座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市に鎮座致します。鈴鹿明神社の「社務日記」です。神事や日々の様子、出来事、神社の豆知識をお知らせ致します。

鈴鹿明神社の御神紋

2017年04月26日 17時01分26秒 | 神社知識・作法・歴史

本日、お祭りの結びに行う神酒拝戴のための土器(かわらけ)をおろしました。

お祭りの後に神様にお供えしたお酒に口をつける…神社においてはよく行われる事ですが、これには“神様の御力を分けていただく”という意味があります。 お祭りによっては多くの方のご参列がありますので、気づかぬうちにかわらけが減ってしまっていたようですね。

ところでかわらけの中央には一つの文様、当神社の御神紋である『祇園守紋(ぎおんまもりもん)』が刻まれています。

浮彫になっているのが見えるでしょうか

家に『家紋』があるように、神社にも『神紋』と呼ばれるものがあります。

ゆかりのある一族と同じ紋という神社もあれば、神社以外にはあまり使われないような紋を持つところもあります。 当神社の祇園守紋は後者に当たるでしょうか。

下に示したのが祇園守紋で複雑な形をしていますが、伝えるところによると真中の交差した巻物が『御守』を表し、その周りに威儀物として『蛇の目』『雲』『銀杏』『鎌』が描かれていると言います。

祇園守は京都祇園の八坂神社の御守の事で、この鈴鹿明神社は八坂神社と同じく素戔鳴尊をお祀りしている事から、その御縁で祇園守紋を使用しているものと考えられます。

当神社に限らず本殿や参集殿、境内の色々な場所に御神紋は配されています。 デザインもさることながら、歴史の古い紋も多く調べるととても興味深いものです。 神社にお参りの際は少し気にして見てみてはいかがでしょうか。


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藤の花

2017年04月25日 14時43分26秒 | 境内の様子

風がやや強いものの暖かい日差しが降り注いで気持ち良い日となっています。

これだけ暖かくなって日中の気温も20度位までに上がってくると散策に出掛かる人も多くなってきて朱印の件数も増えてきます。

午前中は座間市内の小学生がこの周辺の散策を兼ねて境内で昼食をしていました。

春の落ち葉は際限がなく落ちてきて掃いても掃いてもすぐに元通りになってしまいます。

黄緑の青葉も出て境内がより明るく感じられます。

鳥居の近くに藤棚があるのですが、なかなか綺麗に咲いてくれません。

周りの木々のせいで日が当たりづらいのが原因なのかもしれませんが綺麗に咲いてくれません。

花が咲き終わったら少し周りの木の枝を払ったりしてみたいと思っています。

いずれは地面に花の房が下がってくるようにしたいと思っています。


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初夏の趣

2017年04月24日 15時41分14秒 | 境内の様子

たった10日ほどの内に桜の季節から新緑の季節へと変わり、風はまだ冷たいものの陽射しにはもう春以上のものを感じます。

境内ではこの間頭を見せていた筍が目立って大きくなってきました。

竹は一日で10cm伸びることもあると言われます

調べると、筍はもう夏の季語なのだそうですね。 神主は屋外で物事をすることも多いのですが、暖かさを増していく今頃が一番体を動かしやすい時期です。

ただ過ごしやすさを味わうだけでは夏のお祭りの時期に蔓延った雑草と格闘する事になりますので、その点気を抜かずに見て参りたいと思います。


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平成29年度 鈴鹿明神社氏子青年会定例総会 開催

2017年04月23日 18時11分09秒 | 氏子青年会

本日16時より、鈴鹿明神社氏子青年会の定例総会が開催されました。

昨年4月10日の設立総会を以て発足した会ですので、本会が2回目の総会となります。

開会前、正式参拝の様子

正式参拝後、参集殿にて総会が開かれました

15名の会員の出席をいただき、総会は無事執り納める事ができました。

氏子青年会は“神社祭事を通じ伝統文化の継承に寄与する”事を目的に発足された会です。 神社もこれから夏のお祭りに向けて動き始める頃ですが、またご一緒にご奉仕できれば幸いです。

本日は誠にご苦労様でございました! これからも宜しくお願い致します。


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境内色鮮やか。

2017年04月22日 12時52分01秒 | 境内の様子

今日は曇り空。空気もヒンヤリ。18度位の気温は平年並みというところでしょうか。

土曜日で隣の農協では年に一度の農業祭という事もあって参拝に見える方は皆さん野菜をお持ちです。

御朱印を求めてこられる方も多く、こちらは座間を散策されている方でしょうか。

桜や牡丹が終わり今はつつじが咲き始めています。

色とりどりのつつじ。

これらの花を見るこれはつつじなのかさつきなのか迷いますが、たぶん全てつつじだと思われます。

葉の形、花の大きさなど様々ですが、葉の特徴や開花時期などを勘案するとつつじではないかということです。

つつじが咲き始めるとシャクナゲなども次々と咲いてきます。


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社務所の仕事を習う

2017年04月21日 17時11分15秒 | 境内の様子

この4月から新しい神主が奉職しています。

本人にとっては大変な時期ですが、今は細かい仕事を含め全てが勉強・練習になるかと思います。 今日は祭式作法の練習と並行して社務所の仕事を指導しました。

榊から枝を切り出し葉を拭き…という中にも要点があります

写真にあるのはお祭りで使う玉串の奉製ですが、これ以外にも御祈祷の受付、授与品の数の管理、電話でのお問い合わせに答える事や各種備品の発注など、行う事は多岐にわたります。

“家事を覚えるのに似ている”と言われる事もありますが確かにその通りで、慣れるまではあれもこれもと圧倒された気分になるかもしれません。

ただ覚えてしまえば実際には皆で協力・分担して行う仕事です。 少しずつでもしっかり習い、一緒にご奉仕できるようになればと願っています。


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鐘撞堂の手すり奉納

2017年04月20日 16時37分13秒 | 境内の様子

今日は昨日までと違って気温も20度位と過ごしやすい日和となっています。

しかしながら昨日まで風が強く吹いていたので落ち葉が多く、境内清掃はかなりの時間を要しました。

 

当社の境内には神仏習合の名残として鐘撞堂があります。

第2次世界大戦中は鉄等の金属が不足してこの鐘が供出されるという出来事がありましたが、戦後氏子の皆様の御厚志により再び奉納されたという歴史ある鐘です。

ちょうど腰の高さほどの土台の上に鐘楼が載っている形になっていますが、今回有り難くも安全のための手摺りを御奉納いただきました!

真新しい手摺り。次の日曜日から元通りに撞けるようになります

この鐘は8月6日と9日の原爆投下の日、また8月15日の終戦記念の日に神職が鳴らしますが、それ以外の時は参拝の方が自由に撞けるようになっています。

塗装の関係で次の土曜日一杯まで触らない様にとの事でしたが、今日の手摺りで安心が増しましたので、近所の御迷惑にならない範囲でこれからもお参りの際に撞いていただければと思います。

ご作業されました職人の皆様も、本日は誠にありがとうございました!


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座間市大凧まつり

2017年04月19日 11時18分51秒 | その他

毎年5月4日、5日に開催されている座間市大凧まつりが今年も行われます。

場所は相模川グランド(座架依橋上流)時間は午前10時より午後4時まで(雨天中止)。

小田急線相武台前駅よりシャトルバスが会場まで運行されるとの事。

詳細は座間市観光協会ホームページをご覧下さい。

境内の桜も昨日の大風でほとんど散ってしまいましたが、他の花が次々と咲き始めています。

これはオガタマノキです。

淡いピンクの可愛らしい花です。

天照大御神が天の岩屋に御隠れになった際に天鈿女命(アメノウズメノミコト)がこのオガタマノキを盛って踊ったという説もあります。

又、榊の育たない場所では榊の代わりに玉串として用いる神社も。

境内にはこれによく似たカラタネオガタマという木もあり、この木は花の綺麗さよりも香りの良さがあります。

オガタマノキは鳥居前向かって左側、カラタネオガタマは神輿庫隣の参道右側にあります。

ご来社の際はぜひご鑑賞下さい。


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大風過ぎて

2017年04月18日 14時57分49秒 | 境内の様子

昨晩は大変な雨風でした。 本殿の開門の時間にはすっかり晴天へ変わりましたが、満開を越えた桜の花はほとんど散らされ、境内の風景も一変してしまいました。

早朝の本殿

花の季節から新緑の季節へ

実は先週より職人さんへ依頼をして、境内の各所で枝下しや竹柵の新調をしていただいています。 あれほどの風だったのに今朝目立った落ち枝が無かったのは、そのおかげかも知れません。

季節の変わり目…はもう過ぎたと思っていましたが、しばらく不安定な天気が続くようです。 皆様もこの時期体調には十分お気をつけてお過ごしください。

専門の方でしかできない所も


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平成29年 入谷諏訪明神例祭 斎行

2017年04月17日 16時02分41秒 | 兼務神社

本日11:00より、座間市入谷鎮座の兼務神社『諏訪明神』において例祭が斎行されました。

この鈴鹿明神社から座間駅に向かう途中の“梨の木坂”の坂下に鳥居がありますので、通る方々には御祭礼の提灯が掲げられているのが見えたかもしれません。

諏訪明神の御祭神は『建御名方神(たけみなかたのかみ)』という神様です。

神話によると天皇家の御先祖たる天孫が日本に降り立つ際、出雲を治めていた大国主命の二人の息子の内この建御名方神が反対をした、その後天孫の御使いである武甕槌神との力比べに負けた建御名方神は、今の長野県諏訪湖のほとりまで逃げて降参した、とあります。

その話が長野県諏訪大社の御由緒となっているのですが、今日例祭の行われた諏訪明神をはじめ、特に関東には多く諏訪社がお祀りされていると聞きます。 負けた神様と記されながらこれほどの崇敬を集めているのには、知られざる訳があるのでしょう。


今日は天気が荒れるという話でしたが昼を過ぎても穏やかな空模様で、例祭は恙なく斎行することができました。

これも御神徳というものでしょうか。 大御蔭をいただいての、氏子の皆様方のご安寧とご健勝をお祈り申し上げております。


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虹始見(にじはじめてあらわる)

2017年04月16日 14時10分22秒 | 境内の様子

今日は朝から強い陽射しが注ぎこみ、気温も夏日になるようです。

天気も周期的に変わり、明日の夕刻から明後日にかけては雨が予想されています。

今月の14日~19日迄の72候では、虹始見(にじはじめてあらわる)という時期だそうです。

緑が濃くなって空気が潤うと虹を見る機会が増えてくるそんな意味合いでしょうか。

春本番の暖かさになると虫や動物が活発に活動し、木々は花を咲かせ実を膨らませてゆきます。

神池の亀も競うようにして甲羅干しをしてます。

2月に咲いた梅は実をつけこの大きさまで膨らんでいます。

この木はまだ実が多く付いていますが、今年は比較的実の付き具合が悪いようです。

今度の雨も爆弾低気圧の影響でまとまった雨になるのと強い風が予想されているので、なっている梅の実にも少なからず影響がありそうです。

天気の良い日でも丹沢山系の山々が霞んで見えるのも空気中に湿度が多くある証拠とのこと。

季節が廻るといつも見る風景も違って見えるものです。


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平成29年 新戸白山姫神社例祭斎行

2017年04月15日 16時18分41秒 | 兼務神社

本日10時より、相模原市南区新戸に鎮座されます白山姫神社の例祭をご奉仕致しました。

白山姫神社は祭事の際に鈴鹿から神職が行ってご奉仕をする“兼務神社”という関係に当たります。 例年通り無事に神事を執り納める事ができました。

祭典前の本殿

午後には奉納演芸等も予定されているようです

この白山姫神社の御祭神は『菊理比売命(くくりひめのみこと)』『伊佐那岐命(いざなぎのみこと)』『伊佐那美命(いざなみのみこと)』の三柱の神々です。

“白山”とは加賀の御前峰・大汝峰・別山の山々を総称した呼び名で、古くから神体山として崇敬を集めていました。 少なくとも平安時代には既に、御利益を求め多くの人が登拝していたと言われています。 新戸の白山姫神社は創建年代不詳となっていますが、その信仰の広さゆえに遠く離れたこの郷でも御社が建てられたのでしょう。

今日は晴天ながら大変風の強い日になりました。 早朝からのご準備、皆様誠にご苦労様でございました! これからもその御加護をいただいて、健やかにお過ごしになられます事をお祈り申し上げております。


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桜吹雪。

2017年04月14日 15時22分51秒 | 境内の様子

今日も晴て日差しがあるものの風が思ったより冷たく時より強く吹いたりもするので体感的にはあまり暖かさを感じないそんな一日です。

いつの間にか満開を迎えたソメイヨシノなどの桜の花も強い風にさらされて花びらを散らしています。

今週末が最後の花見ですね。

風に流されて水溜りの様に集まります。

土曜、日曜は晴れのようですが、週明けはまた雨予想。

開いている花はすべて散ってしまいそうです。

散る花もある一方開花を迎えた花もあります。

牡丹です。

風格があり一輪のみですが、十分見ごたえがあります。

暖かくなると次々と花が咲き、新緑が境内を染めてゆきます。

明日は月次祭です。境内を始めその準備も進めています。


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神棚の祀り方

2017年04月13日 16時17分55秒 | 神社知識・作法・歴史

神棚と御札の取り扱いについてはよくご質問を受けるのですが、先日少し踏み込んだご質問をいただいたのでこちらにも記しておきたいと思います。

“神棚の正面の扉は開けておいた方が良いのですか?”

 →基本的には閉めたままで大丈夫です。 どの神社でも御神体の納められている一番奥の扉は閉めたままにするのが慣わしです。 しかし御札がその神社に通じる「しるし」であると考えるならば、見えるように開けておくのも間違いではありません。

“神棚の御札には薄い紙がかかっている事が多いが取った方が良いのですか?”

 →御札にかかっている薄紙は昔御札を白紙に包んでお渡ししていた名残ですので、取るのが本来の作法です。 ただし直接中の御札に触れるのが畏れ多いとして、外さずにお祀りされる方も多くいらっしゃいます。

“神棚と仏壇は同じ部屋に置いても良いのですか?”

 →同じ部屋に置いて大丈夫です。 ただ神棚と仏壇が真っすぐ上と下、あるいは向かい合わせになる配置は避けるべきとされています。

“神棚を新たにお祀りする際や別の家にお移しする際にお祓いをしなければいけませんか?”

 →神主をお呼びになるのなら、きちんとその旨祝詞でご奉告をし丁寧にお祭りをさせていただきます。 しかし特別な事をできなくとも、ご家族で掃除をして神棚を設え、神社と同じように二礼二拍手一礼でお参りをなさるならそれだけでも大丈夫です。

 

神棚のお祀りの仕方は社頭の説明書きにもありますが、ご不明な点があればお気軽にお尋ね下さい。


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新緑と落ち葉

2017年04月12日 15時36分21秒 | 境内の様子

昨日の冷たい雨も上がり快い晴天…とはなりましたが、雨天で掃除ができなかった分境内には落ち葉がたまっています。

秋ほどではありませんが今は葉の生え変わりで落ち葉が増える時期。 桜の花が落ちるだけならば綺麗なのですが、惜しい事です。

特に今葉を落とすのが本殿に向かって右側に植わっているスダジイの木です。

椎茸の原木になる椎(しい)の木の一種で、高さ20m程にまで育つ大木です。 堅果は食用、木は建材にもなりますが、防火樹として寺社に植えられることの多い木でもあります。

落ち葉の無い季節は真冬の少しの間だけですので、手を抜かずに清掃を続けたいと思います。


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