永源 遥死す

グルメ記事が続き、大事な記事の掲載が遅れてしまいました。
それは、１１月２８日に元プロレスラーの永源　遥氏が亡くなったことであります。
大相撲力士から、昭和４１年東京プロレスに入団。
以後、日本ー新日本ー全日本ーノアで、レスラー人生を全うしました。
日本プロレス・新日本プロレスでは、地道に前座・中堅レスラーとして活躍しています。
私は、昭和５４年（１９７９年）４月に、伊那勤労者福祉センターで、永源選手の試合を見ています。
新日本プロレス・第２回ＭＳＧシリーズに、シリーズ参加選手として来伊していました。
当時は、ストロングスタイルでしたね。
昔の資料を見てみると、永源選手にサインも貰っています。
今のように、グッズを買わないと、サインを貰えないという時代ではありませんでした。
気軽に、中学生の私にサインを書いてくれました。



時は進み、平成２年（１９９０年）８月の全日本プロレス・サマーアクションシリーズＰＡＲＴ２。
ユニー伊那店駐車場で、全日本伊那大会が開催されました。
既に、永源選手は中年の域。
大熊元司・渕正信らと悪役商会を結成していました。
伊那大会では、ジャイアント馬場・ラッシャー木村のファミリー軍団と対戦。
永源選手のパートナーは大熊。
木村はマイクパフォーマンス。
永源選手は、ツバ飛ばし攻撃。
この峠を過ぎたレスラーたちのテレビでも有名な“おふざけ”が楽しかったです。
馬場・木村・大熊・永源---みんな故人となってしまいました。





ノアに移ったあとは、重役兼レスラー。
地方の有力者や政治家・スポーツ選手・芸能人との人脈はプロレスラー１と言われていました。
平成１８年（２００６年）６０歳で引退。
永源選手は、いつまでも若々しくて、長生きするんだろうなぁと思っていました。
ところが、サウナで倒れて、急性心筋梗塞で逝ってしまったそうです。
また１人、昭和のプロレスラーがいなくなってしまいました。


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