すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

中越沖地震から10年の新潟県議会と原発と

2017年07月17日 | 地震・原発

先ず、15日の「平和展」についての補足です。主催は上越市共生まちづくり課で、今年は「銃後」がテーマで戦場に兵士を送り出し、残された人々の生活を取り上げた資料展示です。会場では「長崎原爆写真パネル展示」や、「直江津捕虜収容所での悲劇のパネル」で、戦争の悲惨が伝わってきます。

さらに国内の捕虜収容所について、糸魚川市(旧西頚城郡青海町)のデンカ青海工場内に、1944年(昭和19年)5月12日に捕虜収容所が設置され、542人が収容されていたことが記されていました。また市民の戦争体験文集や、昨年の広島平和記念式典に参加した中学生の感想文もパネルで紹介されているので、糸魚川市の「平和都市宣言」と比べながら、上越市担当課の企画力の高さに感心するばかりです。

ところで14日の新潟県議会6月定例会最終日で、自民県議7人から「憲法改正議論の推進を求める意見書」が提出されました。代表して小島隆県議は「国際情勢も緊迫度を増しており、自衛隊は違憲、憲法9条改正は反対などとのん気にお題目を唱えている場合ではない」と述べました。

これに対して、未来にいがたの池田千賀子県議は、アベ首相の強引な政権運営が国民の不安を招いていると指摘し、「憲法は国家権力の暴走から人権を守るものだ」と改憲反対を訴えました。ところが「人権より命だ!」とヤジが飛び、意見書案は賛成多数で可決されました。残念なことに後になって県議会HP(第10号発議案 憲法改正議論の推進を求める意見書)で、糸魚川選挙区の中村 康司県議が7人の提出者の一人として名を連ねていることを知りました。

15日夜、米山知事はフェースブックで『意見書は議会が決めるものですが、討議中の「人権より命だ!」のヤジは残念でした。勿論死んで花実は咲きませんが、人は時に自由等の人権の為に命をかけます。我々は人権ある命を守るべきなのであり、命を守る事は人権を失ってよい理由にはなりません。』と・・・。

昨16日は、15人が犠牲になった新潟県中越沖地震から10年です。最大震度6強の地震により、柏崎刈羽原子力発電所は大きなダメージです。県議会で「人権より命だ!」とヤジる県議らは、その原発事故で県民の命と未来までもが脅かされることに、日頃どう向き合っているのかと素朴な疑問です。

15日夜からの雨で、ご近所の畑の夏野菜やヒマワリも一段と元気です。写真の左手前には差し上げたレモンの木が植えられて、窮屈な鉢植えとは違い伸び伸び成長し葉がたくさん茂っています。そして北陸地方の梅雨明けは、まだかと気象情報が気になる毎日です。

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