たことはまだなかったのだが、何とここにもあるではないか。ここのガガイモの実(『花巻ことば集 せきざくら』(花巻市教育委員会)によれば、「ごまんぜぁ」「ごまんじぇぁ」)は他の場所のそれとは代えがたい。

 「鹿踊りのはじまり」にあった、あれ
 四番目の鹿が出て行きました。これもやっぱりびくびくものです。それでもすっかり手拭の前まで行って、いかにも思い切ったらしく、ちょっと鼻を手拭に押おしつけて、それから急いで引っ込めて、一目さんに帰ってきました。
「おう、柔やっけもんだぞ。」
「泥どろのようにが。」
「うんにゃ。」
「草のようにが。」
「うんにゃ。」
ごまざいの毛のようにが。」
「うん、あれよりあ、も少し硬こわぱしな。」
「なにだべ。」
「とにかぐ生ぎもんだ。」
「やっぱりそうだが。」
「うん、汗臭あせくさいも。」
「おれも一遍ひとがえり行ってみべが。」
              <『注文の多い料理店』(宮澤賢治著、角川文庫)150p~より>
だ。

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《鈴木 守著作案内》
◇ この度、拙著『「涙ヲ流サナカッタ」賢治の悔い』(定価 500円、税込)が出来しました。
 本書は『宮沢賢治イーハトーブ館』にて販売しております。
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 まず、葉書か電話にて下記にその旨をご連絡していただければ最初に本書を郵送いたします。到着後、その代金として500円、送料180円、計680円分の郵便切手をお送り下さい。
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 ☆『「涙ヲ流サナカッタ」賢治の悔い』                  ☆『宮澤賢治と高瀬露』(上田哲との共著)

 なお、既刊『羅須地人協会の真実―賢治昭和二年の上京―』、『宮澤賢治と高瀬露』につきましても同様ですが、こちらの場合はそれぞれ1,000円分(送料込)の郵便切手をお送り下さい。
 ☆『賢治と一緒に暮らした男-千葉恭を尋ねて-』        ☆『羅須地人協会の真実-賢治昭和2年の上京-』      ☆『羅須地人協会の終焉-その真実-』

◇ 拙ブログ〝検証「羅須地人協会時代」〟において、各書の中身そのままで掲載をしています。
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