やりたいことは、やり残したことだ。

興味あることを思いつくまま書いてる。

佐瀬稔さん

2016-10-10 15:25:37 | 日記

自分が最初に佐瀬さんを知ったのは、ボクシング雑誌に不定期に

連載されていた「感情的ボクシング論」というコラムだった。

自分は当時高校生でボクシングが好きになり始めの頃だった。

最初は、変わったことを書く人だなと思った。

でも読んでいくうちにその独特な文章に引き込まれていった。


たしかその頃だったと思うが、著書「金属バット殺人事件」を読んだ。

1980年に神奈川県で起きた、予備校生が両親を殺害した事件だ。

この本での佐瀬さんは、淡々と当時の背景や事件の経過を辿ってレポートしている。

この事件当初は自分は小学生だったので、そういう事件があったことを

なんとなく知っている程度だった。

ただなんとなくこの本を買ってみたのだが、読んでいくうちに意外な事実に

引き込まれて読むことになる。

加害者の子供と被害者の両親との話の食い違い、意思の噛み合ってなさが印象的だった。

そしてしばらくして「うちの子が、なぜ!」を読んだ。

これは1989年に起きた女子高生コンクリート詰め殺人事件を書いている。

この事件も衝撃的な事件で、当時のワイドショーでも取り沙汰されていて

この時は自分も高校生だったのでよく覚えている。

この本でも著者は淡々と事件の背景、経過を辿っている。

一つ一つ順を追って経過を辿っていくことで、見えてくるものがある。

自分はカウンセリングを受けたことがあるが、佐瀬さんの分析の仕方は

臨床心理士の対話の進め方に似ていると思う。

どちらも衝撃的な事件なので、その犯行自体に目がいってしまいがちだが、

どちらの事件も加害者の親子関係の希薄さが印象的。

親が子を見ていないという。
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