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ジュリアン・ジャクソン

2017-05-24 11:49:56 | 日記

元ジュニアミドル、ミドル級チャンピオン。

現役当時は言わずと知れた屈指のハードパンチャーだった。

世界初挑戦は1987年WBAのマイク・マッカラム戦。

1回左フックで王者をぐらつかせるも2回、逆に左フックで

ダウンを奪われた後ラッシュされストップ負けを喫した。

2回で試合は終わるが内容の濃い試合だった。

翌年同じWBAの王座決定戦で白仁鉄に勝ち王座を獲得する。

この試合では白を3回に倒すまで、珍しく足を使ってボクシング

していた。白を警戒していたのだろうか?

このタイトルの防衛戦ではテリー・ノリスを右フック1発で倒している。

1990年、WBC王座決定戦でへロール・グラハムと対戦し

これまた右フック1発で倒す。

ジャクソンの最大の武器は左右のフックだ。

長身のスリムな体型をしているが、完全なファイタータイプ。

ジワジワと相手に接近して強打を打ち込む分かり易いスタイルだ。

身体は固く打たれ強くない。

何回か防衛するが1993年、新倒し屋のジェラルド・マクラレンの挑戦を

受け5回TKO負けを喫する。

この試合はお互い強打を振るう見応えある試合だった。

マクラレンとは再戦するが今度は1回でTKO負けをしてしまう。

その後1995年に再び王座に返り咲くが、初防衛戦でクインシー・テーラー

に8回TKO負けをしてしまう。

ジャクソンの試合はいつも倒すか倒されるかで面白かった。

ジャクソンのパンチを受けた選手は、体を硬直させるほどそのパンチは

強力だった。

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